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太一「俺は永瀬の事が好きだ」 (412レス)
太一「俺は永瀬の事が好きだ」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1358319531/
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383: ◆t8NYdLxivU [] 2013/02/26(火) 20:21:20.32 ID:mMFk/hTP0 こんばんは。 17話、投下致します。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1358319531/383
384: ◆t8NYdLxivU [] 2013/02/26(火) 20:21:48.23 ID:mMFk/hTP0 【稲葉】 稲葉「集まったか」 伊織「うん。 太一はもう帰ってるよ。 さっき出て行くのが見えたから」 稲葉「そうか、んじゃあ……話すか」 少し、緊張してきた。 一度息を吸い込み、吐く。 これが、一番良い方法なんだ。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1358319531/384
385: ◆t8NYdLxivU [] 2013/02/26(火) 20:22:23.91 ID:mMFk/hTP0 稲葉「じゃあ、そうだな……」 稲葉「まずは、四人で話合った時の後の話だ」 稲葉「青木が、唯に告白した日の事だな」 アタシはそう前置きをして、その日にあった事を話し始める。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1358319531/385
386: ◆t8NYdLxivU [] 2013/02/26(火) 20:22:57.54 ID:mMFk/hTP0 --------------- 稲葉「今回の【現象】についての情報? まだ何か隠してんのかよ」 「……隠している訳では無いんですが……ですが、そういう事になるのかもしれませんね……」 稲葉「くどいのは嫌いだ。 とっとと話して消えろ」 「……そうですか……では始めますが……」 「……稲葉さんは、どうして青木さんが【現象】を終わらせられたと思いますか……?」 「……絶対に逆らえない物に、どうして打ち勝てたのか……分かりますか……?」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1358319531/386
387: ◆t8NYdLxivU [] 2013/02/26(火) 20:23:31.44 ID:mMFk/hTP0 稲葉「……さあな。 そればっかりは考えても分からねえ」 稲葉「と言うより、青木がアタシ達に話した事は知ってるんだな」 「……ああ……そうですね……見ていましたし……」 稲葉「はっ、ならアタシや伊織や唯にも【現象】を起こすのか?」 「……いえ……それはやめておきます……」 「……今回のが【現象】だと看破できた稲葉さんに……敬意を示して……と言う事にしておきましょう……」 稲葉「ふん、そりゃどうも」 稲葉「んで、青木が終わらせる事が出来たのはどうしてなんだ。 それがお前の言っている情報、なんだろ?」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1358319531/387
388: ◆t8NYdLxivU [] 2013/02/26(火) 20:24:01.10 ID:mMFk/hTP0 「……話が早くて助かります……ええ、その通りですね……」 「……まずですね……今回の【現象】ですが……欠陥品、なんですよ……」 稲葉「欠陥品? どういう事だ」 「……実に弱く……中途半端な【現象】って事ですよ……」 稲葉「……つまり、不完全って事か」 「……そうとも言えますね……」 「……それで、何が不完全かと言いますと……」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1358319531/388
389: ◆t8NYdLxivU [] 2013/02/26(火) 20:24:33.28 ID:mMFk/hTP0 「……力が……と言えば……正しいですかね……」 「……簡単に言いますと……制御が上手くいっていない……って事ですかね?」 制御がうまくいっていない? 稲葉「話が見えねえな。 それでうまく制御できなくて、青木の【現象】が終わったって事か?」 「……制御と言いましても……こちら側でどうこう……と言った訳では無いんですよ……」 「……制御できるのは……本人ですから……」 少し、寒気がする。 こいつは何を言いたいんだ。 何を言っている? http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1358319531/389
390: ◆t8NYdLxivU [] 2013/02/26(火) 20:25:07.89 ID:mMFk/hTP0 稲葉「……僅かだが、理解できたな」 想像は、したくなかった。 「……やはり……稲葉さんは話が早くて助かります……」 「……そうです……つまり」 「……青木さんは……心の底から桐山さんに好意を抱いていた……」 「……その気持ちに……【現象】が負けた……と言う事ですね……」 「……まあ……この早さで終了されたのは……こちら側も想定外でしたが……」 「……ある程度は……しっかり機能する筈なんですけどねぇ……」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1358319531/390
391: ◆t8NYdLxivU [] 2013/02/26(火) 20:25:36.83 ID:mMFk/hTP0 稲葉「お前は……結局何が言いたいんだよ」 「……言わずとも……分かりますよね……?」 嘘だ。 そんなの。 「……八重樫さんは……本当に心の底から……稲葉さんに好意を抱いているんですかね……?」 「……一つ言っておきますが……もうかなり……【現象】の力は抑えてありますよ……青木さんの時よりも楽に……終わらせられる筈なんですけどねぇ……」 「……信じないのは……稲葉さんの自由ですけど」 稲葉「クソ野郎が……テメェはアタシに恨みでもあんのかよ」 「……いえいえ……恨みだなんてそんな……」 「……真実を……教えに来ただけですから……」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1358319531/391
392: ◆t8NYdLxivU [] 2013/02/26(火) 20:26:03.48 ID:mMFk/hTP0 アタシは、アタシの想いは本物だ。 太一も、本当にアタシの事が好きになってくれたのだと思っていた。 けど、それはどうやら勘違いらしい。 ……確かに、ふうせんかずらの言っている事は本当の事なのだろう。 現に、青木が【現象】を終了できている。 それはつまり、太一の気持ちは…… 最初から、アタシには向いていなかったって事か。 ……何だか笑えてくるな。 馬鹿らしくて。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1358319531/392
393: ◆t8NYdLxivU [] 2013/02/26(火) 20:26:35.38 ID:mMFk/hTP0 心の奥で、本当にちょっとだけ、太一に対して嫌な感情が出てきていた。 それに気付き、すぐに振り払う。 こんな事を考えてしまうから、アタシは太一に振り向いて貰えないのだろう。 惨めだな、くそ。 稲葉「もういい、さっさと消えろ」 感情を押し殺し、アタシはふうせんかずらにそう言った。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1358319531/393
394: ◆t8NYdLxivU [] 2013/02/26(火) 20:27:26.95 ID:mMFk/hTP0 ----------------------- 伊織「……稲葉ん」 伊織が小さく、声を漏らした。 稲葉「そんな顔すんなよ。 アタシはもう大丈夫なんだから」 青木「俺……確かに、唯の事が好きだ」 青木「【現象】で稲葉っちゃんの事が好きになっても、どうしても気になってたんだ。 唯の事が」 青木「それで、自分の気持ちに自信が無くなって……でも、考えるのやめたんだ」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1358319531/394
395: ◆t8NYdLxivU [] 2013/02/26(火) 20:28:21.70 ID:mMFk/hTP0 青木「自分がしたい事をする、自分がどうしたいのか。 って思ってさ」 青木「それで最初に浮かんできたのは、唯の事だったんだよ」 唯「あ、あんた今そんな事言わなくても……」 別に、アタシは気にしていないのに。 青木「だから! だから太一も気付くよ、絶対に。 太一はすげえ奴だから……大丈夫だよ。 稲葉っちゃん」 稲葉「もう良いんだよ。 今、全部終わった事なんだ」 そうだ。 この瞬間終わったんだ。 全部、もう過去の事だ。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1358319531/395
396: ◆t8NYdLxivU [] 2013/02/26(火) 20:29:01.85 ID:mMFk/hTP0 伊織「稲葉ん? 終わったって、どういう事?」 伊織「……昨日も、似たような事言っていたよね。 まだ何かあるの?」 稲葉「ああ、そうだな。 一つまだ言ってない事がある」 稲葉「最後に、あの野郎はアタシにこう言ったんだよ」 稲葉「もし、この話を他の奴に話したら太一の気持ちを本物にする」 稲葉「ってな」 アタシは笑いながら、自分でも無理をしているのが分かる笑みを顔に貼り付け、伊織達に向けて言った。 17話 終 つづく http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1358319531/396
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