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【伝奇】東京ブリーチャーズ【TRPG】 [無断転載禁止]©2ch.net (285レス)
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234
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尾弐 黒雄
◆pNqNUIlvYE
2017/02/02(木)00:01
ID:/PrPsy7k(3/5)
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234: 尾弐 黒雄 ◆pNqNUIlvYE [sage] 2017/02/02(木) 00:01:49.54 ID:/PrPsy7k 「ったく、無茶しやがって……あいよ、了解だ大将」 尾弐は、那須野が無事にコトリバコの怪異を往なした事を確認すると、 その無茶な行動に対して苦々しい表情を浮かべたが……けれど、それを止める事はせずに、那須野の指示に対して是と答える。 それは、長い付き合いであるが故の、尾弐からの那須野への信頼であると言えよう。 頭脳労働担当である那須野が『囮となる事が出来る』と言った以上、それは可能な事なのだろうと、尾弐はそう判断したのである。 >「何考えてんだこのキツネ仮面がぁ! いきなり目立とうなんて思わなくていいから!」 だが、それはそれとして那須野の行動が無茶な事には変わりない。 尾弐が知る限り、彼の探偵は荒事向きではない為、ノエルが心配するのもまた当然と言えよう。 「そう思うなら、さっさとアレをどうにかしようぜ色男。 目立つ間もなく凍らせて砕いてかき氷みたいにすりゃあ、那須野の出番も無くなるだろ」 故に、尾弐はノエルの言動を否定する事も肯定する事も無く、 ただ、コトリバコの異形へと近づくと右腕を振りかぶり―――― 「うおっ……!?」 しかし、拳を当てるその直前。ボコリと異形の赤ん坊の皮膚が盛り上がったのを見て、尾弐は後ろへ大きく跳躍し距離を取った。 そうして距離を取ってから見てみれば、先ほどまで尾弐が立っていた場所に濁った水溜りの様な物が出来ており ――――その水溜りが、煙を上げてアスファルトを溶かしていた。 「おいおい……触れたらアウトかよ。面倒くせぇ仕様だな」 尾弐と同じくコトリバコの溶解液の特性を見抜いたと思われる祈が攻撃を中断し、店舗の中へ入って行くのを横目に捕えながら、尾弐はそうぼやく。 幸い、今はノエルが氷による遠距離攻撃を放っている事でコトリバコの動きは封じられているが……それも長くは持たないだろう。 >「ボ、ボクは非戦闘員ですから……体力には自信がないんです、お早めに……お願い、します……よっと!」 端的に言うのであれば、囮役を果たしている那須野の体力が限界だからである。 >「クロちゃん、祈ちゃん、前お願いね! みんな武器出して! そーおれ!」 「なぁ……もっとこう、気合の入る掛け声にできねぇのかソレ。あと、ムジナの女装を推すのは止めろ。 想像しただけでさっき食った魚肉ソーセージ全部吐きそうだ」 恐らく、囮としての那須野はあと何分も持たない……故に、決着を早期に付けるべく、尾弐は道に設置されていた 一時停止の道路標識を右手で掴むと、地中深くに埋め込まれ固定された其れを、まるで雑草か何かの様に軽々と引き抜いた。 直後、その道路標識に掛かるのは、気の抜ける掛け声で放たれたノエルの術による強化。 呪氷を纏った道路標識はまるで巨大な金棒の様な形状と化し、それを右腕に持つ尾弐は、 コトリバコの怪物に向けて氷の棘を纏う道路標識を――――何の躊躇いも無く、横薙ぎに払った。 人外の膂力を持って放たれたその攻撃は、風切り音と共にコトリバコの怪物の頭部へと向かう。 それは、そのまま直撃すれば石畳に落ちた柘榴の様に怪物の頭を破砕できる一撃である。だが 「ちっ、その巨体でなんて速度してやがる」 尾弐の一撃を、コトリバコの化物は恐るべき速度で首を後ろに引く事で回避して見せた。 それでも完全には回避出来なかったのか、尾弐の一撃は怪物の下顎の一部を吹き飛ばし、 肉片を壁のオブジェと化す事に成功したのだが…… 「……オーケー、この程度はダメージの内に入らねぇってか」 尾弐の与えた傷は、傷口から小さな手足が無数に生え、蠢き結合する事で塞がってしまった。 コトリバコの特性を目の当たりにした尾弐は、再度道路標識を構え―――― http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1480066401/234
ったく無茶しやがってあいよ了解だ大将 尾弐は那須野が無事にコトリバコの怪異を往なした事を確認すると その無茶な行動に対して苦しい表情を浮かべたがけれどそれを止める事はせずに那須野の指示に対して是と答える それは長い付き合いであるが故の尾弐からの那須野への信頼であると言えよう 頭脳労働担当である那須野がとなる事が出来ると言った以上それは可能な事なのだろうと尾弐はそう判断したのである 何考えてんだこのキツネ仮面がぁ! いきなり目立とうなんて思わなくていいから! だがそれはそれとして那須野の行動が無茶な事には変わりない 尾弐が知る限り彼の探偵は荒事向きではない為ノエルが心配するのもまた当然と言えよう そう思うならさっさとアレをどうにかしようぜ色男 目立つ間もなく凍らせて砕いてかき氷みたいにすりゃあ那須野の出番も無くなるだろ 故に尾弐はノエルの言動を否定する事も肯定する事も無く ただコトリバコの異形へと近づくと右腕を振りかぶり うおっ!? しかし拳を当てるその直前ボコリと異形の赤ん坊の皮膚が盛り上がったのを見て尾弐は後ろへ大きく跳躍し距離を取った そうして距離を取ってから見てみれば先ほどまで尾弐が立っていた場所に濁った水溜りの様な物が出来ており その水溜りが煙を上げてアスファルトを溶かしていた おいおい触れたらアウトかよ面倒くせぇ仕様だな 尾弐と同じくコトリバコの溶解液の特性を見抜いたと思われる祈が攻撃を中断し店舗の中へ入って行くのを横目に捕えながら尾弐はそうぼやく 幸い今はノエルが氷による遠距離攻撃を放っている事でコトリバコの動きは封じられているがそれも長くは持たないだろう ボボクは非戦闘員ですから体力には自信がないんですお早めにお願いしますよっと! 端的に言うのであれば役を果たしている那須野の体力が限界だからである クロちゃん祈ちゃん前お願いね! みんな武器出して! そーおれ! なぁもっとこう気合の入る掛け声にできねぇのかソレあとムジナの女装を推すのは止めろ 想像しただけでさっき食った魚肉ソーセージ全部吐きそうだ 恐らくとしての那須野はあと何分も持たない故に決着を早期に付けるべく尾弐は道に設置されていた 一時停止の道路標識を右手で掴むと地中深くに埋め込まれ固定された其れをまるで雑草か何かの様に軽と引き抜いた 直後その道路標識に掛かるのは気の抜ける掛け声で放たれたノエルの術による強化 呪氷を纏った道路標識はまるで巨大な金棒の様な形状と化しそれを右腕に持つ尾弐は コトリバコの怪物に向けて氷のを纏う道路標識を何のいも無く横薙ぎに払った 人外の力を持って放たれたその攻撃は風切り音と共にコトリバコの怪物の頭部へと向かう それはそのまま直撃すれば石畳に落ちた柘の様に怪物の頭を破砕できる一撃であるだが ちっその巨体でなんて速度してやがる 尾弐の一撃をコトリバコの化物は恐るべき速度で首を後ろに引く事で回避して見せた それでも完全には回避出来なかったのか尾弐の一撃は怪物の下顎の一部を吹き飛ばし 肉片を壁のオブジェと化す事に成功したのだが オーケーこの程度はダメージの内に入らねぇってか 尾弐の与えた傷は傷口から小さな手足が無数に生えき結合する事で塞がってしまった コトリバコの特性を目の当たりにした尾弐は再度道路標識を構え
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