[過去ログ] 【テーラワーダ仏教】ブッダの教えと冥想の実践19 (1002レス)
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802: 桃太郎 2021/05/16(日)22:24 ID:N1gsu54U(2/2) AAS
ただし、この主張は部派仏教の経典は文字によって伝承され、大乗は口伝で伝えられたというものであるが、
これは史実と異なる。実際は上座部のパーリ経典の方が口伝で継承されていた。
パーリ経典は口伝で重要な暗記をやりやすくするために、反復や韻を踏む内容となっている。
また、僧の大集会などで経典を唱える行為はこの暗記の正確さをお互いに確認しあうという役割があった。
パーリ経典が文字として記録されたのは大乗仏教が登場してからである。
外部リンク:ja.wikipedia.org
ここで、注目すべき箇所は、
中村元という仏典研究の第一人者があらゆる仏典を研究し尽くして言うには
「「阿含経典に見られない、宗教的により深遠な教え」をブッダはサーリプッタに対して説いていたはずであるという主張」だ。
証明不可能であっても、誰よりも研究し尽くした学者の結論である事は間違いない。
私はこの「深遠な教え」こそが法華経であると考える。
もうひとつ注目すべき箇所は
「パーリ経典が文字として記録されたのは大乗仏教が登場してからである。」という部分
すなわち、原始仏典も文字化されるまで数百年を経ているという事だ。
であるならば、大乗仏教が数百年の間、記憶として伝承されていてもなんら不思議ではあるまい。
しかも、釈尊は法華経を無闇に下品の衆生に説いてはならないと戒めていたのだから、小乗教より後に大乗教が興隆しても不思議ではない。
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