日本の成長率、実は「G7首位」?働き手中心の指標で見えてくる別の姿 「人口減少の中、驚くほどうまく対処している」と米大学教授 [首都圏の虎★] (960レス)
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(41): 首都圏の虎 ★ 11/19(火)18:56 ID:aw8AVKla9(1) AAS
 1990年代のバブル経済崩壊以降、景気の低迷が続いてきた日本。「失われた30年」と言われ、最近では名目国内総生産(GDP)がドイツに抜かれて4位に転落したことも話題になった。だが、日本の経済成長率は働き手の減少を考慮すれば先進7カ国(G7)首位だった―。米ペンシルベニア大教授らがこんな調査結果をまとめた。

 「長期低迷が常識とされてきた日本が、G7で首位に立てたのはなぜか」。意外な調査結果に関心を持った私は、調査した教授に、日本が良好な結果をたたき出した背景を取材。日本の専門家にも話を聞き、さらなる成長に向けて日本経済が抱える課題を考えた。(共同通信ブリュッセル支局=仲嶋芳浩)

 ▽実質成長率だと下から2番目

 調査したのは、米ペンシルベニア大のヘスース・フェルナンデス・ビジャベルデ教授ら3人だ。調査の基となる主な数値は、世界銀行のデータベースから引用してG7で比較。今年8月に最新版を公開した。
 GDPは、国内で一定期間に生み出されたモノやサービスの付加価値の合計を示し、景気動向や経済規模を示す目安とされる。調査によると、2008年から2019年までの日本の成長率は、物価変動の影響を除いた実質で年平均0・58%。G7では最下位イタリアに次いで下から2番目で、首位の米国の1・81%や、カナダの1・79%と比べると大きく見劣りした。

 人口1人当たりの成長率では、日本は0・68%とやや改善する。人口そのものが減少傾向にあるためだ。G7全体で見ると4位だった。
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