安価とコンマで異世界転生!その11 (372レス)
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256: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/06(水)02:37 ID:RGakUHtt0(1/3) AAS
男「そんなにか……?」

ずいぶんポジティブに捉えているのだな、
と男は思った

炎魔「色々と世話になっていた期間の方が長いですから、少しでも恩返しがしたいのです!」

男「そうか、不死身だからと言って頼りすぎるのも悪いと思っていたんだが……」

炎魔「なんでも任せてください!」
257: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/06(水)02:39 ID:RGakUHtt0(2/3) AAS
本日はここまでです
ありがとうございました
258: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/06(水)19:20 ID:RGakUHtt0(3/3) AAS
今度からは炎魔をもっと頼るようにしよう、
と男は思うのだった

〜翌日・陽週木曜日〜

昨晩はボロボロだったので入れなかった風呂に軽く入ってから、一行は朝食の時間を迎えた

中華「昨日ので体も慣れたし、あの頃のように滑れそうだよ」

氷魔「……あの頃に比べれば……身体能力も上がっています……私はもっと綺麗に……滑りたいですね……」
259: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/07(木)01:32 ID:MbNbzDBw0(1/3) AAS
やる気「じゃ、行ってくるっすねー!」

荘厳な城と、そこからこちらを見守る魔王にしばしの別れを告げ、花畑を歩く
ちゃんと先日見つけたハッチの元まで戻ることができた

ぶりっ子「まずは、あの教会を目指しましょうかぁ」

怪盗「どうします?雷なんて落とされたら……」

男「ふむ……その時は炎魔、頼んだぞ」
省1
260: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/07(木)01:36 ID:MbNbzDBw0(2/3) AAS
本日はここまでです
ありがとうございました
261: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/07(木)18:16 ID:Ok2j2F9BO携(1) AAS
昨日来た道を戻り、あの教会の下まで来た
まだ塞がれていなかったそのハッチを開き、
埃っぽい教会へと再びやってきたのだ

気弱少女「………………」

そういえばあの少女はどこにいるのか、
と誰もが思った
見れば、教会の中心で静かに祈っていた

狙撃少女(お取り込み中ですね……)
262: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/07(木)20:48 ID:MbNbzDBw0(3/3) AAS
一行は彼女を刺激しないように、
静かに教会を出ることにした

男「………………」

なるべく静かに入り口の大きなドアを開く
少しだけ、木材の軋む音はするだろう

炎魔「すぅ……」

軽く息を吸って、彼女は一歩教会の外へと歩み出た
省1
263: 11/07(木)20:49 ID:UEzu0L12o(1) AAS
何かの加護から外れた感覚がある
264: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/08(金)01:03 ID:A5UqdB5u0(1/4) AAS
目に見えて異常な変化が確認されなかったので、
炎魔に続いて一行も外に出た

中華「うん……?」

炎魔「あ、やっぱり変な感じしますよね?」

誰もが違和感を感じている
炎魔はそれを言語化することはできなかったが、
氷魔にはなんとなく分かっていた

氷魔「……これは……加護が失われた状態……でしょうね……」
265: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/08(金)01:05 ID:A5UqdB5u0(2/4) AAS
本日はここまでです
ありがとうございました
266: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/08(金)19:25 ID:A5UqdB5u0(3/4) AAS
やる気「ああ、この教会の神が守ってくれてたんすね」

ぶりっ子「あの女の子がここから出たがらないのも納得ですねぇ」

帝国領内に入ることは成功したものの、
現在位置は正確には不明のままである

怪盗「ともかく、この森を抜けましょう」
267: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/08(金)19:29 ID:A5UqdB5u0(4/4) AAS
一行は静かな森をひたすらに進む
ずっと地下を移動していた彼らにとって、
森の清廉な空気は非常に心地よいものだった

狙撃少女「森の向こうに……ありますね、街が」

男「相変わらずだが……よく見えるな」

狙撃少女「空気が澄んでいるので、いつもよりちょっと遠くまで見えます」

中華「それで、どんな街が見えるんだい?」
省7
268: 11/08(金)19:34 ID:qJygMs7DO携(1) AAS
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269: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/09(土)04:06 ID:gQqWPmZN0(1/2) AAS
狙撃少女「辺鄙な村ですね……あまり沢山の人はいなさそうです」

氷魔「……好都合ですね……あの教会から出てきたことを含め……叩けばホコリが出る身ではありますから……」

遠くにその村が見えてきた
居住地をはるかに上回るスケールの農園と、
こじんまりとした居住区が特徴的だ

やる気「あとは、どれだけ警戒されないかっすね」
270: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/09(土)04:07 ID:gQqWPmZN0(2/2) AAS
本日はここまでです
ありがとうございました
271: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/09(土)19:21 ID:q+GvBXtZO携(1) AAS
村に入った一行は、
農作業を終えて日陰で休んでいる老人に遭遇した

ぶりっ子「こんにちは〜!」

全力で愛想を振り撒くのはまさしく彼女の得意分野だった
自らの孫を思い出したか、
老人はかなり上機嫌で挨拶を返してくる

老人「おお、こんにちは。旅の人かい?」
272: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/10(日)04:30 ID:L9AguorT0(1/2) AAS
怪盗「はい、そうです!」

老人「それはそれは……元気がよくて結構なことじゃ」

炎魔「私なんかは元気が取り柄みたいな所ありますからね!」

狙撃少女「……つかぬことをお聞きしますが」

老人「うん?なんじゃ?」
省1
273: ◆UEqqBEVZVY [saga] 11/10(日)19:38 ID:L9AguorT0(2/2) AAS
すみません寝落ちしました

狙撃少女「ここは、この地図で言うとどの辺りでしょうか?」

老人「そうじゃな、だいたいこの辺じゃ」

狙撃少女「ありがとうございます」

礼を言ってから、その老人と別れた
狙撃少女は老人に言われた場所に印をつけている
省2
274: 11/10(日)20:05 ID:NyKeEZgZo(1/2) AAS
馬車に乗って1日くらいかの
275: 11/10(日)20:05 ID:NyKeEZgZo(2/2) AAS
かの→かな
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