[過去ログ]
【腐女子カプ厨】巨雑6441【なんでもあり】 [無断転載禁止]©2ch.net (1002レス)
上
下
前
次
1-
新
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索
歴削→次スレ
栞削→次スレ
過去ログメニュー
176
:
(スプッ Sdb8-xmDs)
2016/04/08(金)06:10 d
AA×
[240|
320
|
480
|
600
|
100%
|
JPG
|
べ
|
レス栞
|
レス消
]
176: (スプッ Sdb8-xmDs) [] 2016/04/08(金) 06:10:27.70 d 「俺は、身体だけの関係だなんて思ったことねぇぞ。それなりの気持ちがなけりゃ、野郎相手に股ァ開けるわけないだろうが」 万事屋はまだ、動かない。 下手な狸寝入りを続けている。早くそのジャンプどけろ馬鹿。 沸々と湧き上がる焦燥感と同調するように、右手に下げたビニール袋ががさりと小さく音を立てた。 「お前に……大事にされてないと、思ったこともない。確かにそりゃお前は酷い変態だった。俺もそろそろ三十路になるが、あんなことをされたのは初めてだ。でもそれはただ、お前がああいうプレイが好きなんだってだけの話だろ。 それが何で俺を大事にしてこなかったことになるんだ。てめーはいつも、俺が会う約束破ってもひとつふたつ文句言うくらいで、あんまり責めたこともなかったじゃねぇか。待ち合わせに遅れた時もだ。どれだけでも待っててくれたし、責めなかった。 詫び入れろっつってその辺の物陰でしゃぶらされたことはあったけどな。そういうろくでもねぇところはあるが、でも悪い奴じゃねぇよ、てめーは」 遅れてきた俺に、遅ぇよ馬鹿お仕事お疲れさん、つって缶コーヒー投げて寄越してくれたことも何度かあった。 一発ヤり終えたあとはめんどくせぇだのなんだの言いながらも、必ず俺の身体の後処理をしてくれた。 ぼんやりと寝転がる俺の頭をがしがしと撫でる手は、乱暴なのになんだか妙に、優しかっただろう―― あいつとの間にあったことを思い出していると、沸々と込み上げてきたものがあった。思わず俺は俯いた。 「……お前めちゃくちゃ俺のこと、大事にしてんじゃねぇか」 そこまで――そこまでのことを、ちゃんと分かっていたくせに、どうして俺は万事屋を「身体だけでもいいから」なんて言わせてしまうまで追いつめてしまったのだろうか。 後悔と焦燥が止まらなかった。 手を握りしめると、爪の先が掌に食い込んでとても痛い。 けれど昨日のあいつはこんなもんとは比べ物にならないくらい、もっと痛い思いをしていたに決まっている。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1460031797/176
俺は身体だけの関係だなんて思ったことねぇぞそれなりの気持ちがなけりゃ野郎相手に股ァ開けるわけないだろうが 万事屋はまだ動かない 下手な狸寝入りを続けている早くそのジャンプどけろ馬鹿 沸と湧き上がる焦燥感と同調するように右手に下げたビニール袋ががさりと小さく音を立てた お前に大事にされてないと思ったこともない確かにそりゃお前は酷い変態だった俺もそろそろ三十路になるがあんなことをされたのは初めてだでもそれはただお前がああいうプレイが好きなんだってだけの話だろ それが何で俺を大事にしてこなかったことになるんだてめーはいつも俺が会う約束破ってもひとつふたつ文句言うくらいであんまり責めたこともなかったじゃねぇか待ち合わせに遅れた時もだどれだけでも待っててくれたし責めなかった 詫び入れろっつってその辺の物陰でしゃぶらされたことはあったけどなそういうろくでもねぇところはあるがでも悪い奴じゃねぇよてめーは 遅れてきた俺に遅ぇよ馬鹿お仕事お疲れさんつって缶コーヒー投げて寄越してくれたことも何度かあった 一発ヤり終えたあとはめんどくせぇだのなんだの言いながらも必ず俺の身体の後処理をしてくれた ぼんやりと寝転がる俺の頭をがしがしと撫でる手は乱暴なのになんだか妙に優しかっただろう あいつとの間にあったことを思い出していると沸と込み上げてきたものがあった思わず俺はいた お前めちゃくちゃ俺のこと大事にしてんじゃねぇか そこまでそこまでのことをちゃんと分かっていたくせにどうして俺は万事屋を身体だけでもいいからなんて言わせてしまうまで追いつめてしまったのだろうか 後悔と焦燥が止まらなかった 手を握りしめると爪の先が掌に食い込んでとても痛い けれど昨日のあいつはこんなもんとは比べ物にならないくらいもっと痛い思いをしていたに決まっている
上
下
前
次
1-
新
書
関
写
板
覧
索
設
栞
歴
あと 826 レスあります
スレ情報
赤レス抽出
画像レス抽出
歴の未読スレ
AAサムネイル
ぬこの手
ぬこTOP
0.052s