[過去ログ] 『読みました』報告・国内編Part.5 (982レス)
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470: 2009/01/07(水)06:37 ID:Xw1guL1W(1) AAS
>>467
>>3-5
(現在の「書斎魔神・アホアホ語録格納庫」は その27↓
2chスレ:tubo)
471: 書斎魔神 ◆AhysOwpt/w 2009/01/10(土)08:41 ID:sZVV8+ui(1) AAS
都筑道夫「東京幻夢図絵」を読んだ。
一編ずつ見ればそれほど面白い、特筆すべき作は無い。
ミステリと言い得る作は一部、しかも十分に謎解きされないものも多く(主眼ではないとも言える)
ホラータッチの作(「白山下薄暮」)も示唆のみにとどまる。
だが、全体を通じて浮かび上がる古き東京の姿(第1話は除く)には魅せられるものはある。
男女の濃い色事が絡んだ話が多く、映画なら石井輝男のドロドロの世界を想起させるものが
あるが、根っからの東京人作家らしいスマートなタッチがいやらしさ、胸苦しさを感じさせないのは
非常に良し。
作者あとがきでは、近松秋江等の「情話」が念頭にあった旨が書かれているが、
「情話」といえば岡本綺堂の影響も外せないのではないか。
省8
472: 2009/01/12(月)20:40 ID:rV2ZmiWk(1) AAS
連城捕まえて文章上手くなったとか舐めてんのか?こいつ。
頼むから作家を冒涜するのだけはやめてくれ。
473: 2009/01/12(月)21:18 ID:Br1C/QIe(1) AAS
自己顕示欲丸出しの空気の読めないコテハン二人がうざいな
474: 2009/01/13(火)01:26 ID:i/gen/qz(1) AAS
あんたの個人的な思い入れなんか知ったこっちゃない
連城スレならまだ解るが、他所でまでマンセーがデフォだと思われちゃな
第一上手くなったっつってんのに何で冒涜になるんだかw
それも本人との比較だからね
475: 2009/01/13(火)07:01 ID:bl7xxouf(1) AAS
自演がうまくなったね
476: 2009/01/13(火)07:25 ID:e9v6xKIw(1) AAS
ミキティとかキモイあだ名つけちゃってるし、本当に書斎と変わらんなw
477: 2009/01/13(火)20:25 ID:ljnByuUE(1) AAS
要は
頭のおかしい馬の感想文なんか読むだけ無駄、相手にするだけ無駄
ということですよ。
478(2): 2009/01/14(水)07:35 ID:ECmdjFbl(1) AAS
書斎が蛇蝎のごとく嫌われてるのは確かだけど
初心者や一見さんには、この板のご意見番だと思われてるんだよな
479(1): 2009/01/14(水)19:35 ID:yq7U8ZwT(1) AAS
>>478
そうか?
初心者からすら嫌われているぞ?
480: 2009/01/14(水)20:03 ID:iaU6BV9E(1) AAS
からすらくんだけでしょ、嫌ったりなじったりしてるんは
481: 2009/01/14(水)21:26 ID:Y4btAIiv(1) AAS
>>478>>479
初心者にもせいぜい3日もすればバレるw
たいがいしょーもない自演で自爆w
482: 読後感 ◆VkkhTVc0Ug 2009/01/15(木)03:39 ID:zlVize6L(1) AAS
「ゴールデンスランバー」伊坂幸太郎(新潮社)
地元出身の総理大臣の来訪に沸く仙台。しかし、総理夫妻の車に
突如爆弾が放たれる。パニックを起こす群衆。だが陰謀はまだ終わらない。
事件の前から“犯人捜し”は始まっていたのだ。総理暗殺の汚名を
着せられた青年青柳雅春の絶望的な逃亡劇が始まる――。
伊坂の旦那はミステリーじゃない気がして読んだこと無かったけど、
本書は出た当初から評判が良く、しかもこのミス1位になったんで読んだ。
序盤に最初の疑問が浮かぶ。即ち、この構成は必要か?
これは最後まで読んである程度納得した。でも、序盤はもっと
短くて済む気が。
省8
483: 2009/01/15(木)22:13 ID:BL71ENr8(1) AAS
2008年のベストミステリを投票で決める「2chが選ぶこのミステリーがすごい!」スレ
投票締め切りまであと5日です。まだ未投票の方は、ぜひ参加してください。
2chスレ:mystery
【以下のルールを守ってください】
・投票スレの>>1-3は無視してください。
・対象は奥付表記で2007年11月〜2008年10月の期間内に発行された広義のミステリー作品。
・6作品以内で順位をつけて投票すること。
・必ずしも6作挙げる必要はなく、1作でも投票可とするが、上記のように順位はつけること。
・1位=10点、2位=9点〜6位=5点で集計。
・国内作品と海外作品は別々に投票する。
省5
484: 読後感 ◆VkkhTVc0Ug 2009/01/17(土)01:57 ID:czDzh1fA(1/2) AAS
「相棒」五十嵐貴久(PHP研究所)
時は幕末。窮地の幕府を救うため大政奉還を実行すべく薩摩の実力者
西郷吉之助との会談に向かった将軍慶喜。しかし、その途路
慶喜の乗った籠が何者かによって狙撃される。大政奉還に反対する
勢力の仕業とみた老中達は犯人を突き止めるため佐幕、倒幕それぞれに
顔が利く2人の人物に捜査を命じるのだが……。
幕末タイムリミット・ミステリー。年末いくつかの書評で目にしたのだが、
土方歳三と坂本龍馬のコンビが探偵役という奇抜な設定のみに
焦点が当てられているようで、肝心のミステリー部分がどうなのか
良く判らず、確かめたくなって読んだ。
省5
485: 読後感 ◆VkkhTVc0Ug [sage一方は一人の語り手なのに他方は違ったの 年数表記の違いの意味] 2009/01/17(土)02:55 ID:czDzh1fA(2/2) AAS
「黒百合」多島斗志之(東京創元社)
夏休みに関西の父の友人浅木を訪ねた中学生進。浅木家の息子一彦と
池で遊んでいた時、彼らは一人の少女と出会う。その後3人は
毎日の様に一緒の時間を過ごし、友情を育んでいく。やがて訪れる
別れを意識せぬまま――。
本作は読む際に最新の注意が必要なんですの。何せ、一読したくらいじゃ
内容が理解出来ないというシロモノで、下手すると総スカンを食うとか。
ゴドクでコドクになることだけは避けたいもんざます。あ、オデは
とっくに孤立してるか! ってやかましいわwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
閑話休題。230ページと短いし、文章も読みやすく綺麗な印象。
省9
486: 書斎魔神 ◆AhysOwpt/w 2009/01/17(土)20:20 ID:uPmSuzBz(1) AAS
桜庭一樹「赤朽葉家の伝説」を読んだ。
昨年の文春4位、このミス2位、読みたいSFでも10位にランクインした作、
そんなこと以上に直木賞候補作(これで受賞して欲しかった)だが、
なんとなくここまで積読してしもうた作。
正直言うて、第1部の主人公万葉が赤朽葉家へ輿入れするまではスローテンポでやや退屈感
あり、失敗したかな、と思い始めた頃に「物語」は急激に動き出し、頁をめくる手ももどかしいぐらい
に作者の語りに惹き込まれてゆく感がある。
なんの取り柄もない女と自称する語り手赤朽葉瞳子だが、千里眼奥様こと祖母の万葉、
レディース上がりの天才漫画家の母毛毬に対する終始クールな視点を失わないのが落ち着いた
読み応えある大河小説足り得た因かと思う。
省11
487: 書斎魔神 ◆AhysOwpt/w 2009/01/18(日)11:47 ID:MwBlXvUS(1) AAS
西村寿行「帰らざる復讐者」を読んだ。
既にブームも遠く過ぎ去ったものの、今でも暇つぶしに一気読みさせる面白さは備えている。
ただし、この手の作には付きものな極端な御都合主義(主人公の持論も含む)を許容出来得ると
しての話ではある。
父と妹を惨殺された帝大出青年医師がリベンジャーと化し、父の戦時中の過去が絡んで
いたと思われる事件の真相を追う・・・
ハードボイルドアクションと思いきや、前半謎解き小説風、しかも足で追う松本清張風な面白さ
あり、ただし、活躍時期がコンテンポラリーだった破天荒な大藪春彦作品を読み慣れた目には
主人公が凡過ぎて、物足らない感はあろう。
読書人なら、後に森村誠一作品で話題となったネタに、先行する作ではこれも話題となった
省10
488: 読後感 ◆VkkhTVc0Ug 2009/01/23(金)00:03 ID:B8bQUGza(1) AAS
「裁判員法廷」芦辺拓(文藝春秋)
裁判員制度をテーマにした本格中編集。“あなた”という二人称で
進行していく。芦辺の作品を読むのは3冊目だが、良い仕事してんなぁ
というのが素直な感想。自身も自負してるみたいだが、本格にこだわり
ながら社会性にも重きを置いた姿勢でいるのは好印象。
そこは元ブン屋ってことか。
収録作はどれもアリバイや現場の状況から犯人と目された被告人を
弁護士森江春策が助けだそうとするという筋。
ベストは最後の「自白」かな。鮮やかだった。でも順に読んでね。
一度は裁判員に選ばれてみたい。
489: 書斎魔神 ◆AhysOwpt/w 2009/01/24(土)23:34 ID:GKLIPdqN(1) AAS
角田光代「森に眠る魚」を読んだ。
早大一文卒な直木賞をはじめとしたタイトルホルダーだが、
ミステリは書かないためミスオタには無縁な実力派作家の新刊である。
本作は都心の住宅地に住む様々なキャラの5人の主婦をメーンに置き、
子供たちのお受験を絡めた物語。
巧みな描写力により、日常を描きながらもサスペンスフルな作に仕上がっており、
一読巻を置かせぬものがある。
ラストはもう少し暗めの方がベターな感はあれど、前半の笑い含みの展開からサイコな展開さえ
期待させる後半の展開へのシフトチェンジは、なんとも見事としか言い様がない。
お受験ねたということもあって、文京区の凄惨な事件を想起する向きもあろうが、
省2
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