[過去ログ] 〜歴代死刑囚について語ろう〜確定百六年目〜 (1001レス)
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176: 2014/09/10(水)07:11 ID:u8gLTsKY(4/22) AAS
岡田浩幸 殺人 姻族1血族2

枚方市の会社員岡田浩幸被告は2009年4月17日午後7時ごろ、自宅で中学1年の長女(当時12)と
小学1年の次女(当時7)の首を絞めて包丁で刺殺し、妻(当時46)も殺害した。さらに岡田被告は
自らの腹も刺して3週間のけがを負った。妻が刺されながらも110番通報し、駆けつけた枚方署員が、
自らの腹を刺そうとした岡田被告を制止した。5月8日、殺人容疑で岡田被告を逮捕した。
 岡田被告は大手会社の大阪支社営業部長を務めていたが、2008年5月枚方市の心療内科に通院し、
休職中だった。
 簡易精神鑑定の結果、罪に問えると判断し、7月23日に起訴された。

2012年12月17日大阪地裁 無期懲役
裁判員裁判。
 2012年11月15日の初公判で岡田被告は、「長女、次女に危害を加えたのは妻だ」と一部を否認した。
 検察側は冒頭陳述で、岡田被告は2008年5月からうつ状態で会社を休み、家族に冷たくされていると
感じていたと指摘。理想の家族に戻ることができないなら家族を殺して死にたいと考え、遺書を作って
いたと述べた。一方、弁護側は「妻は家にいる夫にストレスを感じ、一家心中を口にしていた」とし、
岡田被告が逮捕時に犯行を認めたとされる点について「妻を追い込んだのは自分のせいと思い、うその
説明をした」と述べ、娘2人について無罪を主張、妻に対しても殺意はなく、妻の行動を止めようと
した際の過剰防衛だと述べた。

 12月11日の論告で検察側は、うつ病で休職中だった岡田被告は妻の態度が冷たいと感じ、理想の
家族像が壊れる前に心中しようとしたと主張。家族の「やめて」との懇願を聞き入れず、執拗に
攻撃を繰り返した、と述べ、「妻子の苦痛は察するに余りある」と指摘した。同日の最終弁論で
弁護側は、捜査段階で3人の殺害を認めたのは捜査側の誘導だったと反論。娘2人の殺害について
「危害を加えたのは妻だ」と無罪を主張した。また妻殺害については、事件当日は意識障害に陥り、
行動を制御することが困難な状態だったと説明し、心神耗弱を理由に刑の軽減を求めた。
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