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【腐女子カプ厨】巨雑6438【なんでもあり】 [無断転載禁止]©2ch.net (651レス)
【腐女子カプ厨】巨雑6438【なんでもあり】 [無断転載禁止]©2ch.net http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459819775/
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340: 名無し草 (スプッ Sd9f-G+K4) [] 2016/04/06(水) 02:10:57.31 d 自分にだけ見せる顔。雄の顔ではない、男のリヴァイだけが見ることのできるエレンの雌の顔が見たいのだ。 結果的には…そう、結果的にその顔は見ることができたし、自分のモノにもできたと思う。だが、エレンは心までは許してくれなかった。 「ぁ…っん、ァ、…っ…っ」 「良さそうだな、エレン」 「んっ、…は、ぃ…気持ち、いいで…すっ…はぁ、アッ」 エレンの背中にちゅ、ちゅ、と吸いつきながら、腰を掴んでぐちゅぐちゅになって解れている後孔を何度も穿つ。 外気に触れれば熱を持つローションがエレンの内側の肉をますます敏感にしてしまうようで、中は火傷しそうなほどに熱かった。 こうしてセックスするようになって、どのくらい経つだろうか。季節は冬から春に変わっていた。 エレンはやたらセックスをねだるようなことはしなかったが、我慢ができなくなるとリヴァイのところにやってくる、そんな感じだった。 まだ少し、リヴァイに抱かれることに戸惑っているようだったが、指先でも触れればその体は素直になった。 だが、エレンは最初の頃よりも声を抑えるようになった。息ができているのか心配になるくらい顔を枕に押し付けて、くぐもった喘ぎだけを漏らす。手はシーツを強く掴んでいて決して離そうとはしなかった。 まだ男に抱かれる屈辱に耐えているのかと思いきや、気持ちいいか、と聞けば素直に気持ちいいと言うのだ。だったら我慢などせずにもっと喘げばいい。縋りつけばいい、そう思っているのにエレンは頑なにそうしようとはしなかった。 「おい、エレン」 「ぁ…な、なに…っン、ぁっ、っ、…アッ、ひあ!」 声を我慢されるのが不愉快で、一度性器をずるりと抜くと、その体をひっくり返してこちらを向かせた。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459819775/340
341: 名無し草 (スプッ Sd9f-G+K4) [] 2016/04/06(水) 02:11:22.62 d 顔を真っ赤にして瞳を潤ませ、荒い息を繰り返すエレンは驚いた様子でリヴァイのことを見た。 「な、なん…っ」 「たまにはいいだろ。声、我慢するな」 「えっ、ちょっと待っ…アッ、」 「いいな?」 「あぁ…っ、待っ…リヴァイさ、まだ、いれないで…っ」 「ああ?」 抜いたばかりでまだ少し開く後孔に性器の先端を押しあてようとした所で、エレンがそこに手を伸ばしてそれを阻んだ。 「こっちでするなら、…っ手、縛ってください…っ」 「……なに?」 「お願いします…っ初めての時みたいに、両手、縛ってください…!」 リヴァイはその懇願に頭がくらくらした。 確かに初めてエレンとセックスした時はネクタイで両手を縛ったが、あれはエレンが抵抗するからであって、別にリヴァイに緊縛の趣味があるわけではない。 「…理由は?」 「………なんとなく、…っいいから!早く縛れよ!」 じゃないと入れさせない!みたいに叫ぶものだから、リヴァイは不本意ながらも床に放られた自分のネクタイをとる。 だが、エレンに「皺にしちゃうからオレのにしてください」と言われて、言うとおりにエレンのネクタイでその両手首を縛った。 「痛くないか?」 「平気です…もっときつくてもいいくらい」 これでも結構きつめに縛ったのだが、少しの隙間にエレンはまだ不満そうだった。 「跡がついちまうだろうが」 「いい…明日、休みだから」 そして、手首を縛るために起きあがらせていた上半身をどさりとベッドに横たえると、エレンはリヴァイを見上げて言った。 「ひどく、してください…」 エレンが何を考えてこんなことを言うのかがわからなかった。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459819775/341
342: 名無し草 (スプッ Sd9f-G+K4) [] 2016/04/06(水) 02:11:26.47 d ・・・ 「…それで、それを聞かせられた私はどうすればいいの?」 わいわいと騒がしい居酒屋でリヴァイは正面の女性に冷ややかな視線を向けられていた。 話していた内容は、到底人のいるところでは出来ないほど下世話な話で、この居酒屋が辛うじて個室になっているということだけが救いだった。 隣の声はもちろん聞こえる。 まぁ、両隣ともすでに酔っぱらって大騒ぎなので、こちらの会話が聞こえてはいないと思うけれど。 エレンが縛ってひどく抱いてほしい、と言ってくる。 と、リヴァイは酒が届くなり言ったのだ。 「俺はアイツと普通にセックスがしたい。優しくしてやりてぇ」 「…すればいいじゃない。」 自分の話をする時はあんなに嬉々とした表情でマシンガンのように話すくせに、リヴァイの話にどうでも良さそうに答えるのは幼馴染で腐れ縁のハンジ・ゾエだった。 「必死に頼むアイツの顔に弱いんだ」 「それでもしたいならすればいいんだよ。」 「でもアイツは受け入れようとしねぇ。縛れと言われる度に一線を引かれているような気がする」 ハンジの溜息が聞こえてきた。 「ていうか、もう自分のモノにしたんでしょ?それでいいじゃん。そうして欲しいって言うならやってやりなよ」 「そうだが…いや、そうじゃねぇだろう…」 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459819775/342
343: 名無し草 (スプッ Sd9f-G+K4) [] 2016/04/06(水) 02:11:52.05 d それはそうなのだが、リヴァイはそれでは納得できないのだ。 「どうして?だってさ、君の可愛いエレンはセックスしたい時に来るわけで、リヴァイだって自分の所にきてくれて満足。 彼は気持ちいいし、お互いそれだけの関係でしょう?実際それだけの繋がりでしかないんだし。むしろそれだけの関係ならもっと気持ち良くなりたいと思うんじゃない?」 女だというのにはっきりと言うハンジに若干ひきつつも、リヴァイは一理あるその言葉に眉を潜めた。 「それじゃあ体だけみてぇじゃねぇか。アイツはセフレじゃない」 「は…本気で言ってる?セフレじゃなかったらなんなの?」 リヴァイは黙考した。 エレンはセフレじゃない、と思う。 確かに会う度にセックス…というかセックスするためにしか会わないけれど、リヴァイの中ではそうではないのだ。 それだけの関係にしたくない。男のエレンが同性のリヴァイに抱かれる。 そんなのは普通では考えもしないことで、彼が自分の手の中に堕ちてきただけでも僥倖だと言うのに、リヴァイはそれ以上をエレンに求めているのだ。 「リヴァイがそう思ってなくても、きっと彼はそう思ってるよ。だからリヴァイの所に行くし、セックス自体に嫌とも言わない」 「…それでも、アイツは」 正直に話そう。 リヴァイはエレンのことを自分のモノにしたいと思っていた時から、たぶん、彼に好意を抱いている。 支配したいと思うのも、自分のモノにした優越感に浸りたかったのも、全てただの独占欲だったのだ。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459819775/343
344: 名無し草 (スプッ Sd9f-G+K4) [] 2016/04/06(水) 02:11:55.92 d こんな関係になる前、二度も強引に抱いてしまったことを少なからず後悔していたリヴァイは言うなればただの不器用で、これ以上嫌われてしまわないようにするにはどうしたらよいかわからなかった。 とりあえずもう無理矢理に手を出すことを止めよう。そう思っていた。 けれど、あの日エレンに初めて呼びとめられた。 何か言いたいことがあるのだろうと、あまり人の入らない保管室に連れていった。エレンは何も言わなかった。 体に触れてしまうと抑えが利かなくなるから、出来るだけ触れないようにした。 煽るようなことを言ったのも、エレンがいつでも逃げ出せるように逃げ道を作ったつもりだった。 けれど、エレンは顔を仄かに赤くして、潤んだような瞳を期待に染める。 以前とは違う反応だった。 物欲しそうにリヴァイを見つめ、自分から顔を近づけてくる。 ああ、可愛い。 思わず少し笑って、エレンが逃げ出す前に唇を塞いでいた。 その可愛い顔をもっと見たくなった。 でも、離れようとしても強くスーツを引き寄せられて、求められた。可愛すぎる、このまま食べてやろうか。 だが、このまま流されてまたセックスしてしまっては関係は変わらないと思った。 エレンを抱きたい欲求ばかりで埋め尽くされるこの脳みそを冷やす必要がある。 ちょうど明日から出張だし、この間に頭を冷やして、帰ったらすぐにハンジを呼びだそう。 そうしてエレンがリヴァイに責任取れと言ってきた日にハンジを呼びつけたのは、一刻も早くエレンとのことをどうにかしたいからだった。 けれど結局、他の男と寝るなどと言いだしたエレンに腹が立って、強引に腕を引いていた。 もっと触れて欲しくなるから離せと言うエレンは可愛くて、でも男の所に行くから離せと言うエレンは可愛くなかった。他の男などに触れられてたまるか。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459819775/344
345: 名無し草 (スプッ Sd9f-G+K4) [] 2016/04/06(水) 02:12:56.25 d 男であるエレンに女を抱くなとは言わない。 異性を抱きたくなるのは人間として当然のことで、そこまでエレンを縛りつけることはできない。 リヴァイが抱くのは女も男も関係なくエレン一人で十分だけれど、それはリヴァイが勝手に決めたことだ。 でも、どうしても、エレンを抱く男は自分だけでありたかった。 そうしたらエレンは、苦しそうに顔を歪めて自分の元に堕ちてきた。 女の人のところには行かないで、と声を震わせて。 エレンももしかしたら自分以外を抱かないでほしいと思ってくれているのかもしれないと思った。 己だけを求めて欲しいと。 エレンもリヴァイと同じ気持ちなのかもしれない、と。 そう思ったら我儘だとわかっていてもエレンの心が欲しくなった。 優しくして、甘やかして、体だけじゃなくて心も満たせる存在になりたいと思いはじめてしまった。 エレンは頑なにリヴァイとの間に濃い一線を引いているのだ。それが嫌でたまらない。 「エレンに距離を置かれるのが嫌なんだ」 は?とハンジが声を上げる。 「あー…ちょっと待って。話が食い違ってる気がする。この話は緊縛プレイじゃなくて普通にセックスしたいんだけど…っていう話?それとも、セフレじゃなくて恋人にしたいんだけど、っていう話?」 「……後者だ」 「リヴァイは言葉が足りないよ。不器用すぎる」 ハンジが呆れたように言った。 自分の頭の中だけで考えすぎて、ハンジとの会話が飛んでしまったらしい。 昔から、肝心なことが伝えられない。 仕事になれば話は別だけれど、リヴァイは自分の気持ちを言うのが苦手だった。 「てっきりリヴァイとエレンはただのセフレだと思っていたよ。でも、リヴァイは彼が好きなんだね。 …だったら初めからそう言ってくれる?何で悩んでるのかわからないけど、そんなの好きだって言っちゃえばいいんだよ」 簡単に言ってくれる。 けれど、女とのセックスをそれなりに楽しんでいたエレンを無理矢理にでもあんな体にしてしまったのに、心までも手に入れようだなんてリヴァイは思えなかった。 好きだと告げてしまえば、彼は二度とリヴァイを求めようとはしない気がする。 リヴァイがエレンを抱く理由をエレンは聞いてこない。それはきっと聞く必要がないからだ。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459819775/345
346: 名無し草 (スプッ Sd9f-G+K4) [] 2016/04/06(水) 02:13:00.11 d そんなことどうでもいいからただ抱いてほしい、と、それだけを望んでリヴァイのところにきているのかもしれない。 二人の間に気持ちは不要だと言われているような気がした。 「言ったらエレンはもう俺の所にはこない。…離したくねぇ。でも、同じように気持ちを返して欲しいと思うのは、ただの俺の我儘だ」 「…すいぶん拗らせたね。どちらにせよ、恋人にしたいならセフレのままじゃ駄目だよ。それはわかるよね?」 私はそのエレンと話したことはないからわからないけど、と続ける。 「好きって言えないなら言わなくてもいい。でも、もし本当に一線を引かれているっていうなら、一度踏み込んでみるべきだ。踏み込めば、エレンが何を考えているかわかるんじゃない」 ハンジはそう言うと、荒技だけど、と笑いながら酒を煽った。 ・・・ その日、就業間際に『今日空いてますか』とメッセージがきていて、前回セックスしたのは一週間程前だったから、結構間が空いたな、と思った。 エレンからの誘いを断ったことは一度もなかった。一度でも断れば、きっとエレンとの次はないと思ったからだ。 幸いにも残業のある日と被ったことはない。そのメッセージに『いつのも場所で』と返せば、ただ既読とついただけだったが、それは了解の意だった。 そしていつものホテルに向かう。エレンは周囲の目を気にしてなのか、時間をずらしてその部屋に訪れる。 そして大して休むこともなく、ベッドになだれ込んで唇を貪り、しばらくその体を愛撫すれば、エレンは「縛って」と言いだすのだ。 今日もいつものように部屋に訪れたエレンは、足を踏み入れるなり「風呂に入ってもいいですか」と言ってきた。 リヴァイは初めこそ潔癖などと言ったが、あれは目の前で女に触られていたのが不快だっただけで、本当は大して気にならない。 とは言っても、不思議な事にエレン限定なのだが。 常であれば、もう我慢できないとばかりにエレンから手を伸ばし、キスをねだってくる。珍しいな、と見つめれば少し俯いたエレンがぼそりと言った。 「さっき、女の人に抱きつかれて」 それは一体どういう状況だ。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459819775/346
347: 名無し草 (スプッ Sd9f-G+K4) [] 2016/04/06(水) 02:16:03.39 d 大方、告白されただとか、ここに来るまでに変な女に捕まったとかそんなことだろうと安易に予測はついたが、そんなこと言わなければわからないのに、わざわざ風呂に入ろうとするなんて、余程不快だったのだろうか。 「…入って来い」 エレンは少しホッとしたように息を吐いて、バスルームへと向かった。 手持無沙汰になってしまったリヴァイは窓際の椅子に腰を下ろして煙草に火をつけた。 戻って来たエレンは性急に求めてきた。 温まった体はしっとりとして仄かに赤く色づいている。 作り出された香料の香りが鼻についたが、いつものエレンの香りではないそれを纏っていると、他人のモノになった彼を抱いているようで少し興奮した。 唇が腫れてしまいそうなほど貪りながら、エレンが弱いところを攻める。 乳首はすでにぷっくりと固くなって主張し、指で捏ねたり弾いて引っ掻いたりすれば、エレンはアッ、と短く喘いだ。 性器はもうとっくに固く勃ち上がっていて、ふるふると震えながら先走りを垂らしている。 触れたらすぐにでも弾けてしまいそうなそれに何の予告もなしにしゃぶりつけば、エレンは背を反らせて一際大きく喘いだ。 「ひあっ、はぁっ……ゃめ、ん〜っ…」 女とのセックスが好きだったエレンが口淫されたことがないはずはないだろうに、いつだって彼は嫌がる素振りを見せる。 初めてエレンとセックスした時は「たべないで」と舌ったらずに言われて、早急に入れたくなるほど興奮した。 女よりも深く、激しい口淫に食べられちゃうかもしれない、と思っているのだとしたら可愛くて堪らない。 「ンッ、も、でちゃ…から、…あっあっ」 じゅぶじゅぶと音を立て、吸いながら唇で扱き、舌を性器に絡みつかせた。 だんだん呼吸が短くエレンに、もう限界なのだと察すると、先端をじゅっと吸ってから口を離した。 「あ、くっ…、〜〜っ」 イきそうなところで口を離されて、思わず出してしまいそうになるのを耐えるように指がシーツを握りこんだ。 はぁっはぁっ、と詰めていた息を整えるように呼吸を繰り返して、体を震わせる。 リヴァイが体を起こせば、エレンは敏感になった体に必死に力を入れて慣れたように背を向けて尻を上げた。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459819775/347
348: 名無し草 (スプッ Sd9f-G+K4) [] 2016/04/06(水) 02:16:12.65 d やはり後ろからがいいのか、と思った。リヴァイがこうしろと言う前に、エレンはこうして後ろから受け入れる体勢をとる。 後孔をほぐすのも入れるのもこの方がやりやすいのであまり気には止めなかったが。 「ぅあ…っ、っ」 ローションを後孔に垂らし、自分の指にも纏わせた。 きつく閉ざされたそこを指の腹でゆっくりと撫でる。 くちゅ、くちゅ、と音がしてだんだん温まってくると、エレンの口からも熱い吐息が漏れ始めていた。 「は、ん…はぁっ…ぁ、…っ」 次第に後孔がヒクつき始め、固く閉ざしていたはずのそこが早く入れてと指に吸いつく。 指先を少し入れて抜く、を繰り返す。 そして、思い切りそこに指を一本、根元までぐっと差し込んだ。 「あああっ!」 油断していたのだろう。入った瞬間、指がぎゅうっと締められて、エレンの性器からぱたぱたと精液がシーツに零れおちた。 「ぁっ!待っ、まだ、動かさな…っ、あっああっ」 射精した余韻に浸る暇を与えずに、指を動かした。 これまで何度もリヴァイの性器を受け入れてきた後孔は、ローションの滑りを借りて難なく動かせた。エレンも痛がる様子はない。 「んぅ〜〜っ、ぁ、はぁっ、アッ」 徐々に解れ、柔らかくなっていく後孔にリヴァイもそろそろ限界だった。 「あ…、ぁ…も、入れて…っは、ぅ、」 「エレン、」 指を抜くと、広がったままのそこが欲しがるようにぱくぱくと口を開けた。そこに、ガチガチの性器を押しあてる。 「んあ、ぁ、〜〜〜っはぁ、んんんっ」 「っ、」 にゅるる、と中に入り込む感触。柔らかくなったそこが食いちぎられそうなほどきつく締まってうねった。エレンがどう感じているのかがわかる。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459819775/348
349: 名無し草 (スプッ Sd9f-G+K4) [] 2016/04/06(水) 02:16:50.23 d 強張っている背中を撫でればビクビクッと震えて中もヒクつく。 背中に覆いかぶさって乳首をきゅうっと摘めば中もリヴァイの性器をぎゅっと締め付けた。 「動くぞ、」 「あ…っ、はぃ、突いて、奥、いっぱい突いて…っんっ、ああっ、」 エレンの顔の横に手をついて、エレンの言う通り奥まで突いてやる。 その度にガクガクと体が震え、ぢゅ、ぐぢゅ、と中をかき混ぜる音とエレンの甘い声がリヴァイの耳にまで届いた。 「あっ、もっと、ひどくして…っ、んぅ、はぁっ、アッ、アッ中に、中にだしていいからぁっ…もっと、してっ…ひああっ」 また、エレンは「ひどくして」と乞う。 瞳を潤ませ、快感に熱い吐息を洩らしつつも、その顔は苦しそうに歪められていた。 これはエレンの本意ではないと思った。だとしたら、何故そんなことを言うのだろう。 リヴァイは頭の片隅でそんなことを考えながらも、快感には逆らえずに腰を振った。 奥を突き、ぎりぎりまで抜く度に聞こえるぐじゅ、ぬりゅ、といやらしい音が思考を鈍らせようとしていた。 リヴァイの放った白濁がうつ伏せになった状態で荒い呼吸を繰り返しているエレンの背中を汚していた。 セックスを終えた二人の間に甘い時間などは訪れない。 リヴァイは口下手であるし、エレンは最近リヴァイに控えめな態度で、セックス中以外はあまり言葉を発しなくなった。 エレンの背中に吐き出したものを雑に拭ってやる。 その足でベッドから降りると、なんだかやりきれないような気分になって、断りもなく煙草に火をつけた。 「…中に出していいって、言ったのに」 独り言のように呟かれたエレンの声はしっかりとリヴァイの耳に届いていた。 「体きつくなるだろうが」 「別に。女じゃあるまいし、子どもができるわけでもねぇんだから中出しでも何でもすればいいじゃないですか」 やけに棘がある言い方だった。 「そういうことじゃねぇ。お前のことを心配してんだ」 「男なんだからそんなに弱くありません」 「…おい。お前さっきから何を言ってる?」 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459819775/349
350: 名無し草 (スプッ Sd9f-G+K4) [] 2016/04/06(水) 02:16:54.23 d リヴァイはまだろくに減ってもいない煙草を灰皿に押し付けて、ベッドに近づいた。いつの間にかエレンはリヴァイに背を向けるようにして横になり、体を丸めていた。 「だから、優しくすんなって言ってんですよ」 「ああ?」 「ひどくしていいって何度も、」 「俺にそんな趣味はねぇ」 最初は無理矢理だった。だからこそ、今は優しくしてやりたいし、エレンの体にあまり負担がかからないようにしてやりたいと思っているのに、エレンは何故か苛立っているようだった。 「何が気に入らない?」 「…、」 「何でもすればいいって言うなら、俺はお前にひどいことはしたくねぇ」 言うと、エレンは体を起こして泣きだしそうな声で叫んだ。 「オレは男なんですよ…っだから、女みたいに抱くんじゃねぇよ…っ」 リヴァイは目を瞠った。 「そんな風にするなら、他を当たってください」 「エレン」 「女みたいにするなら、女とセックスした方がいいに決まってる」 「おい」 ベッドから降りようとするエレンの腕を思わず掴んだ。 エレンを女の代わりだと思ったことはないし、女のように抱いていると思ったこともない。 ただエレンの体を気遣いたくて、甘やかしてやりたかっただけなのに、それが裏目に出ているというのか。 「離してください」 ハンジが言っていた。 長い付き合いの私でさえ勘違いするんだから、エレンはもっとわかっていないよ。 リヴァイは言葉が足りないから、無理やりにでもわからせるしかないかもね。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459819775/350
351: 名無し草 (スプッ Sd9f-G+K4) [] 2016/04/06(水) 02:17:19.06 d ああ、その通りだ。エレンは何もわかっていなかった。 何も伝えていないのだから、理解しろと言う方が無理かもしれない。 でも、今リヴァイが何を言ったとしてもきっとエレンは信じようとはしないだろう。 だったら、わからせてやる。 その腕を引き寄せ、ベッドに組み敷いた。 顔には出ないが、明らかに苛立っているリヴァイを見て、エレンが目を大きく見開いて驚いた。 「な、離せよ…っ」 「うるせぇ、黙ってろ」 「んぐっ」 リヴァイは大きな掌でエレンの口元を塞ぐと、そのまま押さえつけて耳元で囁いた。 「そんなに言うなら、俺のやりたいように抱いてやる…テメェが言ったんだ、何されても文句言うんじゃねぇぞ」 こりゃ続いちまうやつだ http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459819775/351
352: 名無し草 (スプッ Sd9f-G+K4) [] 2016/04/06(水) 02:17:22.91 d リヴァイとのセックスは気持ち良すぎて堪らなかった。 腹の奥に男根を埋め込まれ、ぐぽぐぽと出し入れを繰り返されれば敏感な肉はそれを締め付ける。 まるで女のようだ。 リヴァイに言われたように本当に雌にでもされたのかと思う程に、与えられる快感にエレンの体は喜んだ。 エレンには複数の異性のセフレがいる。 けれど、リヴァイとセックスをするようになってから、めっきり連絡をしなくなった。女とのセックスが嫌になったわけではない。 だが、女を相手にしたところでリヴァイとのセックス以上に気持ち良くなれるとも思えないのだ。 そうして自然に連絡が薄れれば、相手からの連絡がくることもなく、関係は消滅していった。 それだけの関係だ。セフレなんて。 そんな関係を持つ女が複数いるエレンには、リヴァイとの関係もそれと同じなのだと思うことに時間はかからなかった。 リヴァイとはセフレだ、とエレンの頭は完結する。 エレンは長らく、恋というものをしていない。 ・・・ 社内でリヴァイの姿を見ると、体が疼く。 あの禁欲的なスーツの下には見た目よりも筋肉質な体が隠されていて、書類を持つあの指が男であるエレンの体を翻弄する。 そして限界まで高められた体に追い打ちをかけるように太くて固い、熱が…と考えてエレンはハッとした。 仕事中なのにこんなことを考えてしまうのなんて初めてだ。 今まで適度にセフレで性欲を発散してきたエレンには、こんな待ちわびるような、我慢できなくなるほど体が疼くなど経験したことない。 これも、リヴァイとセックスするようになってからだ。 女では満足できないエレンの性欲は全てがリヴァイに向けられてしまう。 以前のエレンであれば、相手の都合など考えずに連絡していたが、リヴァイに同じようにするのは何故か躊躇われた。この躊躇いを煩わしいと思いつつも、エレンはどうしてもリヴァイに対しては強く出られなかった。 それはエレンが抱かれる側だからかもしれない。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459819775/352
353: 名無し草 (スプッ Sd9f-G+K4) [] 2016/04/06(水) 02:17:49.99 d リヴァイは他の男や女を抱くことはできるが、エレンはリヴァイに拒絶されてしまったらただ取り残されるだけで、その体を自分で慰めなければならないのだ。 エレンは他の男は駄目だ、というリヴァイの言葉を律儀に守っている。元々、他の男に体を差し出す気など少しもないが。 幸い、先ほどに会って話をした時、今日は比較的忙しくない、と言っていた。 たぶん今日ならば断られずに済む。『今日行くから』『セックスさせて』なんてセフレ相手にメッセージを送っていたのに、相手の様子を窺うように『今日空いてますか』とメッセージを送るのは何とも笑える話だった。 ・・・ 体は正直で、気持ち良すぎる快感に勝手に逃れようとしてしまう。 何かに掴まっていないと逃げてしまうからエレンはシーツを握りしめ、枕に顔を押し付けて耐える。 呼吸も苦しい方がいい。 思考が快楽で埋め尽くされている今、口を遊ばせていたら何を言ってしまうかわからないからだ。 気持ちいいと素直に言うことも、もっととねだることも、そのためにセックスしているのだから構わないが、何か余計な事を言ってしまうのではないかと何故か不安だった。 「ぁ…っん、ァ、…っ…っ」 「良さそうだな、エレン」 「んっ、…は、ぃ…気持ち、いいで…すっ…はぁ、アッ」 背中を吸われて体が揺れた。 リヴァイは最近、抱き方が変わった。 以前は強引で、全身を食べられてしまうような、圧倒的な雄の欲望を見せつけられるようなセックスだったように思う。 抵抗しようとするエレンを力でねじ伏せて、無理矢理言うことを聞かせるような。 けれど、最近のリヴァイはそうではなかった。簡単に言えば、優しい。 エレンが抵抗をしなくなったからかもしれないと思ったが、それにしたって優しかった。 無防備になった背中に小さく口付けられて、確かめるように触れられて、中を穿つ力は強いのに体に触れる指は優しかった。 リヴァイが強く体を押さえつけてくれないから、エレンは余計にシーツを握る指に力が入る。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459819775/353
354: 名無し草 (スプッ Sd9f-G+K4) [] 2016/04/06(水) 02:18:16.28 d そんな風にリヴァイが抱くから、正面から受け止めるのはどうしても躊躇われた。 掴むものがなくなってしまうし、リヴァイの優しいキスを正面から受けるのは何故かとても怖かった。 それなのに、 「おい、エレン」 「ぁ…な、なに…っン、ぁっ、っ、…アッ、ひあ!」 急に中から性器をずるりと抜かれると、正面を向かされた。 肩で息をしながら額にうっすらと汗をかくリヴァイが瞳に映る。 「な、なん…っ」 「たまにはいいだろ。声、我慢するな」 「えっ、ちょっと待っ…アッ、」 「いいな?」 リヴァイの性器がもう一度、ヒクついて欲しがる後孔に狙いを定めた。 「あぁ…っ、待っ…リヴァイさ、まだ、いれないで…っ」 「ああ?」 駄目、駄目だ。 エレンは急に焦り出して、咄嗟にそれを手で阻んだ。 このまま入れられてしまったら駄目だ。 掴むものを失った手はおそらく目の前の男に縋るように手を伸ばしてしまう。 そして引き寄せて、自由になった唇はリヴァイの耳元で何を言ってしまうかわからない。 もうすでに喉元まで出かかっている言葉に、エレンはとても嫌悪している。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459819775/354
355: 名無し草 (スプッ Sd9f-G+K4) [] 2016/04/06(水) 02:18:20.14 d 社内で偶然リヴァイを見かけただけで熱くなってしまう体を引きずりながら家に帰ってくると、ご飯も食べずにベッドに横になった。 油断すれば熱を持つソコに手が伸びてしまいそうになる。 でもまだ、リヴァイとセックスしてから二日しか経っていない。頻繁に連絡して迷惑になるかもしれないと考えるなんて本当に笑える。 リヴァイから連絡が来たことは一度もなかった。むしろあっちから連絡が来れば、遠慮なんてしなくて済むのに。リヴァイはセックスしたいと思わないのだろうか。 「…あぁ、」 エレンは思い出した。 リヴァイはあの日、女は許すと言っていた。リヴァイはエレンが他の女とセックスすることに対して何も思わない。 エレンはリヴァイが抱く他の女を自分と重ね、夢の中の自分にさえ嫉妬したというのに、リヴァイは何とも思わない。 それはたぶん、リヴァイも他の女を抱いているからだ。 だからリヴァイはエレンに連絡をしてこない。所詮、リヴァイにとってエレンは都合のよいセフレでしかないのだ。 「っだったら、なんで」 そもそもリヴァイが男であるエレンとセックスをする理由なんて、妊娠のリスクなく快感を得ることができるからに決まっている。 女のように濡れない体は面倒ではあるが、後に面倒事を引き起こすことはない。妊娠しない、体も弱くはない。自分の欲望を気兼ねなく発散することのできる体。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459819775/355
356: 名無し草 (スプッ Sd9f-G+K4) [] 2016/04/06(水) 02:18:46.14 d だったらどうしてあんな優しく、壊れ物を扱うように触れるのか。 そんな風に女も抱いているのか。そう思うと堪らなく嫌だった。 見つめる視線も、その指も、女と比べているんじゃないかと不安になる。 固いばかりの体が女よりも勝っているところなんてない。 比べるくらいなら、女とセックスしたほうがいいに決まっている。 エレンとリヴァイの関係はエレンが一方的に手を伸ばしているようなものだ。 リヴァイはその手をとることも、遠ざけることもできる。 だからこの関係はエレンがリヴァイに手を伸ばし続け、リヴァイの愛想がつきないよう適度に距離を保たなければすぐに終わってしまう。 終わらせたくない、とエレンは思う。 どうして、と問えば今まで気付かないふりをしていた感情はすぐに答えをくれるかもしれない。 けれど、この薄っぺらな関係にその感情は重すぎる。 のせればのせるほど歪んで、終いには壊れてしまうかもしれない。 エレンはそれが怖かった。 女のようにされたこの体はもう女を抱くことはできない。 他の男に抱かれることを望まないエレンはリヴァイとの関係が壊れてしまったら、どうなってしまうのだろう。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459819775/356
357: 名無し草 (スプッ Sd9f-G+K4) [] 2016/04/06(水) 02:18:50.39 d ・・・ 「あー!エレンくん!」 「お疲れ様です」 リヴァイと時間をずらして会社を出る時、ちょうどエレベーターで一緒になった年上の女性社員二人に挨拶をする。 金曜日だからか、気分の良さそうな二人はこれから飲みに行くらしい。 「エレンくんも行かない?」 「女二人じゃつまらないし、エレンくんが来てくれたら嬉しいな」 細い手がエレンの腕に巻きついて、ぐっと寄せられる。 もはや抱きつかれているのと同じくらいに近い距離に、エレンは少し眉を顰めた。 「…すみません。これから予定があって、すぐに行かなくちゃならないんです。また機会があれば御一緒させてください」 そう言って頭を下げると、えーつまんない!という高い声を聞きながら、早足でホテルへと向かった。 スーツに少しだけ残る女の匂いを消したかった。女に触れられたのが不快だったわけではない。女に触れられた体をリヴァイに差し出すのが嫌なのだ。 「動くぞ、」 「あ…っ、はぃ、突いて、奥、いっぱい突いて…っんっ、ああっ、」 背中越しにリヴァイの荒い呼吸が聞こえる。 リヴァイの性器が動かされる度にぐちゅぐちゅと聞こえる音は自分の体の中で出されているのだとは到底思えなかった。 「あっ、ん、ふ…っ、ぅ、」 中が擦れる。気持ちいい。 エレンは熱に浮かされたような頭でぼんやりと考える。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459819775/357
358: 名無し草 (スプッ Sd9f-G+K4) [] 2016/04/06(水) 02:19:16.42 d 今リヴァイはどんな顔をしているのだろう。 しかし、振りかえることも、正面からリヴァイを受け止めることもしたくはなかった。 その顔を見てしまったら、絶対に彼に縋ってしまうと確信していたからだ。 リヴァイを求め、その体に腕を回して引き寄せて呼吸を近くて感じたい。 離したくない、離して欲しくないと口走ってしまいそうになる。 それを耐えるようにエレンは枕に顔を押し付けて、リヴァイに縋りつきたい衝動をシーツを握りしめて耐えるのだ。 「んっ、…っ、ぅ、はぁっ…あ、」 無防備な背中をリヴァイの指が滑る。優しくするな、まるで大切だとでも言うように触れるな。 「あっ、もっと、ひどくして…っ、んぅ、はぁっ、アッ、アッ中に、中にだしていいからぁっ…もっと、してっ…ひああっ」 エレンは「ひどくして」と乞う。 そうでないと、好きになってしまうから。 もう、限界だ。 リヴァイに優しく触れられるのが、女のように触れられるのが辛くて堪らなかった。 そうじゃない。 アンタがオレを抱くのはそういうことをしたいからじゃねぇだろう。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459819775/358
359: 名無し草 (スプッ Sd9f-G+K4) [] 2016/04/06(水) 02:19:20.50 d エレンは決めつけて、リヴァイに当たった。 終わらせたくないと思っていたのに、一度口にしてしまえば止まらなくなった。 「オレは男なんですよ…っだから、女みたいに抱くんじゃねぇよ…っ」 「そんな風にするなら、他を当たってください」 「女みたいにするなら、女とセックスした方がいいに決まってる」 ああ、終わりだ。 こんな面倒な事を言う奴はセフレに必要ない。だったら、捨てられる前に自分から離れた方がマシだ。 けれど、リヴァイはエレンの腕を掴んだ。強引にベッドに組み敷かれて、視界に映ったリヴァイは明らかに苛立っていた。なんで、どうして。 アンタはオレを引きとめる程オレを想ってはいないだろう。 他の女を抱いていいと言う程オレを想っていないくせに。ただのセフレとしか思ってないくせに。 どろどろになっているくせにきつく締め付けてくるエレンの後孔に自分の欲望をねじ込んでから、一体どのくらいの時間が経ったのだろう。 優しくするな、と言って嫌がるエレンに思考が鈍るくらい甘い愛撫を続けた。 何度射精したかもわからないし、何度かは出さずに、中で達していたと思う。 エレンの腰にはもう力が入らずに、リヴァイの手によって支えられているようなものだった。 こちらに背を向けているエレンの体が可哀想な程に震えていた。 「ぁ…、はぁ、…っ、」 熱い吐息と小さな喘ぎ。 挿入してから一度も動かしていない性器はもうエレンの中で溶けてしまったのかと思うくらい馴染んでいた。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459819775/359
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