[過去ログ] 「都市伝説と戦う為に都市伝説と契約した能力者達……」 Part5 (1002レス)
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488: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/01/15(日)18:41 ID:CAbJj1YAO携(1) AAS
>>484
八尺様の人がまとめてたような記憶が
探すと>>485のシャドーマンの人みたいなめにあいそうだww
489: 彼はこうして片目を失った 2012/01/15(日)21:26 ID:F+d00OjT0(1/2) AAS
あの幼い少年を養子として引き取った時に気がつくべきだった。
あの男が、自分の損得でしか動かない男がどのような意図を以て私にこの少年を預けたのか。
「お母様、見てください。この本に書いてあった通りにしたら“契約”というものができました。これで僕も魔法使いですよね?」
右の眼窩から血を流しているのに笑う少年。
「申し訳ございませんお母様、床はすぐにきれいにします」
少年はまるで当たり前のように自分の右手を治めるべき目玉の消失した眼窩に当ててぼそぼそと小さく呟く。
すぐさま血は止まり、少年の青白い顔も見事に健康的な色に戻っていく。
しかし、彼の目はもう無い。
省44
490: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) 2012/01/15(日)21:53 ID:F+d00OjT0(2/2) AAS
この前の善良上田の話の前日譚
リライトバージョンマジでやるとしたらこのあたり肉付けして第一話かなあ
あのイカタコハマチ触手アタックは実はルーンで制御しながらやってるんだぜ
全く別の魔術体系を好き勝手組み合わせるのは魔術の家に生まれなかったからやれる滅茶苦茶なチートなんだ
英語とロシア語と中国語を組み合わせながら一文ごとに文法も変えて文章書いている感じ
あと上田少年の異常性が言語系の都市伝説の契約コストをほぼ0にしていることにはまだ誰も気づいてない
491: シャドーマンの契約者 ◆7aVqGFchwM [sage saga] 2012/01/16(月)00:01 ID:fOy0jlql0(1/6) AAS
ヨツバさん可愛い(
というか明也ちゃんも可愛い(
善堕ちか否かでこうも印象が変わるのか…恐ろしいね
笛の人乙でした〜
>>481
>これを見て○(まる)ナンバー、○の部分は誰が発言してもどこからともなく修正音が鳴るなんてのが頭に浮かんでしまった
しかし修正音が『ピー!』となってしまえばそれらはP-No.に(ならねぇよ
>ロリっ子が被害者の方が良かったというのかね君は!wwwwww
正直その方が抜けるじゃない!(
>>484
省2
492: プラモデルの外伝◆CmUeXhBqxg 2012/01/16(月)00:11 ID:GaGlOhC00(1/14) AAS
前回までのあらすじ:赤褌=英語でa red loin cloth【レッド・ローイン・クロス】
赤いヘルメットに赤い褌。背には蜂を思わせる透明な羽。
「市民のピンチに誘われて、闇夜を駆ける浪漫道!褌戦鬼・レェェェェッド、クロス!!」
―――まごうことなき変態がそこに居た。
「な、何者だ……?」
省24
493: プラモデルの外伝◆CmUeXhBqxg 2012/01/16(月)00:11 ID:GaGlOhC00(2/14) AAS
「お、俺の泥田坊が……貴様、一体何をした!?」
「泥で身体が作られていようと、それを維持する都市伝説の『核』がどこかに存在する!私はそれを《根性で破壊した》だけだ!」
「『核』だと!?」
「………かく………?」ジー……
すなわち、泥田坊という都市伝説が泥の身体を維持するために必要な『エネルギーの中心部』……それを破壊したのだ、そう男は告げる。
決して倒れぬ不死身の兵団……契約者である自分さえ知らなかった思わぬ弱点に、思わずうろたえるο-No.25613。
一方、二人の会話を聞いていたトンカ裸トンちゃんも周りの泥田坊たちに目を凝らし…………。
省22
494: プラモデルの外伝◆CmUeXhBqxg 2012/01/16(月)00:13 ID:GaGlOhC00(3/14) AAS
そして、現在。
護衛の泥田坊たちも崩れ去り、完全に無防備となった黒服・ο-No.25613。
棒立ちとなった彼に向かい、トンカ裸トンちゃんが距離を詰め……
「これで………おしまい」
「う、うわあああああああああ…………なんてな」
彼女の日本刀がο-No.25613を切り捨てたと思いきや、その身体がボロボロと崩れだした。
その光景にトンカ裸トンちゃんはもちろん、駆け寄ってきたレッドクロスさえも目を見張り驚く。
「まさか……こいつも泥田坊か!?くそっ、いつの間にか入れ替わっていたのか!」
省18
495: プラモデルの外伝◆CmUeXhBqxg 2012/01/16(月)00:21 ID:GaGlOhC00(4/14) AAS
辛く思い気持ち×
辛く重い気持ち○
今日はこの後おまけを二つ程書いて終わりにしたいと思います。
496(1): シャドーマンの ◆7aVqGFchwM [sage saga] 2012/01/16(月)00:30 ID:Rk8lXfx70(1) AAS
良い、泣いてるおにゃのこは良いな!最高だ!!
赤褌かっけぇwwwwwwずれてるのもまたwwww
おまけもwktk
497(1): プラモデルの外伝◆CmUeXhBqxg [sage saga] 2012/01/16(月)01:10 ID:GaGlOhC00(5/14) AAS
おまけ@〜その後のο-No.25613〜
―――トンカ裸トンちゃんとレッドクロスが立ち去った後―――
スゥ・・・ガチャ、グチャ、ゴチャ…スクッ
(25613>ふぅ……やっと行ったか。どうやら奴ら、黒服が都市伝説に飲まれ一体化している事は知らなかったらしいな。
(25613>あの女が切りつけた瞬間、自らを泥に戻す事で何とか奴らの目を誤魔化せた……。
省26
498: プラモデルの外伝◆CmUeXhBqxg [sage saga] 2012/01/16(月)01:17 ID:GaGlOhC00(6/14) AAS
うわああああああ最後の最後でorz
(25673>貴様のような〜×
(武者娘>貴様のような〜○
499(1): 1/2 [sage saga] 2012/01/16(月)01:22 ID:HbMfoumWo(1/10) AAS
十二月二十四日。
イルミネーションが輝き、陽気な音楽が鳴り響き、人々もどこか浮かれたように歩いている。
だが、喧騒は街中だけであって、ひとつ道を曲がり小路に入ると静かな寒い夜となる。
人通りが少ない路地に彼らはいた。
「準備はいいか、野郎ども!」
「応!」
二十名ほどの武装した男達。
彼らの目的はひとつ。
「いいか、今年こそあのクソッタレな赤い爺いどもに一泡吹かせてやるぞ!」
「応!」
省31
500(1): 2/2 [sage saga] 2012/01/16(月)01:23 ID:HbMfoumWo(2/10) AAS
かしゃり
スマートフォンから音が鳴るとひとり、兵士が倒れる。
かしゃり
どさり
かしゃり
省38
501: 葬儀屋◆yeTK1cdmjo [sage saga] 2012/01/16(月)01:25 ID:HbMfoumWo(3/10) AAS
やめてよ、そんなの入らないよ!だから無理にいや、あっ、あっ……やめて!お願い!いや、いやあああ!
ん、ん、あ……ああ……ん、あぁ……だ、から、そんなの、入らないって言ったじゃない……
マイナスのネジ穴にプラスドライバーを差し込むなんて無理よ
(札幌の方言で「大変遅ればせながら新年あけましておめでとうございます。昨年中は色々とご迷惑をお掛け致しました。多々ご迷惑をお掛けするかもしれませんが今年もよろしくお願い致します」の意)
そんなわけで先月の24日に投下予定だったものを投下しました。
さて、これから前回の続きを投下していきます。
前回は→外部リンク[html]:www29.atwiki.jp
502(1): 葬儀屋◆yeTK1cdmjo [sage saga] 2012/01/16(月)01:26 ID:HbMfoumWo(4/10) AAS
初めて至村さんと出会ってから一ヶ月。
戦い方を教えてやると言われ師事していた時から約三週間。
至村さんは今日も公園に来なかった。
「何かあったのかな」
「だろうな」
「アメにも何があったかわからないの?」
「てめえと一緒に行動してる俺にわかるわけねえだろうが」
「匂いとか」
「匂いでわかんならてめえもわかるはずだ、契約者」
この三週間で『人面犬』との関係も若干変わり、『人面犬』にはアメという名前が付いた。
省25
503(1): 葬儀屋◆yeTK1cdmjo [sage saga] 2012/01/16(月)01:27 ID:HbMfoumWo(5/10) AAS
「死んだよ」
「そうか」
西区にある小さな喫茶店――江良井と錨野のふたりは奥の席に座っていた。
利発そうな少年が運んできたコーヒーを一口飲み、一息吐く。
「きみが原因なのは言うまでもないとは思うけど」
「ああ」
「あの日〈組織〉との戦いを終えた僕らがきみらの戦いを止めることが出来たのは本当に偶然だった」
「……」
「あの時点ですでに重傷。両手両足はもとより臓器に至っては全滅――この一ヶ月、僕らに出来たのは痛みと苦しみを取り除くだけだった」
「安らかに逝けたのか?」
省22
504(1): 葬儀屋◆yeTK1cdmjo [sage saga] 2012/01/16(月)01:28 ID:HbMfoumWo(6/10) AAS
「お、元気してたか、バカ息子。一ヶ月も顔見せないから熊に食われたのかと思ったぞ」
「お蔭さんでな」
「お前のことだからどうせまーたロクでもないことに巻き込まれてるとは思ったけどよ、あんまり俺を巻き込むなよ」
「会社から電話がいったそうだな」
「当たり前だろ。従業員が連絡なしで三日も四日も無断欠席なら普通の会社なら心配するだろ」
「で、お前は何と答えたんだ莫迦親父」
「『お尻ピリピリ病にかかりまして、しばらく入院してるんです。面会謝絶と言われてるのでお見舞いは結構です。いつもいつも愚息がご迷惑をおかけしてすみません』だけど?」
「殴られる覚悟は出来たか?」
「おいおい、父親を殴るなんてとんでもない息子だな。大体何日も無断欠勤するお前が悪い。悲しいなあ、父さんはそんな風に育てた覚えはないぞ」
「育てられた覚えもない」
省33
505(1): 葬儀屋◆yeTK1cdmjo [sage saga] 2012/01/16(月)01:29 ID:HbMfoumWo(7/10) AAS
新居の火葬が終わった後も、彼は動きを見せなかった。
火葬に立ち会ったのは錨野ただひとり。
火葬場から立ち上る煙を見上げ、何を思ったのか。
誰も何も言わず、錨野が口を開いたのは葬儀の金額を払い終えてからだった。
「四十九日が終わり次第、ぼく達はきみの敵となる」
「そうか」
「最初からそうすべきだった。ぼく達の――いや、ぼくの覚悟が足りなかった」
錨野は語りだす。
自らの思いを、新居が骨となった今。
「この町における何者にも勝る最善は敵対しないことだと思っていた。この町は怖い。
省24
506(1): 葬儀屋◆yeTK1cdmjo [sage saga] 2012/01/16(月)01:31 ID:HbMfoumWo(8/10) AAS
「ハワード・フィリップス・ラブクラフトの名前を聞いたことは?」
「クトゥルー神話なら読んだ」
「彼の綴った物語の中に『ネクロノミコン』と呼ばれる書物がある」
「知っている」
「それはラブクラフトが作り出した空想上の書物さ。どんな巨大な図書館にも置いていない」
「……大英図書館にもな」
「その通り。彼は世間に想像上の本が現実に存在すると思わせることに成功した数少ない者のひとりなのさ。
彼の素晴らしさはそれだけじゃない。『アーカム』に向かおうとする者だって現れた。存在しない本や町を求めてだ。
彼が綴る物語により、たくさんのモノが現実味を帯びた。そう、まるで――」
「――都市伝説のように、か」
省28
507(1): 葬儀屋◆yeTK1cdmjo [sage saga] 2012/01/16(月)01:33 ID:HbMfoumWo(9/10) AAS
「なあ。あんた、〈ゲーム王国〉の人間だろ?」
至村賢が声をかけられたのは陽が落ちるか落ちないかというくらいの夕方。
彼らの仲間が死に、ひとりで火葬を終えたリーダーの下へと向かう最中のことであった。
「〈組織〉所属の契約者って言えば用件はわかるな?」
やや恰幅の良い男――年齢は三十代であろうか――は口元にどこか野卑な笑みを浮かべて至村の前方に立っている。
「……用件はわかった」
「そりゃ良かった。場所はここでいいな?」
「かまわない」
「そう固くなるなよ。俺は金堂摩沙彦。能力は――自分で判断してくれ。〈ゲーム王国〉さんよ」
省51
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