ここだけファンタジー世界汎用スレPart33 (1000レス)
ここだけファンタジー世界汎用スレPart33 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/48625/1366989095/
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904: イグニス@魔刃使い [sage] >>903 奥の調理場へ走り込んだ少女を追いかけるように 入り口に背を向けると、その瞬間かけられる声 「……白い女、か 何人か知り合いに白い女の子は居るけど」 くるり、と振り返り緩い微笑み 其処に居たのは鮮やかな黄髪の少女 白の少女が言った『殺されちゃう』という言葉が妙に脳裏に残る 「君のお姉さんを探してるのか?」 困ったように笑うとイグニスは少女を視線を移した この男も長らく冒険者を続けている 彼女から血の匂いや武器の気配を感じられないだろうか? http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/48625/1366989095/904
905: くすんだ白髪の少女 「」 / 鮮やかな黄髪の少女 『』 [sage] >>904 『そうだ……おまえも、やっぱり、教えてくれないのか?』 その男の質問には短く、無駄なく答える。それ以上の問答は、必要もない。 ただ、お姉ちゃんの場所を教えて貰うだけで良い。 だってのに、この男は笑って、僕を見すえている。 また、僕はお姉ちゃんを隠されるのか。お姉ちゃんはまた、ヘンな妄言を言ったのか。 僕に殺されるだなんて。 『……ヒドイよ……っ!』 泣きそうになってきた。両手を大きく広げ、顔へと押し当てる。 人によって、こうすればホントのことを教えて貰える。男って、女の涙に弱いでしょ? 『僕は……っ、ただっ、! お姉ちゃんを、探してる……っ! だけだってのにっ!』 我ながら、この泣き真似は上手くいった気がする。 ゼッタイに、僕のお姉ちゃんは逃がさない。早く見つけて、殺すんだ。早く、早くしないと。 スカートの下に隠したナイフで、お姉ちゃんの首をかっ切るんだ。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/48625/1366989095/905
906: イグニス@魔刃使い [sage] >>905 「困ったな、あー……えっと」 泣き出した黄髪の少女に、あたふたとイグニスは慌て始める 元よりお人好しの気質の男だ ふと、その視線は奥の調理場へと向かってしまう 白髪の少女の居る、だ 「……わかった、うん なにか勘違いがあったのかな」 うんうん、と何度か頷くと奥の調理場に向かって男は歩き出した 「ほら、こっちだよ お姉さんと仲直り、しなきゃな あんなに怯えてたんだし、俺も一緒に行くから」 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/48625/1366989095/906
907: くすんだ白髪の少女 「」 / 鮮やかな黄髪の少女 『』 [sage] >>906 『なんだ、調理場にいたのか』 男が歩き出すよりも先に、調理場の方へと少し早足に歩を進める。 場所がわかれば、もう用はない。 泣き真似も必要ないし、誰かに喋りかける必要もない。見つけて、殺すだけ。 お姉ちゃんが隠れている調理場の方へと、いっさいを無視してさっさと歩み寄る。 すると、ほら、音がした。やっぱり、お姉ちゃんがそこに隠れていた。 赤いコートを取ったお姉ちゃんが、調理場から飛び出し、呆気にとられた僕の横を素通りして、その男の腕に絡みつく。 「助けて! 殺されちゃう! 妹は、本気なんだから! ホントに殺されちゃう!」 なんて叫んでいるけれど、はぁ、と短く息を吐き。 『殺すって、物騒な言葉を使わないでよ、お姉ちゃん? おまえも、お姉ちゃんに用はないでしょ? だからホラ、返してよ、僕に、ね? ほら、早く、早く』 右手を真っ直ぐ、お姉ちゃんの方へと伸ばし、その男の方へと歩み寄る。 おびえているお姉ちゃんは、きっとまたすぐに逃げ出してしまう。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/48625/1366989095/907
908: イグニス@魔刃使い [sage] >>907 腕にしがみつく白髪の少女を庇うように、一歩前に 「……そういう訳にも行かない、かな この子を姉の手で死なせる訳もいかないし 君に妹を殺させる訳にもいかない」 その男は構える訳でもなく 黄髪の少女の目をじっと見つめたまま、仁王立ち 白髪の少女と彼女を遮る壁のように 「俺、誰かが泣いてるのは嫌いなんだ 理由があるなら聞きたいし、どうにか出来るならどうにかしたい」 だから、話を聞かせて欲しい、と男は微笑む 「ほら、あんまり種類もないけどここなら茶菓子も出せるしね」 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/48625/1366989095/908
909: くすんだ白髪の少女 「」 / 鮮やかな黄髪の少女 『』 [sage] >>908 『良いから、どけって』 スカートの下に隠していたナイフを抜き、男へと差し向ける。 ホントは、こんな実力行使はイヤだったってのに。ああ、もう。最初からお姉ちゃんを渡してよ。 『どかないと、おまえを殺すよ?』 低い、威圧するような口調で。 『お姉ちゃんを渡してよ、お姉ちゃんは僕に殺されるためにあるのだから。 おまえも、痛いのはキライでしょ? キライなら、お姉ちゃんを渡してよ、ね? ほら、早く』 睨み付けて、小さなナイフを構えたまま、一歩、歩み寄る。 泣いてるのがキライ? ただの嘘泣きに、何を言っているのやら。この男は。 ほんっと、オカシイ。 「ダメだからね! 早く妹を何とかしてよ! 口で言っても聞かないって! 妹は何も言わないんだから! ……早く、妹を殺してよ! 私が殺されないように!」 ほら、お姉ちゃんだって、僕が死ぬことを望んでいる。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/48625/1366989095/909
910: イグニス@魔刃使い [sage] >>909 「何も出来ずに、何かを見捨てるぐらいなら死んだ方がマシだ そんな風に生きてたって、俺の心は死ぬ」 向けられたナイフに左手を伸ばす 刃を握るようにそのナイフへ掴み掛かる それに成功すれば、生身であるその手は傷付き血が溢れだすだろうが、きっとその手を離すことはない 男の腕力なら少女に力勝負で負けることはないだろう 「妹だろ、姉なんだろ 家族で殺すとか死ぬとかそういうのはダメだ」 こんな剣呑な雰囲気の中でも、この男が纏う雰囲気は変わらず 戦う戦士ではなく、何処か抜けたお人好しのそれ 「話を聞かせてくれ 俺に出来る事ならなんだって手を貸すよ」 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/48625/1366989095/910
911: くすんだ白髪の少女 「」 / 鮮やかな黄髪の少女 『』 [sage] >>910 『離せよ』 一歩、より深く踏み出す。そんな拍子に、ナイフがしかりと掴まれた。 そうなると、僕の力では、もうどうしようもない。 白いナイフに皮膚が切り裂かれ、簡単に血が流れる。 でもこれで、ナイフは使い物にならない。 ナイフから手を離し、またさっきと同じように、両手を広げ、顔に押し当てる。 『どうして……っ!? 邪魔、するのさっ!』 きっともう、この泣き真似は通用しないけれど。 『話なんか、することはないって! 僕はお姉ちゃんを殺したいだけなんだ! だから、どいてって!』 顔から両手を離し、男の身体を動かすように、勢いよく身体を押しつける。 そのついでに、お姉ちゃんに向けて思いっきり手を伸ばす。指先だけでも、触れるように。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/48625/1366989095/911
912: イグニス@魔刃使い [sage] >>912 ナイフの刃を握る手から血が滴る だが、更にその手に力を込めその刃が自分以外を傷つけぬように 「殺させないし、死なせない」 押し付けられた身体 少女が特別な力でも持たない限り、この男を一歩でも動かすことは叶わないだろう 「殺したほうがマシ、そういう風に思える奴だって居る 殺したほうが得だ、そんな奴は確かに居る」 事情も、理由も何もかも知らない部外者だが、この男はそんな我儘を周囲に押し付ける 正義などではない善などではない 只々、自分自身がそうしたいが為に それでも、それでもと何度も叫び続ける 「でも、殺して良い人間なんて居ないんだ どうしても、って言うなら邪魔する俺を殺せば良い 俺は簡単に死ぬ気はないけどさ」 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/48625/1366989095/912
913: くすんだ白髪の少女 「」 / 鮮やかな黄髪の少女 『』 [sage] >>912 動かせなかったそのかわりに、指先がほんの少しだけ、男の後ろに隠れていたお姉ちゃんに触れた。 お姉ちゃんが、荒く息を吐く。まるで落胆したように、、もしくは気が抜けたかのように。 お姉ちゃんにほんの少しだけ触れることができて、ガッツポーズする。 やった、色々とあったけれど、お姉ちゃんを殺せた。 「……役立たず!」 ギロッと、お姉ちゃんは男を睨み付けて。 「私も逃げなかった、ってのもあるけれど! ちゃんと妹を押し止めてよ! だから、私、殺されちゃったじゃん! あ〜あ、さっさと逃げれば良かった!」 つまりは、していたのはただ単なる鬼ごっこ。 鬼ってば、子どもを殺しちゃうでしょう? だから、捕まるってことは、殺すってことなの。 ナイフを持ちだしたのは、そう言う約束だから。捕まえる為なら、なんでもしなければならないって。 『つか、手、大丈夫か? ナイフを出せば素直に退くって思ったのに、掴むんだから……』 「たい、っへん! 大丈夫!? ほら、ハンカチ!」 お姉ちゃんが、ポケットから黄色いハンカチを取り出し、男へと手渡す。 少し人騒がせだけれど、つまりはそう言うこと。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/48625/1366989095/913
914: イグニス@魔刃使い [sage] >>913 「……えーっと、ちょっと待って」 ストップストップ、と頭を抱える この子達は、つまり…… 「……やれやれ、かな いや、何はともあれ無事で何よりだ、うん」 差し出されたハンカチに、イグニスは首を振る この程度慣れている、と 「駄目だな、こういうのに慣れちゃって 子供ってもっと純粋か……」 紅いコートを脱いでいる今 黒のノースリーブのインナー姿の彼の右肩から黒い影のようなものが伸びるのが見える 彼の唯一使える魔術【黒腕】が掌の傷を荒く縫い付け、血を止めた http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/48625/1366989095/914
915: くすんだ白髪の少女 「」 / 鮮やかな黄髪の少女 『』 [sage] >>914 「いや、でも、ゴメン!」 お姉ちゃんは両手を合わせ。 『やるときは本気でやろう、って決めてるんだ? だから、遊びでも本気。殺す気でやった方が楽しいかな、ってね? わかる?』 口調はやはりどこか沈んだように、しかし威圧した様子で、妹は話す。 ともかくナイフを拾って、血を適当な布きれで拭き取り、スカートの下に隠して。 『でも、楽しかった!』 なんて言い方は、ホントに楽しそうに。 「おまえのおかげだよ! 楽しかった! また今度、遊ぼうね! ……じゃあ、あたしは逃げるから、また殺しに来てね?」 お姉ちゃんは、さっさと酒場を出て、どこかへと姿を消した。 でも、僕はホラ、手の平を傷つけちゃったから、そのことに対して謝らないと。 『……つか、なんだよそれ、気持ち悪……』 その黒い腕を見て、思わず引いてしまう。謝らなきゃならないんだけれど、ホントは。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/48625/1366989095/915
916: イグニス@魔刃使い [sage] >>915 「気持ち悪いって……結構便利なんだけどなぁ 俺はほら、こんなんだから」 白髪の少女に貸していた赤のコート被るように身に付け 酒場を飛び出していった少女に視線を送った 紅いコートに隠れていまったが、この男は隻腕らしい 「本気でやるのは良いけど、程々にな」 俺みたいなのもいるし、とバツの悪そうに視線を泳がせた 「俺今日はこの店にずっと居るからさ 疲れたらお茶でも飲みにおいでよ、邪魔しちゃったお詫びだ」 そろそろ追いかけたほうがいいんじゃないか? そう言いたげに扉へと視線を向ける http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/48625/1366989095/916
917: くすんだ白髪の少女 「」 / 鮮やかな黄髪の少女 『』 [sage] >>916 『あ〜……』 お姉ちゃんが逃げた方を見て、う〜ん、と首をかしげる。 別に、すぐに追いかけても良いんだけれど。 『いや、もう少しここにいるよ』 適当な椅子に座って。 『すぐに追いかけたら、お姉ちゃんは怒るんだ。早すぎる、ってね。 だから、いますぐ詫びる。お茶なんだろ? 茶菓子も用意されてるんだよな、僕、甘いもの、好きなんだ』 無表情というか、単に何も考えていないだけか。 ともかく、なんの感情も見えぬ表情で男を見上げる。別に、なにも期待はしてないぞ。 たとえば、甘いものが出されるとか、ちょっとお喋りできるとか。 『……つか、いつも追いかける側っての、ホントはイヤなんだよな……』 なんて、愚痴を聞いたりして貰うかどうかは不明。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/48625/1366989095/917
918: イグニス@魔刃使い [sage] >>917 「ん、じゃそうしようか お茶菓子は親父さんに願い……って、親父さん?」 ふと、視線を横にずらせば其処にはこの店の店主の姿 ただ、問題なのは彼が眉間にシワを寄せている、と言う所 「いや、緊急事態だって、俺は思ったんだって ああ、これは……」 調理場に上がり込み、ドタバタと暴れ血で床を汚した 親父さんを怒らせるには充分すぎるようだ 少女がお茶菓子とお喋りにたどり着けるのはイグニスが調理場の掃除を終えた時だろう //お疲れ様です http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/48625/1366989095/918
919: ラース@復讐者 [sage] ヴェリアプルに住む復讐の悪鬼。時計台の上に佇む彼はとある理由により今は此処…共和国の国境付近の森へと着ていた 暫く歩くと丸い石の地面と、浅くも広い川が見えて…彼は其処で立ち止まる 「……復讐者に用が有るのか。 それとも、悪魔だからこそ、かァ…さて、どちらだ?」 振り返るでも無く、青い空を見上げながら問いかける 熱烈な殺気染みた視線に釣られ…ヴェリアプル内では事を起こせぬだろうと、態々此処まで歩いてきたのだ 無事、エスコート出来たとは思うのだが 「……用が無くば、我は釣りでもして帰るがな 最近は、幸いにも我の力を必要とする者も少ない」 くぁ、と欠伸を零して伸びをし 其の儘空から正面へと視線を移す http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/48625/1366989095/919
920: クルーキー@闘争者 [] >>919 「そりゃあ、君が強そうだからだよ。 人か天使か悪魔かなんて僕には関係ないんだ。 ところでなんで人間の街に住んでるの?」 赤毛の少年が現れる。 「ていうか君ってデリカシーがあるんだね。 きちんとした悪魔は僕…大好きだよ。」 ニパー☆と満面の笑みでラースを称賛する。 「僕が望むのは常に闘争。でも君ってなんだか半端そうだね。 命がけの勝負が強ければサイコロゲームでもする?うふふ。」 不気味に笑ってラースを挑発する。そう、あからさまな挑発。 オラオラかかって来いよという意味であり、構って下さいという意味でもある。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/48625/1366989095/920
921: ラース@復讐者 [sage] >>920 「生憎と、この身の至らなさを痛感する毎日でな 無駄に生きた時間と、それに見合わぬ程度の力しか持ち合せておらぬよ」 「無論、傍若無人に振る舞う程の力は無い…」 此処で漸く振り返り、背負っていたトゥハンドソードを片手で引き抜いて その場で一度軽く振るい――― 「………生憎と、丁半博打は昔痛い目を見てな 種銭も持っておらぬし、そも強請りたかりならばもっと身なりの良いものからな・・・」 …あれ、何か挑発を真面目に受け取ったぞコイツ ボロ履いたオッサンから金を巻き上げようなんて何処まで切羽詰ってるんだ?とでも言いたげです http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/48625/1366989095/921
922: クルーキー@闘争者 [] >>921 「街から離れてこんな人気のない所まで僕を 誘ってくれたのは誰に対する遠慮からかな? 僕が思うにそれは…人間かな?それともある 人間の個人じゃなくて人間社会に対してかな。」 背中から大鋏を取り出してシャカシャカと回して止める。 「まあ、なんでもいいや。弱い者いじめは僕も嫌いなんだ。 だからあの時計台で君を見つけた時…ずっと我慢してたんだよ。 人間風情…僕らが暴れまわったら数十人、数百人単位で軽く消し飛んでしまう。 そんなの嫌でしょ?面黒からん上に、かえって不愉快だ。 勝負は強者と強者だけで楽しむものじゃないかな。」 自分の目を覆う程伸びた前髪から眼光の光が見える。 「半丁博打?…うふ…うふふふふ…あはははは、真に受けないでよ。 僕は君とサイコロ賭博やカードゲームをしたいんじゃない。 だって君…お金とか持ってないでしょ?」 口元を大きく横に開いてニィっと笑う。 「単純に腕比べがしたいんだよ。それも殺し合いが一番良い。」 「だってそうでしょ? この世に存在する全ての者達は自分が一番でありたいものさ。 僕もそう。君もそうでしょ?あ、僕はクルーキー。よろしくね。」 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/48625/1366989095/922
923: ラース@復讐者 [sage] >>922 「我は復讐者。 …我が名に恥じぬべく。」 人間個人も含めて。いや神にすら復讐する…それが憤怒の一端。復讐者のラース。 復讐故に―――無辜なる民を巻き添えにはしない。 その名に、その在り方に恥じぬべく此処まで来たのだろう 「……汝の在り様は解った 汝の強さも、大方予想が着く」 「きっと、我なぞより強大な悪魔としての力を持っているのだろう」 大剣を両手に持つと地面と水平になる様に横に薙ぎ。其処で止まる 大きく息を吐き。クルーキーの目を、焔より赤い目が見つめ返して ――チリリ。辺りの気温が、微かに上がる。 「汝は我が敵と認識した。 無意味な暴力に、我は復讐してやろう―――」 そう言った瞬間。一瞬だけ辺りの大気が燃え上がる 瞬間的な炎上…それは辺りの塵が、虫が燃え上がったが故に起こった事で 「ニヴルヘイムが一子にして憤怒が一端。ラース・フューリー…… 参れや、小僧…先手は譲ってやろう」 その喧嘩、買ってやると言わんばかりに グツリと口元へ笑みを浮かべて笑い返す http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/48625/1366989095/923
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