[過去ログ] マソン結社の組織と秘密 (73レス)
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26: 2023/08/23(水)14:26 ID:GhqaMxol0(2/8) AAS
怪奇な昇級試験
Dところでこれらの級位を得るためには試験のようなものが必要だそうですがご存知でしょうか?
R試験のうちでも私どもに一番異様な感じを与えるのは、最初の三階級に課せられているものです。しかしここでは簡単にそれを説明するにとどめましょう。
第一級位Apprenti(アプランティ)を願い出た者は、le Cabinet de Refiexions(ル・キャビネ・ド・レフレクション・瞑想室)へ閉じ込められ、そこで与えられた試験で答案を認めます。そうして目隠しをして応接室へ連れ込まれるのですが、着衣は左の胸と膝とがあらわな程切り開かれ、靴を脱がされ、スリッパをはかされて、脱いだ靴は手に持ち、所持金はがま口ごと取り上げられます。そこで彼は旅行を象徴する行為を三度、あるいはそれに似た行為を若干させられます。そうしてその行為の後で彼は恐ろしい内容の宣誓あるいは誓約をさせられ、その上でいよいよマソン間の特殊な合言葉と合図を教えられ、アプランティという名称を与えられます。しかし、これらの全ては決して静粛な理によって行われるのではなく、盛んな訓話と饒舌なうちに執り行われるのであります。
第二級位Compagnon(コンパノン)の場合には旅行を象徴した行為が三度から五度になり、第一級位の場合に劣らず騒々しいうちに全ては執り行われるのであります。
それからLa Maitrise(ラ・メートゥリーズ)の場合ですが、この階級の級位授与式に至っては、怪奇と厳粛を極めたものであります。室内は黒色の幕で張り巡らされ室内は暗く、数個の髑髏が飾られてあるのをはじめとし、イラムの柩(ひつぎ)が置いてあって、志願者はこれを一定の足さばきによってまたがされるのであります。
この行事はイラムの伝説、イラムを暗殺した三人の同業者が、夜かげに乗じて、彼の死体を埋めてしまったところ、彼らが目印に差しておいたアカシヤの枝のために偶然にその死体が発見され、イラムの死体に違いないことがわかったという伝説から来たものです。
そしてこの『柩のまたぎ』が済むと、志願者は「ヒカゲノカツラの花粉」を少量つめた特殊な煙管をくゆらされ、彼らは自分が十分な光明を受け入れたという旨を宣誓するのです。
27: 2023/08/23(水)14:58 ID:GhqaMxol0(3/8) AAS
Dどうも全てが子供のままごとみたいで、しかも何だか不気味なように思われますね。しかしまだまだ怪奇な試験が課せられるように聞いていますが…
Rそうしたことが行われたのは余程以前のことでして、こうした慣行や儀式が余りに常識はずれなのを悟ったわけですね。したがってそれらの大部分は廃止され、残っているものといっても暫時改良が加えられています。ところでひとつ怪談的興味という点からして、相当有力なマソン結社員べリヨン博士がかつて物語ったところを受け売りいたしましょう。
『アプランティ級位を志願する者は、目隠しをほどこされ、廊下をもあちらこちらと何百回も引き回され、それから建物の最上階まで登らされたうえ、そこで試問に対する答弁を述べるのです。それから彼は両足を結ばれ、長い綱の一端でしっかと胴体を結ばれた上、滑車でその高所から吊り下ろされ、地下の井戸(今でもこれはあるが)の底に近いところまで(おおよそ70mあたりまで)おろされるのです。水面には特にしつらえた格子があって、志願者の足があと数デシメートルのところまでおろされ、時にはあらかじめ志願者の足に数枚のオリーブの葉を結び、格子の上へは数匹のウサギを置く。そこで上から下ろされた志願者の足のオリーブの葉を見て、ウサギが飛びかかる。なんと恐ろしい気持ちがすることでしょう。古い湿っぽい井戸の中で得体のしれない動物が足元へ飛びつくことは…(マソン結社員エドガール・べイヨン『ロッジュ・ル・フェニックスの話』38頁)
28(1): 2023/08/23(水)16:18 ID:GhqaMxol0(4/8) AAS
四、戦慄すべき秘密厳守の律法
ものすごい宣誓式
D以上の言葉は、フラン・マソンが自らを卑俗から切り離してきたということを示しているように考えられます。しかし今までのところではその用語が特異であるというだけで、それに危険な性質は含まれているように思われませんし、別にあなたが最初言われたような秘密結社的な暗さがあるとも思えませんが、そこのところをひとつご説明願いたいものです。
Rそれを説明し証拠づけるものならば多くて選択に困るほどあります。まず儀式の方から始めるといたしましょう。
グラン・トリアンの志願者は次のようなSerment(セルマン・誓約)ーマソン結社の慣用語をもってすればObligation(オブリガション)ーを強制されます。すなわち、
『厳正と公正のシンボルである曲尺(かねじゃく)とフラン・マソンの律法書にかけて、熱意とくじけない心の精神をもって、フラン・マソンの広大な事業に参加し働くことを誓約するものである。わたくしめはマソン律法遵守に忠実を誓い、その秘密を命じられた一切について漏洩を固く戒めるものであります。』〔グラン・トリアン結社、アプランティ級心得書(カイエ)、1887年版41頁〕
これよりも少し以前の同級位心得書(カイエ)にも次のようなのが現れている。
『わたくしめは名誉の象徴のこの剣と律法書とにかけて、尊厳なるマソン社より示し知らしめられている一切の秘密及び結社内での一切の見聞を厳かに他へ漏らすことなく、また特別な許可がない限りそれらについて一行の文をも書くことなく、許可を得て書く場合にも指定された範囲と様式においてだけすることを誓約するものであります。』(グラン・トリアン、アプランティ級心得書・1880年版21頁)
Dグラン・トリアン派では、どこのロッジュでもこの例式のみが一様に採用されているのでしょうか?
Rいえ、ある道場(アトリエ)のようなところでは特に別の例式にしたがっています。
29: 2023/08/23(水)16:22 ID:GhqaMxol0(5/8) AAS
『名誉の象徴のこの剣と公義の厳正を表しかたどるこの曲尺(かねじゃく)と、この後わたくしめの所有となる律法書とにかけて、マソンの集まりにおいて見、かつ聞く何事をも口にし筆にすることなく、また特別な許可がない限り、及び指定されない限り、グラン・トリアン結社員に関する問題について語り、あるいは書くことがないのを宣誓するものであります…そしてこの誓約にそむくことがあることについては、わたくしめの背信がもたらした処罰を甘受し、わたくしめが全てのマソンの呪いを一身に受けることも、なんら含むところのないものであります。』(La Loge Clёmente Amitiёラ・ロッジュ・クレマント・アミティエにおいて行われるアプランティ及びコムパニヨン級位の儀式書、13頁及び14頁)
Dそうですか…するとフランスのグラン・トリアン派とその所属ロッジュは、入会者に対してずいぶんすごい誓約を要求するものですね。こんな厳重な宣言は、どの派にも共通なものですか?
Rいや、スコットランド派はもっとひどいのです。この派の゛Grand Loge Symboligue Ecossaie グランド ロッジュ サンボリック エコセ゛の宣誓式はこんな風なものです。
まず支部長が志願者に向かってこう言います。
『貴下よ、定めの宣誓式を行います。よくお聴き下さい。』
「貴下は、貴下自らの自由な意思で、この派のマソンのこのように参列した前において、厳粛に誠実に、フラン・マソンの秘密を他の何者にも漏らすことがあってはならないのを約束し誓われるのですが…異存はございませんでしょうね?」
そこで志願者は
「異存ございません」
「では私の後について繰り返しください!「わたくしめはもしこの宣誓を破りました場合には、たとえ喉元をかき切られてもいとわないものであります。」(『グランド・ロッジュ儀式書』ボーマルシェ編、ドーブル印刷、第99号、20、21頁)
Dああ、それで秘密結社であることがはっきりしてきたようです。
30: 2023/08/23(水)19:16 ID:lUiuVYcd0(1) AAS
Rところでここにひとつのぞっとするようなのがあります。まあお聞きください。
『わたくしめは、わたくしめの発意において、宇宙の大いなる建築者及び尊敬すべき列席のマソンのみなさんの面前において、厳粛な誠真をもって、わたくしめに示されたフラン・マソンの秘密を堅守して漏洩することなく、またそれらについて書き、描き刻することがないのを宣言するものであります。万一この宣言に違反しました場合には、喉元をかき切られ、舌根を抜かれて海の砂に埋められ満ちて来た潮がわたくしめを永遠の忘却へ引き去ろうとも、それは覚悟の上のことであります。』(グラン・ロッジュ「テバ」結社の第一級位授与式の開序・終幕の儀式)
以上はアプランティ級位のためのもので、コンパニヨン級位の誓約はさらに鬼気迫るものがあります。
『万一この誓約を破りました場合には、心臓をえぐり出され、五体は焼かれ、わたくしめの死灰が風に吹き散らされようとも、またわたくしめの存在がマソンのみなさんの脳裏から消えるとしても、なんら異存なきものであります。』(『エコス派・フラン・マソンの儀式』32頁)
31: 2023/08/23(水)22:17 ID:/gwB3lpc0(1) AAS
巧妙極まる脱法行為
Dまったく戦慄ものですね。しかし結社の秘密を守るというこうした厳粛な宣誓も、どちらかといえば、単に形式上のもので、実行とは縁の遠いもののように思えますが…?現にグラン・トリアン派は特別な雑誌を発行していて、これは絶対秘密という建前とは反しているようですが?
Rなるほどそうも考えられますね。その雑誌゛Le Bulletin du G∴O∴ル ブルタン デュ グラン トリアン゛は、以前国立図書館へ納付されていましたから、誰にでも読まれているはずです。しかしその編集方法は、たとえ秘密が漏れても最小限度にとどめるといった具合になっているのです。編集に当たっていた一マソン結社員が総会で質問者ムールニェに答えたところは次の通りであります。
『貴下もすでにお気づきのことでしょうが、何か重要な事項がでてくると、別の埋草的な文字が差し替えてあるのです。本当に大切な事柄は十中八九まで隠してありますが、これはまた当たり前のことで、ある種のことが世間へ知られることは、我々にとって危険を意味するからです。』(グラン・トリアン、1893年度総会報告書503頁)
Dマソンはなかなか用心深いとみえますね、お言葉では゛Le Bulletin du G∴O∴ル ブルタン デュ グラン トリアン゛が国立図書館へ納本されているとのことですが…
Rそれは以前のことです。実のところあなたのそのお訊ねを待っていましたので、その点からしてもあなたはマソンがなんのための秘密結社であるかをよく了解されていることでしょう。つまり1896年以来は、(実にマソン的な奸計によって)法律上の規定があるに関わらず、この雑誌は納本されなくなったのです。それについては次のような1896年度総会報告書が事実を明らかにしています。
『フラン・マソン結社員ダゼ(発言)……我々はグラン・トリアン委員会において結社の利益を考えました結果、従来のBulletin(ブルタン)に変更を加え、印刷物という性質を帯びて公衆に渡るおそれのあるような内容を、全然取り去ることのしたのであります。我々は納本を強いられるような雑誌風のものを印刷する必要がないことを認めました。したがって名称もBulletin(ブルタン)からCompte-rendu(コント ランデュ・報告書)へと変更しました。」』
32: 2023/08/23(水)22:17 ID:GhqaMxol0(6/8) AAS
Dなるほど、独特な高飛車なやり方をさけたのですね。しかしこのようにまでペテンにかけられた当局者は早速追求の手をのばすでしょうが…?
Rところが、この脱法行為は当局と馴れ合いの上でのことで、当時国立図書館宛に詰問書が提出されたこともありましたが、それに対して館長は、遺憾ながらこの脱法行為に自分は制裁を加える権能がないと声明しました。また同様な詰問書が文部、内務の両大臣に送られましたが、前者は権限外を理由とし、後者は全然回答いたしませんでした。
33: 2023/08/23(水)23:40 ID:GhqaMxol0(7/8) AAS
厳格な秘密漏洩の取締まり
Dけしからんわけですね、昔は王者の礼ということが言われたもので、これは政務あるいは臣下との交渉に几帳面であることを指したのですが、第三共和国以後においては大臣の礼さえ人の口にのぼらなくなりました。さて、それはそれとしてグラン・トリアンの会員に対する厳格ぶりについて、何かその他にこれはといった立証的事実をご存じでしょうか?
Rマソンの中に口軽な者がいて何かの機会から局外者におしゃべりしますと、その者は疥癬病みの羊としてフレールから過酷な取り扱いを受けるのです。その一例として一マソン代議士の場合を掲げることができます。
Dそれをお話しください
Rではグラン・トリアンの本部から出ている印刷物(1898年3月19頁)に出ているものを引用することとしましょう。
『フラン・マソン結社員エドガール・モンテイユ氏は、委員会に対して゛Runionレユニオン゛の代議士マソン結社員というマイ氏が最近ジャンヌ・ダルク記念祭日の制定に関する法律案について、下院でとった態度はすこぶる遺憾である、と陳述した。つまりマイ氏はマソン間の秘密を破り、彼が名誉会員に なっている゛Clemente Amiti?? クレマント アミイティエ゛ロッジュからマソン議員のみに当てられた回覧の所々を演壇で読み上げたというのが、モンテイユ氏の指摘した遺憾なのである。」
Dフラン・マソン結社員エドガール・モンテイユ氏といえば、お目付け役といった存在ですから、彼がマイ氏について密告したとしても、大して驚くほどのことではないでしょう。
Rなるほどね、しかしこの場合モンテイユ氏はただ単にある腹いせにやったらしいのです。つまりそれは数年前のことです。彼は下院での彼の不用意な饒舌からこっぴどくやられたことがあったのです。その頃彼は゛Clemente Amiti?? クレマント アミイティエ゛ロッジュの会頭だったのです。そのときの彼への攻撃は1893年3月21日の゛Le Bulletin du G∴O∴ ル ブルタン デュ グラン トリアン゛の87頁に次のように出ているのです。
『春分の日開かれた゛Le Conseil de Rordre ル コンセイユ ド ロルドウル゛は゛Le Clemente Amiti?? ル クレマント アミイティエ゛の支部長がマソンに関係のある秘密を俗世間に漏らしたことを、全員等しく恥辱と感じるものである。我々はこれをもって入会時の誓約を破ったものと考える。」
34: 2023/08/23(水)23:41 ID:GhqaMxol0(8/8) AAS
Dよくわかりました。しかし、もしそうであるならばマソン結社は彼らの秘密をもらすからといって、その種の新聞紙にそれほどの嫌悪をもつことはないわけじゃありませんか?
Rそれについては一言申し上げましょう。例えば゛La libre parole ラ リーブル パロール゛(フランスの反ユダヤ主義の政治新聞)の暴露のごときは彼らの陣営に一脅威を与えたのでした。
回覧がひっきりなしに支部長のもとへ回され、自らマソンであると称し、ある種の秘密書類を手に入れようとしている者への対策としています。
もっともロッジュの秘密を金のために裏切る有力なマソンも相当にいます。もしそうした者を発見した場合には、グラン・トリアンも大変な騒ぎです。
Dそれではっきりしました。マソン結社の秘密が、社会に対してどのような力を持っているのかを了解しました。
R特に政府に対してね…。私はあなたに次のようなことを申し上げたいですね。マソン結社がフランス共和国を議会制度とし、それにその悪徳を投げ入れ、しかもそれを党派的な、不正な弱体的なものにしたのも、その秘密主義によるものであります。
35(1): 2023/08/24(木)00:44 ID:vp8pO9p50(1/12) AAS
五、マソンは猶太(ユダ)結社
指導権を握るユダヤ人
Dあなたは、フラン・マソン結社は猶太(ユダ)結社だとおっしゃいましたね。一体彼らのうちにどのくらいユダヤ人がいるのでしょうか?
Rそうですたくさんいます。もし゛France Catholique フランス カトリック゛の編集者ヴェラックスを信じるならば、フラン・マソン結社内のユダヤ人の割合は70%であります。(1932年4月号の『フランス・カトリック』参照)
したがって現在のフラン・マソンの創設者がユダヤ人であるといっても過言ではないのです。
Dしかし私は長い間ロッジュはユダヤ人を避けてきたように聞いていますが?
Rそうした傾向がなかったとは申しません、しかしユダヤ人は、キリスト教徒とか、ゴイ(ゴイム)の全然混じらない特別なロッジュを持っているのです。それはブナイ・ブリスと呼ぶロッジュで、フランスではパリのブランシュ街一番地にその道場を持っています。(1932年の増設)
(現在有名なブナイ・ブリスは、NYのユダヤ人コミュニティーの相互扶助組織の名称)
Dユダヤ人は現在のフラン・マソンの指導者だと申しますが、それは確かですか?
Rそれは確かです。
省4
36(1): 2023/08/24(木)00:44 ID:vp8pO9p50(2/12) AAS
『ユダヤ教がフラン・マソンの一分派をなしているという非難があったとしても今さら驚くことはないではないか?それがフラン・マソンの一分派であることはマソンの神智論がその底においてカバル(カバラ)の神智論にも比すべきものであるがゆえに明らかである。』
大教法師イサック・ワイズはまた次のように証言しています。
『マソン結社はユダヤ人の組織で、その歴史、その階級、その儀式、その慣用語、その表現すべて一から十までユダヤ的である。』(1855年8月3日の『イスラエリット・オヴ・アメリカ』)
37: 2023/08/24(木)06:41 ID:vp8pO9p50(3/12) AAS
>>36
イサック・ワイズ=アイザック・メイアー・ワイズ?
モラビア出身のアメリカのユダヤ教改革派のラビ。 アメリカ改革派の草分け的存在。
38: 2023/08/24(木)07:15 ID:vp8pO9p50(4/12) AAS
ユダヤ人自身の告白
Dどうもありがとうございました。その辺りで十分です。ところで現在のフラン・マソンにおけるユダヤ人は、自らの分を知った者ばかりでしょうか?
Rそれがそうでないのです。これを証明する非ユダヤ人フラン・マソンの言葉があります。
『ル・サンボリスム誌はフラン・マソンについて次のようにいっている、彼らの最初の行為はその知識の聖なる殿堂を不断に守るユダヤ民族に光栄があるようにさせることであった。彼らはそれによって国境を取り去ろうとするのである。』(サンボリスム誌)
フラン・マソン結社員、マック・ゴウアンは次のように言っている。
『フラン・マソン結社はイスラエルの古い信仰にその基礎を置いている。…イスラエル思想がフラン・マソンの善または美とかいうものの基礎をなしているのである。』(1930年4月のフリーメーソン)
またドイツの一マソン結社員ルドルフ・クラインも次のように言っています。
「我々の儀式は終始ユダヤ人的なものである。つまり我々は現在のユダヤ教とはっきり関係を持っていることになる。そうしてこの儀式は世界のあらゆるロッジュに共通なものである。』(1928年7-8号『ラトミア』)
その他このような引用をすることは容易なことであります。
フラン・マソンのあるお偉い方の一人バゾオは次のように書いています。
省3
39(1): 2023/08/24(木)13:08 ID:vp8pO9p50(5/12) AAS
六、マソンは政治結社
政務独占を企画するマソン
Dもしお差し支えなければフラン・マソン結社が政府の事務に食い入っているという点についてお話しくださいませんか?
Rもちろんお話ししましょう。食い入ってるどころじゃありません、彼らは政務を独占しています。
Dで貴方のおっしゃる意味では、マソンの流れるところ、そこに政治結社があることになるのですか?
Rそうです。その本質からいって彼らは政治にその主力を置きます。
Dしかしマソン結社の組織は、その結社が政治に加わることを禁忌するようにできているということじゃありませんか?
R長い間世人はこの結社を軽く見てきたのです。1884年4月12日パリで、有名な議員フラン・マソン結社員メジュルユールによって、゛la Grande loge Symbolique Ecossaise ラ グランド ロッジュ サンボリック エコセーズ゛が出来上がったのです。そうして彼らは゛La Grande loge ラ・グランド・ロッジュ゛がすべての政治討議を禁じている条項を無効なものとして提案しているのです。もちろんこの提案は可決されました。(゛Bulletin de la Grande loge Symbolique Ecossaise゛第七巻35頁)
Dあなたは少数派の゛La Grande loge Symbolique ラ グランド ロッジュ サンボリック゛についてお話しくださいました。しかし゛la Grand Orient ル グラン トリアン゛はいかがでしょうか?
Rではグラン・トリアンの機関誌゛la Grand Orient ル グラン トリアン゛を見ることにしましょう。(1886年9月の゛Bulletin du G∴O∴゛545頁)
省1
40: 2023/08/24(木)13:08 ID:vp8pO9p50(6/12) AAS
Rそうである我々は政治の分野に侵入する。我々の全ての委員会において討議されることは、政治およびそれ以上のことでなくてなんであろう。』
Dこれはどうも驚きました。こんな文句を聞かされると今日まで私がフラン・マソンについて考えていたことは、余程修正されねばなりません!
R また彼らはこんなことも言っています。
『マソン結社はどこまでも政治のしもべでなく政治の主でなければならない。』
41: 2023/08/24(木)13:48 ID:vp8pO9p50(7/12) AAS
選挙場内で暗躍するマソン
D彼らの正体がそろそろつかめてきたようです。すると、政治の主となるという目的から言えば、どしどし政界から会員を送り、その権力ある位置へ彼らをすえるように全力を尽くすことになるわけですね。
R確かにそうです。彼らはあらゆる巧妙な策謀をめぐらせて政党内へマソンの代議士を詰め込もうとしています。
Dフランスの一般選挙権所有者は、それについてどう考えているのでしょう。
R彼らときては血のめぐりの悪い者が多く、候補者の真の所属がどこにあるのかをさえ少しも理解しないのです。で、これらの候補者が当選して議員になるやただちに、彼らは下院のマソン代議士ブロックへ入るのです。1891年の゛Bulletin du G∴O∴゛にも次のように出ています。
『我々は議会の核心に純然たるマソン・サンジカ(組合)を組織している。』(゛Bulletin du G∴O∴゛1888年号529頁)
その後この組合はGroupe Frateruel parlemontaire グループ フラテルネール パールマンテール゛(議会同交会)」と改組され、そのことは次のマソン代議士宛回覧を見るとよくわかります。
1924年6月3日、パリ
親愛なる同人諸氏よ
マソン結社に属する同人の若干名は、議会同交会を結成しようとする希望を
省6
42(2): 2023/08/24(木)14:35 ID:vp8pO9p50(8/12) AAS
マソン議員の義務
Dしかしそんな風にブロックを作ったマソン代議士は果たして本当によく結束していますか?
Rマソン結社はその結社員の義務を明確に規定しています。次の引用文をよくお聞きください。
『現にフランス、オランダ、スペイン上下両院に席を有するマソン結社員は、少なくとも3ヶ月に1回グラントリアン結社に参集し、マソン結社とフランス共和国の共通の利益の申し合わせをするべし。』(1899年委員会報告書484頁)
Dなるほど、フランス共和国と共通なる利益」と出ましたね。狡猾なマソン連中、いよいよマソン結社とフランス共和国とをごっちゃにしてお茶を濁そうってんですね。
Rまったくお説の通りで、マソン系大臣ランボオ(1842-1905)はかつて『フランス共和国は表面に出たマソン結社であり、マソン結社は隠れたフランス共和国である』と公言しています。(1894年委員会報告書、389頁)
要するにマソン議員たちは、各自の所属支部で細かい指図を受けるとともに、グラン・トリアン本部からの命令を受けるべき厳重な義務が負わされているのです。
Dところであなたが引用されたものはどうも古色蒼然たるうらみがありますが、もう少々新しいところをお願いしたいものですね。
Rお望みならばいくらでもあります。例えば1924年5月11日のカルテリストの選挙に備えるために1923年のグラン・トリアン委員会が協議したところのものがそれでして、ここではそれについて上下両院議員に課せられるべき義務についての部分を示すことにしましょう。
『マソン系議員は、我々がマソン結社の放射物にも等しいのであるから、その代表者とある間は当然結社の手足として奉仕すべきである……彼らは自己への指導法則として、総会の議決中議員に関するものに服すべきである。要するに彼らはその政治生活のあらゆる場合において我々マソン全体を支配しつつある主義方針に準拠して行動すべき義務がある。
省2
43: 2023/08/24(木)14:46 ID:vp8pO9p50(9/12) AAS
>>42
フランスの国章、共和制及び自由の象徴として国民に親しまれている女性像マリアンヌは、パリのフリーメーソンのシンボルでもあり、パリのフリーメーソン博物館に展示されている。
外部リンク[html]:travel.watch.impress.co.jp
マリアンヌは自由の女神
外部リンク:ja.m.wikipedia.org
ここのフリーメーソン博物館には、フランス人権宣言の起草に力をつくしたラファイエットの剣が展示されている。
フランス人権宣言の版画にもプロビデンスの目は描かれている。
プロビデンスの目
外部リンク:ja.m.wikipedia.org
フランスの自由の女神がニューヨークへ。そしてお台場へ。日本はメイソン国家かよ。
44: 2023/08/24(木)16:09 ID:vp8pO9p50(10/12) AAS
>>42続き
彼らは一にフラン・マソン結社の利害を最も重要な点においてのみ行動すべきである。
彼らは議会内に特殊な団体を組織し、フラン・マソン結社のために全力を上げて行動することが必要である。(1923年委員会報告書364頁-365頁)
D要するにマソンたちは服従の義務を負わされているのですね。もしこの義務に背くような場合には、彼らはそれぞれ所属の支部においてさらし首の刑にでも処せられるのじゃありませんか?
Rそうです。しかし話を先へ進めましょう。
『マソン結社員が立候補をする場合、彼らは委員会の決議について知らねばならない。もしそのマソン結社員は良心があり、熱意ある人間で、我々と心をひとつにしている者ならば、今さら彼に最小限度の基礎的政見綱領を教える必要はなく、このようなものはすでに少なくとも一年以上、我々の間で議決されているのであるから、それについては知っていなければならないのである。したがって彼らがどんな政見を発表するかは、彼らと彼らの良心との、あるいはまた彼らと彼らを声援している支部との問題であって、万一マソン立候補者の政見中に我らの意見が入っていない場合には、その所属ロッジュはただちに適切な方法を講じてその立候補を阻止するか、または彼らを落選させるべきである。』(1897年総会報告書328頁)
Dしかし各ロッジュが今申されたような行動に出るためには、さらに直接的な監視機関が必要なように考えられますが?
R確かにそうです。したがってその目的をもっともよく達成するために、マソン結社間で次の二点が誓約のもとに規定されているのです。
一、フランスのグランド・ロッジュによって設けられた一委員会は、議会中のマソン議員の態度および投票の状態について注意を忘れないものとする。(官報およびパリ市報を集め本部庶務課へ送る)
二、この委員会は三ヶ月ごとに報告書をマソン本部へ提出すべく、そこで本部は各ロッジュをしてその選出代議士に対して適当な措置をとるべく委員を任命させ彼らをして議会におけるマソン議員の態度を決定させるものとする。(『ルヴュウ・マソニック1899年2月号、22頁)
45: 2023/08/24(木)21:00 ID:vp8pO9p50(11/12) AAS
マソン結社の政治的陰謀
Dそんなにまで監視されているのでは、マソン議員はすでに公民ではなく、単にマソン結社員であるにすぎないじゃありませんか?
Rまったくその通りです。
『フラン・マソンは公民とあるべきである。……しかしすべてをおいてフラン・マソンであるべく、議員候補者であり、市参事会員であり、代議士であり、大臣であり、大統領であることはその次でなくてはならない。彼は絶えずマソン精神の鼓舞を受けることに努め、その職位の向上にしたがってその同士間の接触を頻繁にし、その間においてマソンのインスピレーションを体得しなければならない……」(゛Bulletin Masonique ブルタン・マソニック1889年267頁)
Dまったく自己というものを放棄した形ですね。ところで政界へ身を投じたマソン結社員は口頭以外の誓約をとられるのでしょうか?
R自筆署名の誓約書を徴収されることになっているのです。
『1897年の委員会は総選挙を控えて全てのマソン候補者が所属ロッジュの支部長に対し、自らの思想的所信と政見とを書き署名した上、全マソン結社の支持を得るためそれを所属ロッジュへ提出し、所属ロッジュはさらにこれを、本部へ回付することを要求する。そうしてこの声明書の思想的所信に関する部分は最近の本部委員会の声明と合致すべく、さらにその政見に関する部分は少なくともパリ各ロッジュの会議において採決された最小限度の基本的政見と合致すべきことを要求する。』(1897年委員会報告書237頁)
Dしかし選挙の期間中どこにもそんな声明書は見当たらなかったようですが?
R一般に見えるように張り出してはありません。それはマソン結社の方で『この声明書はどんな候補者も公表するのに及ばない』と規定しているからです。
Dそうなりますと、つまるところ彼らマソン候補者たちは、選挙人を欺瞞することになりますね?
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