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◆S6ROLCWdjI
2018/12/01(土)22:52
ID:WMHqDivw0(14/15)
AA×
>>134
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136: ◆S6ROLCWdjI [sage] >>134 【――――なにか、圧倒的な大きさのモノが天に広がる。陽光を遮って】 【重なるふたりの――少女に影を落とす。次の瞬間、そいつは降ってくることだろう】 【当たり前の法則に則って、「切っ先」を下へ向けて――重厚な風切り音を纏って墜ち行くは】 【「大剣」。一本、それだけで教会に飾られる十字架に似たフォルム、彼女たちを串刺しにしようとするなら】 【それはさながら墓標のようであったのだろう。だかしかし、――「ここ」はどういう場所だった?】 ………………………………………………えっそれもっと早く言、ッ 【 (超重量の大剣が、突き立って立てる轟音) ( 鈍い音 ) (――――少女たちの「かたわら」に。) 】 【――――そう、ここは大会会場。殺しは御法度であるのなら、当然それが彼女らに突き立つはずもない】 【なればそれは、彼女らの数センチとなりの地面に突き立って――余波を撒き散らす】 【衝撃によって波打つ風、それによって運ばれるひび割れた瓦礫の残骸。それらが散らばったあとは】 【……ぱさり、と落ちてくるごく小さな、軽いものふたつ。中空にて断ち割られた、正義の軍帽】 【静寂が戻ってくるころには、正義にも見えていることだろう。掴んだ胸倉、伸びるパーカー生地の向こう】 【だらんと垂れ下がる赤い髪。……気絶していた。つまるところ、頭突きは、きれいに入ったのだ】 【であるのなら、勝負はもはや決まったようなものだった。夕月は、正義が、自身の放つ大技を警戒し】 【この身から離れていくものだと思っていたらしい。だから狙いだってわずかにずらした、こけおどしの攻撃だった】 【それに対して正義は、真正面から攻撃を仕掛けることを選んだ。きっとその時点で勝敗は決していたのだろう】 【――――ぐるんぐるん、きゅう。みたいな音を立てて(いるような錯覚)、ぶら下がる彼女の顔】 【横っ面に一発でも入れてやればきっと起きる。けれどそれをしない自由もあった――すべては正義の手の内に委ねられ】 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14029/1539498707/136
なにか圧倒的な大きさのモノが天に広がる陽光を遮って 重なるふたりの少女に影を落とす次の瞬間そいつは降ってくることだろう 当たり前の法則に則って切っ先を下へ向けて重厚な風切り音を纏って墜ち行くは 大剣一本それだけで教会に飾られる十字架に似たフォルム彼女たちを串刺しにしようとするなら それはさながら墓標のようであったのだろうだかしかしここはどういう場所だった? えっそれもっと早く言ッ 超重量の大剣が突き立って立てる轟音 鈍い音 少女たちのかたわらに そうここは大会会場殺しは御法度であるのなら当然それが彼女らに突き立つはずもない なればそれは彼女らの数センチとなりの地面に突き立って余波を撒き散らす 衝撃によって波打つ風それによって運ばれるひび割れた瓦の残骸それらが散らばったあとは ぱさりと落ちてくるごく小さな軽いものふたつ中空にて断ち割られた正義の軍帽 静寂が戻ってくるころには正義にも見えていることだろう掴んだ胸倉伸びるパーカー生地の向こう だらんと垂れ下がる赤い髪気絶していたつまるところ頭突きはきれいに入ったのだ であるのなら勝負はもはや決まったようなものだった夕月は正義が自身の放つ大技を警戒し この身から離れていくものだと思っていたらしいだから狙いだってわずかにずらしたこけおどしの攻撃だった それに対して正義は真正面から攻撃を仕掛けることを選んだきっとその時点で勝敗は決していたのだろう ぐるんぐるんきゅうみたいな音を立てているような錯覚ぶら下がる彼女の顔 横っ面に一発でも入れてやればきっと起きるけれどそれをしない自由もあったすべては正義の手の内に委ねられ
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