エレンのお願い13か条 (554レス)
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539: 名無しに代わり進撃の巨人ちゃんねるがお送りします 2013/12/22(日)05:39 ID:FYOOfyEA0(62/72) AAS
ミカサの方が最後までイクところまではいけなかった事が、エレンにとっては心残りだったが、それを言っている場合ではなかった。
キース教官が戻ってきて鍵を開けてもらい、二人は教官に説教を喰らう羽目になる。そして中で見たものは他言無用だと念押しされてしまった。
エレンは渋々その場ではそれを了承したが、どうしても納得出来ずにこっそり、その時に手に入れたノートをアルミンに見せる事にした。
部屋に戻ってからアルミンは部品の説明とノートを見比べてある結論を出した。
アルミン「うーん。もしかしたら、立体機動装置以外の物を作ろうとして、失敗したものなのかな」
エレン「失敗した? 失敗した部品なのか? あれは」
アルミン「設計図を見る限りでは。空を飛ぶ方法が他にもないか、いろいろ試したんじゃないかな?」
アルミンは鞄のような物を背に乗せてそこから下へエネルギーを発射して飛んでいる人間の図や、人間に羽をつけたようなデザインのそれを見てそう結論してみた。
アルミン「うーん。まあ、部品を見てみないことにはなんとも言えないけど、設計図を見る限り、何かを作ろうとしていたのは間違いないと思うよ」
それが途中で放置されているという事実に少し怪訝な思いもあったが、アルミンの好奇心は十分に揺さぶられた。
アルミン「明日、またその倉庫にちょっと入ってみようか、エレン」
エレン「え? でも新しい錠前がかけられたからもう入れないだろ」
アルミン「大丈夫。僕に任せて」
アルミンはちょっとだけ悪い顔をしてエレンにそう答えた。
そして翌日の夜。
人気の少ないその時間帯にエレンとアルミンはこっそり外に出た。
そして例の怪しげな倉庫に再び訪れると、アルミンは錠前の方ではなく、鉄格子のついている窓の方に寄っていった。
アルミンはちょちょっとその鉄格子を触るとカッコンと簡単にそれを外してしまった。
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