[過去ログ] ■全日本吹奏楽コンクール(大学、職場・一般)20■ (1002レス)
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195: 2019/11/01(金)01:09 ID:oPZdn8vr(11/30) AAS
10.秋田
圧こそは川越奏和に劣るものの、解釈と表現には斬新さを感じた。
課題曲:
始めの和音にかなり気を遣えている気がした。一瞬だったけど,「幻想」の世界に引き込まれた。
急の部分では,ドラを軽めの音で叩いていたり,リムショトの扱いなど,打楽器の工夫が結構見られたかな。
ここも114小節への思いが伝わる演奏だった。そして何より,中間部のラストでは旋律部分で「ハモリ」を強調していて,面白かった。
個人的にこの解釈はかなり好み。後述の日進,藤原と併せてここの演奏も推したい。

自由曲:よくやり切ったね。トリッキーなこの曲,指揮する方も大変だけど,遠藤さんもよく頑張りました,お疲れ様でした。
東北大会も聞きましたが,その時は演奏そのものよりサトマの指揮に注目してました…w
支部の時より勢いと精度が上がっていて,銅賞はないと安心できる演奏だった。
省4
196: 2019/11/01(金)01:10 ID:oPZdn8vr(12/30) AAS
11.グロ
課題曲;コード感が好きです。バランスが整えられていて輝きがあってそしておしゃれなものとなっていた。
昨年のマーチは重いというか硬いというかそんな印象を抱いたが,今回はがっしりとしている印象。でもそこにノリのよさも見られて,練習時に恩恵を変えたりして楽しくやっている様子が思い浮かんだ。
コーダ部の木管のトリルが分厚くて,重厚なサウンドになっていた。

自由曲:最初の打楽器アンサンブルを入れていましたね。2017年の創価関西よりも長くやってたし,2013年の演奏とも一応差別化できたか。
トランペット・トロンボーンからもとにかくうまい。それに呼応する木管・中低音群も柔和なサウンドでスケール感があった。うまい,うまいのだがどうしても13年の演奏と同じように聞こえてしまう…。

ここ2年のマーチ+再演路線は,ファンとしてはちょっと残念。
自由曲はやっていない曲にどんどんチャレンジしてほしいし,課題曲も演奏割合の多いマーチだと他に埋もれてしまう…。14年の役人のような狂気じみた演奏にまた巡り会いたいな。
197: 2019/11/01(金)01:11 ID:oPZdn8vr(13/30) AAS
12.光
課題曲:アルトサックスを強調した出だしはインパクトがありました。
5:4の部分は,川越が裏の楽器を目立たせていたのに対して,こちらはあくまでも5:4がメインというような演奏だった。その対比も面白い。
サックスのスラップもこれでもかというくらい鳴らしていた。
途中,ヒヤヒヤしたがなんとか持ち直したかな。
今年の5は去年と比べても大分難しそうに思えたが,それでも挑戦していたことにこだわりとチャレンジ精神を感じた。

自由曲:また樽屋作品かと思いつつ聞いてみると,冒頭の柔和なサウンドに癒される自分がいた。なんて柔らかいのだろう。ここでもしかしたら金賞いけるかも(?)と思った。
マリンバから始まる急の部分はサウンドが一変し,技術力を見せる演奏。
トランペットの決め所をミスしてたと思われるがそんなミスはご愛嬌。
その後のサックスソロも上手。中低音の長めのフレーズとトランペットの早いパッセージの部分はエネルギッシュだった。
省6
198: 2019/11/01(金)01:11 ID:oPZdn8vr(14/30) AAS
13.NTT
課題曲:やはり少し浮き彫りか。旋律が特に浅く感じてしまう箇所が多かった。これまでの2を選んだ団体の演奏と比べると,やや生音に聴こえてしまうところも見受けられた。
トリオのスネアもやや不安定に感じられた。うーん細かいミスが気になってしまう…。
強奏部はいいサウンド。コーダも申し分なかった。
今回に限っては選曲ミスのように感じた。3番だったらどうだったんだろう,そちらの方がバンドのカラーにあっているような気がした。(いっそ16年みたくマーチじゃないのもどこかで期待していた。)

自由曲:好演。全国大会では初演ですかね。よく踏み込んだね。七夕コンサートで演った交響曲第3番の方を持ってくるかと思っていたので,この選曲に驚いた。
パガニーニの旋律が曲全体を通して出てくるが,部分部分で歌い方を変えたり,メインの楽器が変わったりで,聴いていて楽しかった。オーボエソロ→サックス群→バスクラ→フルートと続くのも演奏会の楽器紹介のようで楽しい。
去年のカルミナもオーボエ中心の音作りだったので,この団体はオーボエ推しなんだね。上手でした。裏のクラ群の伴奏も怪しさを醸し出していた。
バスクラから始まる緩の部分は,曲想がまたガラリと変わり,夕べの海で若い男女が黄昏ているロマンチックな姿が思い浮かんだ。叙情的な演奏。
A G♯ C B の動機からは再び怪しさが伝わってきた。最後は案外あっさり終わらせたね。軽快でよかった。
省4
199: 2019/11/01(金)01:13 ID:oPZdn8vr(15/30) AAS
後半
1.Nisshin
課題曲:歌い方が上手。課題曲1では一番好きな演奏でした。理路整然とした、しかし熱のこもった演奏。弱奏の歌い方はピカイチかと。
清野氏の手からはまるで全体を紡ぐような糸がでているかのように感じた。
中間部がとにかくきれいでした。異界に誘われたような印象を抱く。
すごく上手なので,もう少し情熱的な演奏も聴いてみたいな。この団体のこの曲を聴けてよかった。

自由曲:ドンファン,きれい。木管の細かいパッセージもまとまって飛んできた。緩の部分に行く前の細かいパッセージで音色をグッと変えたのも好印象。場面ごとのカラーに変化が見られ,色鮮やかだった。最後もちゃんと3回鳴らしていてよかった。
ただ,唯一惜しいのが,原調ではないことかな。
調を変えることで吹奏楽で表現しやすい音楽になり得るし,無理して原調でやるよりは聞いている方も安心して聞こえるかもしれない。
でもキーが低く,どうしても元気(精力)のない優等生ドンファンに聞こえてしまった。そこだけが唯一惜しい。
省7
200: 2019/11/01(金)01:14 ID:oPZdn8vr(16/30) AAS
3.リベ
課題曲:E♭クラと1stクラの主張が強く,「衝撃」を感じられた。この手の現代曲はお手の物か。綺麗にまとめ上げる。
練習番号Eからのノリはここの演奏が好きかな,にやけてしまう。去年のエレウシスも5/8のところのノリが好きだった。105からは低音が重厚で背後から迫るものを感じた。

自由曲:愛と祈りの歌ですが,私は「愛」に注目しながら聴いていました。
ここのハープだいぶいいもの使ってますね。いつだかの全国の時にも感じたけど,太い音がする。
それに加えて例年よりも重厚感のある低音にフルートのソロが乗っかり,異世界のような雰囲気を醸し出していた。
冒頭は幻想的な「愛」だろうか,薄紫からピンクにかけてのグラデーションの背景が思い浮かんだ。この団体のクリアなサウンドが,はじめの色彩感に磨きをかけていたと思う。
フルートの細かい上昇音型も綺麗。しかし,この薄紫,どこか嫉妬のようなものも感じる。ただ単に美しい愛ではなく,不純さも感じられた。
早いパッセージでは幻想の打ちこわし?荒波?衝撃的な出来事に遭遇し,自暴自棄になる。
再びフルートの旋律とともに美しい音楽が奏でられる。?→?→?の進行は「切なさ」「哀愁」を兼ね備えた「愛」だろうか。
省6
201: 2019/11/01(金)01:16 ID:oPZdn8vr(17/30) AAS
4.ブリ
圧巻。課自通して今回のグランプリか。ここはもう審査とかそういう次元ではなく,お祭りのような印象(好きです)。
審査員によってはBをつける人もいそうだけど,それはそれとして,さほど気にしないかのスタンスがさらにかっこいい。
自分たちのやりたい表現でやる,聴衆もその雰囲気に包み込まれることを期待している,そんなエンターテインメントのような存在かな。

課題曲:よくこの曲を選んでくれた。てっきり2番かなと思ったが,嬉しい。この団体が6/8のマーチをやると,ゴージャスなものとなるんだよね。伴奏の扱いかな?
DグループはE♭クラを主体としていたのが面白かった。そういうのもありなんだね。核がしっかりしていた。
トリオ,伴奏(ホルン)が少し大きいかなと思ったけど,ドラマチックに歌い上げてたね。
ブリッヂの部分はブリヂストンらしい力強さと華やかさ。「夕方」のような景色,金色のシャワーを浴びているようだった。
トリオの確保,壮大なスケールで演奏していた。どこまでも吹ききるね。最後の残響が心地よかったです。
希望の空は冒頭が不安定で心配していたけど,今回は安心して聴けた。
202: 2019/11/01(金)01:16 ID:oPZdn8vr(18/30) AAS
4.ブリ
自由曲:演奏箇所は,序奏,代官の踊り,粉屋の踊り,終幕の踊り。前回と比べて最初に序奏と代官を加えた他に,粉屋を長めに,終幕は少しカットしてやってたかな。
カスタネット飛んで行ったのはびっくりして,その後の「オーレ」(会場では「ホイ」と「オイ」に聴こえてしまったがw)にさらにびっくりしたw
代官のフルートの音がちょこんとしていて可愛かったw すぐ終わっちゃったけど。
粉屋の冒頭,なんだあれw 楽器ってあんなに吹き込めるのかというくらいバリバリだしていた,それでいて決して不快ではなかった。
木管中低音だろうか,サックスだろうか,その辺りの楽器のブレンドされた音は弦楽器のボーイングのような圧を感じた。
終幕では,あんな情熱的な終幕の踊りは初めて聴いた。
なんだろう,「聴く」という次元を超えて,五感を使って体感する,という方が適切かもしれない。聴衆を引き込んでの演奏でした。
そしてラスト一分半くらいはこれまたお祭り騒ぎ。そこへの持っていき方が凄すぎて演奏が終わるまでずっとにやけていましたw
火の鳥の時も札幌で同様の体験をしたけど,今回はこういう曲調なので勢いがすごかった。
省2
203: 2019/11/01(金)01:18 ID:oPZdn8vr(19/30) AAS
5.グラール
5年ぶりの復帰ですね。前回も新潟で聞いていました。天野作品ではなく,課自ともに福島作品で揃えてきたね。
課題曲:前回の新潟の時の課題曲はバスドラに注目してた。あの白髪(はくはつ)長髪の人のノリが気に入ってた。今回はその方は課題曲はおやすみでちょっと残念だった。
ここのバスドラってゆるめにしているのかな,中大のK点まではいかないけどそんくらい響かせてた(全部じゃなくて,決め所で強調していたのがよりよい)。そういう表現も面白い。
全体的に守りの演奏のように聴こえた。手堅くまとめてきた印象。でも141はかなり歌いこんでいて,面白かった。職場一般でも課題曲3で金賞が出てよかった。
佐川氏の指揮は大変しなやかでした。
204: 2019/11/01(金)01:18 ID:oPZdn8vr(20/30) AAS
5.グラール
自由曲:G・B♭のパッセージは最初から最後までオスティナートなまでに主張していた。突風や粗暴さを表しているのだろうか。
初めの急の部分はいろんな楽器が「北風」を異なる表現で表しているような印象。
G・B♭だけでなく,トランペットとか金管群の長めのフレーズも「もしかして,これも北風なのかな?」と思わせるような曲だった。
G・B♭の勢いがだんだんおさまってきて中間部へと続いていく。ここは佐川氏独特のねばりが効いていた。
ただ,昨日の文教大とは異なるベクトルの佐川節だった。文教大は木管が息の吹き込みをガラリと変えることで生まれる,異世界に迷い込んだと思わせるような表現(レトロな雰囲気)。
グラールは十分なまでに鳴らした上で生まれる力学的な表現。この違いも面白い。
再び急の部分,G・B♭が復活。初めよりも荒々しい。
束の間の重厚感,トロンボーンのフレーズ,木管とホルンのアンサンブル→ホルンとトランペットのアンサンブル,テンションのような推進力を経て,中間部の佐川節が復活する。
この流れが緊張感があった。
省5
205: 2019/11/01(金)01:18 ID:oPZdn8vr(21/30) AAS
6.上磯
指揮者が変わってサウンドにも変化が見られた。澤邊氏,結構お若い方だったんですね。
課題曲,コーダ直前の5小節で音量をグッと抑えてサックス主体のアンサンブルで奏でていたのはここだっけ?面白いつくりだった。
自由曲;まさかアパラチアを聴けるなんて…!清涼感。遠くの方から光が差し込み段々と明るくなっていく日の出の様子が目に浮かびました。
クラの「タータータタター」の部分が日の出の合図のようで,一日を無事過ごすためのエネルギー源となっていた。
澤邊氏のメリハリの効いた指揮も見ていて楽しかった。全体としてはぼやける(埋もれる?)感じは否めなかったけど,大変楽しませてもらいました!

7.春日
課題曲:濃厚な中低音のサウンドに華やかなトランペットが鳴り響く。要所要所のバランスが考えられていて面白かった。
自由曲:緩の部分の歌い方が好きです。昨年は液体や気体のような流動性と言ったけど,同じ流体でも今回は「油」のような気がした。
油は空気や水と比べて力学的なエネルギーを秘めているが,昨年よりもブレンドされた音がパワーとして伝わってきた(アンサンブル力)。
省3
206: 2019/11/01(金)01:19 ID:oPZdn8vr(22/30) AAS
8.大曲
私はこの団体の大ファンです。小塚氏×大曲吹奏楽団,この組み合わせが奏でる独特の表現に惚れ惚れしています。どちらが欠けてもダメなんでしょう。
老舗バンドですが,老舗が故のバンドのカラーというか波長の調和というか,そういったものを感じます。両者が出会ったのはちょうど30年前だったかな?(違ったかな?)
ただ,今回の演奏は正直もっと期待していた。
東北大会も聴きに行ったのですが,その時の衝撃が忘れられず,楽しみにしていたあまり,いつしか期待は知らぬうちに膨れ上がっていたのだと思います。
もし東北大会の演奏を知らなければ,こうしてヒヤヒヤすることもなかったのかも。まさに「秘すれば花」…。
とはいっても十分楽しませてもらいました。あの雰囲気をまた体感できたのは嬉しかった。

課題曲:歯切れの良いファンファーレ。かっちりしていましたね。バスドラの鳴らし方も気を遣っていた。第一マーチ,クラのハモリが綺麗だなあ。
トリオ以降は音色がグッと変わって小塚ワールド全開…と思いきや支部よりはあっさりしてた(気がした)。
ブリッヂへの盛り上がりは流石,ブリッヂの掛け合いも見事。ただ,支部の時はもう少しドロっとしていた,個人的にはそっちの方が好みかな。
省2
207: 2019/11/01(金)01:21 ID:oPZdn8vr(23/30) AAS
8.大曲
自由曲:出だしが若干不安定だったものの,雰囲気をしっかりつくっていた。
今回の演奏といったら何と言っても中間部分。「ベルキスの到着」だったかな(?),ここをもう一度聴けるのを楽しみにしていた。
始まった瞬間,心の中で「キタキタw待ってました!」と叫んでた。
山場で一瞬見せる,切なくも勇ましい和音をしっかり聴かせてきたのは予想外,心奪われる。
サックスソロに入る前の最後の一音から組曲版でいう2楽章冒頭のホルンに繋がっていくのだけれど,
その強引な引き込み方(巻き込み方)が非常に爽快でそしてグロテスクだった(一見相反するように見えるけど,そんな感じでした)。
サックスソロは哀愁漂う演奏。音色も変えてきたね。
そして狂宴の最後は金管の鳴りが良かった。
一方で木管が埋もれてしまい,ややバランスが崩れたか。それでもしっかり曲を締めくくってくれた。
省7
208: 2019/11/01(金)01:22 ID:oPZdn8vr(24/30) AAS
9.藤原
ここも期待していた団体。昨年当日販売CDを買わず,後悔していた自分がいる…。今年は迷わず購入してしまったw

課題曲:昨年書いたけど,ここの課題曲はとにかく熱い。
プロヴァンス、ある英雄の最後の部分,そして昨年の古き森,「ここまでテンポ上げるの!?」と思わせるほどの独特なテンポ設定,だけどそのテンポに心惹かれる。
指揮者と奏者が我を忘れて「楽しさ」にふけてしまい,結果的にあのテンポになった,という演奏が多くて好き。

しかし今年に限ってはテンポ通り。早い部分もメトロノームの目盛りを上げることなく演奏していた。
しかし,熱は失われていない。例えるなら「低温やけど」。一見,大人しいように見えても,触れると危ない,実は測りきれない情熱が秘められている,そんな演奏だった。
急の部分のドラを軽めに鳴らす団体が多かったけれど,ここはしっかり鳴らしていたね。中間部はピッコロを目立たせる演奏だったね。
「風の通り道」を聞いているような印象だった(「和」のテイストとうまくはまっていて、「自然」を幻想的に表現しているように聴こえた)。
ただ一点残念だったのはピッチが…。情熱的な1番をありがとう,満足できる演奏でした!
209: 2019/11/01(金)01:22 ID:oPZdn8vr(25/30) AAS
9.藤原
自由曲:トリトン・エムファシスではなく,トリトン・デュアリティを選曲するあたりが藤原らしいのかな。個人的には前者の方が好きだけど,敢えての選曲も面白い。
出だしの雰囲気はGood。曲を聞いていると「あれ?銅賞って何だっけ…」と思ってきた。
ただ細部の詰めがゆるいのは,仕方ないか…。中盤から終盤にかけて単調になってしまったのも否めない。

課題曲自由曲総じて感じたのは,音量のバランスが例年より整えられていたのか,会場の特性なのか,キャパオーバーに感じた部分はなかった。
打楽器も例年は鳴らし過ぎと思う部分があったが,今回はなかった。
確実に成長しているバンドで,その成長の過程を見られているのはこちらも嬉しい限り。来年に向けて,次なるステップへ進んでくれ。そしてまたいつか銀賞へ…!
210: 2019/11/01(金)01:24 ID:oPZdn8vr(26/30) AAS
10.名取
かなり落ち着いた指揮ですね。遠くから見ていると1小節を 4で振っているのか2で振っているのか(そもそも振っているのか)わからなかった。

課題曲:最初の一音で差を見せつける。中低音の木管とホルンがいい感じに主張していて,ブレンドされた柔らかいサウンドだった。
第一マーチは四分音符の下降型で音色と音程がブレてしまう団体が多かったが,ここはしっかり整えられていたと思う。
トリオのダイナミクスの変化も素敵,弱奏部が以前に比べてだいぶ上手になったと思う。
(舞台袖で楽器が倒れてしまったのが唯一残念。仕方ないことだけど…。というか結構派手に落としていたけど大丈夫でしたか…?)
名取は数年前から課題曲が大事なんだと静かに訴えかけるように聞こえている。楊氏の影響だろうか?
全団体を通して課題曲2を選ぶなら,ここかな?グロリアのコードの煌びやかさも捨てられないが…。

自由曲:タイムフォーアウトレイジ,激怒への時間,ボルテージが高まっていく様が緊張感があってよかった。
曲としては,勝手に「ウインドアンサンブルのためのコンチェルト」の中間部(?)の続きと思いながら聞いていた。
省5
211: 2019/11/01(金)01:24 ID:oPZdn8vr(27/30) AAS
11.西宮
かつての王者。CDでしか聞いたことのない団体でしたが,テレプシコーレやカルミナの衝撃は忘れられません。かなり前に出た40周年記念CDを聴きながら楽しみにしていました。
われらをめぐる海は昨年の川越でも難しい曲だなと思って聞いていた。川越奏和にない部分もやっていて新鮮さもあった(サックスアンサンブルとかだったかな?)。
ウッドブロックのところ以降は,深海を除くことで感じられる生命の神秘・新たな生命体や概念の誕生と既存の生命体の危機・自然への畏敬のようなものを感じられる演奏だった。
中低音が濃厚に感じられた。
川越奏和よりもウッドブロックが目立っていたかな。阿部氏は何をもってウッドブロックを使ったんだろう。その意図について,録音を聴きながらまた考えていきたいな。
久々の全国お疲れ様でした。石川氏や楊氏の頃から残られている団員さんはいるのかな?
小谷氏も久々の全国お疲れ様でした。来年はどんな選曲をするんだろう,また抜けてきてほしいけどどうかな…?
212: 2019/11/01(金)01:25 ID:oPZdn8vr(28/30) AAS
12.東京隆生
3拍子の次は5拍子ですかw 曲調も似たようなパッセージが多く,続編のような印象。拍子以外ではどんなコンセプト(テーマ)でつくったのだろう。ごめんなさい,正直昨年との違いがわかりませんでした。
例年通り明るいサウンドで,ミスもないように思えた。ただ欲を言えば,それ以上の何か(この団体だからこそできる表現や解釈)が欲しい。課題曲も同様。いっそマーチ以外も聞いてみたいな。
次は変拍子やスケルツォ風とかかな,と来年の選曲に期待している。
畠田さん,長年指揮者おめでとう。

13.ムジカ
瀬尾氏の指揮が見られて充分満足ですw
課題曲:一昨年の自由曲も和物で,そういった選曲が得意なのかもしれない。前回の富士山は正直生音が飛んで来てしまった部分も多く感じられたが,今年はかなりまとまっていたのでは?
叙情的な演奏だったと思います。
自由曲:待ってましたアーノルド。カットは文教大のを主として,途中オーボエソロの部分が入っていた。
省5
213: 2019/11/01(金)01:26 ID:oPZdn8vr(29/30) AAS
おまけ
表彰式の挨拶の概要
響け復興のハーモニーのもと被災地である東北に多大なるご支援をいただきまことにありがとうございました。
誠心誠意つくしましたが至らぬところもありご迷惑をおかけしたかと思いますが,この晴れ舞台に免じてお許しいただければと思います。
さて,表彰式が終わり緊張が解けたか頃かと思います。
今日はこれまでの疲れを癒していただければと思います。
ここ青森は三方を海に囲まれた日本有数の漁場で,ホタテやマグロ(ここで笑いや拍手が起きる)といった解散が有名です。
それに加え〇〇や○○といった地酒が有名です(さらに笑い)。この中にはとある理由でお酒を飲まれない方もいると思いますが,その方は是非りんごジュースを(ここでさらに笑いと拍手)ご賞味くださればと思います。
出演された皆様,全国各地から足をお運びくださった吹奏楽ファンの皆様,今日はありがとうございました。
来年はこの大会の運営を東北から東関東に移しまして10/31〜11/1に宇都宮で行われます。
省1
214
(8): 2019/11/01(金)01:35 ID:oPZdn8vr(30/30) AAS
おまけ2
今年は大学の部も聞き,2日間楽しませてもらいました。
大学,職場・一般,どちらも課題曲を全て聴けたのもよかったです。
職場・一般は後半6・7をぞのいて連続しなかったのも,珍しかったです。だからこそ,感想をまとめる際「あれどこの団体だったっけ?」というのもありましたが…。
結果として賞は決まってしまいますが,そんなの御構い無しに,どの団体も素晴らしい演奏でした!
(ここの団体が特に好きというのはありますが,私は職場・一般で箱推しですw)

感想を書いていると昨年よりもテンションが上がってしまい…。だいぶ長々と,そして何レスにもわたり独占してしまい,すみません…。
またメモはとらないので,当日でも書いてるうちにどこかバイアスがかかってしまった部分もあるかもしれませんが,ご容赦ください。 (団体によって多い少ないがありますが,ごめんなさい。)

(大学の部も感想をあげるつもりでいましたが,書きかけで,今更まとまらず…。ごめんなさい…。)

出場された皆さん,大変お疲れ様でした!
省1
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