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【伝奇】東京ブリーチャーズ【TRPG】 [無断転載禁止]©2ch.net (285レス)
【伝奇】東京ブリーチャーズ【TRPG】 [無断転載禁止]©2ch.net http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1480066401/
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61: 多甫 祈 ◆MJjxToab/g [sage] 2016/12/17(土) 00:19:56.65 ID:qDvHNRhH その光景を見て状況を理解できないのは、橘音以外のブリーチャーズ全員だっただろう。 ノエル、尾弐、そして祈の3人は、事態の推移を見守りながら、橘音の傍らへとやってきた。 「どういうことだよ、あれ」 先に口を開いたのは祈だった。あれ、と顎でしゃくって、八尺様たちを示す。 先程まで激しく戦っていたかと思えば、 橘音がいつもの妖怪時計もとい便利妖怪召喚タブレットによって黒いシルエットを呼び出し、 それが八尺様に語り掛けると、どうやら八尺様は満足してその黒いシルエットと共に成仏していくようである。 打ち合わせでは、自分達が戦闘で八尺様を叩きのめし、会話でなんとか納められれば良し、 できなければ封印等で漂白ということであったのに、話と違うではないか。納得できる説明を求む。 そう言いたげな不満そうな顔で、パーカーのポケットに両手を突っ込んでいる。 すっかり戦闘状態が解除されたと見ているようだった。 尾弐も似たようなもので、あくびなどしている。 八尺様と真正面から戦っていたノエルはその点冷静で、微かな冷気を体に纏わせたままであった。 祈の質問に答えず、橘音は人差し指を立てて仮面の口の前に持ってきた。 「説明は後です。まだ最後の戦闘が残ってますから」 そう言って、仮面の口の前に持ってきた指を、八尺様へと向ける。 その先には、一人の女が残されていた。 全てが成仏した訳ではなかった。 黒い少年達も、陽炎のようになった女達も消え去った後で、残されているモノがある。 陽炎の女たち、祟り神『橋役様』が居た場所に残されているその女は、 白のワンピースを着た、若い女だった。 それは八尺様の姿。 だが八尺という程に大きなものではなく、身長は180センチ前後と言った所か。 「――うふっ、ふふっ」 女から笑い声が聞こえる。 女はそれを恥じているのか、両手で己の口元を塞いだ。 「うふ、うぷぷ、……ぽっぽぽ」 口を両手で塞いでなお、堪えきれない笑いが、泡が弾けるような奇妙な破裂音を生んだ。 男か女かも判別つかぬ、不気味な笑い声となる。 この女こそが。橋役様が八尺様という都市伝説へと転ずる元凶となった者であった。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1480066401/61
102: 創る名無しに見る名無し [sage] 2016/12/30(金) 19:04:58.65 ID:YOlWNBNJ >>101 うん、そこ使うのがベストだと思うよ http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1480066401/102
134: 那須野橘音 ◆TIr/ZhnrYI [sage] 2017/01/13(金) 23:55:50.65 ID:3KUW7k/k >――――そこまでだ。雪女なのに熱くなってねぇでちったぁ頭冷やせノエル。後、覆面剥ぎもマナー違反だ 動いたのは尾弐だった。ノエルの襟首を借りてきた猫の子よろしく掴み上げ、ぽいとソファへ投げ飛ばす。 間一髪、貞操の危機は脱したと橘音は胸を撫で下ろした。 が。 ほっと息をついた直後、尾弐のデコピンが額を直撃する。 「ぴぎゃん!」 鳴いた。半狐面越しとはいえ、鬼の膂力のデコピンである。衝撃に大きく仰け反り、それから額を押さえてうずくまる。 >那須野、お前さんもだ。そういう方針は一人で決め込まないで俺らに相談しろ……お前が頭が良いのは知ってるし >今回の件も祈の嬢ちゃんの事を考えてそう決めたのも判る。 >けどな……最善よりも次善やその次の選択肢の方が好きなバカも、世の中には結構居るんだ。そもそも―――― 「うぐぐぐ……。く、首が吹き飛ぶかと思いました……。頭脳労働者の頭が吹っ飛んだら、無脳労働者になっちゃいますよぉ……」 滔々と語られる尾弐の言葉を、涙目になりながら聞く。 橘音は探偵である。探偵は真実の探求を是とし、何よりも優先すべきと捉えている。 が、橘音は真実を探求し、真理に到達しても、それを余人に開示しない。自分だけが分かっていればいいと思っている。 よってしばしば自分ひとりが得心してしまい、周囲の人々は置いてきぼり――という状況が発生する。 今回もそうだ。導き出された結果だけを告げ、その結論に至る途中経過を説明することを省いてしまった。 橘音のそんな思考に慣れたメンバーは察してくれるものの、空気の読めないノエルには通用しなかった、というわけだ。 >お前らの決定には、祈の嬢ちゃんの意見がどこにもねぇ。何より最初にそこを確認すべきだろうが 確かにその通りだ。よかれと思って判断を下したものの、メンバーの、何より祈の意思を顧みなさすぎたかもしれない。 橘音は何も酔狂で異種妖怪からなる東京ブリーチャーズを結成したわけではない。 それは、様々な妖怪たちの意見を取り入れ、多様な思想、主義主張のもとに計画を推進しようとしたがゆえである。 ただ単に東京を漂白するための兵隊を集めるだけなら、眷属たる妖狐を幾らでも用意することができる。 だが、それではいけない。様々な考えを持つ、様々な妖怪たちと力を合わせて計画を進めることに意味がある。 何故なら、漂白計画の舞台である東京は、八百万の神が住まう日本の中枢。 その空気に、水に、大地に。ありとあらゆる妖の棲む都であるのだから。 「……そうですね、クロオさんの仰る通りです。わかりました、わかりましたよ、もう……」 まだ額はジンジンするが、一旦気を取り直して頷く。戦力外通告を撤回するとしたら、これからどうするか。 まずは祈の意思確認だろう。接近することさえハイリスクなコトリバコの呪詛、それから身を守るにはどうするか。 そも、祈は戦いに行きたいのか。それともリーダーである橘音の指示に従うのか。 >祈の嬢ちゃん。手段は俺らでどうにかしてやる――――だから、聞かせてくれ。お前さんは、どうしたい? 尾弐が祈に訊ねる。強面の尾弐だが、こういう場合の対応はひどく優しい。 尾弐にコトリバコの呪詛を回避する腹案があるように、橘音にもいくつか呪詛返し、呪詛逸らしの策がある。 だが、それとて100パーセントではない。そもそも、それをコトリバコに対して試したこともない。 すべては憶測に過ぎず、『効く』か『効かない』かを確認するには、実際にやってみる以外にないのだ。 (……できれば、やりたくはないんですが……ね) ちら、と仮面越しに祈を見る。 祈は正義感の強い少女だ。様々な妖怪の思惑が絡むこの東京漂白計画を、正義の行いであると信じている。 橘音はそれを子供の幼い憧憬だと思っている。 無知と無邪気からなる、幼稚な憧れ。聖夜にサンタクロースを信じるのと、それは何も変わらない。 だが、無知はすなわち無垢であり、無邪気は転じて無敵となりうる。 それは永い刻を生き、多数の経験と叡智を手に入れて分別臭くなった自分たちが永久に喪ってしまったもの。 自分を正義と断言できる、キラキラ輝く眩しい魂の煌めき――。 それだけは、なんとしても守らなければならない。 例え、我が身を子獲りの呪詛の前に投げ出してでも。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1480066401/134
149: 創る名無しに見る名無し [sage] 2017/01/17(火) 12:11:32.65 ID:UVtPVnvt 宇 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1480066401/149
216: 多甫 祈 ◆MJjxToab/g [sage] 2017/01/29(日) 01:14:44.65 ID:DtYvpmWH >「……工事完了や。完璧に仕上げちゃおるが小便は身体を元に戻すまで我慢しとくんやで。 >尿道が出来上がったばかりで粘膜同士が張り付いとるからな」 やがて、品岡の声が降ってきた。 それによって、急に視界が開けたようにトランス状態が解けて、祈ははっと目を見開いた。 意識がはっきりと覚醒していくのがわかる。 「はっ……はっ……」 汗ばんだ手。握りしめたソファの革。知らず呼吸が荒くなっていたことに祈は気付く。 思ったよりも早く終わったらしく、祈が時計を見ても5分と経っていなかった。 だがもうずっとソファに座って術を受け、その終わりを待っていたような気がしていた。 トランス状態が解けた時に下半身の感覚も戻っていたようで、 荒い呼吸を整えながら足先を動かしてみると、しっかりと足指が動いた感触があった。 試しに立ち上がって屈伸をしてみても、足は何事もなかったかのように動く。 恐る恐る下腹部に触れてみても痛みはなく、 元々そうだったのではないか、何もされていないのではないかと錯覚してしまいそうになる。 一部に強烈な違和感はあるにはあり、そしてその違和感の元を見て確かめるだけの勇気は祈にはないのだが、 それ以外は全く問題ないようで、動くことに支障はなさそうに思えた。 完璧な仕事だと言えた。それが本当に拍子抜けするほどの短時間であっさり終わったのだった。 品岡の術者としての腕は本物であり、その術への誇りにかけて、 この性転換手術は完璧に仕上げられたことであろうことを祈は実感する。 その品岡を見やれば、祈へ施す術に余程気を遣ってくれたのか、その額には汗が浮かんでいた。 それを見て、多少の敬意を払うに値する相手であるのかも知れないなと、祈は品岡に対する認識を少し改める。 >「股ぐらは窮屈やないか?嬢ちゃんが履いとるのが伸縮性のあるスポーツショーツならよほど大丈夫やと思うが、 >背伸びしてシルクのパンツとか履いとるんだったらそこの阿呆にブリーフでも借りとき」 本当にこれさえなければもう少し素直に尊敬できるような気がするのに、と祈は心の中で呟き、溜息をつく。 祈の家は貧乏であるし、背伸びするだけの余裕はない。多少の窮屈感はあるがそれは我慢しようと心に決めた。 なんとなく答えるのが癪な気がして祈が黙っていると、品岡は続けた。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1480066401/216
240: 品岡ムジナ ◆VO3bAk5naQ [sage] 2017/02/07(火) 21:55:43.65 ID:J3g7vBWU 橘音の声に足を止めた祈を、ノエルが素早く抱き寄せる。 彼らの足元数メートルの位置までの地面が赤黒い死の色に濡れた。 「"中"になんか居るで!」 破裂の勢いか、はたまた自ら跳躍したのか――原型を留めぬ亡骸のかたわらに、一つの小箱が落ちた。 複雑な木目で織られたそれは、寄木細工と呼ばれる工芸品だ。 一見してただの薄汚い小箱であるが、頬を叩くような圧力を伴う凄まじい妖気がそこから放たれていた。 >「付喪神化していますね」 「あれが鞍馬山からパクられたっちゅうコトリバコの本体でっか……!」 似たようなものを退魔した経験がある品岡だが、"あのクラス"の呪物と対面したのは初めてであった。 コトリバコの最上位、『ハッカイ』。人間の悪意の凝集物。村一つを皆殺しにした本物の霊的災害。 永年封印指定のそれが、自我を持った付喪神と化している。考えうる限りの最悪の事態だった。 コトリバコの中から地獄の底から響くような赤子の鳴き声が轟いた。 見えない糸に吊られたように箱が宙に浮き、ひとりでに細工を解いていく。 スライドし、回転し、さながら橘音が弄んでいたルービックキューブのように形を組み替えていく。 やがて匣は開かれ、封印されていた"中身"が顔を出した。 巨大な赤子――人間の身体を無理やりつなぎ合わせたような、幼きフランケンシュタイン。 身体の随所から節足動物の如く幼児の手が蠢き、継ぎ接ぎだらけの顔面からは滂沱の血涙が河のように流れている。 店舗の二階に頭と届かせんばかりの巨躯が、ブリーチャーズの眼前に出現した。 「なんやこれ……これがヒトの創り出せるもんなんか」 コトリバコの付喪神。実体を得た悪意。その本質は、誰かを呪わんが為に創作された妖壊だ。 ならばこれは、作り手が描いた怨嗟の形に他ならない。 この醜悪な姿は、コトリバコを生んだ者の憎悪の重さを表している。 「どう生きとったら、こんな絵図が描けるっちゅうんや……!」 >……オギャアアアアアアアアア――――――ッ!!!!オォォオォォオオオ!!!!! 赤子の鳴き声から雄叫びへと変遷した咆哮が、ビリビリと大気を震わせる。 品岡が冷や汗にまみれた背筋を伸ばすと同時、コトリバコは巨体に似合わぬ速度でこちらへ突進してきた。 品岡は一歩、祈の前に出るようにして踏み出す。 性転換は完璧に施術した。それでも未だコトリバコが男女を区別する基準は曖昧なままだ。 真っ先に狙われるとすればやはり見た目からして女の祈であろう。瞬時にそう判断して品岡は動く。 >「……まぁ、そう来ますよね。ボクがアナタだったとしても、同じことをするでしょう」 だが毒牙の向かった矛先は――橘音。 彼はマントを翻し、大型ダンプの追突にも等しいコトリバコのチャージを弾き返した。 (嬢ちゃんじゃなくて橘音の坊っちゃんを狙ったんか、今――?) 祈を男体化した今、コトリバコが男女を認識するとすれば外見の可能性が高いと品岡は踏んでいた。 祈は妙齢の色香とは無縁であるものの、二次性徴を迎え既に女性らしい顔立ちになりつつある。 品岡にそういう趣味はないが、夜の商売でも引く手あまたであると思えるぐらいには可憐な容姿だ。 その祈を差し置いて、橘音に牙を向けた理由。 品岡と橘音の付き合いは妖怪の尺度で言えばまだ浅いが、それでも十年二十年では効かない長さではある。 初めて会った時――『御前』の取り持ちで顔をあわせた際も、品岡は橘音の性別が分からず不躾な質問をぶつけた。 答えはうまいことはぐらかされたが、妖怪にとっても仕事人にとっても性別などどうでも良いので特に追求はしなかった。 便宜上、服装から『坊っちゃん』と呼び男として扱うことで彼なりの落とし所を見つけたのだ。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1480066401/240
283: 第参話ダイジェスト [sage] 2017/07/09(日) 21:16:08.65 ID:PrHTvua2 しかし尾弐はそれではクリスに勝つには不十分だと考え、 いざとなったら乃恵瑠を殺害しクリスに決定的な隙を作ることを考えていた。 尾弐にとって、人を殺めた《妖壊》は憎むべき存在であり、かつて妖壊化したノエルもその中に含まれるのであった。 尾弐のその考えを察した橘音は、莫大な妖力の行使によってケ枯れ寸前になりながらも ノエルを信じて見守るように諭し、万が一駄目なら共に手を穢そうと告げる。 そしてポチには、クリスとの戦いから手を引き、雪の中で倒れた祈を連れ戻しに行くように告げる。 橘音は最初からノエルとクリスに一騎打ちをさせるつもりであった。 橘音が雪の女王から受けた依頼とは、ノエルがクリスと決着を付けられるように導いて欲しいというものであったのだ。 一方、クリスと戦っている乃恵瑠も、尾弐が自分に殺意のようなものを向けている事に気付き、 それを戦略上の良し悪しの問題として冷静に受け止めるのであったが、「死にたくない」という本音が口をついて出る。 それによって乃恵瑠は、自分の中にノエルが残っていること、むしろノエルの方が本性だった事に気付く。 ノエルの精神世界では消えようとするノエルを原初の人格であるみゆきが繋ぎ留め、 ノエルは決して虚構ではなく原型の自分が望んだ真実の姿だと告げていた。 ここに、度重なる記憶消去により三つに分かれていた人格がノエルをベースに統合されるに至る。 乃恵瑠の姿をしたノエルは一気にクリスを圧倒、神器たる剣の力を使いクリスから力を取り戻すことに成功する。 女王の力を失ったクリスにもはや戦闘を続行する力はなく、 また胸に飛び込んできたみゆきを抱きしめることで戦意は無くなり、戦いは終わった。 ケ枯れ寸前だった橘音は、尾弐に血を与えられることで持ち直し、 凍えてほぼ気絶していた祈とポチも、尾弐の介抱と吹雪がおさまったことで意識を取り戻した。 そこに怪人赤マントが出現、祭神簿と國魂神鏡をクリスから奪い破壊する。 これらの破壊が、クリスが妖怪大統領から命じられていた本来の任務であった。 赤マントはクリスに手を下すことはしなかったが、それはその必要が無いと知っているからであった。 本来さほど強大ではない一介の雪妖に過ぎなかったクリスは、身の丈に余る力を長年持ち続けた反動によって、 ノエルに抱かれながら雪となって消えていくのであった。 赤マントが去り、クリスは消え去り、その場にいるのはブリーチャーズの面々だけとなる。 クリスと決着を付けたことにより、ノエルが東京に居続ける理由は無くなった。 しかし普段の青年の姿に戻ったノエルは仲間達に向かって、 こんな過去を持つ自分が今後もブリーチャーズにいていいかと問いかける。 仲間達の反応は様々だったが、ノエルの申し出を承諾するという点では一致していた。 警察や消防が来る前にと急いで撤退する一同。 事務所に戻った橘音は、自身の因縁のライバル的存在である怪人赤マントとの対決に思いを巡らせるのであった。 店舗兼自宅に帰ったノエルは常連客に扮して東京に付いてきていた乃恵瑠時代の従者達に暖かく迎え入れられ、 家に帰った祈はターボババアに御馳走でねぎらわれる。 一方の尾弐は、拠点の一つとしている入り口無き路地裏にて、神社で手に入れてきた神事用の清酒を呷って吐き出す。 吐きだした酒が黒く変色しており触れた雑草を枯らすのを見て 自分にはもう時間が無いという意味合いの意味深な言葉を零すのであった。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1480066401/283
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