[過去ログ] 【腐女子カプ厨】巨雑6438【なんでもあり】 [無断転載禁止]©2ch.net (651レス)
上下前次1-新
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索 歴削→次スレ 栞削→次スレ 過去ログメニュー
620: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)14:10 d AAS
「お前はミカサだけじゃなくて俺の話もよく聞いてくれるからな。助かっているんだ、お前がいると。癒し系ってやつだな」
「っ、……それ、褒めてますか?」
「褒めているだろう?嫌っていうくらいに」
リヴァイは肩を竦めて首を傾げる。なんて性質の悪い人なんだろうか。これを無自覚で行っているのだから怖い。
前の奥さんも自分と同じようにこうやって彼の無自覚に惹かれて好きになったんだろうか。はああ、とエレンは大きくため息をついて頭を抱えていた。
リヴァイはエレンを気にすることなく、腕時計で時間を確認している。そういえば今日はいつもよりも長話をしているが仕事には間に合うのだろうか。
帰りが遅い分リヴァイとミカサは時間に余裕を持ってやってくる。エレンが門の前で出迎えれば今のように少し話をしてから出社することもあるが、今日はそれがやけに長いように感じた。
「それじゃあ、今日もミカサをよろしく」
やはりタイムリミットは来てしまったらしい。残念だがここまでだ。これ以上心臓を押し潰されなくても済むと分かり、エレンは胸を撫でおろした。
「分かりました。気を付けて、こちらは気にしないでください」
省10
621: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)14:10 d AAS
リヴァイと顔を合わせたのは次の月曜日だった。
「おはよう、エレン」
「おはようございます」
なんとなく気まずくて目を逸らしそうにもなる。無理矢理浮かべた笑顔がぎこちない。しかし首を傾げたのはミカサだけでリヴァイは特に気にしている様子もなかった。
「今日も寒いな」
「ええ、本当に」
白い息を吐きながら思わず空を仰ぐ。冷え切った空気と分厚い雲が流れる空に嫌でも冬の気配を感じてしまう。
今日はもしかしたら雪が降るかもしれない。朝の天気予報ではそんなことも言っていた。
リヴァイの格好は普段と変わりはなかった。マフラーを首元に巻いて口元は少し隠れている。
「風邪を引くなよ」
省20
622: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)14:11 d AAS
便乗して気持ちを伝えるとリヴァイは「俺のほうこそ大丈夫だ」と言って肩を竦めて笑う。
「俺が倒れたらミカサの面倒を誰が見るんだ?」
「その時はもちろんオレが、」
そこまで口にして慌ててエレンは口を閉じた。厚かましい態度を取ってしまった自分を彼は恥じる。羞恥で顔が赤くなってしまい、それを隠す様にエレンは俯いた。
「何もそこまでしなくたっていいんだぞ。自分のプライベートくらい大事にしろ」
リヴァイも気に障ったのだろうか。心なしか口調が強くなって叱られている心持になる。
「……でも、」
「本当に大丈夫だ。絶対にそんなことはないから」
ちらりと視線を上げるとリヴァイはマフラーを上げて口元を隠していた。
「……でも、何かあったら連絡してくださいね」
省7
623: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)14:11 d AAS
デジタル時計が表示している時間はそこまで悠長に構えていられる程の時間ではないように思える。
「いいんだ。今日は少しのんびりできるから」
エレンに聞かれる前にリヴァイは彼の抱いた疑問の答えを提示した。
「そうなんですか?」
「たまにはこういう日もあるんだよ」
「それならもっと家でくつろいでから来てもいいんですよ?」
一応園内では登校の時間帯というのは決まっている。
でも場合によってはその時間を過ぎての登校も認められているしリヴァイとミカサにも何度かそういったことはあった。
ミカサだって出来る限りリヴァイと一緒に過ごしていたいと思っているはずだ。
しかしリヴァイは首を振った。
省25
624: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)14:11 d AAS
こんな時に呼び方を変えるなんてずるい。動揺して口ごもってしまう。
駅に向かい立ち去ってしまったリヴァイの後ろ姿をエレンは見ることが出来なかった。
どきどきと心臓が五月蠅い。彼と一緒にいるといつもこんな調子だ。
ここまで心臓が早く動きっぱなしだったら、きっと自分は早死にしてしまうんじゃないんだろうか。
それよりも再来週はどんな服を着ていけばいいのだろう。
とりあえずミカサに会ったら他の子に言わないように口止めしないと。頭の中はぐちゃぐちゃになって混乱している。
リヴァイがいなくなった後も、他の園児たちが登校していたはずだったのだがそれ以降の記憶はあまり鮮明に残ることはなかった。
*****
二週間後の土曜日なんてすぐにやって来てしまった。
省14
625: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)14:12 d AAS
これが二度目の逢瀬だ。明日はリヴァイとの約束の日だったが、その前に無性に人肌が恋しくなってしまって彼を呼んでしまった。
彼との相性は特別悪くはない。
どちらかといえば良いほうだが完璧という程でもない。溺れない程度に良い。
それくらいの相性のほうが身体だけの関係を続けるにはちょうどよかった。
彼の左手の薬指に指輪が嵌められていることに気付いたのは今日が初めてだった。
確か初めて出会った時には付けていなかったはずだ。
恐らくエレンがそこまで深い付き合いを求めてはいないと分かったから、開き直って堂々と既婚者であることを曝け出しているのだろう。
「一つ聞いてもいいか?」
「どうぞ?」
男はベッドの中で両手を広げる。
省19
626: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)14:12 d AAS
「でも君だって同じようなものだろう?本命がいるのに俺を利用するなんて」
うっかり片思いの相手がいることを話さなければよかった。
それにこんなやつと同類なんて思われたくはない。舌打ちを一つして顰め面を浮かべたが、エレンは言葉で否定をすることが出来なかった。
「悪い男だと思うか?」
上目遣いで彼を見上げる。自分よりも体格がいい男はこうされることが好きだというのはエレンの経験上分かっていることだ。
彼もそうだった。甘えているのだと勘違いをして気を良くしている。顔を近づけられてもエレンは拒まなかった。
瞼を閉じて彼からの口づけを受ける。舌を差し込んだ後、すぐに引っ込めて唇を開けば男の舌が口内にねじ込まれた。音を立てて舌を絡ませながらエレンは男の首に腕を回す。
体勢を変えて自分の身体の上に跨ってきた男の単純さにキスをしながら呆れてしまった。
「いや?むしろ魅力的だね、君のような男は」
キスを終えて男はエレンの顔の間近で厭らしく笑った。色っぽさなんて感じない。
省12
627: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)14:12 d AAS
男はなんて単純な生き物なんだろうか――自分を含めてだが。
エレンは呆れながらもわざとらしく声をあげて善がって見せた。こういう時くらい楽しまないと。
「んっ、あっ……なあ、もっと……もっと強くしろよ」
年下の癖に生意気だと言われかねないが彼は別だ。
煽るような言い方をしたほうが彼は燃えるらしい。
お望みだといわんばかりにきつく吸い上げ、根元を擦る彼の愛撫にエレンはまた甲高い声をあげてシーツを掴む。
同類だとは言っていたがやはり彼は自分とは違った人間のようにしか思えなかった。
自分は彼のことだけを見つめることが出来ない。セックスにだって集中出来やしない。
どれだけ愛されてもその向こうにいるリヴァイのことしかエレンは考えられなかった。
歪む視界の向こうで自分を見下ろすリヴァイを想像しながらエレンは男の口の中で果てた。
省2
628: (ワッチョイ 53a2-G+K4) 2016/04/06(水)14:13 0 AAS
つべのライオンホンマかわええ見飽きん
629: (ワッチョイ 53a2-G+K4) 2016/04/06(水)14:15 0 AAS
サンバビキニ着てもバレ来んならわいエガちゃんコスするで
630: (ワッチョイ 9fbf-pU0W) 2016/04/06(水)14:28 0 AAS
>>518
ハーレムものの主人公好きになる気持ちやな>総攻め厨
631(1): (ワッチョイ 371c-G+K4) 2016/04/06(水)14:37 0 AAS
わい無知性コスするで!
632(1): (ワッチョイ 53a2-G+K4) 2016/04/06(水)14:52 0 AAS
>>631
tkbは絆創膏貼ってや
633: (ワッチョイ 371c-G+K4) 2016/04/06(水)15:07 0 AAS
>>632
あかんデカいやつ買って来な
634: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)15:08 d AAS
「ファーランさん、いつもご苦労様」
「いえいえ! また何かあればご連絡ください」
顔なじみの美人受付嬢に労いの言葉をかけられ、笑顔で有名企業のオフィスを出た。
オフィス向けプリンターや複合機のメーカーの修理担当として、様々なオフィスに呼ばれるのが俺の仕事だ。
たまに変な客にあたったり、客の都合で深夜残業になったりすることもある。
それでも、平均的な給料がもらえて、週休2日。上司や同僚も気の良い奴が多い。
手先が器用で笑顔が爽やか(と自分では思っている)俺には、ぴったりの仕事だと思う。
「もしもし、主任ですか? 今、ESネットさんの修理終わりました。この後は……えぇ、はい。明日は直行で壁外出版さんの定期点検で……本当ですか? じゃあお言葉に甘えて! お疲れ様です!」
オフィスビルの入り口から少し逸れた場所で上司に終了の報告をすると、明日は得意先に直行と言うこともあり、機材を乗せた社用車でそのまま直帰して良いというお許しを得た。
まだ夕方の5時。車を家に置いて飲みに行くか……。
省1
635: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)15:09 d AAS
「ファーランさん、いつもご苦労様」
「いえいえ! また何かあればご連絡ください」
顔なじみの美人受付嬢に労いの言葉をかけられ、笑顔で有名企業のオフィスを出た。
オフィス向けプリンターや複合機のメーカーの修理担当として、様々なオフィスに呼ばれるのが俺の仕事だ。
たまに変な客にあたったり、客の都合で深夜残業になったりすることもある。
それでも、平均的な給料がもらえて、週休2日。上司や同僚も気の良い奴が多い。
手先が器用で笑顔が爽やか(と自分では思っている)俺には、ぴったりの仕事だと思う。
「もしもし、主任ですか? 今、ESネットさんの修理終わりました。この後は……えぇ、はい。明日は直行で壁外出版さんの定期点検で……本当ですか? じゃあお言葉に甘えて! お疲れ様です!」
オフィスビルの入り口から少し逸れた場所で上司に終了の報告をすると、明日は得意先に直行と言うこともあり、機材を乗せた社用車でそのまま直帰して良いというお許しを得た。
まだ夕方の5時。車を家に置いて飲みに行くか……。
省20
636: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)15:09 d AAS
再会してから一時間後、俺は社用車を自宅近くの駐車場に置いて、リヴァイは一度オフィスに寄って仕事を済ませ、サーラリーマン御用達の半個室のチェーン店居酒屋でビールのジョッキをぶつけあった。
「あそこで会ったってことは、勤め先はESネットか?」
「あぁ……よろしくお願いします」
「ちょうだい致します」
サーラリーマンらしく名刺を差し出され、俺からも名刺を渡す。前世のリヴァイのことを考えるとおかしくて仕方がない。
「おー! すげぇ重役!」
渡された名刺は、今をトキメク国内……いや、世界最大手のショッピングサイトを運営するESネットの常務取締役の名刺だった。給料良いんだろうな……今日はこいつにおごらせよう。
「お前こそ、このメーカーなら安定していていいじゃねぇか。それに俺はESの社長に学生時代からついていただけだ。そうだ、社長はお前も知っている奴だぞ」
「俺が? 前世の知り合いってことか?」
「あぁ」
省11
637: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)15:10 d AAS
「そうか……そんなことが。まさか巨人の正体が……」
「あぁ。俺の理解の範疇を超えていたから、説明も上手く出来ていない部分もあると思うが……だいたいはこんな感じだったな」
「そんな面白いことになっていたなら、もう少し生きていたかったな」
「……すまないファーラン。あの時、俺が選択を間違えなければお前もイザベルも死なずにすんだ」
それまで、前世と変わらず表情は堅いながらも楽しそうに話していたリヴァイが、急に声のトーンを落とす。
「おいおいおいおい! 何言ってんだリヴァイ! あの時、お前があの選択をしてくれて俺は嬉しかったんだ。
あの計画は、俺が一番乗り気で、リヴァイは俺に合わせてくれているだけだと思っていた。
でも、あの時お前が自分で選択して向かってくれたから……まぁ、悪くない最後だったぞ?」
「ファーラン……」
「ほら、そんなことよりもっと楽しい話題ないのか? そうだ! 俺が死んだあと、恋人とかできたのか?」
省6
638: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)15:10 d AAS
リヴァイに恋人がいたことも、その恋人が男だったことも衝撃だが、それ以上の衝撃で、嬉しくて、ついついビールが進んだ。
「で、そのエレンちゃんとは再会したのか?」
「あぁ、半年ほど前に再会して、先週から同棲を始めたところだ」
5杯目のジョッキを空にしたリヴァイの頬が少し赤い。現世でも幸せなのか。安心した。
「……だが、リヴァイ、お前今何歳だ? 15歳年下に手を出したら犯罪だろ?」
「安心しろ。現代では俺が今32歳、エレンは7歳年下の25歳だ。来週の水曜で26歳になる。いくら手を出してもかまわねぇ」
思えば、俺もリヴァイもこの時点でかなり酔いが回っていたんだ。
「手、出してるんだな?」
「あぁ。当然だろう? 再会したのはゲイバーだったんだが、会ってその日に手を出した。あいつに記憶はなかったが、イイ場所も変わっていなくてな……
前世の記憶を頼りに快感だけを与えまくってやった。セックスでメロメロにしてからゆっくり口説いているうちに、エレンも記憶を思い出して……今は前世のように恋人同士として、平和に仲良く暮らしている」
省12
639: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)15:10 d AAS
そう、先程から摘まんでいるこの極太茄子の丸ごと浅漬けと同じくらい太い。
「慣らせば入るもんだ。エレンの孔も何もない時はキレイに締まっているが、柔らかくほぐせばこのオニオンリングの外周くらいに広がって上手に咥えこみやがる」
……よし、このオニオンリングと茄子の残りはリヴァイに食ってもらおう。
そんな事を考えていると、不意にスマホが鳴った。LINEの音声通話の着信音だ。
「……悪い、俺の方だ。出ていいか?」
「あ、あぁ」
そうか。リヴァイもスマホを持って、LINEを活用するのか……!
しかも、キノコのマークで有名な人気機種の最新型。
前世ではどちらかと言うとあまり物を持たず、流行りものには疎かったから意外というか、おもしろいというか、変わったなというか何というか……。
「どうしたエレン? あぁ、大丈夫だ。そう聞いていたから今、外で飯を食っている」
省17
上下前次1-新書関写板覧索設栞歴
あと 12 レスあります
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル
ぬこの手 ぬこTOP 0.017s