[過去ログ]
勇者「王様が魔王との戦争の準備をしている?」 (970レス)
勇者「王様が魔王との戦争の準備をしている?」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1341997677/
上
下
前
次
1-
新
通常表示
512バイト分割
レス栞
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索
歴削→次スレ
栞削→次スレ
過去ログメニュー
314: ◆yufVJNsZ3s [saga] 2012/08/15(水) 08:56:11.61 ID:nCIrDtoE0 脇目も振らず一目散に、誰よりも早く教室を出る。後ろからクラスメイトが声をかけてくるが知ったことか。掃除当番などサボタージュの対象だ。今はただ、今はただ俺は、この心を休めたいのだ。 二階に一旦降り、渡り廊下を伝って特別教室棟へ移動し、さらにそこから階段を上って三階へ。 突き当りを右に曲がった一番奥、物置のような小さな冒険部の部室。 そこに酸素を求めるかのように、俺は扉を開ける。 夢野「やっほー」 勇「あぁ、夢野か。上春先輩は」 夢野「今日は用事でお休みだって言ってたよ」 勇「そうか……そうか」 それは残念であるが、とにかく部室までたどり着けたことに意味がある。ともすれば過呼吸気味になりそうな深呼吸を経て、俺はぼんやり天井を見上げた。 夢野の顔が目の前にあった。 夢野「――んっ」 口づけをされる。舌が歯の間から割り込んでくる。 蹂躙される口内。舐られる舌。 けれど、驚きよりも心地よさが増すのはなぜだろう。 夢野「ぷはっ」 口を離すと唾液が糸を引いた。満足そうな顔をしている夢野を見ると、俺は心の中心がほっこりしていくのを感じる。 思考がうまく回らない。抵抗感が失われ、筋肉が弛緩する。 夢野「あの娘は結局どうにもできなかったみたいだね。賭けは、私の勝ちか」 夢野「なーんだ。案外呆気ない。見込み違いだったかな」 下卑た笑みを浮かべ、軽やかに笑った。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1341997677/314
上
下
前
次
1-
新
書
関
写
板
覧
索
設
栞
歴
あと 656 レスあります
スレ情報
赤レス抽出
画像レス抽出
歴の未読スレ
AAサムネイル
Google検索
Wikipedia
ぬこの手
ぬこTOP
1.136s*