[過去ログ] 女権帝国【アマゾネス・サーガ】part4 (986レス)
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726: アマゾネス・サーガ「無敵の英雄」 2010/04/06(火)00:51 ID:gG6c1xYn(1/3) AAS
これまでのごく大まかな粗筋(1)
北京に都し、満州、ウイグル、チベットををも征した世界帝国ツィン。2世皇帝ヤオーは更に西方へと覇を遂げんものと、アラル海地方に進出した。
しかし、全く予想外にも、ヤオーの野望はこの地で儚く潰え去ることとなった。ツィン帝国の騎馬軍団はこの地にて、女が男を奴隷として支配、君臨するアマゾネス女王国の軍勢と対戦、
あえなく惨敗、何と皇帝ヤオー自身が捕囚となってしまったのである。
その世界制覇の力の根源たる騎馬軍団を女の手で壊滅させられ、皇帝をも少女戦士エリナの奴隷とされたツィン帝国は、大混乱に陥り、これを見た周辺諸国や諸民族は、ツィンからの自立や新たな
覇権を求めて蠢動し始めたのであった。
ここで力を伸ばし始めたのが、西方の大帝国アフスムを破り、中央アジアに覇を唱え始めたウイグルのジャハーンギール・ハーン、そして、サルフの戦いで満州諸部族連合軍を撃破、満蒙全域を統一した若き英傑、
キタールのアルギン・ハーンであった。
大陸の覇王を決する激戦は、アルギンの勝利に終わったが、ジャハーンギールもまた、キタール汗国四天王の一人として、アルギン・ハーンの覇業に力を大いに発揮していくこととなる。
かくして、満蒙、ウイグル、南シベリア、チベット、東西トルキスタンを領する大帝国に成長したキタール汗国は、暗愚な3世皇帝マオーとその寵妃ツィーの暴政の下で混乱、衰退を続けるツィン帝国に侵攻、北京を陥落させた。
省3
728: アマゾネス・サーガ「無敵の英雄」 2010/04/06(火)01:54 ID:gG6c1xYn(2/3) AAS
これまでのごく大まかな粗筋(2)
しかし、男権諸国の混乱を看過するアマゾネス女王ユリナではなかった。
大キタール帝国がその主力軍団を中華地域に集中させているのをみたユリナは、突如カスピ海北岸のキタールの要衝、アストラハンに侵攻、占領し、キタール十六将マフムードを捕虜としたのである。
キタールの威信を傷つける一大事変であったが、ツィンとの大戦に力を集中したいアルギン・ハーンはこれを機に西方金毛人諸国の雄、ブルグン王オルムと緊密な連携を取り、オルム王はブルグンの
精兵を率い、アマゾネス女王国に侵攻、当時は首都としての機能を果たしていたクリミア半島のアルテミアを占領するに至ったのである。
首都陥落の知らせに動転したユリナはアストラハンを放棄、ブルグンと決戦するためにクリミアへと取って返したが、折悪しくローマでの教主ペトルの不穏な動きの噂を聞いたオルムはブルグン本国へと引き上げ、
ユリナはアルテミアを回復したのであった。
これ以降、国土の北辺に偏りがちなアルテミアよりも、アナトリアのアンカラに首都機能が移転され、ユリナも専らこちらで執政するようになった。
この頃、エチオピア・スーダン地方を中心としてもう一方の女権帝国、ラシェワが多いに勃興し始めていた。
エジプト総督カサンドロスの軍勢はラシェワに連敗を重ね、ついに皇帝ナディン・ラーの親征を仰がねばならない状態に立ち至った。
省2
730(1): アマゾネス・サーガ「無敵の英雄」 作者 2010/04/06(火)02:01 ID:gG6c1xYn(3/3) AAS
>>727
ありがとうございます。登場人物も非常に多くなってしまい、物語も錯綜してきましたので、少し整理してみようと思いました。
アルギン・ハーン外伝も、特にジャハーンギールとの死闘を描いていきたいと思います。いつ書けるかはまだ分かりませんが、
よろしくお願いします。
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