[過去ログ] マックス・ヴェーバー統一スレPart2 (118レス)
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30: 2006/09/04(月)21:35 AAS
今日9月4日、日本経済新聞に、香西 泰 氏が「歴史の教訓〜次期首相、試される指導力」
を執筆している。読まれた方もあるでしょうから、内容は省きます。
ヴェーバー『職業としての政治』の現在日本への適応です。
“今の日本に響くヴェーバーの声”として、カリスマ的指導者と非カリスマ的職業政治家
を対比しています。

解説じゃなくして、私なりの補足を致します。

*第一次大戦の講和条約については ケィンズ『講和の経済的帰結』
 (「ケィンズ全集」:東洋経済新報社にあります)  必読。
*香西氏はカリスマ的指導者の代表として、19世紀の英首相グラッドストーン
 を挙げていますが、19世紀後半に2大政党制を作ったのは彼とディズレィリーです。
省3
31: 2006/09/04(月)21:57 AAS
Mohr(Paul Siebeck)書店 日本の岩波書店に相当する。チュービンゲン市
第5版 M.Weber全集を全部で3,000部刊行中、その内2,000部を日本が購入。
因みに云うと、ドイツ国内では600部、残り400部を全世界の学術機関・個人が購入。

1919年、この書店の2F会議室で、約200人を前にしてM.ヴェーバーが
『職業としての政治』を2日間に亘って講義した。聴衆は震え上がったそうです。
その聴衆の一人に、K.シュミットがいました。
32: 2006/09/05(火)18:29 AAS
>Mohr(Paul Siebeck)書店 日本の岩波書店に相当する。チュービンゲン市
第5版 M.Weber全集を全部で3,000部刊行中、その内2,000部を日本が購入

ソースは?
33: 2006/09/05(火)22:06 AAS
>第5版 M.Weber全集を全部で3,000部刊行中、その内2,000部を日本が購入

未来社のPR雑誌『未来』に載ってたよ。もう何年前になるかなァ。

そのすじの人は、皆ヨク知ってるよ。
34: 2006/09/07(木)20:58 AAS
2chスレ:whis

世界史板にこんなの立ってたんでなんとなくはっておく
35: 2006/09/07(木)21:15 AAS
↑Thanks !!
36: 2006/09/23(土)03:04 AAS
>第5版 M.Weber全集を全部で3,000部刊行中、その内2,000部を日本が購入

全部で3000冊ということはないから、これは全冊購入予約3000セットということだろうけど、
一冊2-3万する本を50冊くらい十数年に渡って購入するのは大学、公立図書館だろう。
しかし、日本に2000機関も全冊購入するところがあるだろうか?
nacsisで調べると所蔵しているのは200機関くらいしかない。
全冊購入でも一冊購入でも同じ1顧客とカウントして、全顧客中での割合なら
わかるわけだけど、そうなると、他があまりに少ない。
日本からの購入が多いことはまちがいないが(大学と名乗る学校が多い)、
この数字はおかしい。
省2
37
(1): 2006/09/23(土)03:07 AAS
>> その聴衆の一人に、K.シュミットがいました。

だれそれ?
38: 2006/09/23(土)03:36 AAS
これだな。
外部リンク[html]:www.econ.hokudai.ac.jp

>> ウェーバーの重要性は、しかし、ある意味で日本における
社会科学の特殊性に根差している。それは例えば、一九八四年
以降の新しい『ウェーバー全集』の初巻の約三分の二が、日本に
おいて購入されたという点からもうかがえる。残りの三分の一は
他の国々において購入されたのであろうが、ドイツ本国で購入された
『全集』の量は、全体の六分の一にも満たないかもしれない。
とすれば、極めてドイツ的であると思われているウェーバーの世界は、
実際にはドイツよりも日本で受容されたのであり、日本のウェーバー研究は
省7
39
(1): 2006/09/23(土)08:00 AAS
プロ倫のできの悪いパロディみたいな文章だな
40
(3): Z 2006/09/23(土)10:10 AAS
>>37
Kシュミットはカール.シュミット(1888〜1985)。
ドイツの政治学者。一時、ナチスに加担した。
詳しく言えばキリがないが、Mヴェーバーのパトス
を受け継いだのではないか?(エトスを受け継いだのは
Kマンハイムだろう)
2ちゃんねるに、Kシュミットのスレが一つぐらいあっても
良いのではないか〜と、思うぐらいだ。

*ヴェーバーとナチスの間…
  ヴェーバーは1920年に亡くなっているが、もし
省4
41: 2006/09/23(土)21:00 AAS
>>39
まあそうだな。
42: 2006/09/23(土)21:04 AAS
>>40

それはCarl Schmitt。
43: Z 2006/09/24(日)01:26 AAS
>>40
そうだった。Carl.Schmittだった。スマソ。
私が、学者でいわゆる「頭の良い」(外の点は別として)人物だと思ったのは、
わが国では 本居宣長
外国では、C.シュミットとJ.R.ヒックス。

J.M.ケィンズやM.ヴェーバーは、先ず急所を突く。そこから問題を拡げていく。
F.ブローデルやW.ゾンバルトは、広く大きく囲う。そして問題を絞っていく。

シュミットは明快で解りやすく、アレッ!! という論理を展開する。
惜しい学者だ。ホッブスと同じく、一時期人生に躓いた。
彼らをもっと究明しなければ、「民主主義とは何か」が解らないと思う。
省4
44: 世界@名無史さん 2006/09/24(日)01:41 AAS
Cシュミットは民主主義を否定はしていない。
無邪気に(Mヴェーバーの常套句)民主主義を振り回す輩を
批判しているのだ。
45
(1): 中葉 ◆22bKXenR5Q 2006/09/24(日)22:43 AAS
>>40 Kシュミットはカール.シュミット(1888〜1985)。 ドイツの政治学者。一時、ナチスに加担した。詳しく言えばキリがないが、Mヴェーバーのパトスを受け継いだのではないか?(エトスを受け継いだのはKマンハイムだろう)

なるほど、そうですか?

私はKマンハイムに私淑しているので、その代表的コンセプトの「第三の道」をスレッドに立てたのですが、寂れています。

ぜひご参加下さい。皆様。
46
(1): 世界@名無史さん 2006/09/24(日)23:37 AAS
>>45
そのスレの住所は?
47: 2006/09/25(月)00:05 AAS
質問です。
ヴェーバーの弟、A・ヴェーバーの本って邦訳されてますでしょうか?
ご存知でしたら教えてくださいm(__)m
48: 2006/09/25(月)01:28 AAS
Aヴェーバー『文化社会学』(B6版173p)昭和33年刊:創文社(絶版)
経済地理では必ず出てくるが、一般には兄に隠れて損をしている。
この二人は、仲が悪かったそうである。
Aヴェーバーは、兄がなれなかったハイデルベルヒ大学の総長にもなっている。
1958年、90才で没。
彼はゾンバルトやマリアンネと同じくノン・ナチス(アンチ・ナチスではない)であった。
だから、第三帝国で生き延びた。
49: 2006/09/25(月)10:32 AAS
感謝です!
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