ミカサ「この長い髪を切る頃には」 (933レス)
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(1): 2014/04/23(水)05:26 ID:ib05uJUE0(4/16) AAS
エレン「………ユミルはグレーとかも似合いそうじゃないか?」

と、エレンが手に取ったのはグレーのノーカラーの薄手のジャケットだった。

エレン「ちょっと羽織ってみたらどうだ?」

ユミル「ん……じゃあとりあえず」

という訳でエレンの選んだそれをユミルは着てみた。

おお、大人っぽい雰囲気だ。確かにこっちの方がいいかもしれない。

ユミル「着心地も悪くない。値段は2980円くらいか。まあ予算内かな」

クリスタ「それにしちゃう?」

ユミル「ああ、意外とエレンの選択は悪くないのが多いしな」

エレン「そうか? まあ、それならいいんだが」

そんな感じでさくっと上着が決まった。これで買い物は終わりか。

と、私の意識が逸れたその時、ユミルが「お前らは水着を買わなくていいのか?」とエレンとライナーに言った。

ライナー「ん? スクール水着で十分だろう。わざわざ買うような物でもない」

エレン「だな」

ユミル「ふーん、そっか。ライナーの男物ビキニとか見てみたいなあとクリスタと前に話してたんだけどな」

クリスタ「ちょっとユミル!」

ライナー「何? 本当か、クリスタ」

クリスタ「うっ……じょ、冗談に決まってるじゃない! 本気にしないで!」

ライナー「クリスタが見たいのであれば、買うのはやぶさかではない」

ライナーが何故か急にキリッとして男物の水着コーナーに移動してビキニを選び始めた。

その様子をエレンは遠くから冷たい目で見つめている。

ミカサ「エレンは新しい水着を買わないの?」

エレン「買わねえ。必要ねえよ」

ミカサ「そう……」

エレン「男のビキニなんて、それこそライナーくらい体格が良くないと似合わないだろ」

ミカサ「いえ、別にビキニが見たい訳ではないけど」

エレン「けど?」
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