[過去ログ] 【初】ソープ初出撃.初心者のスレ Part55【泡】 (1001レス)
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816: 2014/08/19(火)00:07 ID:vg7NTM1C0(1/15) AAS
阿弥陀仏の御前にして祈誓をなす、仏意に叶うやいなや毎夜夢の中に常に一りの僧有りて来て指授すと云云、乃至一経法の如くせよ乃至観念法門経等云云、法華経には「若し法を聞く者有れば一として成仏せざる無し」と
善導は「千の中に一も無し」等云云、法華経と善導とは水火なり善導は観経をば十即十生・百即百生・無量義経に云く「観経は未だ真実を顕さず」等云云、無量義経と楊柳房とは天地なり此れを阿弥陀仏の僧と成りて来つ
て汝が疏は真なりと証し給わんはあに真事ならんや、抑阿弥陀は法華経の座に来りて舌をば出だし給はざりけるか、観音勢至は法華経の座にはなかりけるか、此れをもつてをもへ慈覚大師の御夢はわざわひなり。問うて云く弘法大師
の心経の秘鍵に云く「時に弘仁九年の春天下大疫す
817: 2014/08/19(火)00:08 ID:vg7NTM1C0(2/15) AAS
与富木常忍青鳧一結送り給び候い了んぬ。今来の学者一同の御存知に云く「在世滅後異なりと雖も法華を修行するには必ず三学を具す一を欠いても成ぜず」云云。
余又年来此の義を存する処一代聖教は且らく之を置く法華経に入つて此の義を見聞するに序正の二段は且らく之を置く流通の一段は末法の明鏡尤も依用
と為すべし、而して流通に於て二有り一には所謂迹門の中の法師等の五品・二には所謂本門の中の分別功徳の半品より経を終るまで十一品半なり、此の十
一品半と五品と合せて十六品半・此の中に末法に入つて法華を修行する相貌分明なり是に尚事行かずんば普賢経・涅槃経等を引き来りて之れを糾明せんに其
の隠れ無きか
818: 2014/08/19(火)00:12 ID:vg7NTM1C0(3/15) AAS
未だ広宣流布せざるに法華経当世に当つて流布せしめずんば釈尊は大妄語の仏・多宝仏の証明は
泡沫に同じく十方分身の仏の助舌も芭蕉の如くならん。疑つて云く多宝の証明・十方の助舌・地涌の涌出此等は誰人
の為ぞや、答えて曰く世間の情に云く在世の為と、日蓮云く舎利弗・目〓等は現在を以て之を論ずれば
智慧第一・神通第一の大聖なり、過去を以て之を論ずれば金竜陀仏・青竜陀
仏なり、未来を以て之を論ずれば華光如来、霊山を以て之を論ずれば三惑頓尽の大菩薩、本を以て之を
論ずれば内秘外現の古菩薩なり、文殊・弥勒等の大菩薩は過
去の古仏・現在の応生なり、梵帝・日月・四天等は初成已前の大聖なり
819: 2014/08/19(火)00:27 ID:vg7NTM1C0(4/15) AAS
日本国に十宗あり所謂・倶舎・成 実・律・法相・三論・華厳・真言・浄土・禅・法華宗なり、此の宗は皆本尊まちまちなり所謂・倶舎・成実・律の三宗は劣応身の小釈迦なり、法相三論の二宗は大釈迦仏を本尊とす華
厳宗は台上のるさな報身の釈迦如来、真言宗は大日如来、浄土宗は阿弥陀仏、禅宗にも釈迦を用いたり、何ぞ天台宗に独り法華経を本尊とするや、答う彼等は仏を本尊とするに是は経を本尊とす其の義あるべし、問う其の義
如何仏と経といづれか勝れたるや、答えて云く本尊とは勝れたるを用うべし、例せば儒家には三皇五帝を用いて本尊とするが如く仏家にも又釈迦を以て本尊とすべし。
問うて云く然らば汝云何ぞ釈迦を以て本尊とせずして法華経の題目を本尊とするや、答う上に挙ぐるところの経釈を見給へ私の義にはあらず釈尊と天台とは法華経を本尊と定め給へり、末代今の日蓮も仏と天台との如く法華経を以て
本尊とするなり
820: 2014/08/19(火)00:42 ID:vg7NTM1C0(5/15) AAS
中にも三悪道におちずと説かれて候其の地獄と申すは八寒八熱乃至八大地獄の中
に初め浅き等活地獄を尋ぬれば此の一閻浮提の下一千由旬なり、其の中の罪人は互に常に
害心をいだけりもしたまたま相見れば猟師が鹿にあへるが如し各各鉄の爪を以て互につかみさく血肉皆尽きて
唯残つて骨のみあり或は獄卒棒を以て頭よりあなうらに至るまで皆打ちくだく身も破れくだけて猶沙の如し、焦熱なんど申すは譬えんかたなき苦なり鉄城四方に回つて
門を閉じたれば力士も開きがたく猛火高くのぼつて金翅のつばさもかけるべからず、餓鬼道と申すは其の住処に二あり一には地の下五
百由旬の閻魔王宮にあり、二には人天の中にもまじはれり其の相種種なり或は腹は大海の如くのんどは鍼の如くなれば
明けても暮れても食すともあくべからず、まして五百生・七百生なんど飲食の名をだにもきかず
或は己が頭をくだきて脳を食するもあり或は一夜に五人の子を生んで夜の内に食するもあり
821: 2014/08/19(火)01:50 ID:vg7NTM1C0(6/15) AAS
大乗の中に於て其心怯弱にして信を生ずること能わず故に如来の浄妙法身を開示して信心を生ぜしめんが故なり」文、諸の菩薩の諸の字は法華已前の大小の諸菩薩
法華経に来つて仏の蓮華を得ると云う事法華論の文分明なり、故に知ぬ菩薩処処得入とは方便なり、天台此の論の
文を釈して云く今論の意を解せば若し衆生をして浄妙法身を見せしむと言わば此れ妙因の開発するを以つて蓮華と為るなり、若し如来大衆に入るに蓮華の上に坐す
と言わば此は妙報の国土を以て蓮華と為るなり、又天台が当体譬喩合説する様を委細に釈し給う時大集経の我今仏の蓮華を敬礼すと云う文と法華論の今の文とを引証して釈し
て云く「若し大集に依れば行法の因果を蓮華と為す菩薩上に処すれば即ち是れ因の華なり仏の蓮華を礼すれば即ち是れ果の華なり、若し法華論に依れば依
報の国土を以て蓮華と為す復菩薩・蓮華の行を修するに由つて報・蓮華の国土を得当に知るべし依正因果悉く是れ蓮華の法なり、何ぞ譬をもつて顕すことをもちいん鈍人の
法性の蓮華を解せざる為の故に世の華を挙げて譬と為す亦何の妨げかあるべき
823: 2014/08/19(火)09:01 ID:vg7NTM1C0(7/15) AAS
一切の諸業十界百界千如三千世間を出でざるなり」文、籤の二に云く「仮は即ち衆生実は即ち五陰及び国土即ち三世間なり千の法は皆三なり故に三千有り」
文、弘の五に云く「一念の心に於て十界に約せざれば事を収むること〓からず三諦に約せざれば理を摂ること周からず十如を語らざれば因果備わらず三世間無んば依正尽きず」文、記の一に云
く「若三千に非ざれば摂ること〓からず若し円心に非ざれば三千を摂せず」文、玄の二に云く「但衆生法は太だ広く仏法は太だ高し初学に於て難と為し心は則ち易しと為す」文、弘の五に云く「初に華
厳を引くことは心は工なる画師の如く種種の五陰を造る一切世界の中に法として造らざること無し、心の如く仏も亦爾なり仏の如く衆生も然なり心仏及び衆生是の三差別無し若し人三
世一切の仏を求め知らんと欲せば当に是くの如く観ずべし心は諸の如来を造る」と、金〓論に云く「実相は必ず諸法・諸法は必ず十如・十如は必ず十界・十界は必ず身土なり」
問う十二因縁を三世両重に分別する方如何、答う無明と行とは過去の二因なり識と名色と六入と触と受とは現在の五果なり
824: 2014/08/19(火)09:02 ID:vg7NTM1C0(8/15) AAS
菩薩に祈請して一切の経論を勘て十宗に合せたるに倶舎宗は浅近なれども一分は小乗経に相当するに似たり、成実宗は大小兼雑して謬〓あり律宗は本は小乗・中比は権大乗・今は一向に大乗
宗とおもへり又伝教大師の律宗あり別に習う事なり、法相宗は源権大乗経の中の浅近の法門にてありけるが次第に増長して権実と並び結句は彼の宗宗を打ち破らんと存ぜり譬えば日本国の将軍将
門・純友等のごとし下に居て上を破る、三論宗も又権大乗の空の一分なり此れも我は実大乗とおもへり、華厳宗は又権大乗と云ひながら余宗にまされり譬えば摂政関白のごとし然而法華経を敵となし
て立てる宗なる故に臣下の身を以て大王に順ぜんとするがごとし、浄土宗と申すも権大乗の一分なれども善導法然
が・たばかりかしこくして諸経をば上げ観経をば下し正像の機をば上げ末法の機をば下して末法の機に相叶える念仏を取り出して機を以て経を打ち一代の聖教を失いて念仏 の一門を立てたり譬えば
825: 2014/08/19(火)14:59 ID:vg7NTM1C0(9/15) AAS
迦葉は涕泣の声大千界を響すと申して歎き悲みしが今法華経に至つて迦葉尊者は光明如来の記〓を授かりしかば目連・須
菩提・摩訶迦旃延等は是を見て我等も定めて仏になるべし飢えたる国より来つて忽に大王の膳にあへる
が如しと喜びし文なり、我等衆生・無始曠劫より已来・妙法蓮華経の如意宝珠を片時
も相離れざれども・無明の酒にたぼらかされて衣の裏にかけたりと・しら
ずして少きを得て足りぬと思ひぬ、南無妙法蓮華経とだに唱え奉りたらましかば速に仏に成るべかりし
衆生どもの五戒・十善等のわずかなる戒を以て或は天に生れて大梵天・帝釈の身と成つていみじき事と思ひ或時は人に
生れて諸の国王・大臣・公卿・殿上人等の身と成つて是れ程のたのしみなしと思ひ少きを得て足りぬと思ひ悦びあへり、是を仏は夢
の中のさかへ・まぼろしの・たのしみなり唯法華経を持ち奉り速に仏になるべしと説き給へり
826: 2014/08/19(火)15:00 ID:vg7NTM1C0(10/15) AAS
我と説く総想念処とは先の苦・不浄・無常・無我を調練して観ずるなり〓法は智慧の火・煩悩の薪を蒸せば煙の立つなり故に〓法と云う、頂法は山の頂に登つて四方を
見るに雲無きが如し、世間出世間の因果の道理を委く知つて闇き事無きに譬えたるなり、始め五停心より此の頂法に至るまで退位と申して悪縁に値へば悪道
に堕つ而れども此の頂法の善根は失せずと習うなり、忍法は此の位に入る人は永く悪道に堕ちず、世第一法は此の位に至る賢人なり但今聖人と成る可きなり。
七聖三 正と言う事なり一に見道 二 随信行 鈍根
随法行 利根信解 鈍根二に修道 三 見得 利根身証 利鈍に亘る三に無学道 阿羅漢二 慧解脱 鈍根
倶解脱 利根
見・思の煩悩を断ずる者を聖と云う
827: 2014/08/19(火)18:14 ID:vg7NTM1C0(11/15) AAS
法華経に云く「或は阿練若に納衣にして空閑に在りて、乃至利養に貪著するが故に白衣の与に法を説いて世に恭敬せらるること六通の羅漢の如きもの有らん」又云く「常に大衆の中
に在て我等を毀らんと欲するが故に国王 大臣婆羅門居士及び余の比丘衆に向つて誹謗して我が悪を説き乃至悪鬼其の身に入つて我を罵詈毀辱せん」、又云く「濁世の悪比丘は仏の方
便随宜所説の法を知らずして悪口して顰蹙し数数擯出せられん」等云云、涅槃経に云く「一闡提有つて羅漢の像を作し空処に住し方等大乗経典を誹謗す諸の凡夫人見已つて皆真の阿羅漢是れ大
菩薩なりと謂えり」等云云、今予・法華経と涅槃経との仏鏡をもつて当時の日本国を浮べて其影をみるに誰の僧か国主に六通の羅漢の如くたとまれて而も法華経の行者を讒言して頚をきらせんとせ
し、又いづれの僧か万民に大菩薩とあをがれたる
828: 2014/08/19(火)18:16 ID:vg7NTM1C0(12/15) AAS
此の一閻浮提は縦広七千由善那八万の国之れ有り正像二千 年の間未だ広宣流布せざるに法華経当世に当つて流布せしめずんば釈尊は大妄語の仏・多宝仏の証明は
泡沫に同じく十方分身の仏の助舌も芭蕉の如くならん。疑つて云く多宝の証明・十方の助舌・地涌の涌出此等は誰人
の為ぞや、答えて曰く世間の情に云く在世の為と、日蓮云く舎利弗・目〓等は現在を以て之を論ずれば
智慧第一・神通第一の大聖なり、過去を以て之を論ずれば金竜陀仏・青竜陀
仏なり、未来を以て之を論ずれば華光如来、霊山を以て之を論ずれば三惑頓尽の大菩薩、本を以て之を
論ずれば内秘外現の古菩薩なり
830: 2014/08/19(火)20:44 ID:vg7NTM1C0(13/15) AAS
若し心外に道を求めて万行万善を修せんは譬えば貧窮の人日夜に隣の財を計へたれども半
銭の得分もなきが如し、然れば天台の釈の中には若し心を観ぜざれば重罪滅せずとて若し心を観ぜざれば無
量の苦行となると判ぜり、故にかくの如きの人をば仏法を学して外道となると恥しめられたり、爰を以て止観には雖学
仏教・還同外見と釈せり、然る間・仏の名を唱へ経巻をよみ華をちらし香をひねるまでも皆我が一念に
納めたる功徳善根なりと信心を取るべきなり、之に依つて浄名経の中には諸仏のれ経論に無き僻事なり、何
れも法門の道理を宣べ厳り依経を立てたりとも夢中の権果にて無用の義に成る可きなり返す返す。
解脱を衆生の心行に求めば衆生即菩提なり生死即涅槃なりと明せり
831: 2014/08/19(火)22:05 ID:vg7NTM1C0(14/15) AAS
後に許すを以て知んぬ初に制する事を、問うて曰く経文一往相似たり将た又疏釈有りや、答えて曰く汝が尋ぬる所の釈とは月氏四依の論か
将た又漢土日本の人師の書か本を捨て末を尋ね体を離れて影を求め源を忘れて流を貴ぶ分明なる経文を閣いて論釈を請い尋ぬ本経に相違
する末釈有らば本経を捨てて末釈に付く可きか然りと雖も好みに随て之を示さん、文句の九に云く「初心は縁に紛動せられて正業を修するを妨げ
んことを畏る直ちに専ら此の経を持つ即ち上供養なり事を廃して理を存するは所益弘多なり」と、此の釈に縁と云うは五度なり初心の者兼ねて五度
を行ずれば正業の信を妨ぐるなり、譬えば小船に財を積んで海を渡るに財と倶に没するが如し、直専持此経と云うは一経に亘るに非ず専ら題目を持つて余文を雑えず尚一経の読誦だも許
さず何に況や五度をや、「廃事存理」と云うは戒等の事を捨てて題目の理を専らにす云云、所益弘多とは初心の者諸行と題目と並び行ずれば所益全く失うと云云
833: 2014/08/19(火)23:59 ID:vg7NTM1C0(15/15) AAS
大禍は現当二世にのがれがたくこそ候はんずらめ日本守護の天照太神・正八幡等もいかでか・かかる国をばたすけ給うべきいそぎいそぎ治罰を加えて自科を脱がれんとこそはげみ給うらめ
をそく科に行う間・日本国の諸神ども四天大王にいましめられてやあるらん知り難き事なり教大師云く「竊に以れば菩薩は国の宝なること法華経に載せ大乗の利他は摩訶衍の説なり弥天
の七難は大乗経に非ずんば何を以てか除くことを為ん、未然の大災は菩薩僧に非ずんば豈冥滅することを得んや」等云云、而
るを今大蒙古国を調伏する公家武家の日記を見るに或は五大尊或は七仏薬師或は仏眼或は金輪等云云、此れ等の小法は大災を消すべしや還著於本人と成りて国忽に亡びなんとす
、或は日吉の社にして法華の護摩を行うといへども不空三蔵が〓れる法を本として行う間祈祷の儀にあらず、又今の高僧等は或は東寺の真言或は天台の真言なり東寺は弘法大師・天
台は慈覚・智証なり
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