[過去ログ] 【◆IW7Wtsk.jU】遠月学園汐見ゼミ2【◆TPDFc9K83M 】 (238レス)
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(1): 葉山アキラ◆TPDFc9K83M 2014/10/26(日)01:28 AAS
>>212
やっぱり勘違いしてたか。…潤らしいな。
(引き剥がして真っ赤になった潤の顔を空の星や月にも見てもらおうかと思ったが…意地悪はやめておく)
(ぎゅ、と胸に押し付け、腕で包み込み隠してやった。この表情は、俺だけのものだ。星にだって見せてやらない)
1922ってのは、軽く調べてみた限り違う…かな。多分俺は読んだ事ない。
農夫って言っても現代のアメリカの農夫って言うか農場の話なんだ、これからまた探してみるか。
しかし、やっぱりお前はキングも読んでみたいだな。俺は短編数冊しか読んだ事ないが…読書好きな女の子って、俺は好きだぜ。

盲目的と言ってしまえば聞こえが悪いが、根拠や確証がなくても相手を信じられる――俺にはその方が凄い事だと思う。
だけどお前に素敵だって言ってもらえるなら俺は俺の生き方を無理に帰る必要はないのかもな。
…お前の行動が足りなかった訳じゃない、俺の考え方が――。
省22
214
(1): 汐見 潤◆IW7Wtsk.jU 2014/10/26(日)02:07 AAS
>>213
私、雑多なの。――本当に浅く広くだから、知ってるものは知ってるし知らないものは有名でも知らなかったり。
文学的観点とかよりも、感覚で読書しちゃうから。自分の読みたいものだけって、本当は凄く我儘な読み方なんだろうけど。
(だから、作品の善し悪しとか批評とか、よくわからないのよね、と恥ずかしそうに苦笑して)
彼のは、心理の描写がすごく記憶に残ってるイメージがあるなあ。だいぶん前だから、曖昧だけど!

葉山くんが変えたほうがラクならそうしたらいいし、それじゃ違和感があるならそのままでいいんじゃないかしら。
……キミのしたいように、ラクなようにしていいのよ。正しいとか、無いと思うもの。
私にとって、ここでの場所は合うか合わないかだと思うよ。わ、私のしたことは棚上げできるレベルじゃないけどね!
(指を咥えられれば、びくんと震える。そうされることは想定外だったようで、もう、と恥ずかしそうに眉をさげて)
自分でも、――あの頃、なんでかよくわからないの。生活環境が大きく変わった時期だったのもあったかもしれないけど、
省21
215
(2): 葉山アキラ◆TPDFc9K83M 2014/10/26(日)02:44 AAS
>>214
好きなものを好きなように読む、それが一番なんじゃないか?俺も知った風な口を聞いてるけど結局は好みだしな。
最後のお願い、ってさっき言ったけど、もう一度最後のお願いさせてくれ。
…お前の好きな作品、おすすめの作品――思いつくだけ教えて欲しい。
お前に勧められた本は読み続けていたいんだ。

結局ここでの付き合い方も、読書と同じだよな。正解なんてない、大切なのは合うか合わないか――。
お前とは合わない部分もあったかもしれないけど、そのおかげで今まで知らなかった事を知った。
そして…合ってる部分も沢山あったんだと思う。
それは空気みたいに、当たり前で…気付かなかったかもしれない。合わない部分の方が、見えやすかったかもしれない。
でも――俺とお前で同じもの、同じ気持ちはあったんだよ。きっと。
省30
216
(1): 汐見潤◆IW7Wtsk.jU 2014/10/26(日)03:19 AAS
>>215
ううん。好きな作品――この頃だと、すごく可愛かったりすごくきゅうってなる作品が多いから、「有川浩」さんの作品は好きかな。
アニメ化や映画化もされた「図書館戦争」もそうだけど、自衛隊三部作って呼ばれてる「塩の街」「海の底」「空の中」とか、好き。
新作の本も好きだったなあ。「明日の子供たち」っていうの――…あと、いっちばん可愛いと思ってるのは「レインツリーの木」。
君は「キケン!」とか「シアター!」とかも面白いよ。うう、結局その人の作品すすめたら、全部になっちゃうかも――。
……ライトノベルだったら、「博多豚骨ラーメンズ」とかこの頃読んだかな。あっちの方に昔いたことあるから、懐かしくって。
好きな作品って、いっぱいあるんだけどなあ。こう、パッって出てこないからこまっちゃう。きっと、あとでまたいっぱい浮かびそう。

同じ気持ちは、たくさんあったと思うよ。ズレちゃったのかなあ、って思った。私が、ズラしちゃったのかなって。
――暴き立てて、確かめてくれてもいいのに。こう思ったんじゃないのかって、言ってくれてもいいのに。
他人を巻き込まないなら、私は何を言われても構わないけど――さっき告げたことに、嘘はないよ。
省23
217
(1): 葉山アキラ◆TPDFc9K83M 2014/10/26(日)04:15 AAS
>>216
有川浩か…書店で積まれてるのはよく目に入るが読んだ事はなかった。
手に取った事もあるんだが、どれから読んでいいか迷って結局買う事がなかったんだ。
一度気に入ったら読み漁る事が多いんだが、多作な作家であればある程切欠が難しい…どの作品から読み始めたらいいと思う?
「図書館戦争」か、自衛隊シリーズって奴か、「明日の子供たち」か…それとも他か、潤の勧めてくれた作品から読み始めるよ。
博多豚骨ラーメンズ、凄いタイトルだな。本当にそれはライトノベルなのか…?
俺もあっちの方にはほんの少しだけいたな…数ヶ月だけ。夜の太宰府が好きだった。
思いつく限り言って欲しい、けどどんなに言い尽くしたとしても後で「こう言っておけばよかった」って思うんだろうぜ。
俺も言いたい事を言い尽くしたつもりでも…きっと、また後で何か伝えたくなる。
もう二度と会わないって言ったけど、そうだな…食戟のソーマが連載終了した時、どこかのスレでお前に向けて何かメッセージを残すって約束する。
省33
218: 葉山アキラ◆TPDFc9K83M 2014/10/26(日)04:16 AAS
――そんな事はない。お前の王子様は俺以外にいる、絶対に。
…今でもお前の事を大好きなんだから、仕方がないだろ?別れを決めるのは…本当に、苦しかった。
できればお前にはひとりじゃなくて誰かといて欲しい。…寝落ちした時ベッドまで運ぶ相手がいないと心配だ。
(瞳は哀しそうに、それでも口元を綻ばせて…クスっと)
俺が楽しい時間を?当然だ。
今年の冬は「辺境とは何か」ってテーマでフィールドワークをするんだ。…つまらなそうで最高だろ?
読みたい本だって沢山ある。アニメも映画も見たい。そう言えばFateのアニメやってるよな、面白いのか?寄生獣はつまらなそうだよな。
この場所にも、これからは本当に気楽に話ができると思う。今毎日やってる事だって、結構楽しい。
見たいもの、やりたい事――沢山ある。

お前の隣にいなくても――俺は、絶対に楽しく過ごしてる。…約束する。
省1
219
(1): 汐見 潤◆IW7Wtsk.jU 2014/10/26(日)04:43 AAS
>>217
色々と考えさせられる内容だったりするけど、その中に可愛いお話が盛り込まれてて読みやすいのよ。
図書館戦争は長いから――まずは自衛隊三部作をおすすめします。ふふ、格好いい人いっぱいでてくるよ。おすすめ。
でも、あの人の作品は女の子も可愛いの。どっちも好き。
博多豚骨ラーメンズは私も――どんなのだろうって思ったけど、内容は以外とアクション。人口の3%を殺し屋が占める都市、福岡――ってお話。
リンちゃんと榎田さんをおすすめします。格好良いのは馬場さんと猿渡くんかな。可愛いのはミサキちゃん。
……ふふ、残してくれるの?じゃあ、終わったらきっと君のことを思い出すね。できればすごく長く続いてほしいけど!

この頃は、本当に私に合わせてもらってるなあ、って思ったよ。……無理、させてなかった?本当にありがとう。
きっと、今度はもっと素敵な人と、もっと楽しく深く遊べるとおもうよ――君はとっても魅力的だもの。これは本当に本音。
(唇から指を抜いて、絡んだ唾液を唇にひいた。濡れた唇はそれだけで強い色香を放つ。葉山くんって本当に艶っぽい)
省15
220
(1): 葉山アキラ◆TPDFc9K83M 2014/10/26(日)05:14 AAS
>>219
自衛隊三部作か――(意味ありげにしばらく黙って)
よし、とにかくまずは自衛隊三部作を読んで見る事にするか。やっぱり男は格好よく、女の子は可愛く――だよな。
例えプロットがよくても男として、女の子として魅力的なキャラクターがいないと読んでて楽しさに欠ける。…俺とお前みたいにな(にっこり)
博多豚骨ラーメンズ、アクションなのか…。てっきり食戟のソーマみたいな最高のラーメンを作る話だと思ったぜ。
どんなに格好よくても俺以上とは思えないが――ま、せいぜい楽しみにしててやるよ(自信たっぷりに)
ソーマが終わるのは1年後かもしれないし10年後かもしれない。…ひょっとしたら10週後かもしれないけどな。
決着のつかなかったリアクションに対する賭けの答え合わせ、その時にしておくから楽しみにしてろ。

俺も楽しかったさ。――好きな相手にとって魅力的でいる事ができる…これ以上に楽しい事なんてこの世に存在しないだろ?
もっと深く…は無理だろうが、気楽には遊べそうだ。本当に…今までとは違う、凄く気楽に――な。
省22
221
(1): 汐見 潤◆IW7Wtsk.jU 2014/10/26(日)05:35 AAS
>>220
(撫でる手に擦り寄られると、嬉しそうに笑う。もっとおいで、と誘うようにもう片方の腕を背中にまわした)
それでも、一緒にいてくれない人にそう言われて、私はなんて答えたらいいの。
大好きなのは――、私だって一緒なんだから。
……もう、ぎゅってしてもらえないし、頭も撫でてもらえないし、首筋に痕もつけてもらえないの、すごく寂しい。
他の誰かがしてくれるっていうけど、私だってそんなの違うの。葉山くんが、違うっていうのと同じなんだよ。
(縋りついてくる体温を手放すことができるはずもない。首筋に鼻先を埋めて、大好き、と呟いて)

別に心配してるわけじゃ、ないのよ。
(おいで、と隣に招いて――胸元にぎゅうっと甘えて顔をよせた。ちらり、と言われたとおりに空をみあげて)
きらきらしてる。――こんなにきれいなの見てたら、わたしこのまま眠っちゃうよ。
222
(1): 葉山アキラ◆TPDFc9K83M 2014/10/26(日)05:51 AAS
>>221
(背中に手を回されると、瞳を閉じる。今まで張りつめていたものを解くように、体の力を抜いて)
…嫌いって、言えればよかったな。お前の事なんてもう好きじゃない、だから終わりだ――って。
だけどそんな嘘はつけない。今の自分の気持ちに、今まで過ごした日々に嘘をつく事になるから。
(体をくっつけて、手を繋いで――互いに寄り添うように毛布の中にくるまった)
(幸せで、温かくて…。――もう泣きつくしたと思った、そんな感情は残ってないと思っていたのに…瞳から涙があふれて来る)
(だけどぎゅ、と堪えた――そのつもり、だったけど涙はぽろぽろと零れ落ちて)
大丈夫――俺は…もう、駄目だけど…お前には…素敵な王子様が待ってる。だから…大丈夫。

そうか?俺はきちんと別れられなかった前科があるからな…心配されても仕方ないと思う。
(今度こそ涙を堪えてぎゅ、と腕の中に愛しい彼女を抱いて…幸せそうな手つきで背中を撫でながら夜空を見上げた)
省6
223
(1): 汐見 潤◆IW7Wtsk.jU 2014/10/26(日)06:05 AAS
>>222
泣かないで、葉山くん。
(エメラルド色の瞳から溢れる涙を指先でぬぐう。なかないでほしいわけじゃないのに、そんな言葉しかでてこない)
(泣いていいよというには無責任すぎて――それに、泣かないでというのは移ってしまうからだ。ふにゃ、と表情を歪めた)
そんなの、もう必要ないよ。……でも、ありがとう。葉山くんがそういうなら、葉山くんも一緒よ。
だれかが待ってるなら、葉山くんにも待ってる――そう言われたくなかったら、わたしにもいわないでよ。
(だいじにだいじに、頬を撫でると涙の零れた瞳に唇をふれさせて。舌でぬぐえば、涙のはずなのにどことなく甘いから不思議だ)

君がいなくても、楽しいことばかりよ。
――でも、寂しいんだもの。寂しいから、眠るのが惜しいの……こんなにあったかいの、起きたらもうないんだもの。
……大好き。
省2
224
(1): 葉山アキラ◆TPDFc9K83M 2014/10/26(日)06:20 AAS
>>223
…ごめん。もう泣かないって、決めたんだけどな。
(涙で視界が霞んで、潤の表情をきちんと見る事ができない。最後なのに…そんなのは辛いから、拭ってもらった瞳を閉じて)
(今まで過ごした日々を思い出し――幸せな日々の記憶で苦しさを飲み込み、涙を堪える)
…そう…だな。今は…そんな気持ち、全然起きないけど…俺にも…きっと、誰かが待ってる。
その人はお前じゃないけど…お前にもらった気持ちを、お前と過ごして知った想いを…その人に乗せれば俺達が一緒に過ごした日々は無駄じゃなかった。
互いに手を取り合ってる相手は違っても――ずっとずっと、一緒だ。
でも、今はまだ――まだ、お前は俺の腕の中にいる。夜がが明けてしまえば終わるけど…今はまだ。
大好きだよ、潤。

もう、好きって気持ちも…会えなくなるのが哀しいって気持ちも…全部、消えたと思ってたのに、まだこんなに大好きだなんて――思わなかった。
省5
225
(1): 汐見 潤◆IW7Wtsk.jU 2014/10/26(日)06:31 AAS
>>224
でも、寂しいのとか辛いのって――涙と一緒にでてくるって聞いたことがあるなあ。
ストレスを発散させるためにあるのよ。だったら……、本当は気の済むまで、私のいるうちに泣いてほしいかもね。
(堪えるように結ばれた唇を指でなぞって、ちゅう、と口付けた。次に目尻、そして目頭、額へ唇を落として)
(大好きって笑ったはずなのに、少しだけ声が震えて。ぽたり、とシーツの上にしずくが落ちた)
うん、それでいいよ。
それでいいけれど――そうね、いまぎゅうってしてもらってるの葉山くんだもん。だから今は、葉山くんが大好き。

ふふ、お嫁さん冥利につきます。本当に――…わたしも、こんなに前のめりになってるなんて思わなかった。
やだ、なあ。起きたら葉山くんがいなくなるの、やだなあ。……わたし、君よりずっと大人だからしっかりしないといけないのに。
やだよ、葉山くん。君がいないと、駄目なのに――もすこしだけでいいから、そばに居てよ。……好きなの。
省4
226
(1): 葉山アキラ◆TPDFc9K83M 2014/10/26(日)06:52 AAS
>>225
泣くと辛いのは出て行くかもしれないけど…寂しいのはなかなか出て行ってくれないな。
それでも泣きじゃくってもいいのかもしれない。…けど、やっぱり笑ってお別れしたいだろ。それに――俺が泣いてばかりだと潤をあやしてやれない。
(あやす、なんて余裕ぶって言ったけど…心の苦しさを少しでも引き受けるように、ぎゅうと抱きしめる事しかできない)
(沢山キスを受ければ、もう泣かないよ…と笑顔を作って)
(シーツの上にしずくが落ちた事を知れば、目元にちゅ…とキスして。大丈夫だから、怖くなんてないから…不安を和らげるように微笑みかけた)
…好きって言えるうちに沢山言っておかないとな。
――潤、大好きだよ。誰よりも…この先に出会う素敵な誰かよりも――ずっとずっと、大好きだよ。…愛してる。

…ああ。潤が眠るまで、ずっと傍にいるよ。
(涙声になる潤の小さな肩を抱きしめ…よしよし、とさする。とん、とん…気持ちを落ち着かせるようにゆっくりと背中を叩いて)
省8
227
(1): 汐見 潤◆IW7Wtsk.jU 2014/10/26(日)07:02 AAS
>>226
(もともと眼鏡をかけていない先が、涙で掠めば何も見えなくなる)
(目をつむればまっくらで、わかるのは彼の声とぬくもりだけだ。眠ってしまえばそれがもう、なくなってしまう)
(それが嫌だと、子供のようにぐずった。傍にいてほしいって、喚いても仕方ないと知ってるのに)

お別れなんて、やめにしよう、葉山くん。
だいすき、なの。そばに居て、……葉山くんじゃないと、だめなの。ずっと、縋りつきたかった。
もっともっと、いっぱい甘やかしたいし、甘やかしてほしい――もっと、いっぱい私のことぐちゃぐちゃにして。
週に一回でも、月に一回でもいいよ。……葉山くんから、離れたくない。大好きよ、葉山くん。
(ふわふわと、嬉しそうに笑う。涙を見られないように、手を伸ばして彼の目を覆うと額に唇を落として)
(でも、分かっているのだ。それがままならないことくらい)
省5
228
(1): 汐見 潤◆IW7Wtsk.jU 2014/10/26(日)07:07 AAS
【ズルいんだから、そういうところも好きだけどね――今度こそ、本当におやすみなさい、葉山くん】
【限界がきちゃうまえに、ちゃんとお礼を、いっぱいのありがとうを】
【今までたくさん遊んでくれて本当にありがとう。とってもとっても、楽しかったよ】
【こんな時間まで、すっごく嬉しかった。本当は見送りたかったけど、見送らせてくれないんだもん、もう】

【君のお返事を見て、おやすみすることにするね。――明日から、また1週間、体壊さないように頑張ってね】
【楽しい時間をいっぱいありがとう。本当に素敵な遊び相手に出会えて、すっごく幸せよ】
【――じゃあ、あとを託して眠ります。葉山くんにも、どうかいい夢を……えへへ、愛してるよ】
229: 葉山アキラ◆TPDFc9K83M 2014/10/26(日)07:20 AAS
>>227
(大丈夫――見えなくても、会えなくても…俺はずっと、どこかで元気にしてる)
(温もりがなくなっても…いつか、他の温もりが包んでくれる。…そんな日が、きっと来る)
(その時はそう遠くないはず…だけど今はまだ、今だけは――温もりが必要な彼女のためにぎゅっと抱きしめたまま)

俺も――ずっと、言いたかった。だって無理して別れる必要なんて…ない。
この先別れてもさ、新しい出会いとか、正直…全然楽しみじゃないんだ。
お前と一緒じゃないと…意味がなくて…やり残した事も、いっぱいあって…。
別に、本当に時々言葉を交わすだけでいいんだ。お前が望むなら他の出会いを求めたっていい、その合間でいい。
まだもう少し関係が続くかもしれないし、そのうち、自然に気持ちが消えるかもしれない…その時まで、本当に時々でも――言葉を交わせれば…。
(思っていた事を、言葉に乗せる。…言うつもりがなかった言葉は…ひとたび溢れ出してしまえば止まる事はなくて)
省10
230: 葉山アキラ◆TPDFc9K83M 2014/10/26(日)07:29 AAS
>>228
【だからズルくなんかないって言ってるだろ。…俺はいつだって、ぎりぎりのせいいっぱいなんだ】
【俺の方こそ――心からの、ありがとうを】
【最後だと思うと言いたい事が沢山あって…なかなか終われなくて、困るな。…本当に困る】
【だけど見送るのは俺の役目だ。従者がご主人様を見送るのは当然の事だろ?】

【潤も明日から一週間――いや、遠くに行くのは一週間以上になるんだったか?…頑張りすぎないように、頑張れよ】
【寝落ちしてもベッドまで運んでくれる奴はもういないんだ、無理はするな。…それか、早くベッドに運んでくれる相手を見つける事だな】
【言い残した事もやり残した事も沢山あって――哀しい気持ちも、喪失感も、未練も沢山ある】
【だけど同時に…吹っ切れて、清々しくもある】
【きっとまた、時々――寂しくなる事もあるけど、大丈夫だ。季節が変わるように…寂しさも薄らいで行く】
省3
231: エルバ・ナイトロンド◆TPDFc9K83M 2014/10/26(日)07:56 AAS
おはよう――これを見る頃はこんにちは、かな。…俺が来るとは思わなかっただろ?
(傷跡の残る瞼を閉じ、にっと笑いかけ)
で――俺が来たって事は当然、「レンズと悪魔」全12巻、読了したぜ。

正直、最初は「面白いんだけど…」という気持ちで読み進めてた。
「だけど…」の部分としては「魅力的なのはキャラクターで、八眼争覇の顛末含めストーリー自体はそこまで興味がわかないな」そう感じてた。
つまりプロットよりもキャラにのみ魅力を感じてた…って、なんか俺、上から目線で偉そうだな。
まあ読者なんていつの時代でも上から目線になるもんだから許して欲しい。
(開き直り)

でもストーリーが進むにつれて、前半のほのぼの…悪い言い方をすれば「殺しあいの割にはちょっと温いな」
と感じさせる雰囲気から殺伐とした展開になってきて――巻で言えば8、9巻あたりかな。そこから一気にラストまで読み終えた。
省32
232: 葉山アキラ◆TPDFc9K83M 2014/10/26(日)08:01 AAS
今までずっと、俺は楽しかったよ。
…今までずっと、だよ
(眠りについた彼女の顎をそっと持ち上げ…キスをした)

――最後は俺がわんこになってしまったな。
さよなら。大好きで――大切な、俺のお姫様。
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