[過去ログ] 在来線の高速化について語るスレ Part3 (1001レス)
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724(2): 2014/02/11(火)17:08 ID:4LwE7Cih0(1/3) AAS
鉄道ジャーナル1998年7月 p.38−45
東日本旅客鉄道(株)
鉄道事業本部
運輸車両部車両課副課長 野元浩
「特急形電車設計のポイント」より抜粋
(1/3)
■スーパーあずさ(E351系)
この車両は,新宿−松本間の所要時間短縮で高速道路と対
抗するという使命があり,スピードアップが最大の目標であ
った.このため,曲線の多い中央線用として振子機構を採用
した.自然振子式の381系と異なり,曲線の位置を検出して
シリンダで車体の傾斜を制御し,曲線進入時の振り遅れや曲
線出口での振り戻しを抑えて乗り心地を向上させた.とはい
っても基本は自然振子であることは変わらず,振子中心より
も車体重心を下げなければスムーズな走行と乗り心地は期待
出来ない.
このため,重心の低下と左右バランスはこの車両の設計製
造上の最も重要なポイントであった.重心の低下で最も目立
つのは空調装置であり,381系の場合は空調装置全体を床下
に搭載し,ダクトで天井に冷風を導いて室内に吹き出してい
た.この構造ではたしかに重心は下がるが,ダクトのスペー
スや室内の空気を空調装置に戻すリターンダクトの構成が複
雑になる.このため、最近の振子車両は一様にセパレート式
と呼ばれる空調装置を採用している.この構成は特殊なもの
ではなく,一般家庭用の室内機と室外機の構成を車両に導入
したと思っていただければよい.(通常のユニットクーラーは
一体型のウインドエアコンの構成といったところ)
>>725に続く
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