★有限要素法(Finite Element Method)★ (392レス)
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368: 2017/10/18(水)19:25 AAS
ある構造物にひずみ(=変形)が生じていれば、その構造物には必ず変位も生じています。(回転は生じているとは限りません。)

ある構造物に変位や回転が生じているからといって、その構造物にひずみ(=変形)が生じているとは限りません。

フランス語では”ひずみ”に対応する言葉が、日本語の”変形”に対応するdeformationとなっていて、混乱が起きにくくなっています。ドイツ語など他の欧州言語でも同様です。

ひずみは、形状が元の状態から変わった”変化量”を指すので、定義は、ある2点間の距離の変化量で表すことができます。
要するに、数式で表せば、
ひずみ=(移動後の距離−移動前の距離)/移動前の距離
などとなります。
ひずみの定義の仕方によって、分子や分母が微妙に変わってきますが、
ひずみ=長さ/長さ
になることには変わりがありません。
その結果、ひずみは無次元の量になります。

無次元の量ということは、呼び名がないということにもなって、これでは不便です。
実は、角度や上記の回転も同様で、SI単位では無次元量です。しかし、これでは角度の数値を呼ぶときに不便なので、”ラジアン”などという便宜上の単位を設定しているのです。
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