【能力者学園も】能力者スレ外伝【その他本スレで出来ないネタも】 (520レス)
1-
抽出解除 必死チェッカー(簡易版) レス栞 あぼーん

20
(1): 2013/02/08(金)23:01 ID:Jfel1XAU0(1/78) AAS
【保健室。或いは医務室と名の付いた場所】
【体調を崩した生徒達や傷付けた生徒達がが身体を癒やす場――――のはずなのだが】
【この学校のに於いては、少し違うようで】
【自ら進んで使用する者が居ないのが現状なのだろうか】

【腕は確かであって、そこら辺の医者なんかよりもよっぽど優れた腕を持って居る事は確か】
【多少の傷ならば直ぐに癒やしてしまうし、体調不良も十分と経たない間に治ってしまう】
【それでも訪れる者が少ないのは――――この女に理由があって】

「暇ねー……生徒達に保険体育を教えに行きたいけど、今日は煩い教師が見回りしているし……
誰か来ないかしら。今日は折角誰も居ないのだから弄り倒したいのだけど」

【変態。駄目な大人。保健室の悪魔。数々の不名誉な称号を受賞。きっと、殆どの生徒間で有名な事だろう】
省5
22
(1): 2013/02/08(金)23:30 ID:Jfel1XAU0(2/78) AAS
>>21
【ペラリペラリと捲られていくページ】
【とある男子生徒から得た情報。正しいのかよく分からないスリーサイズやら何やら】
【挙げ句の派には教務室を漁って得たプライベートな情報まで書き込んでいる始末】
【――――やっぱり、噂の域は出ないのだけれど。色々と破天荒なのは間違いない】

「保険の時間にティナにこのページを音読させるのも面白そうね
それとも、堅物に見えるソレイユにでも読ませようかしら。いえ、あの娘は身体測定の時に色々と弄った方が面白いわね
いえ、やっぱりセリーナを買収して今度胸を大きくする雑誌でもでっちあげて――――あら?」

【不穏な言葉の数々。しれっと言うのだから、やっぱり駄目な大人だ。校長早く来てくれ】
【雑誌を広げたままその場に置けば、小さな患者の元へと歩み寄って、倒れることの無いようにその身体を支えるのだろう】
省7
24
(1): 2013/02/09(土)00:01 ID:Jfel1XAU0(3/78) AAS
>>23

【籠もった熱とはまた異なった、少女自体の暖かさ】
【腕の中で可愛らしい鳴き声を漏らす少女に笑い掛けながら、ゆっくりと歩みは進み】
【紅い紅い双眸が、きっと少女の瞳の中へと落とされるのだろうか】

「ええ、一教師ですから。皆の名前はちゃんと覚えているわよ
大丈夫も何も、貴方達を守るのが私達教師の役割よ
……貴方は何も心配しなくて大丈夫。だから、貴方はただゆっくりと瞼を閉じなさいな」

【最初の言葉。何処のグレート先生の言葉だ何て突っ込みが入りそうで】
【小さな少女の心配そうな問い掛けにはそう返すけれど、心配させれればやはり嬉しいのだろう】
【優しく寝かせた後に、保冷剤やらアイスノンやらが詰まっている其処へと向かって】
省11
26
(2): 2013/02/09(土)00:43 ID:Jfel1XAU0(4/78) AAS
【一応、と言った形式上で礼を言われる事は多々あれど、真っ直ぐに向けられる事なんてあまりない】
【教師なんてそんなもので、この女も例外では無く――――いや、こんな性格だから当たり前か】
【背を向けていた故に、その時の反応を伺う事は出来ないであろう】
【ただ、少女の真っ直ぐな気持ちは、届いた筈で】

「楽しいのならば、良かったわ。何かあれば直ぐに言いなさいな
出来る限りのことならば、してあげるわよ
――――まぁ、でも。貴女位の歳で別な言葉を学ぼうとするのは凄い事よ?
だけれど、テストが近いとなればそんな事も言って居られないわよねぇ
ええっと、貴女のテスト確か……」
省15
29
(2): 2013/02/09(土)01:19 ID:Jfel1XAU0(5/78) AAS
>>27
【――――少女に添えていた指。視線共に外れて】
【呆れた様な、表情か。それとも校長で無くて良かったなんて溜息か】
【しかしながら、全く止める気配を見せないこの女は一体】

「ええ、別に良いわよ
一分につきコーヒー一本貰おうかしらねぇ……」

【冗談なのか本気なのか分からないが――――後ろからポンと押せば、セリーナを中へと押し込んで】
【もしも追っ手が来たならば、適当に誤魔化してこの場から立ち去らせるのだろうか】

「それにしても相変わらず元気ねぇ……セリー“ヌ
少し位ソニアにその元気を分けてあげなさいなセリー“ヌ”
省23
32
(2): 2013/02/09(土)01:57 ID:Jfel1XAU0(6/78) AAS
>>30
「そうね――――確かに、カモにされる方が悪いわね
因みに、私はコーヒーの銘柄を指定していないわ。敢えてするなら……」

【続ける銘柄の名前は、特上の物。一本数百はするだろうか】
【カモにされる方が悪い――――その言葉を終えた直後の言葉だ】
【反論を許さず追い詰める。まるで闇金。○島君】

「ごめんなさいね。ついつい間違えてしまったわ……
別に、絶対コーヒーが良いと言う訳じゃ無いのよ?
身体で払って貰っても良いのだから、ねぇ?元気も良さそうだし、長く遊べそうだわ」

【果たして、この生徒は一体どのような教師の噂を耳に通しているのだろうか】
省25
35
(1): 2013/02/09(土)02:41 ID:Jfel1XAU0(7/78) AAS
>>33
「カモにされる覚悟が無ければ、ギャンブルなんて怖くて出来ないものよね。だから、カモにされても何も文句は言えない
……そうよね?セリーナ
あら、授業よりも大事な事よ。約束を果たすことは
もしてや、教師相手になれば……ああ、そういえばあの先生が作った問題の解答、変わったみたいよ?
――――本当の話を知りたい?」

【セリーナが仲間と共に盗んだであろうその解答。苦労して手に入れた其れが変わったという情報】
【ごく自然に言った故に、嘘か真か分からないのが質が悪い】
【何よりも――――一度そう言ってしまえば、気になってしまうだろうか。教師にしか分からない情報】

「失礼ね。別にこれが平常よ。私は別に何でも大丈夫よ?
省26
37
(1): 2013/02/09(土)03:42 ID:Jfel1XAU0(8/78) AAS
>>36
「敗者は勝者の言う事を聞くしかないのよねぇ
まさか、貴女を追ってきた人達みたく逆上をする事も無いわよね
みっともないとは言わないけど……まさか、ね。自分が負かした人達の跡を辿るなんて事はしないわよねぇ……」

【じわじわと嬲るかのように、端っこへ端っこへと追い詰めて……】
【出した名前は、先程の追っ手。まさかねぇ何てにやにやと笑いながら言うのだから、非常に性格が悪い】

「ついさっき、新しい解答を貰ったからコピーしてあげても良いわよ?
条件は……そうねぇ。今此処で、ソニアに見せつける様にして辱めるのもそれはそれで面白そうだけど
それはまた――――気が向いたときにでもしましょう」

【気が向いたとき――――なんて、嫌な言葉だろう】
省12
58: 2013/02/13(水)23:51 ID:Jfel1XAU0(9/78) AAS
【学園というのはいつの間にか摩訶不思議な噂が作られる所でもあって】
【動く人体模型だとか、校庭を走る髪の薄い銅像だとか――――一つ一つの場所にもいつの間にか物語が形成させているのだろう】
【どれも嘘だとは断言できないし、だからといって事実と言えるはずも無くて】
【――――しかしながら、武道館。少なくともこの場に語られる一つの怪談話は真の話】

【時刻は草木も眠る丑三つ時。こんな時間に訪れる者なんて限られているだろう】
【余程大切な忘れ物をした人か、或いは肝試しに訪れた人。もっと特殊な何かを行う為に訪れる者】
【――――もしも誰かが武道館の側を通ったのならば、竹刀を振るう音が聞こえるだろうか】
【ブン、ブン――規則正しいリズム。静かな場所に響くそれは、きっと恐怖心と同時に、好奇心を芽生えさせる】

【この場に語られる怪談。とても優れた剣道の技術を持った生徒が、全国大会目前に不慮の事故で死んでしまったという話】
【未だに未練が生徒の魂を現世に留めて、一人練習をしている。もしも目撃してしまえば、鬼の形相をした悪霊にその頭をかち割られる――――なんて話】
省12
79
(1): 2013/02/28(木)00:39 ID:Jfel1XAU0(10/78) AAS
【夕暮れ時の校舎の屋上――――】
【グラウンドでは野球をしていたり、走り回ったりしている生徒の姿が見えて】
【そんな様子を見ながら一人ポッキーを食べる少女は何処か周りの雰囲気とは異なっていて】

「卒業式……かぁ
ボクにはまだまだ関係ない話……って言うか、今年関係ある人居るのかな……?」

【何時も野球帽を被っている故に、奇妙な噂が立てられている事はこの少女の耳にも届いているのだろう】
【角が生えているから隠しているだとか、河童禿げだから隠しているだとか――――動物の耳があるから、隠しているのだとか】
【本人に聞こうとも、何時も曖昧な返事故に真相は闇の中なのだが――――その帽子を取ろうものならば、激しく抵抗する様が噂に拍車を掛けているのだろうか】
【――――勿論、中には帽子で隠されている物。狼の耳の存在を知る者も居るのだが】

「……いや、と言うか……まず入学者が居るのかな
省6
81
(1): 2013/02/28(木)01:23 ID:Jfel1XAU0(11/78) AAS
>>80
【風の音を聞いていれば、不意に交じり始めたまた異なった音】
【何だろう――――だなんて振り返ったその時と、少女が屋上に舞い降りたその時はほぼ同時か】
【これより先は声を掛けてみようとした、その刹那の出来事である――――】

「――――お、おう」

【話を遮ろうと「おーい」と言ってみたり、手をパタパタと振ってみたりするけれど、恐らく其れ等は意味の無い行為だろうか】
【――――さて、ともなれば後は簡単な事。マシンガンの如く耳を突き抜けていく言葉達に相づちを打つことで精一杯で】
【珍しくポーカンとした表情を覗かせれば、最後に一つ頷いて返すのだろう】

「……あ、終わった?ボク、喋っても大丈夫そうかな?
えっとー……イライザ?」
省9
83
(1): 2013/02/28(木)02:12 ID:Jfel1XAU0(12/78) AAS
>>82
「次回はもっと上がってるって……えぇー……せめて3分以内で終わるようにしてね……?
ボク、ただ話し聞いてるだけに見えたかも知れないけど結構疲れるんだよ?」

【隠すこと無く嫌な表情を浮かべるのはどうかと思うが……】
【それでも、きちんと聞こうとしている辺り、この少女の性格を読み取るであろうか】
【指の先、ひょいと避ければちょっとした憎まれ口を叩いて】
【「まぁ、期待してるよ」そんな言葉が、苦笑と共に紡がれたことであろう】

「ちょ、ちょっと待ったぁ!イライザ!
唯我独尊は別にいいけどさ!謎の解明も別に良いけどさ!刃は不味いって!
怪我をするしないじゃなくて、流石に先生相手に其れは不味いって!」
省20
88
(1): 2013/02/28(木)21:06 ID:Jfel1XAU0(13/78) AAS
>>85
「ほーらほら暴れないでってば。キミなら落ちても怪我をしそうにないけどさ
……その羽音のせいでボクまで風紀委員の人に怒られるのは嫌だよ?
先生に怒られるだけならいいけど……
それにしても良い匂いだねー……花、かな?」

【あはは……なんて苦笑いを零しながらも落とさないようにその身体を固定して】
【落ち行くポッキー。目で追うことはしても、止める事はせずに】
【先生に怒られるのは良いが風紀委員の人に怒られるのは嫌だ――――とは変な話ではあるが】
【恐らくは、何らかの因縁があるのか、はたまた別な理由でもあるのか】
【一際強くなった風。飛ばされそうになった帽子を、慌てて抑えて】
省27
90
(1): 2013/02/28(木)22:45 ID:Jfel1XAU0(14/78) AAS
>>89

「う――――ま、まぁ……弱みを握られているというか何というか……
先生の中にちょっと知り合いが……と言うか、同居させて貰ってる人が居てね
風紀委員の人に告げ口されちゃうと色々と面倒かなー……」

【目を逸らしながら述べる言葉。嘘半分真実半分といった所】
【どうも煮え切らない言葉であるが、色々と複雑な事情でも抱えているのだろう】
【悪戯めいた笑顔を見れば、むぅ――――だなんて言葉が零れるのだけれど】

「全部隠さない――――か
ふふ、いいなぁ。イライザは気楽そうで
ボクなんか色々と抱え込んじゃうから大変なんだよー?」
省24
93
(1): 2013/02/28(木)23:51 ID:Jfel1XAU0(15/78) AAS
>>92
「まぁ、そうだよねー……結局ボクはボクで変えられない事だし……
――――ただね、やっぱり――ん、いいや」

【トントン。と、踵が壁を叩いて】
【殆どが藍色に染まった彼方を見つめれば、自分に言い聞かせるように頷くか】
【自分が其れである事を変える事なんて出来ない――――心の中で繰り返されるのは、その言葉】

「き、気持ちいいって――――ふぁっ?!ちょっ!タイムタイムッ!!
別にキミに洗って欲しいとかそういう訳じゃ――――!!」

【驚かすはずが、逆に自分が驚かされてしまって】
【みるみる内に赤くなって行く顔。自分でも、その変わりようが分かる程で】
省9
95
(1): 2013/03/01(金)00:47 ID:Jfel1XAU0(16/78) AAS
>>94

【イライザの口から次々と溢れ出る際どい言葉】
【耳を通る度に、コロコロと表情が変わるのは、きっとこの少女の性格の表れで】

「いや……えっとー……それじゃあ、何時か機会があったら……ね?
んとー……春休みとか、夏休みとか……その時になったら一緒に入ろっか
あ、でもでも!洗いっこは無しだよ?!それは絶対駄目だよ?!」

【何処か気恥ずかしそうにすれば、視線を合わせる事無く告げるのだろう】
【何時か機会があったら――――何とも無難な言葉ではあるが、この少女も機会があれば入りたいと思っているのは事実で】
【だからこそ、無難な言葉の一歩先。具体的な時期を表して】
【その間に自分の秘密をさらけ出すことが出来れば――――そんな小さな呟きが、心の内で漏らされ】
省15
97
(1): 2013/03/01(金)01:43 ID:Jfel1XAU0(17/78) AAS
>>96
「うん、その時は――――イライザにも話させて貰うからさ
ボクの秘密も、ボクが皆に言いたくない事も、全部
だから――――その時まで、手、繋いでてね」

【その時まで、その先までずっと友達で居ようね――――気恥ずかしくて、言えなくて】
【だから、手を繋いでてねなんて言い換えて】

【切なげな表情を見れば、何処か心が痛むけれど、今はきっとこれが最善で】
【――――多分。別な答えを選んでいたならば、今以上に心を痛ませている可能性だって有ったのだから】
【きっと、その事を話してもイライザは嫌な事をしない筈】
【だが――――心の内を読む術なんて得ていない身としては、晒す行為はとても怖いことで】
省8
99
(1): 2013/03/01(金)02:16 ID:Jfel1XAU0(18/78) AAS
>>98
「ちょっと所か……凄くやり過ぎたような気がするよ……」

【暫くその状態を維持していたのだろうが、イライザの介抱のお陰もあってか短い時間の間で回復することだろう】
【普通に歩く事に問題無い程度まで回復すれば、その肩から腕を放して】

「いや、大丈夫……というか、また同じ事になっちゃったら今度こそ立てなくなる気がするよ……
でも、ここまで送ってくれてありがとうね」

【その誘いをフルフルと首を振って断れば、やがては帰路に着こうとして】
【振り向けば、笑顔で礼を述べるのだろう】
【送ってくれたこと――――よりも、一緒に帰ってくれた事にたいしての其れであるが……】
【果たして、少女はどの様に受け取るのだろうか】
省6
169: 2013/03/10(日)02:01 ID:Jfel1XAU0(19/78) AAS
【余り進んで訪れる者が居ない保健室】
【何やら、今日は一際静かで――――】

「けほっ。少し成分が異なるだけで劇的に変化するのは分かるけれど……
何よ、これ。コレじゃあまるで私が生徒みたい――――じゃなくて、こんなんじゃ誰も弄れないじゃ無い」

【本来ならば、教師やらが座るべき椅子。今現在そこに腰を掛けているのは、一人の少女】
【だぼだぼの白衣を纏い、どうも話が可笑しくて――――】
【よく見れば、その顔に“魔女”の面影があるだろうか】
【大人の女性だった――――筈だが、今其処に居るのはどう見ても子供。歳で表すならば11,或いは12歳ほどか】
【非常に不機嫌……しかしながら、何時ものように生徒を弄ぶ程の身長も力も無く】

「全く……たかが少し別な薬品が入るだけでこの結果になるなんて……
省6
187
(2): 2013/06/01(土)00:12 ID:Jfel1XAU0(20/78) AAS
【校庭の隅っこ。もぞもぞと動く影が一つあって】
【――――よく見てみれば、纏っているのは制服以外の物。所謂、修道女の纏う其れ】
【腕に下げる袋一杯に入った野草が、何処か寂しい】

「これだけあれば、きっと今月も乗り切れるでしょう
…………いえ、乗り切ることが出来なければ後はミイラの様になって死んでしまうだけですが

それにしても、春も過ぎ、美味しい野草が無くなりつつあって困った物ですね……」

【これまた寂しい事を呟けば、銀の双眸が細められて】
【一人思い描くのは、これから先の生活。夏はエアコンも扇風機も無いから嫌だなとか、冬は暖房を一つも着けれないから嫌だなとか】
【考えれば考える程負に陥るスパイラル。自分を元気づける様に頬を二度、三度叩けば深く息を吸って】

「クヨクヨしていたって仕方ありませんね
省6
1-
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル

ぬこの手 ぬこTOP 0.293s*