アメリカ軍がファンタジー世界に召喚されますたNo.14 (1000レス)
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640: 2016/07/18(月)11:33 ID:aeV8YDfY0(3/4) AAS
ジェイコブ補佐官
「偵察として向こう側に送った特殊部隊の報告は我々にそんな悠長なことをしている余裕が無いことを示していました。
敵は、再度ベルリンを攻撃するために門の近くに部隊を送りつつあり、
放置していれば再度ベルリンで戦闘が起こることになると判明すると、
大統領はイギリス首相と緊急で電話会談を行い、その後フランスとドイツにも同様の連絡を行いました。
その結果、異世界への出兵は予定よりも前倒しされ、兵士達はその準備が完全でなかったにもかかわらず、
ブランデンブルク門の向こうへと出撃することが決められました。
そうしなければ、ベルリンがまた死体の山に埋め尽くされるであろうことは簡単に予想できたからです。」

『自由と平和のために結集した兵士たちの諸君、君たちはこれからまだ見ぬ世界に旅立つことになる。
そのことに不安を感じている者もいるだろうが、世界の自由と平和を侵そうとするものたちにわれわれは立ち向かわなければならない。
たとえその方法が必ずしも平和的な手段ではなかったとしても。・・・』
1990年11月9日、テンペルホーフ空港で行われたジョージ・H・W・ブッシュ合衆国大統領の演説によってNATO軍の異世界進出、
通称「不変の真理作戦」は開始された。
先鋒としてブランデンブルク門に突入したのは、ドイツ第4装甲擲弾兵旅団、アメリカ第3歩兵師団、フランス外人大隊であった。
イギリス軍や他の部隊は装備の到着が遅れていたためテーゲル空港で待機していた。

ジェイコブ補佐官
「ブランデンブルク門の惨劇は、大統領にとって最初の外交的危機でした。
しかし、これまでの危機とは明らかに違うところがありました。それは『相手の顔が見えない』ということです。
世界大戦のとき、ローズベルトはヒトラーがどのような人物なのかある程度把握していましたが、
今回は我々が相手にしているのは誰なのか、またどのような勢力なのかさえ、我々は全く知るすべがありませんでした。
そのため、この時点の我々には最も原始的な方法、つまり軍事力による解決しか取ることができませんでした。」

フロム将軍(当時ドイツ連邦軍異世界派遣部隊司令官)
「我々がブランデンブルク門を越えた数日後、我々の目の前には無数の旗がありました。我
々はそれが敵の軍勢の旗であることを直感でわかりました。
ギリギリのところで、NATO軍は二度目のベルリンでの惨劇を食い止めることができたのです。
しかしそれは、異世界における本格的な戦争が始まったことを意味していました。」

『・・・我々は自由と権利を守るために戦ってきた。これからもそれが変わることはない。
だからこそ我々は「彼ら」に話し合いをする「権利」を与えよう。
しかし、力でもって我々に向かうのならば報復をもって応えよう。・・・』
1990年11月9日の演説より抜粋

「ベルリン時間」11月13日午前9時30分、NATO軍は異世界にて現地の軍勢と交戦を開始、「異世界紛争」は始まったのである。
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