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【伝奇】東京ブリーチャーズ【TRPG】 [無断転載禁止]©2ch.net (285レス)
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多甫 祈
◆MJjxToab/g
2016/12/17(土)00:39
ID:qDvHNRhH(4/5)
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62: 多甫 祈 ◆MJjxToab/g [sage] 2016/12/17(土) 00:39:45.67 ID:qDvHNRhH ある田舎の村で男児を狙った陰惨な事件が起きた。 犯人はなかなかに長身の女で、犯行時白いワンピースを着ていたことがわかっている。 女は、男児への歪んだ性愛を抑えることができなかった。 公園で見知らぬ男児に声を掛けるというだけでも充分に異常な行動だが、 女はある時は2mを超える塀をよじ登ってでも男児の姿を眺めている、というような常軌を逸した行動に出ることがあった。 男児たちはその女の視線に気が付いて言うのだ。 「とても大きな女の人が塀から顔を出して、じっとぼくを見ていた」と。 塀を超すほど背丈の大きな女が子供を見つめていると言う噂は、実しやかに囁かれ、村中を駆け巡った。 ある時誰かが言った。それはもしや『八尺様』ではないか、と。 当時その村では、既に橋役様の名前は訛りはじめて、八尺様という名で定着しつつあった。 八尺様と言う言葉の響きから八尺にもなる大柄の女というイメージが独り歩きしており、 それは塀を越して男児を見る女の姿に合致していたのである。 そして八尺様は生贄として我が子を捧げているとも伝わっていた為、 八尺様は男児たちに失った我が子の姿を重ねて見ているのでは、という話になってしまった。 こうしてその異常な性愛を持った女と、 八尺様へと名を変えた橋役様のイメージは奇妙に結びついていくことになる。 念の為、異常者かも知れないという事で自治会などから児童や保護者らに注意喚起がなされたが、 身長が2mを超えるという話や、秋でもワンピースを着ているという特徴、 ぽぽぽという奇妙な笑い声がするという話はどうしても噂話や子どもの怪談の域を出ない。 注意喚起も虚しく、それは八尺様と言う怪談話として面白おかしく伝播していくことになったのだった。 しかし女はやがて、男児を攫い、犯した後に惨たらしく殺すという事件を起こした。 これで女が捕まればまだよかっただろう。 八尺様などいなかった、背がそこそこ高い異常者がいただけだと、 犯人は捕まりもう脅威は去ったのだと、村の住民は安心することができたし、八尺様の噂も消えただろう。 だが女は決して捕まることはなかった。それがいつまでも住民を恐怖に陥れることになった。 実際には女は警察を恐れて山に入り、誤って谷底へと転落して死んでしまったのだが、 それが誰にも知られなかった為に、まるで妖怪のように、本物の八尺様が出たかのように、 住民たちを心のどこかで怯えさせ続けてしまった。 それがこの八尺様を生み出した。 人々の恐怖は、死した女を八尺様として蘇らせ、そして女は完全に八尺様に成り代わってしまった。 八尺様とは『生贄として男児を奪われた母親の無念の集合体であり、祟り神』……ではなく、 『八尺ほどの背が高い女の妖怪で、気に入った男児を攫い、犯し、取り殺すもの』の意味となり、 その元となる橋役様の噂も、橋役様という祟り神となった女たちの強力な力をも自らに取り込んで、 主導権を握り、八尺様は暴れまわるようになる。 そして暴れた形跡の一部が、ネットで拡散される今の八尺様の都市伝説を形作ることへと繋がるのだ。 この女こそ。もう一つの八尺様。 祟り神・橋役様を取り込み、その力で勝手気ままに子供を攫い殺していた悪鬼。 異常性愛者にして、子供を犯して殺して回る快楽殺人者の妖怪。 「うぷっ……ぽぽっ、ひはははは!!」 もう一つの八尺様は哄笑する。そして大きく見開いた眼で、4人を見る。 楽しみを邪魔した者を許さない、そんな怒りの籠った眼。 それを向けられて尚、動じることなく橘音は淡々と言った。 「祟り神としての力は削ぎました。アレは八尺様の抜け殻とも言うべき、大したことのない妖怪となったはずです」 一拍置いて、続ける。 「お三方なら大丈夫だとは思いますが、気を付けてくださいよ?」 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1480066401/62
ある田舎の村で男児を狙った陰惨な事件が起きた 犯人はなかなかに長身の女で犯行時白いワンピースを着ていたことがわかっている 女は男児への歪んだ性愛を抑えることができなかった 公園で見知らぬ男児に声を掛けるというだけでも充分に異常な行動だが 女はある時はを超える塀をよじ登ってでも男児の姿を眺めているというような常軌を逸した行動に出ることがあった 男児たちはその女の視線に気が付いて言うのだ とても大きな女の人が塀から顔を出してじっとぼくを見ていたと 塀を超すほど背丈の大きな女が子供を見つめていると言う噂は実しやかにかれ村中を駆け巡った ある時誰かが言ったそれはもしや八尺様ではないかと 当時その村では既に橋役様の名前はりはじめて八尺様という名で定着しつつあった 八尺様と言う言葉の響きから八尺にもなる大柄の女というイメージが独り歩きしており それは塀を越して男児を見る女の姿に合致していたのである そして八尺様は生として我が子を捧げているとも伝わっていた為 八尺様は男児たちに失った我が子の姿を重ねて見ているのではという話になってしまった こうしてその異常な性愛を持った女と 八尺様へと名を変えた橋役様のイメージは奇妙に結びついていくことになる 念の為異常者かも知れないという事で自治会などから児童や保護者らに注意喚起がなされたが 身長がを超えるという話や秋でもワンピースを着ているという特徴 ぽぽぽという奇妙な笑い声がするという話はどうしても噂話や子どもの怪談の域を出ない 注意喚起も虚しくそれは八尺様と言う怪談話として面白おかしく伝播していくことになったのだった しかし女はやがて男児をい犯した後に惨たらしく殺すという事件を起こした これで女が捕まればまだよかっただろう 八尺様などいなかった背がそこそこ高い異常者がいただけだと 犯人は捕まりもう脅威は去ったのだと村の住民は安心することができたし八尺様の噂も消えただろう だが女は決して捕まることはなかったそれがいつまでも住民を恐怖に陥れることになった 実際には女は警察を恐れて山に入り誤って谷底へと転落して死んでしまったのだが それが誰にも知られなかった為にまるで妖怪のように本物の八尺様が出たかのように 住民たちを心のどこかで怯えさせ続けてしまった それがこの八尺様を生み出した 人の恐怖は死した女を八尺様として蘇らせそして女は完全に八尺様に成り代わってしまった 八尺様とは生として男児を奪われた母親の無念の集合体でありり神ではなく 八尺ほどの背が高い女の妖怪で気に入った男児をい犯し取り殺すものの意味となり その元となる橋役様の噂も橋役様というり神となった女たちの強力な力をも自らに取り込んで 主導権を握り八尺様は暴れまわるようになる そして暴れた形跡の一部がネットで拡散される今の八尺様の都市伝説を形作ることへと繋がるのだ この女こそもう一つの八尺様 り神橋役様を取り込みその力で勝手気ままに子供をい殺していた悪鬼 異常性愛者にして子供を犯して殺して回る快楽殺人者の妖怪 うぷっぽぽっひはははは!! もう一つの八尺様は笑するそして大きく見開いた眼で人を見る 楽しみを邪魔した者を許さないそんな怒りのった眼 それを向けられて尚動じることなく橘音は淡と言った り神としての力は削ぎましたアレは八尺様の抜け殻とも言うべき大したことのない妖怪となったはずです 一拍置いて続ける お三方なら大丈夫だとは思いますが気を付けてくださいよ?
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