[過去ログ] >大野精工の総務部からのお知らせ【社畜自慢】 [転載禁止]©2ch.net (316レス)
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301: 2018/01/14(日)23:31 ID:sdW9xuEu(1) AAS
2018年1月8日

下請けピラミッド構造のしがらみ
 トヨタ自動車の電気自動車での出遅れの理由として、巨大な下請けピラミッド構造とのしがらみがある。
トヨタ自動車といえども、部品点数約3万点という自動車全部の技術を持つことは不可能。
子会社やグループ企業から購入するのだが、その際に技術的なすり合わせが欠かせない。

 これは長い関係の上に構築されたプロセスであり、メーカーにとって重要な無形資産である。
そのパワーが特に強大なのがトヨタ自動車。そして、そのすり合わせ技術の多くがガソリンエンジンに基づいたものだ。

 トヨタグループの代表格企業はデンソー。
前身はトヨタ自動車の開発部門であり、1949年に日本電装株式会社として創業している。売り上げは4兆3000億円に上る。

エンジンがなくなる日
 問題はその主要製品の中に、エンジン関係の部品や機器が多いこと。
それらは、冷却機器(ラジエーター、冷却ファン、インタークーラー、オイルクーラー等)、
エンジン機器(点火コイル、マグネット、ディストリビューター、点火プラグ、排気センサー、燃料噴射装置)などだ。
EV時代になると、これらの機器は全て要らなくなる。

 トヨタグループのアイシン精機も同じ。売り上げ約3兆円で、主な製品の中に、エンジン関連やトランスミッションが含まれる。
特に世界トップレベルと言われるオートマチックトランスミッション(自動変速機)が無用になれば、それは痛い。
この2社の下に、さらに「デンソー系」「アイシン精機系」といった子会社や関連会社群があり、その下にさらに下請けや孫請け企業が延々と連なる。

 大きくなり過ぎた恐竜は小さな哺乳類に変身することが難しい。
それが、今日のトヨタ自動車の姿である。

外部リンク:mainichi.jp
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