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【大川小津波訴訟】遺族からは怒りの声 “ゼロ回答”の勝訴判決 資料廃棄で説明ウヤムヤ 真相はヤブの中★4 ©2ch.net (1002レス)
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名無しさん@1周年
2016/10/28(金)16:30
ID:Sg2vExZV0(2/21)
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23: 名無しさん@1周年 [] 2016/10/28(金) 16:30:24.74 ID:Sg2vExZV0 <無線は1回> 「大津波警報が発令されました。早く高台へ逃げてください」。午後2時52分、石巻市河北総合支所の職員が防災無線で呼び掛けた。 校庭のスピーカーからも聞こえた。哲也君の記憶では、スピーカーが鳴ったのはこの1回だけだ。 先生や地域の人たちは輪になり、何かを話し合っていた。指示を待つ子どもたちの列は徐々に崩れ、それぞれ小さな輪になって話し始めた。 哲也君たちの輪の中に、涙を流している男の子がいた。「大丈夫だぞ」「こんな所で死んでたまるか」。みんなで口々に強気な言葉で励ました。 「山さ逃げた方がいいんじゃね」「早くしないと津波来るよ」。近くにいた6年生の男子は、担任に訴えていた。 この間に、母しろえさん(41)が哲也君と3年生だった妹の未捺さんを車で迎えに来た。先生は児童と保護者の名前を照合し、引き渡していた。 忘れ物があったのか、しろえさんはいったん自宅に戻ることになった。「おっかあ、ヘルメット持って行って」。 母を案じた哲也君は自分のヘルメットを渡そうとした。しろえさんは「危ないから、自分でかぶっていなさい」と受け取ろうとしなかった。 「すぐ戻るからね」。2人の最後の会話となった。 <遠回り経路> 「整列して。これから三角地帯に避難します」。先生の指示で、児童は新北上大橋たもとの堤防道路(通称三角地帯)に歩き始めた。海抜約1メートルの校庭より6、7メートル高い場所だ。 直線で約200メートル。なぜか釜谷交流会館の前を通り、住宅地を抜ける遠回りのルートが取られた。「山に登れるのに、何で三角地帯なのかな」と哲也君は思った。 高学年を先頭に、低学年が続いた。「津波が来ているから急いで」。教頭の声をきっかけに、みんな小走りになった。 住宅地を抜けて県道を曲がった時、新北上大橋に波しぶきがかかるのが見えた。黒い水が堤防を越えて来た。 がくがくと脚が震えて動けない。「授業中に寝ちゃって、夢を見ているのかな。でも、こんな長い夢はないよな」。 次の瞬間、右脚が動いた。振り向き、裏山を目指して駆けだした。 低学年の児童は、哲也君たちが走ってきた理由が分からず、きょとんとしていた。腰を抜かしたり、四つんばいになったりしている友達や先生の姿も目に入った。 その中に柔道仲間の6年生の男の子がいた。「行くべ」。襟を何度も引っ張ったが、立ち上がれない。水の塊が近づいてきた。 懸命に裏山をはい上がった。3メートルぐらい登ったところで「後ろから誰かに押されているような感じがした」。津波だった。頭から水をかぶると同時に、必死で木につかまった。土の中に押し込められるような激しい衝撃とともに、気を失った。 http://daily.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1477638908/23
無線は1回 大津波警報が発令されました早く高台へ逃げてください午後2時52分石巻市河北総合支所の職員が防災無線で呼び掛けた 校庭のスピーカーからも聞こえた哲也君の記憶ではスピーカーが鳴ったのはこの1回だけだ 先生や地域の人たちは輪になり何かを話し合っていた指示を待つ子どもたちの列は徐に崩れそれぞれ小さな輪になって話し始めた 哲也君たちの輪の中に涙を流している男の子がいた大丈夫だぞこんな所で死んでたまるかみんなで口に強気な言葉で励ました 山さ逃げた方がいいんじゃね早くしないと津波来るよ近くにいた6年生の男子は担任に訴えていた この間に母しろえさん41が哲也君と3年生だった妹の未捺さんを車で迎えに来た先生は児童と保護者の名前を照合し引き渡していた 忘れ物があったのかしろえさんはいったん自宅に戻ることになったおっかあヘルメット持って行って 母を案じた哲也君は自分のヘルメットを渡そうとしたしろえさんは危ないから自分でかぶっていなさいと受け取ろうとしなかった すぐ戻るからね2人の最後の会話となった 遠回り経路 整列してこれから三角地帯に避難します先生の指示で児童は新北上大橋たもとの堤防道路通称三角地帯に歩き始めた海抜約1メートルの校庭より67メートル高い場所だ 直線で約200メートルなぜか釜谷交流会館の前を通り住宅地を抜ける遠回りのルートが取られた山に登れるのに何で三角地帯なのかなと哲也君は思った 高学年を先頭に低学年が続いた津波が来ているから急いで教頭の声をきっかけにみんな小走りになった 住宅地を抜けて県道を曲がった時新北上大橋に波しぶきがかかるのが見えた黒い水が堤防を越えて来た がくがくと脚が震えて動けない授業中に寝ちゃって夢を見ているのかなでもこんな長い夢はないよな 次の瞬間右脚が動いた振り向き裏山を目指して駆けだした 低学年の児童は哲也君たちが走ってきた理由が分からずきょとんとしていた腰を抜かしたり四つんばいになったりしている友達や先生の姿も目に入った その中に柔道仲間の6年生の男の子がいた行くべ襟を何度も引っ張ったが立ち上がれない水の塊が近づいてきた 懸命に裏山をはい上がった3メートルぐらい登ったところで後ろから誰かに押されているような感じがした津波だった頭から水をかぶると同時に必死で木につかまった土の中に押し込められるような激しい衝撃とともに気を失った
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