[過去ログ] 【伝奇】東京ブリーチャーズ【TRPG】 [無断転載禁止]©2ch.net (285レス)
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87: ノエル ◆4fQkd8JTfc 2016/12/28(水)03:09 ID:9kWRhuQH(2/7) AAS
「いよっ大将、待ってました! 祈ちゃん、皿5枚入れたらはじまるやつ、当たったらあげるね。あ、祈ちゃん、もう目開けていいよ!」
事が終わるまで目を閉じておくように、と黒雄に言い聞かされていた祈に声をかけ。
橘音から何故か半ば追い出されるように公園を出されたが、その理由を特に深く考えたりはせずに素直に寿司屋に向かう。
>「しかし大将も妙なところでケチくせぇよな。タダ飯は有難いけどよ」
「あははっ! でも回るやつも好きだよ、アイスあるしね〜」
などと言っていると、祈と黒雄が坊主呼ばわりを巡って一悶着を始めた。
坊主とはすなわちハゲのことであってあんな長くて綺麗な髪なのにハゲ呼ばわりはない。
雪女(イケメン)を雪男(毛むくじゃらの白いサル)と呼んだら怒るのと一緒である。
と微妙にずれた解釈の元に祈のフォローに入り、そして蹴られた。
省18
88: ノエル ◆4fQkd8JTfc 2016/12/28(水)03:13 ID:9kWRhuQH(3/7) AAS
>「八尺様のこと、あれでよかったのかな……?」
その言葉に、ノエルははっとして祈の顔を見る。
「祈ちゃん……見てたんだね」
黒雄に目を瞑っておくように言い聞かされていたが、見てしまったようだ。そりゃそうだ。
見るなのタブー、とはよく言ったもので神話の時代から人間見てはいけないと言われたら見てしまうし
禁断の扉は開けてしまうし、開けてはいけない箱は開けてしまうのである。
ノエルは思う、妖怪の血が混ざっているとはいえ4分の3は人間の中学生をこんな危険な事に巻き込んでいいのかと。
(メンバーが実は厳選されていることや混血であるが故の柔軟性等の深い意図があることを彼は知らない)
ここで敢えて救いのない答えを返したら、彼女は嫌気が差して身を引くだろうか――
いや、彼女が望んでここに身を置いているのなら、そんな余計なお世話はとんでもない傲慢というものだ。
省23
89: ノエル ◆4fQkd8JTfc 2016/12/28(水)03:18 ID:9kWRhuQH(4/7) AAS
一見ロマンチックな絵面だが……コイツに恋愛感情なんてものは多分存在しない。
純粋な仲間意識でやっているのであろう。どこまでも天然なのである。
まあただでさえ黄色い救急車で搬送されかねない人の上に祈目線ではパンツが好きな変態なので
いくら見た目がいいとはいえよもや祈がときめいてしまうなんてことはないであろう。
それどころか場合によっては「いきなり何すんだよ変態!」とド突き飛ばされたかもしれないぞ!
「さ、行こう!」
そう言って何事もなかったかのように祈を伴って駆けだしたかと思うと、あっという間に祈は遥か前方にいた。
彼女はターボババアの孫なので当然である。
「えっ、そんなのアリ!? ちょっと待ってよ――――――――!!」
情けない叫び声を響かせながら追いかけていくのであった。
省14
90: みゆき ◆4fQkd8JTfc 2016/12/28(水)10:19 ID:9kWRhuQH(5/7) AAS
名前:みゆき
外見年齢:10代前半ぐらいだがこの世ならざる妖艶さも併せ持つ
性別:祈の予想的中で男の娘……
と思いきや黒雄の性別判定をもパスする完全無欠の美少女。これもうわかんねぇな。
身長:152
体重:38ぐらい
スリーサイズ:細身 均整は取れているが巨乳ではない
種族:雪ん娘
職業:おまけコーナー賑やかし役
性格:天然 無邪気
省34
91: みゆき ◆4fQkd8JTfc 2016/12/28(水)10:23 ID:9kWRhuQH(6/7) AAS
みゆき「ここでお便りのコーナー、えーと、東京都在住のホワイトクリスマスさん」
髪さま「確かクリスマスはフランス語で……あっ(察し)」
みゆき「『皆様のレスをいつも楽しみに全裸待機しております。
後先考えない出オチキャラの見切り発車でまさかここまで美味しいポジションを頂けるとは感謝感激です。
不束通り越して色んな意味で煎餅もおかきもあられもなく散らかり放題ですが
クビにならない限り往生際悪く続ける所存なのでどうか最後までよろしくお願いします』
どれどれ……。あっ、確かに出オチ感半端ない。
ってか雪女(男)←どっちやねん! って一発ネタがやりたかっただけで何で男なのかとか何も考えてないやろこの人!
何々?『何も考えずに残念な人をやってたら何故か強キャラ設定のイケメン化という怪奇現象が発生していい意味で草不可避です』だって」
髪さま「それは妖怪の仕業ゾナ。「残念」と「強キャラ設定のイケメン」は両立するから大丈夫だ問題ないゾナ」
省29
92(1): みゆき ◆4fQkd8JTfc 2016/12/28(水)10:25 ID:9kWRhuQH(7/7) AAS
>きっちゃん
みゆき「いかにもな敵の一味の作戦会議キタ―――――――――!
第一話お疲れ様! “橋役様”はあまりにそれっぽすぎて本当にそういう説があるのかと思って思わず検索してしまったぞ!」
「今回祈ちゃんがみんなをかなり大胆に動かしてたよね!それで思ったんだけど」
例えば
キャラクター操作:可/不可(キャラクターを動かしたり喋らせたりしていいか)
設定操作:可/不可(割と重要な過去設定とか捏造してもいいか)
みたいな項目をテンプレに追加してはどうかな〜なんて。
自キャラを動かされるとやりにくくなっちゃう人もいるだろうしそれで参加を敬遠されたら勿体ないから。
ノエルは「あ、自分ドMのド変態なんで煮るなり焼くなり好きにしてください!」って言ってた!
省24
93(1): 那須野橘音 ◆TIr/ZhnrYI 2016/12/28(水)14:09 ID:nT0YLuFO(1) AAS
橘音「こんにちは、那須野橘音の年の瀬ブリーチャーのお時間です」
髪さま「だんだん雑になってきたゾナね……」
橘音「そ、そんなことないですよ。……それはともかく、クロオさんの〆がまだなうちに恐縮なんですが、二点ほどご連絡が」
髪さま「……ゾナ」
>>85 祈ちゃん
橘音「お疲れさまでした。いつもボクの後で無茶振りの処理をして頂きまして、申し訳ありません」
髪さま「祈ちゃんの筆力に依存しっぱなしゾナね。橘音はもっと祈ちゃんに感謝しろゾナ」
橘音「えっと、ハグしてキスでもすればいいでしょうか?」
髪さま「そういうセクハラネタはもうノエルでおなかいっぱいゾナ」
橘音「そうでした、ボクとしたことが……。で、本題なんですが、ちょっとルールの改正をさせて頂こうと思いまして」
省39
94: 2016/12/29(木)00:37 ID:Yjxlk89b(1) AAS
2ch内TRPG系スレ用(創作発表板・なな板)総合ヲチスレ [無断転載禁止]©2ch.net
2chスレ:net
95(1): 2016/12/29(木)12:10 ID:xGKp/KJD(1) AAS
>>93
すまない
その板の避難所を使うのには反対だ
安全性が認められない
96(1): 2016/12/29(木)21:41 ID:MqBTtsQe(1) AAS
那須野橘音 ◆TIr/ZhnrYIに改善が認められないなら
追放もやむを得ない
97: 尾弐 黒雄 ◆pNqNUIlvYE 2016/12/30(金)01:47 ID:I2WElsma(1/3) AAS
耳に留まり続ける断末魔と、拳に残る不快な感触。
己が行動により齎されたソレに対し、けれども尾弐が感情を動かされる事は無い。
風のない湖の様に。若しくは夜の砂漠の様に。
一つの命の残骸を葬り去ったというのに、尾弐黒雄の感情はどこまでも平坦であった。
そうして、悪霊が完全に霧散した頃。
>「――八尺様、漂白完了。ミッションコンプリートですね」
缶飲料を飲み終えた那須野が、いつも通りの様子で尾弐の近くへと歩み寄って来た。
>「これで、八尺様が東京に出現することはなくなりました。……少なくとも、しばらくの間は……ね」
「……あー、とりあえずこれで『目的は果たせた』訳だ」
省26
98: 尾弐 黒雄 ◆pNqNUIlvYE 2016/12/30(金)01:48 ID:I2WElsma(2/3) AAS
「……」
そうして、一頻り場が落ち着き、ノエルと祈が愉快な掛け合いを始めたのを確認した尾弐は……二人に気付かれない様に、少しその歩みを早めた。
そのまま二人から少し離れた位置に辿り着き、彼が懐から取り出したのは携帯電話。
見た目に似合わない最新式のスマートフォンの画面に表示されているのは、2件の新着メール。
その内容を確認した尾弐は、一瞬眉間に皺を寄せた後……天を仰いで息を吐いた。
暫くして、尾弐が届いたメールの内の1件に手早く返信を行った所で、祈と、それに遅れてノエルが追いついてきた。
携帯を待機状態へ切り替えてからポケットへと仕舞うと、尾弐はノエルの提案した大食い勝負に
「暴飲で弱った胃でンな勝負したら、俺また吐くぞ」と、やんわりと拒否の意を答え……
>「ああ、それと……今日は借りが出来たな。いつか倍返しにして叩き返してやる!
>でもクロちゃんがピンチになることなんてなかなかないからさ――それまでいなくならないでねっ」
省8
99: 尾弐 黒雄 ◆pNqNUIlvYE 2016/12/30(金)02:07 ID:I2WElsma(3/3) AAS
髪さま「ナイトブ」
尾弐「おっとストップだ」
髪さま「ゾナ!?」
尾弐「悪ぃが、ナイトブリーチャー番外編は今日は休業だ。
どうにも糞忙しくて時間が取れねぇんだよ」
尾弐「つーわけで、また後日投稿するから、それで許してくれ。
ああ、スレの方針については了解したぜ」
尾弐「……ん?」
尾弐「あー……那須野。なんか規制喰らっててその避難所書き込めねぇんだが」
100(1): 那須野橘音 ◆TIr/ZhnrYI 2016/12/30(金)06:29 ID:d1+28aiC(1) AAS
橘音「皆さんおはようございます、那須野橘音のモーニング・ブリーチャー、略して朝ブリのお時間です」
髪さま「なんか下品な響きゾナね……。髪さまゾナ」
>>95
橘音「そ、そうなんですか?それは初耳です。具体的にどの辺りが安全ではないんでしょうか?」
髪さま「仔細はわからんゾナが、安全じゃないというなら使うのは控えた方がいいかもしれんゾナ」
橘音「まぁ、そうですね。単にボクの知ってる避難所関連板がそこだったっていうだけで、無理して使いたい訳じゃないですし」
髪さま「おまけに尾弐は結界に阻まれて、そこに行けないらしいゾナ?」
橘音「それは由々しき問題です、なら別の場所にしましょうか。あちこちフラフラしてしまって、皆さんには申し訳ないですが……」
髪さま「ということで、また別に避難所を用意したゾナ。そこも安全かどうかは不明ゾナが、まぁ物は試しゾナ」
橘音「新しい避難所のアドレスはこちらになります」
省17
101(1): 2016/12/30(金)17:46 ID:r/odWL5E(1) AAS
>>100ゲッツおめでとうゴザイマス
おまけコーナー楽しくヲチさせて頂いてマス
安全かどうかは不明な避難所で本当に大丈夫デスカ
知ってる避難所関連板がそこだったって無理がないデスカ
とすると板のトップページも読んでないゴmゲフン失礼
度胸のある方には不要やもしれないデスがご参考までに有志の案内をドゾー
創作発表板 避難所
したらば板:internet_3274
避難所あんだろ馬鹿じゃねえの?
だそうデス
省1
102: 2016/12/30(金)19:04 ID:YOlWNBNJ(1) AAS
>>101
うん、そこ使うのがベストだと思うよ
103: 那須野橘音 ◆TIr/ZhnrYI 2017/01/03(火)20:09 ID:ngBYGacs(1/2) AAS
一月某日、午後三時。都内某所にある、黄色いMが目印の世界規模ハンバーガーチェーン。
その店内の窓に面した禁煙席に、半狐面をかぶった古風な出で立ちの学生と柄シャツを着たチンピラ風な男が座っている。
「さて。今回アナタをお呼びしたのは、他でもありません。これを運んでほしいのです」
学生――那須野橘音はそう言うと、自分の足許に置いていたジュラルミンのケースをゴトン、と机の上に置いた。
二人用の席をムリヤリくっ付けて四人掛けの席にしているが、それでもまだ狭い。
食べかけのチーズバーガーとウーロン茶(Sサイズ)の載ったトレイが落ちそうになったが、ギリギリで食い止める。
「もう、親分さんに話は通してあります。アナタを自由に使っていい、という許可も……いつも通りに、ね」
橘音はそう言うと、にっこり笑った。――面のせいで顔の上半分は隠れているが。
ムジナの属するヤクザの組長は橘音の上司である御前と繋がりがあり、東京漂白計画も把握している。
何かあれば組をあげて協力する、ということも。そうして橘音は過去、必要に応じてたびたびムジナを使ってきた。
省21
104: 那須野橘音 ◆TIr/ZhnrYI 2017/01/03(火)20:17 ID:ngBYGacs(2/2) AAS
「皆さんは、パズルは得意ですか?」
現状行動可能なメンバーに召集をかけ、いつもの面子が揃うと、橘音は不意にそんなことを言い出した。
それから自分の事務机に近付いて抽斗を開け、中から何かを取り出す。
それは、様々な色分けが施された立方体。いわゆるルービック・キューブだった。
「ボクは結構好きで、よく頭の体操として用いるんですよね。暇潰しにもなりますし……ホラできた」
カチャカチャとキューブを回し、瞬く間に六面体の色を揃えてガラスのローテーブルの上に置く。
「世の中にはコレの世界大会があって、日々プロフェッショナルがタイムを競っているそうですよ。いやあ、面白いですよね!」
「……それが今回の仕事とどう関係してるんだ、と言いたげな顔ですね?皆さん。ところがどっこい、これが大ありでして」
「では……次に、コレをご覧ください。あ、祈ちゃんちょっとテーブルどかすの手伝ってくれます?」
省28
105: 2017/01/03(火)23:24 ID:E1mE2ugV(1) AAS
那須野橘音 ◆TIr/ZhnrYI
チミが一番いらないわ
106: 那須野橘音 ◆TIr/ZhnrYI 2017/01/04(水)18:23 ID:sziiZ6qe(1) AAS
「実は先日、鞍馬山にある妖怪銀行の地下金庫に保管されていたコトリバコが何者かによって盗まれました」
ルービック・キューブをおろし、橘音は続ける。
「現在東京西部で猛威を振るっているのは、その盗まれたコトリバコで間違いないと思います」
「ボクたちのミッションはそのコトリバコを無力化し、回収する……ということですね」
「メンバーはボク、ノエルさん、クロオさん、そして今回は非正規メンバーのムジナさんにもご協力頂きます」
そう言って、一緒にハンバーガーショップから移動してきたムジナの方を一瞥する。
ムジナにはジュラルミンケースの形状は自由に変えてもいい、と事前に言い含めてある。
ムジナの持つ妖術ならば、ジュラルミンケースをそうとはわからない形にし持ち歩くことも可能だろう。
ただし、ジュラルミンケースの中身は非常に危険なものである、とも断っている。
あまり複雑な変化には対応できないかもしれないが、そこはムジナの腕の見せ所、といったところだろうか。
省22
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