アメリカ軍がファンタジー世界に召喚されますたNo.14 (1000レス)
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620: ヨークタウン◆.EC28/54Ag 2016/07/17(日)23:33 ID:263ZQ54w0(31/225) AAS
「事前の情報通り、シホットの連中は湾口の入り口付近を要塞砲で狙えるようにしているな。こりゃ、生半可な艦隊で挑んだら速攻で
返り討ちに遭うぞ」
パステルナークは防御の充実ぶりに内心舌を巻いたが、周囲を警戒しつつ、偵察を続行する。
今度は、軍港に停泊する多数の艦船を視認した。
「いたぞ、敵の守備艦隊だ……ほほう、旧式とはいえ、戦艦らしきものもいるな」
「数は1、2、3……大体7隻ぐらいですね。そして巡洋艦、駆逐艦など多数か」
「トム!すぐに報告を送れ!」
「アイアイサー!」
「内容はこうだ。我、シギアル港に到達す。敵騎の姿見ず、対空砲火の反撃は見られず。軍港には守備艦隊を確認。戦艦6ないし7、
巡洋艦4ないし5、駆逐艦、小型艦多数停泊中!」
省9
621: ヨークタウン◆.EC28/54Ag 2016/07/17(日)23:34 ID:263ZQ54w0(32/225) AAS
ユージン・リンゼイ中佐の率いる第1次攻撃隊430機は、午前7時9分、シギアル港に到達した。
高度3000メートルで巡航していた第1次攻撃隊は、通信妨害の展開されている膜内に突入した。
「ほほう、これはまた凄い港だ。ノーフォークと比較してもいい勝負になりそうだぞ」
リンゼイ中佐は、異世界特有の変わった雰囲気ながらも、規模も大きく、整理の行き届いた良港を見るなり、思わず感嘆の言葉を漏らしてしまった。
「本当に迎撃が無いな……よし!」
リンゼイはマイクを握ると、第3艦隊司令部に報告を送り始めた。
省10
622: ヨークタウン◆.EC28/54Ag 2016/07/17(日)23:38 ID:263ZQ54w0(33/225) AAS
艦船の間を、伝令を乗せた小型艇が行き来し、陸上に降りた兵は港の司令部や艦隊旗艦に向けて命令の受領を受けに行く。
航空基地のワイバーン隊は、命令伝達の遅れから迎撃準備に手間取り、竜騎士たちは何の説明も受けれぬまま、大慌てで愛騎に近寄り、格納棟から
騎付きの世話係と共にワイバーンを引っ張り出していく。
混乱は混乱を呼び、それに手間取るだけ準備が遅れていく。
訓練通りにやった動作を行おうにも、まさかの空襲によって動転した兵員たちはあちこちでいらぬ失敗を繰り返し、それもまた迎撃準備の遅れに繋がった。
同じことは、シギアル港所属の第6艦隊でも起こっていた。
その間、米艦載機の大編隊は悠然と編隊飛行を続けている。
やがて、各飛行隊は母艦ごとに分かれると、それぞれの攻撃位置に向かい始めた。
第6艦隊の各艦は、どうにか戦闘準備を終えつつあった。
同艦隊は、戦艦ビグマベルンザを始めとし、ゼイルファルンザ、クレングラ ポアック ヒーレリラ リングスツ ヒレンリ、
省13
623: ヨークタウン◆.EC28/54Ag 2016/07/17(日)23:39 ID:263ZQ54w0(34/225) AAS
「攻撃目標……前方の敵戦艦!」
距離は2000メートルほど。
スカイレイダーは対空砲火を避けるため、高度10メートルどころか、5メートル前後の超低空飛行を行い、機首の大馬力エンジンを
唸らせながら驀進している。
敵戦艦は前部に連装式の主砲を背負い式に2基搭載し、後部甲板には1基搭載している。
艦橋の形は合衆国海軍の旧式戦艦とは異なり、シホールアンル艦に共通するがっしりとした箱型となっている。
煙突の無い中央部は思いのほかすっきりしているように見えるが、目を凝らすと、対空火器らしき物が見受けられる。
だが、それらの対空火器は、リンゼイ隊に向けてまだ光弾を放ってきていない。
(敵さん、かなり慌てているのか……まだ反撃が来んな)
まぁ、無理もない。と、彼は同乗の言葉を漏らした。
省14
624: ヨークタウン◆.EC28/54Ag 2016/07/17(日)23:40 ID:263ZQ54w0(35/225) AAS
その時、ビグマベルンザ乗員たちの関心は、既にスカイレイダーには向けられていなかった。
「魚雷接近します!その数……8!!」
「……」
艦長は絶句してしまった。
その直後、ビグマベルンザの左舷に8本の魚雷がまんべんなく突き刺さった。
魚雷が命中するや、高々と水柱が立ち上がる。
命中箇所に近い甲板上にいた銃座の兵員が、吹きあがった爆炎と衝撃波に巻き込まれてグロテスクな惨死体に代わり、その無数の肉片が、
破壊された銃座の破片や水柱と共に宙高く吹き上がる。
ビグマベルンザ級戦艦は、シホールアンル帝国海軍の中では最古参の戦艦であり、魚雷に対応する水雷防御は全く持ち合わせていなかった。
そのため、ビグマベルンザの巨体には8つの大穴が穿たれ、そこから大量の海水が艦内に流れ始めた。
省18
625: ヨークタウン◆.EC28/54Ag 2016/07/17(日)23:40 ID:263ZQ54w0(36/225) AAS
強引に飛び立とうしたワイバーンも出てくるが、そこにすかさず、別のF8F小隊が殺到して20ミリ弾を叩き込む。
大口径弾を受けた竜騎士の体は無残にも吹き飛び、ワイバーンもまた全身をずたずたに引き裂かれて、上がりかけていた体を地面に叩き落される。
ワイバーンの並ぶ列線にも、F8Fは情け容赦なく20ミリ弾を撃ち込み、生き残っていたワイバーンの個体数が激減していく。
そこに、ダメ押しとばかりに、スカイレイダーの爆撃が始まった。
基地の対空砲火は、猛然と急降下するスカイレイダーを激しく対空射撃で迎え撃つ。
高射砲弾がスカイレイダーの周囲で炸裂し、黒煙を咲かせる。
1機のスカイレイダーが右主翼を吹き飛ばされ、炎と煙を吐きながら錐もみ状態で墜落するが、残りは轟音を発しながら急降下を続ける。
スカイレイダーの急降下爆撃は、誰が見ても鮮やかな物であった。
高度300メートルまで降下したスカイレイダーは、胴体に搭載されていた3発の1000ポンド爆弾を投下した。
ワイバーン格納棟に3発の爆弾が突き刺さるや、大音響と共に爆裂し、格納棟が木っ端微塵に吹き飛ばされる。
省15
626: ヨークタウン◆.EC28/54Ag 2016/07/17(日)23:41 ID:263ZQ54w0(37/225) AAS
12ゼルド離れた場所から幾度となく届くその音は、シギアル港が相当数の敵に叩かれている事を如実に表していた。
「報告はまだ入っておりませんが、監視塔から見た限りでは、停泊中の艦船とワイバーン基地に攻撃が集中しているように思えます」
「おのれ……魔法通信さえ使えれば、状況はすぐに把握できるのだが……!」
レンス元帥は歯噛みしながら唸り声を上げる。
「かといって、シギアル港に偵察のワイバーンを派遣しても、敵にやられてしまうかもしれん」
「……司令官。首都周辺の対空陣地は、全て戦闘準備を完了したとの報告が入りました」
ヴィルリエは、そそくさと入室してきた伝令から紙を受け取り、その内容をレンス元帥に報告する。
省13
627: ヨークタウン◆.EC28/54Ag 2016/07/17(日)23:42 ID:263ZQ54w0(38/225) AAS
レンスは、右の頬に傷の入った、いかつい顔つきの青年士官の顔を見つめた。
ローシェルト少佐は歴戦の海軍竜騎士であり、今年1月に起きたレーミア湾海戦で負傷してからは前線を離れ、回復した後も専ら後方で
後進の育成に当たっていた。
レンス元帥とは、過去に練習隊の視察に訪れた際に顔を合わせている。
「突然の乱入を行ってしまい、甚だ無礼ではありますが、今はそれどころではありません」
「……敵の正体を知っているようだな。よろしい、報告したまえ」
レンス元帥は、ローシェルト少佐の行動に理解を示した後、彼に報告を促す。
「では申し上げます。シギアル港は、敵の空母艦載機によって攻撃を受けております!」
室内の誰もが、息を呑んだ瞬間だった。
省13
628: ヨークタウン◆.EC28/54Ag 2016/07/17(日)23:43 ID:263ZQ54w0(39/225) AAS
「私の所属するワイバーン基地は、ちょうど、この忌々しい膜の外にあります。ここには、まだ多数のワイバーンが配備されています。
また、北方の基地にも少なからぬ数のワイバーンや飛空艇が残っています。シェルフィクル防衛に多数が引き抜かれていますが、
敵機動部隊に打撃を与える分の戦力はまだ残っています。反撃を行うためにも、まずは、索敵を行いたいのですが……いかがです?」
「……戦力が残っている……と言う事は、まだこちらにも勝機があると言う事だな」
レンスは、やや張りのある声音でローシェルトに言う。
「その通りです。私がすぐに基地に戻り、そこから魔法通信でこの緊急事態を全軍に伝えます。そして、そこから来襲しつつある、
新たな敵攻撃隊の迎撃と、敵機動部隊に対する反撃を行うのです」
「……よろしい!」
レンスは大きく頷いた。
「君の言う通りにしよう。少佐、君はすぐに基地へ戻り、全軍にこの状況を知らせよ。そして、索敵隊を飛ばし、敵機動部隊を発見、
省8
629: ヨークタウン◆.EC28/54Ag 2016/07/17(日)23:44 ID:263ZQ54w0(40/225) AAS
シホールアンル軍首脳部が、どうにか反撃の糸口を見出しつつある中、第1次攻撃隊の攻撃は更に激しさを増していた。
空母ヨークタウン所属のAD-1スカイレイダー12機は、軽空母フェイトの攻撃隊と共同で、桟橋に停泊している巡洋艦、駆逐艦に
攻撃を加えていた。
1機3発ずつ搭載された1000ポンド爆弾が、高度400~300あたりで投下され、高速で巡洋艦の甲板や主砲に命中する。
1000ポンド爆弾の炸裂は甲板に大穴を穿ち、主砲塔をひしゃげさせる。
対空銃座の兵員達は、一瞬にして銃座ごと爆砕されて胡散霧消し、現場には濛々たる黒煙が噴き出し始めた。
別の巡洋艦には、フェイト隊の艦載機が放った魚雷が命中する。
水雷防御という概念が無い時代に開発、建造された巡洋艦にとって、魚雷が1発でも命中すれば即、沈没に繋がるが、この巡洋艦には
一度に4本もの魚雷が命中した。
巡洋艦は被雷直後、大量の浸水によって急激にバランスを崩し、被雷から僅か10分で転覆してしまった。
省14
630: ヨークタウン◆.EC28/54Ag 2016/07/17(日)23:45 ID:263ZQ54w0(41/225) AAS
「叩き落とせ!あの気色悪い敵機なぞ海面に叩きつけてしまえ!」
指揮官が檄を飛ばし、魔道銃座の兵員はスカイレイダーを撃ち続ける。
だが、あまりにも低い高度を飛んでいるため、光弾の殆どが敵機の真上を通り過ぎてしまう。
時折、命中弾と思しき物もあるが、敵機はよほど作りが頑丈なのか、落ちる気配がない。
敵機は唐突に、機銃を撃ち放ってきた。
4機のスカイレイダーは20ミリ機銃を乱射し、多数の機銃弾が駆逐艦の甲板や艦橋部分などに突き刺さる。
入隊して半年足らずの水兵が20ミリ弾をもろに受けて体を破壊され、背後に多量の血痕と、体の内容物等が飛び散る。
頭部に機銃弾を食らった者は首から上が吹き飛び、胴体に受けた兵はそのまま吹き飛ばされ、壁に叩きつけられて絶命する。
絶命まで行かぬ者もいるが、それらの者は大半が手足を吹き飛ばされて悲鳴を上げる。
魔道銃座にも機銃弾が命中し、夥しい火花と共に銃座の破片が飛び散り、まだ無傷だった兵がそれを浴びて絶叫し、
省17
631: ヨークタウン◆.EC28/54Ag 2016/07/17(日)23:46 ID:263ZQ54w0(42/225) AAS
攻撃を受けている艦船は、戦艦、巡洋艦、駆逐艦といった主要な戦闘艦艇ばかりではなかった。
1943年頃に登場し、連合国軍航空部隊を手こずらせた偽装対空艦(FLAK艦)や掃海艇と言った補助艦艇群も、容赦ない攻撃を受けていた。
対空火力に定評のあるFLAK艦は、激しい対空射撃をスカイレイダーに浴びせる。
不意を突かれた1機のスカイレイダーが集束弾を浴び、1つの炎の塊となって海上に激突する。
報復は直ちに叩き返された。
FLAK艦に向かったのは、空母ベニントンに所属する爆撃隊であった。
7機のスカイレイダーは、急降下でFLAK艦に突っ込んでいく。
FLAK艦は手持ちの両用砲、魔道銃を全て撃ちまくり、小癪な敵機を叩き落そうとする。
しかし、スカイレイダーは対空砲火を浴びながらも、致命弾を受ける事もなく、猛然と接近していった。
高度400付近に達したスカイレイダーは1機、また1機と、3発ずつ搭載された1000ポンド爆弾を投下した。
省20
632: ヨークタウン◆.EC28/54Ag 2016/07/17(日)23:47 ID:263ZQ54w0(43/225) AAS
TG38.3に襲われた飛空艇基地も、他のワイバーン基地同様、悲惨な様相を呈していた。
列線に並んでいた58機のケルフェラクは、搭乗員が慌てて近づく前に全機が機銃掃射を受けてずたずたに引き裂かれた。
搭乗員たちが悲嘆にくれる暇もなく、上空からはエセックス所属の爆撃隊が急降下爆撃行い、穴だらけになったケルフェラクを1機残らず吹き飛ばし、
基地施設には1000ポンド爆弾や5インチロケット弾が次々と打ち込まれる。
空母ボクサー所属のスカイレイダー24機を率いるドン・ハリファックス少佐は、今しも滑走路目がけて急降下爆撃を開始しようとしていた。
「突っ込むぞ、付いて来い!!」
荒々しい掛け声とともに、ハリファックス少佐は操縦桿を前に倒して急降下を始めた。
機体が前方に傾き、視界に白い滑走路が映る。
航空基地からは高射砲や魔道銃がひっきりなしに放たれ、爆撃隊の前方に弾幕が張られるが、既に痛打を浴びている敵基地は、あちこちから
猛然と黒煙を吹き上げている。
省15
633: ヨークタウン◆.EC28/54Ag 2016/07/17(日)23:48 ID:263ZQ54w0(44/225) AAS
ハリファックスは、Gに体を押し付けられながらも、慣れた手つきで爆弾を投下し、直後に機首上げを行う。
速度がついて重い操縦桿を、渾身の力を入れて引いていく。
「ぐううぅ……いつもながら、この瞬間はキッツイな!」
ハリファックスは何度経験しても慣れぬ重圧に、唸り声を上げながらも機首上げを続ける。
やがて、高度50メートルを切りそうなところで機首が上がり、水平飛行に戻った。
ハリファックスは首を後ろに傾け、自らの成果を確かめた。
「よし!ドンピシャだ!!」
ハリファックスの投下した爆弾は、滑走路のど真ん中に3発そろって命中していた。
爆弾は命中と同時に爆炎を噴き上げ、大量の砂煙が着弾点を覆い隠した。
そこに、僚機から投下された爆弾が次々に落下してくる。
省12
634: ヨークタウン◆.EC28/54Ag 2016/07/17(日)23:48 ID:263ZQ54w0(45/225) AAS
「………」
周囲の光景は一変していた。
空襲前に、少し離れた沖合に堂々たる姿を見せつけていた7隻の戦艦は、今は3隻しかなく、残りの4隻中、3隻は転覆し、1隻は艦首と艦尾を
逆立てて炎上している。
旗艦クレングラはまだ浮いていたが、空襲前と比べて艦を大きく右に傾けており、喫水も深く下げていた。
港湾施設は、目に見える範囲の物の殆どが被害を受けており、一部は盛んに燃え盛っている。
港湾の各所からは濛々たる黒煙が吹き上がっており、空は厚い黒煙に覆われて薄暗くなっていた。
「……なんてことだ……!」
隣で、悲鳴じみた声が上がった。
振り向くと、港湾地区指揮官を務めるヒゲ面の大佐……カイン・イシンキル大佐が、そのやせ顔を凍り付かせていた。
省9
635: ヨークタウン◆.EC28/54Ag 2016/07/17(日)23:52 ID:263ZQ54w0(46/225) AAS
SS投下終了です。
何度か書き直しつつ、ようやく納得ができるようにできましたが……
投稿の間が長すぎてしまいましたorz
一転集中主義の人間があれこれ触ったらあかんですわ。
ひとまず、今回はお触り程度の戦闘シーンも加えております。
次回の更新もなるべく早く行うように努力いたしますので、今後ともよろしくお願いします。
636(1): 2016/07/18(月)01:48 ID:9R7ffzTs0(15/29) AAS
お久しぶりですヨークタウン氏!
そしてお帰りなさいです。久しぶりの投下乙本当に乙
待ちすぎて自分で外伝書いてました。機会があれば投下したいです
>「我、奇襲に成功せり!これより、目標に突入する!」
トラ・トラ・トラと叫びたくなりますね
通信機の発明まで伝令や発光信号、手旗信号などで通信するしかなかった現世界とは違い
魔法という身近な存在で通信できるこの世界では大規模な魔法通信妨害魔法は効果テキメン
猛威をふるうアメリカ艦載機
この絶望的状況下でも首都を守るために出撃を命ぜられるワイバーン・飛空艇
精神がやばいオールフェス・海軍元帥レンス・その他上層部
省5
637(1): 2016/07/18(月)09:16 ID:w2nCsok60(1/11) AAS
ヨークタウン氏投下乙です。
最早シホールアンルの国土に後方という言葉はなく、新兵器の投入も
(式典をしている事から量産くらいは出来そうですが、国土が爆撃されて
いる状況では・・・)ままならず陸からも海からも空からも、攻め寄せられる
状況の打破は難しいですね。
国民からの支持はまだ持っているようですがこれをへし折るにはどう
すべきなのかといったエグイ事に米国はもっと本腰を入れたほうがいい
時期に来ているでしょう。
個人的にはそろそろオールフェス君が発狂する所を見てみたい部分も
あったり(苦笑)。彼の性格的にそれは無さそうですが、帝国解体の面倒な
省3
638(3): 2016/07/18(月)11:31 ID:aeV8YDfY0(1/4) AAS
投下お疲れ様です。
この世界にニイタカヤマはあるんですかね?(錯乱)
H.W.ブッシュ
「ふむ。面白い読み物だ。別の世界なら私は今頃あの港で戦ってたかもしれないな。
大統領じゃなくてパイロットとしてだが。」
流れに便乗してこちらも一本投下します。
639: 2016/07/18(月)11:31 ID:aeV8YDfY0(2/4) AAS
1990年3月、NATO理事会と防衛委員会での決定に従い、ハンブルクに予防展開軍(Preventive Deployment Force: PDF)が組織された。
ベルリンと東ドイツの情勢が安定すればベルリンに移動し、
将来的には異世界におけるNATO軍総司令部(NATO異世界連合軍司令部(Allied Command Another World: ACAW))として機能させることも視野に入れていたため、
この組織には軍政に関わるものも含めて大きな権限が与えられていたとされる。
指揮下に入る地上部隊の内容は、アメリカはドイツ駐留軍から先鋒として1個歩兵師団と、
ヨーロッパ駐留部隊からさらに1個師団程度の部隊を増援として投入する。
ドイツ連邦軍は西側の装甲擲弾兵旅団に旧人民軍工兵隊を少し加えたものを中核とし、
統一後の部隊再編成が終わり次第、兵力をさらに増強して1個師団規模とする。
イギリスはドイツ駐屯の部隊から1個旅団、
フランスはNATOの軍事機構に正式に参加していなかったためか、当初派遣した部隊は外人部隊1個大隊であった。
省22
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