ここだけファンタジー世界汎用スレPart33 (1000レス)
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436: あんじ 2013/05/22(水)02:06 ID:9P3SAWH2(1/2) AAS
- 入って大丈夫ですか? -
437
(2): リィリ@魔女の弟子 2013/05/22(水)02:15 ID:WdFXauUM(1/5) AAS
>>435

「お困りですかい!? ならば魔女にちゃちゃっと相談!
 微笑みの魔女(自称)! リィリさま今ここにこーりん!」

なんて大きな声と共に登場したのは、空から、箒に乗って、白いローブを風にはためかせながら。
一度だけで良いからやってみたかったんっすわ、この登場の仕方。

でも箒には乗り慣れていないから、威勢の良い声とは裏腹に箒はヨロヨロヘタヘタと空を飛ぶ。
まだ箒に乗り始めて、一週間も経っていないのだもの。さすがに辛い。

「そこなお人! ……人!? いや、良いや! お人! どうやら道に迷ってるとお見受けしますぜぃ!
 だったら今こそ! 神出鬼没の魔女さんに――――……あっ」
省7
438: アンジェリカ@薬師 2013/05/22(水)02:24 ID:9P3SAWH2(2/2) AAS
>>435
「あの〜迷子ですか〜わたしもですぅ〜」

>>437
「うわ!リィリさん?
 突然なんですか?」
439
(1): ウォルダ@神官 2013/05/22(水)02:25 ID:ow7BQZhc(2/5) AAS
>>437
これはいったい何事か、と。
地味なローブ姿の神官は、今自分が置かれている現状を理解するのに数秒を要した。
そして、理解の仕方も間違った。

突如現れたと思えば過度に元気な態度で一通り喋り、その後コミカルに地面へ不時着。
しかも挙句の果てにはなんと口封じまでされようとしているではないか。

「神出鬼没の微笑みの魔女リリィ、さん、ですか?」

いろいろごちゃごちゃになってはいるが、混乱している彼女にそんなことを気にしている余裕は無い。
表面上は平静を崩していないように見える、困り顔のまま、石に立てかけた斧をゆっくりと持ち上げると。

「え、えぇ、道に迷ってしまいまして・・・助けていただけるのはありがたい、のですが」
省7
440
(1): リィリ@魔女の弟子 2013/05/22(水)02:34 ID:WdFXauUM(2/5) AAS
>>439

「おーけー落ち着いてあたしが悪かった、あたしも落ち着くから落ち着いておーけー?」

長く息を吸って、深く息を吐く。つまるところは、ただ単なる深呼吸。
落ち着くためには、やはり深呼吸がもっとも良いと思う。
なんだか恥ずかしい姿を見せちゃった気がするけれど、忘れよう。はい、忘れた。

「えっと、ね? あたしはリィリで、君は道に迷って困り果てていた。
 そこまではおーけー? おーけーだよね? あっしが間違ってないっすよね?」

余裕たっぷりの態度で、にこりと笑い。
省7
441
(1): ウォルダ@神官 2013/05/22(水)02:47 ID:ow7BQZhc(3/5) AAS
>>440
自らの恥ずかしい記憶を忘れ去ったらしいリィリに釣られて、彼女もまた大げさに深呼吸をする。

「わ、分かりました落ち着きました。 つまりは私に自害をしろと」

だがまだ落ち着いてはいない。

「オッケーです。 そうです、私は道に迷って困り果てていました。 おっしゃるとおりです」

とっさに斧を持ったためか、くしゃりと潰れてしまった地図に若干の後悔を覚えつつ。
向けられた視線は、自信満々な笑みを称えるリィリの瞳を見ているようで焦っての方向へ。
省9
442
(1): リィリ@魔女の弟子 2013/05/22(水)02:54 ID:WdFXauUM(3/5) AAS
>>441

「そうそう! 今からちょっと小刀を渡すから」

なんて言いながらどこからともなく、装飾も何もない、安っぽい小さな剣を取り出して。

「それで自分の首をこう、サクッと!
 ……って、ちがーーーう!!! なんでそうなるんっすか!!! うっかりのっちゃったじゃないっすか!!!」

勢いよく、取り出した小刀を地面に投げ捨てる。
なんであっしも、こんなものを持っているのだろう。つか、誰のなんだこれ。
省9
443
(1): ウォルダ@神官 2013/05/22(水)03:04 ID:ow7BQZhc(4/5) AAS
>>442
「あ、申し訳ない。 自害する時はこの斧で、と決めているのです」

どうやらプライドがあるらしく、差し出された小刀は凛とした表情でお断り。
荒んだ様子でそれを地に投げ捨てるリィリの行動も、不思議そうにそれを眺めている辺りどうやら原因が理解できていない。
本人は、物を大事に扱うように、と説教すべきか、なんて考えている始末。

「は、はぁ・・・微笑みの神出鬼没魔女のリィリさん、ですか」

悪かった語呂がさらに悪くなった気がする。
勿論のの入れる位置を間違っていることに気づいているはずが無い。

「ところで、リィリさん。 貴方は、見たところ、いえ、おっしゃるとおり神出鬼没魔女のようなので、一つ、聞きたいことがあるのですが・・・」
省4
444
(1): リィリ@魔女の弟子 2013/05/22(水)03:13 ID:WdFXauUM(4/5) AAS
>>443

「惜しい! あと二つほど左だった!」

パチンと指を鳴らし。

「……って、まったく惜しくないっすよね! それ!」

むしろ、惜しいってなんなんだろう。“の”の位置だってことは理解してるけれど。
なんだかもう、これはどうでも良いや。
ホントは、神出鬼没の魔女って言われたかったのになぁ!
省7
445
(1): ウォルダ@神官 2013/05/22(水)03:23 ID:ow7BQZhc(5/5) AAS
>>444
「そうですね。 祠です」

きっぱりと知らない、と言われないなら、何か心当たりがあるのだろうか。
石からも立ち上がり、固まりかけた身体も、伸びをして解した。
後は出発の前に、外目から見ても非常に分かりやすく自らの記憶を探っているリィリの答えを待つだけ。

「・・・あっち?」

だったのだが。
リィリの示す”あっち”が、なにやら自分の来た方向を指しているような気がして、一瞬小首を傾げる。
とはいえ、ここでしばらく休憩している最中に景色が幾度も入れ替わったため。
それもあまり定かではない。
省11
446: リィリ@魔女の弟子 2013/05/22(水)03:32 ID:WdFXauUM(5/5) AAS
>>445

あっれ、あっちだっけな。でも、なんだか不思議な感じは、確かにあっちから感じる。
師匠からは、要約すると勘で動けって言われてるから、従おう。
間違っていたら、謝れば良いだけなんだから。だから、同行もするわけだし

「たぶん、あってるっすよ、あっちで」

指差したまま、歩き出したその背を見つめて。

「でも、君、じゃなくて、君たちが特別に―――……そうそう! いいかげん、キミキミって言いにくいっすよ!
 名乗ってくれても良いんじゃないっすかね! そろそろ! あっしは名乗ったってのに!」
省7
447
(1): フォルカー@童話作家 2013/05/22(水)22:25 ID:RwrRvCwY(1/8) AAS
――レパブリア国内 某地域 某所 ”下の世界” 「蛙の墓所」

古代レーティクシア人が建築したという、水と闇の魔力に溢れるこの遺跡は下の世界から流れ着いたものだ。
すでにギルド発効の大規模探索クエストが成された後であり、めぼしいものは無い――と思われて入るが。
ことこの手の遺跡に関しては、数百の有象無象より一人の専門家だ。
謎に包まれている古代レーティクシア人に関する知識は非常に制限されているので、大規模探索後も何かあるのでは、との噂も根強い。
しかし、古代レーティクシア人の専門家というものは非常に限られるため、真相は不明のまま……というのが噂のオチである。

「……まだ何かあるとは思うんだよねぇ」

そんなわけで。
国内では恐らく一番古レーティクシア人に関する知識を蒐集していると思われるダークエルフの青年が一人、遺跡の前に立っている。
散歩がてらふらふらとここまで引き寄せられるようにきたのだが、思ったより蛙が騒がしい。
省4
448
(1): ライカ@バーグラー 2013/05/22(水)22:33 ID:v.1M/ITo(1/7) AAS
>>447

「大人しく捕まるんや〜!おとなしゅうウチにくわれるんや!」

バタバタとした足音と甲高い声が響いてはフォルカーの方へ近づいてくる。
フォルカーの視界に先に入ったのは、人の両手で包みきれない程度の大きさの蛙。
ゲコゲコ鳴きながら、ぴょこぴょことフォルカーの方へ飛んでくる。

その後ろを、革鎧を着て大小の細剣を帯びた
犬人の女が追いかける。フォルカーが退かないとナマズガエルが胸目掛けて飛んでくるゾ
449
(1): フォルカー@童話作家 2013/05/22(水)22:36 ID:RwrRvCwY(2/8) AAS
>>448

「うわっ!?」

胸に飛び込んでくるカエルを咄嗟に避ける。
ここは蛙の園と化している程の蛙の国。蛙さんを大切にした古代人が眠る墓だ。
そんなところで露骨な蛙の殺生を認めるというわけにもいかない。

「えーと。久しぶりだね。ええと、いきなり言うのもなんだけど、ここの蛙さんは大切にしてあげてほしいなぁ……」

どうどう、と走ってくるライカを止めようとしてみますが、どうでしょう。
450
(1): ライカ@バーグラー 2013/05/22(水)22:43 ID:v.1M/ITo(2/7) AAS
>>449

そういえば前に会ってますが、
最初からそういう口調だと思ってくれれば良いと思います。

胸めがけて飛んだのに、避けられた蛙は地面に着地。
次の行動に少し開きが出来て、その蛙に向かってライカが頭から突っ込み両手で抑えにかかる。
呻き声じみた鳴き声を上げながら、あばれる蛙だがそれをライカは何とか抑えつけていて。

「無理やむり!ウチえらい腹減ってるねん
代わりの飯があれば、話は別やがな」

両手にしっかりと胴体掴んだ蛙を見せながら、
ライカはしれっと答える。
省1
451
(1): フォルカー@童話作家 2013/05/22(水)22:47 ID:RwrRvCwY(3/8) AAS
>>450

「食用の蛙さんもいるしねぇ……ただ、ここはお墓なんだ」

蛙を愛し、尊敬していた人たちの眠る場所。
そんなところで、食べるためとはいえ蛙を殺めてはいけないよ、と彼は諭す。

「おなかがへってる……か。そうだねぇ、いいよ。実は用意があるんだ」

少なくとも、蛙よりは上等だと思うものを持ってきているつもりだ。
そんなわけで、蛙さんを離してあげて、と交渉。
452
(1): ライカ@バーグラー 2013/05/22(水)22:57 ID:v.1M/ITo(3/7) AAS
>>451

「お墓といわれても、腹は背に変えられんで
もうペコペコで尻尾を振る元気もないんや」

そんなこと知ったことない、と言わんばかりの態度。
そもそも彼女も死人なんだが、死人に死人を尊重しろ、というのも酷なんだろうか。

「おおっ!それなら話は別やで、ほな、はよおしえい!」

あっさりと蛙を離して、スカートの穴から飛び出た
白いほっそりとした尻尾をパタパタと降りだした。
「味も良うて腹が膨れれば文句なしや!」
453
(1): フォルカー@童話作家 2013/05/22(水)23:04 ID:RwrRvCwY(4/8) AAS
>>452

「気に入ってくれるといいけど……」

さて、と彼が手持ちのザックから取り出したるは干し肉である。
ただの干し肉と侮ることなかれ、彼の奥さん秘伝の漬け汁を用いたこだわりの一品。
ぴりっとくる辛みが憎い味となっている。

「これだけだと塩辛いからね、パンと、あ、そうそう。良ければタマネギなんてのもあるけど」

パンはともかく、犬にタマネギは厳禁です。
454
(1): ライカ@バーグラー 2013/05/22(水)23:11 ID:v.1M/ITo(4/7) AAS
>>453

パタパタと尻尾振りながらちゅうもーく。
つぶらな黒い瞳が、フォルカーの一挙一動に注目。

「もう我慢できへん!」

見せられたとなって、そちらを押し倒す勢いで
突撃! 目的は肉だけです。奪えればガツガツと食い始める。

「パン!しやし、気が利くとちゃう。もっと食べもんあるやろ?もっと頂戴やぁ」
省3
455
(1): フォルカー@童話作家 2013/05/22(水)23:15 ID:RwrRvCwY(5/8) AAS
>>454

「おお、おおおっ……!?」

気づけば手持ちの食べ物が奪われていたでござるの巻。
あげるつもりだったんだから異存はないが、迫力に気圧されている模様。

「にんにくとかならあるけど……」

そもそもそんなに食べ物を持ち歩いていない。
干し肉もパンも奪われたら残るはタマネギとニンニクぐらいなもので、後は水だ。
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