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酒の肴に小説を。 (1000レス)
酒の肴に小説を。 http://awabi.open2ch.net/test/read.cgi/mog2/1427776831/
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19: 黒霧芋マスター [sage] 2015/03/31(火)14:03:16 ID:dcl 昼近くに起き出した僕は屋敷のダイニングで執事にブランチを頼んだ。 昨日の醜態を晒したせいか執事の態度は素っ気ない。 「かしこまりました。」 その一言で顔も録に見ずに出ていく。 暫くしてからメイドが僕のブランチを乗せた、銀色のカートを押しながらやって来た。 配膳するメイドに声をかける。 「首領さんは今日はどちらに?」 メイドは手を止めて僕の方に向き直り静かに言う。 「西の塔で全体会議を開いておいでです。」 「西の塔とは?」 「屋敷から程近いこの街の議事堂の様な所です。 差し出がましいとは存じ上げますが全体会議とは、首領様と豪農様方、小作代表者様、自治関係者様等との議論の場で御座います。」 メイドは一礼し配膳作業に戻る。 うーん。 折り目正しい。 なにやら背筋が伸びる。 配膳が終わり一礼し去っていくメイドの背中に声かける。 「すみません。 その全体会議はいつ頃閉幕するんですか。」 メイドは振り返り姿勢をただし真っ直ぐ僕を見ながら 「会議の詳細は解りかねますが、西の塔の使用手続きは昨日から4日程と伺っております。」 うーーーーん。 背筋が伸びる。 彼女が喋ると僕はどうやら緊張するみたいだ。 これは恋? メイドは一礼してダイニングを出ていく。 まぁ 彼女が後10年歳を取ったら考えよう。 幼女のメイドの背中を見送る。 僕はこの街の滞在期間は3日程かと当たりをつける。 http://awabi.open2ch.net/test/read.cgi/mog2/1427776831/19
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