[過去ログ] はじめての認知行動療法 4 (1001レス)
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904(2): 2014/07/06(日)10:44 ID:geNPbocp(1/5) AAS
>>877
まず、その文章は、俺が引用した「人(間本)性論」(A Treatise of Human Nature)じゃなくて、
「人間知性研究」(An Enquiry Concerning Human Understanding)の一つのパラグラフだ。
で、その引用している文章の和訳は
「それゆえに必然性と因果性の観念は、全く自然の作用のなかに観察されうる斉一性から発生するのである。
その場合には、相似する対象は恒常的に連結され、心は習慣によって他方の出現から一方を推理するように決定される。
これらの二つの事情は、我々が物質に帰属させる必然性の全体を形成する。相似する対象の恒常的連関、
およびその結果である一方から他方への推理(inference)を越えては、
我々は必然性あるいは結合のいかなる想念をも持たないのである」(渡部俊明訳 哲書房刊「人間知性の研究・情念論」118頁)
この文章は「想念、観念(notion)」の話であって、「ヒュームが自然的作用の因果関係を認めている」という俺の主張の反論にはなっていない。
「人間知性研究」でも、その前の
It is universally allowed that matter, in all its operations, is actuated by a necessary force,
and that every natural effect is so precisely determined by the energy of its cause that no other effect,
in such particular circumstances, could possibly have resulted from it.
「物質はそのあらゆる作用において、必然的な勢力に動かされること、およびすべての自然的結果は、
その原因のエネルギーにより極めて厳密に決定されるので、このような特定の事情においては、
おそらく、他のいかなる結果もそれから生ずることができなかったであろうことは、普遍的に承認されている。」
というように、ヒュームは自然的作用の因果関係の存在を認めていることがわかる。
>>877は、自然的作用の因果関係の存否ではなく、その「想念、観念」のあり方を書いたものに過ぎない。
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