[過去ﾛｸﾞ] 姫様に質問して姫様が答えるスレ☆６２ (1001ﾚｽ)
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723: 2010/07/04(日)14:06 ID:BZ5sxWp40(5/5) AAS
>>720を補足して去年このスレにレスｯたのコピペしとくね
「売春婦」と申しますか、性を扱う女性に「姫」の呼称を付ける事は古代にまで遡ります。
これは、日本における職業売春の起源が、神祇と密接に関わっている事に由来します。
ご存知のように、記紀に現れる神々の名は男性神は「ミコト（尊・命）」女性神は
「ヒメ（姫・媛）」ですよね。この呼称は、異論はありますが、一般的な敬称の
起こりだとの説が有力です。
また、男性の「ヒコ（彦）」に対して「ヒメ（日女）」で字は違いますが音は「ヒメ」です。
この流れが、平城・平安期を通して、祭祀売春に
従事する巫女起源の遊女達に「ヒメ」の呼称をもたらします。
平安期の最も有力な証左としては、後白河法皇が編じられた「梁塵秘抄」に遊女の
呼称として現れる事です。
詳しく書くと切がないのですが、視点を変えると、「姫」は女性器自体の呼称としても
一般化していきました。これは、姫＝性的、という流れと一対です。
年が明けて、「さぁ、今日は姫初めで、吉原で一汗かくか」の姫ですねｗ
女性器自体を「ヒメ」と呼ぶのは「秘め」からとの説もありますね。
但しこれは明治期以降です。
室町期まで続いた「姫」の呼称は、桃山ー江戸期に、武家と公家の呼称となります。
これはご存知、士農工商の身分制度成立の過程で、「制度」になってしまうんです。
「姫」の呼称が復活するのは、一昨年の篤姫、今年の竜馬でご存知の幕末期で、
身分制度の崩壊と共に、反体制の流れで、遊女達を姫と呼ぶ文書が多数表れるようになります。
明治の元勲の正室は、下関の稲荷町をはじめとして、遊女出身者が数多く知られています。
赤線廃止を経て、トルコ風呂が生まれ、一般的な呼称は「嬢」になります。
再度「姫」が一般化するのは、実は、この2ちゃんねるにつながる「あめぞう」からで、
さすが、あめざー、ちゃねら〜の方達は、教養が高いなぁと思うんですよね。
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