[過去ログ] 秋田クールー病を社会生態学的に考える(その2) (396レス)
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359: 環境ファシズムと地域行政(481) 2006/03/26(日)08:13 AAS
>>344   
貴重なコメントをいただき有難うございました。

>食人風習を証明するには、脳みそがイカれて死んだ人間の死体を
>調べればわかるんじゃないですか?

>>105-110で示しましたように、この学問活動は既に日本脳神経外科科学会にて
一定の評価をいただいた可能性が出ていると分析していますが、この分析が正しい場合、
当該学会ではその手法からアプローチされるものと推測しています。
要はBSEの人間版ですので脳が海綿状になっている度合いと食生活との関係を
調査研究されるのだと思います。この点は山形大学医学部にご確認されるのが一つの取材方向性かも知れません。

ただ感染症の場合、その証明には再感染試験がどうしても必要といわれており、
異常プリオンを含んだ人肉(特に脳、内臓)を用いた感染性試験を
行わねばなりませんが、潜伏期が50年程度なので、結果が出るまで半世紀もかかるだけでなく、
そもそも人間に対する人体実験は倫理上できず、実験動物としての猿は異種なので感染度合いが
当然違ってくる可能性があります。

従って、その結果を「決定的事実」として対処する事自体が難しく、しかもその不確かな結果が出るのに何十年もかかる以上
これだけ社会疫学的に無視できない事実が揃っている以上
今の段階で具体的な対策をとらないと、犠牲者が拡大するのではという学説提唱をここで社会一般に広く行うのが
当該学術論議の目的の一つです。この点、かつて最も問題となった公害病、カドミ汚染問題に似ています。
すなわち当該問題は21世紀の新たな公害病とも言えるかと思います。

世界で始めて公害病を問題提起した結果、
警察に4回、逮捕され、精神病扱いもされ、最後に野たれ死んだ
田中正造の苦しさが、最近ようやくわかってきました。

しかし田中正造のような先覚がいて初めて
世界の環境行政が開始されたのも事実であると考えています。
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