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【腐女子カプ厨】巨雑6498【なんでもあり】 [無断転載禁止]©2ch.net (316レス)
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(スププ Sdaf-PVnu)
2016/11/28(月)17:50 d
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213: (スププ Sdaf-PVnu) [] 2016/11/28(月) 17:50:30.16 d 図書委員としての仕事もそっちのけ、予鈴も聞こえなかったくらい本選びに没頭しているエレンに声を掛けるのが躊躇われた結果、授業には完全に遅刻してしまいそうだ。 けれど、今のリヴァイにとってそんなことは些細なことだった。 「うわっ、わっ、昼休み終わっちゃう!手続きしちゃっていいですかっ」 「ああ、頼む」 確か一週間前も似たような台詞を聞いたなあなんて思い返しながら、リヴァイは何となく満たされた気持ちで小首をこてんと傾けたエレンの作業を眺める。 並べられた三冊の本はどれもリヴァイがまだ読んだことのないものだった。完全にエレンの好みが反映されたそれ。 本の中身そのものよりも、それを読めばエレンの内面に迫れるような気がして期待が膨らんでいく。エレンは、本を通してどんな世界を見たんだろうか。 「おい、エレン」 「へ、あ、はい」 忙しく手を動かすエレンに遠慮なしに声を掛ければ、やや上の空の返事があった。 顔を上げてこてんと小首を傾げる仕草はもう何度も見たことのあるもので、きっとエレンの癖なのだろう。 「お前、受付当番はずっと水曜なのか」 「えっと、その予定です、けど」 「じゃあ来週も来る。その次も。…来るから、本を用意しておいてくれるか」 お前が好きな本をもっと知りたいから。リヴァイの言葉に、エレンはぼんと音がしそうなくらいの勢いで頬を赤らめた。――おいおい、なんだその反応。 予想外のエレンの様子にリヴァイは少しばかりうろたえるけれど、それはやっぱり顔色には表れない。 「今度は一週間猶予があるからな。…期待してるぞ」 内心の動揺を抑えつつ、にやりと笑みを浮かべてリヴァイがそう言うと、エレンは上気した頬のままこくりと頷く。 「…先輩が来てくれるの、待ってますね。本と一緒に」 柔らかな笑みとともにそっと呟かれた言葉は、ちょうど鳴り響いた午後の授業開始を告げるチャイムに掻き消されることなく、リヴァイの耳に届いて甘く響いた。 続く(大爆笑) http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1480265818/213
図書委員としての仕事もそっちのけ予鈴も聞こえなかったくらい本選びに没頭しているに声を掛けるのがわれた結果授業には完全に遅刻してしまいそうだ けれど今のにとってそんなことは些細なことだった うわっわっ昼休み終わっちゃう!手続きしちゃっていいですかっ ああ頼む 確か一週間前も似たような台詞を聞いたなあなんて思い返しながらは何となく満たされた気持ちで小首をこてんと傾けたの作業を眺める 並べられた三冊の本はどれもがまだ読んだことのないものだった完全にの好みが反映されたそれ 本の中身そのものよりもそれを読めばの内面に迫れるような気がして期待が膨らんでいくは本を通してどんな世界を見たんだろうか おい へあはい 忙しく手を動かすに遠慮なしに声を掛ければやや上の空の返事があった 顔を上げてこてんと小首を傾げる仕草はもう何度も見たことのあるものできっとの癖なのだろう お前受付当番はずっと水曜なのか えっとその予定ですけど じゃあ来週も来るその次も来るから本を用意しておいてくれるか お前が好きな本をもっと知りたいからの言葉にはぼんと音がしそうなくらいの勢いで頬を赤らめたおいおいなんだその反応 予想外のの様子には少しばかりうろたえるけれどそれはやっぱり顔色には表れない 今度は一週間猶予があるからな期待してるぞ 内心の動揺を抑えつつにやりと笑みを浮かべてがそう言うとは上気した頬のままこくりとく 先輩が来てくれるの待ってますね本と一緒に 柔らかな笑みとともにそっとかれた言葉はちょうど鳴り響いた午後の授業開始を告げるに掻き消されることなくの耳に届いて甘く響いた 続く大爆笑
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