ミカサ「この長い髪を切る頃には」 (933レス)
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910: 2014/05/01(木)21:15 ID:4HlcJnpk0(5/11) AAS
控室に戻ってわいわい言いながら、メイクや衣装を外して制服姿に戻る。
大道具の私達は次の学校の手伝いがあるのでまだ仕事が残っているが、役者達はここで自分の役目は終わったようなものだ。後はそれぞれの係に戻るだけである。
エレン「あーしんどかった。まじで心臓止まるかと思った……」
ジャン「同感だ……仮面外れた時、やばかったな……」
マーガレット「にしても変ですね。仮面の留め具、入念にチェックしてたのに」
スカーレット「………留め具じゃなくて、紐の方がなんか怪しい」
マーガレット「え?」
スカーレット「まさかと思うけど……誰かに悪戯されたのかな」
ペトラ「えええ? 嘘?! 誰に?!」
マーガレット「考えられるのは他校の生徒じゃないですか? うは! まるで硝子の仮面みたいな展開ですね〜」
ペトラ「笑ってる場合じゃないわよ! もしそうだとしたら許せん! 犯人捜しちゃる!」
オルオ「やってる場合か! もう、舞台で仮面が外れるのを見せちまった以上、もし勝ち上がったとしても、この流れのまま行くしかねえぞ」
ペトラ「うっ……そうね。アレはアレで確かにいい演出にはなったけど」
ペトラ「にしても、ごめんね。エレン……結局、顔出ししちゃった」
エレン「あーもう、しょうがないっすよ。ま、美少女設定に説得力がなくなったとしても、そこはそこで」
ミカサ「そんな事はない。エレンは美少女だった」
マーガレット「そうよ! エレンは綺麗だった。だからきっと大丈夫よ」
ジャン「これが本当に女だったら、まあ、オレも放ってはおかなかったかもな」
………………。
その発言後、マーガレット先輩の目が光った。怖い。
マーガレット「やだ、ジャン。ちょっと目覚め始めてる? もしかして、そうなの?」
ジャン「ちょっと……その目やめて下さい! あくまで「女」だったらって話ですからね?!」
マーガレット「隠さなくてもいいのにーうりうり♪ 先輩、そういう話が大好物なのよ?」
エレン「………(冷たい目)」
ジャン「エレンもそんな目で見るな! 悪かったよ! 今のは無しだ!」
と、控室でわいわいおしゃべりしながら(でも手は休めない)ドウランを落としたり、掃除をしたりする。
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