[過去ログ] 【テーラワーダ仏教】ブッダの教えと冥想の実践20 (1002レス)
1-

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索 歴削→次スレ 栞削→次スレ 過去ログメニュー
672: 桃太郎 2023/02/10(金)09:19 ID:/l7jO8yY(2/3) AAS
あなたたちは当然今世では「阿羅漢」になる気も無いだろうし、なろうとも思ってないし、なれるはずも無い。
それは前述した通りです。

ならば、来世もまた生まれて来るわけだから、「死」の問題を解決しなければならない。
「これから自分はどのように生き、どのように死んでゆくのか」という課題を解決せずして、有意義な人生はあるまい。

「今は苦しいから死のう」このような考えで毎年2万人自殺者がでる。「自殺大国日本」は世界にも知られている。
なんと悲しむべき事だろうか。自身の生命に無限の力を秘めた「仏界」を宿している事を知らずにこの世を終わるとは。

法華経は一切衆生に「仏」という偉大な生命がある事を教えた経典です。
これに迷うを「凡夫」と言い悟り開くを「仏」と説いてあるのです。

ゆえに自殺ほど愚かな「人生の選択」は無い。なぜなら「仏の法器」と言われる自身の肉体を自ら破壊する行為は「悪業」でしか無いからです。
この様な人は来世もまた同じような苦しみの中で生きることになります。そして、それが永遠に繰り返される。

初期の仏典には、次のような話がある。

**********************

 ――摩訶男(マハーナーマ)という、在家の信者がいた。

 彼は、もし、街の雑踏のなかで、三宝への念を忘れている時に、災難に遭って命を失うならば、自分はどこで、いかなる生を受けるのかと、仏陀に尋ねる。
 すると、仏陀は言う。

 「摩訶男よ、たとえば、一本の樹木があるとする。その樹は、東を向き、東に傾き、東に伸びているとする。もしも、その根を断つならば、樹木は、いずれの方向に倒れるであろうか」
 摩訶男は答えた。

 「その樹木が傾き、伸びている方向です」

**********************

仏陀は、仏法に帰依し、修行に励んでいるものは、たとえ、事故等で不慮の死を遂げたとしても、法の流れに預かり、善処に生まれることを教えたのである。

逆に苦しみから逃れようと「自らの根を絶つ」(自殺)ならば、結果はどうなるか、上記の釈迦の教えから理解出来るでしょう。
1-
あと 330 レスあります
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル

ぬこの手 ぬこTOP 0.008s