イタリア百合提督(その2)「タラントに二輪の百合の花」 (964レス)
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44: ◆b0M46H9tf98h [sage saga] 2018/01/24(水)01:38:10.78 ID:iW9w/Wnt0(1) AAS
提督「はー…疲れた♪」提督はチェザーレと二人でルチア相手に流木を使って遊んであげていたが、無尽蔵に体力があるらしいルチアに走り回らされ、ヘトヘトになってパラソルの下に戻ってきた……全身に心地よい疲労感を感じて、シートに寝転がる提督…

提督「喉も乾いたし…レモネードがあったわよね」バスケットをごそごそとかき回し、瓶に詰めた冷たいレモネードとグラスを取り出した…

提督「ごくっ…ごくっ……ふぅー…」

チェザーレ「…やれやれ、何とも元気なワン公よ」

ルチア「ワフッ…♪」…びしょびしょに濡れた身体をぶるぶるっと身震いさせつつ、流木をくわえて満足そうなルチア……一方のチェザーレは置いてあった優雅な帽子をかぶり直すと提督の脇に座り、長い脚を投げ出した
省31
122: ◆b0M46H9tf98h [sage saga] 2018/03/16(金)00:57:25.78 ID:yMMbjakS0(1/3) AAS
…数日後…

リットリオ「それじゃあ、頑張りましょう♪」

提督「ええ」…手元にはリットリオお手製の「ヴィットリオ・ヴェネトおよびローマ建造の手引きマニュアル」が握られている

ライモン「何と言うか…ここまで準備が必要とは思いませんでした」

提督「そうね、必要な書類を読んでいるとこの前の作戦を思い出すわ」
省36
138: ◆b0M46H9tf98h [sage saga] 2018/03/27(火)01:40:30.78 ID:wlDgRadb0(1/3) AAS
ヴァイス提督「…と言うことがありまして、どうにか規律を守らせようとしたのですが……」

提督「あー…何と言うか……新任の大尉さんにはつらい鎮守府でしたね」

ヴァイス提督「ええ、何しろ……」

………

ヴァイス大尉「よし、順番に艦名を名乗れっ!…これからはドイツ連邦海軍の一員として、規則をきっちりと守ってもらう!」
省22
354: ◆b0M46H9tf98h [sage saga] 2018/09/01(土)03:11:11.78 ID:aDQPcNy50(1/2) AAS
…数日後…

提督「さてさて、今日は頑張るとしましょうか」

カヴール「ふふっ…提督ったら、「今日も」ではなく「今日は」ですか?」

提督「だって今日はいつもの執務と違うもの……ね♪」

…週ごとに注文した食材などを鎮守府に届けてくるイヴェコ製の三トン積み軍用トラックから、基地祭の屋台や舞台用の木材や鉄材、ネジやボルト、ナットの類が次々と降ろされる……鎮守府の艦娘たちがわいわい言いながらそれを車庫のコンクリート床に運び下ろし、きっちりした性格のアオスタとライモンが注文書と比べては鉛筆でチェックをつける…
省30
569: ◆b0M46H9tf98h [sage saga] 2019/09/07(土)02:27:09.78 ID:eDD2hd0I0(1/2) AAS
…翌日…

アッチアイーオ(温)「…提督、この書類は私がやっておくわね」

提督「ええ…それじゃあ私はその間に主計部宛てに文房具代の申請書でも……」

アッチアイーオ「それも私がやっておくわ」

提督「いえ、手伝ってくれるのは嬉しいけれど…私も提督として秘書艦に頼りきりじゃあいけないし……」
省30
690: ◆b0M46H9tf98h [sage saga] 2020/11/08(日)00:45:38.78 ID:Xo9qcpkC0(1) AAS
ティルピッツ「だって……そもそも飛行機なんて揺れるし耳が詰まった感じになるし、足元は浮いている感じになるし…」

ヴァイス提督「言いたいことは分かるが、飛行機の方が圧倒的に速いのだから仕方ないだろう」

ティルピッツ「うぅぅ…」

提督「…あの、シャルロッテ」

ヴァイス提督「は、何でしょうか?」
省34
745: ◆b0M46H9tf98h [sage saga] 2021/03/08(月)04:02:22.78 ID:r8IW4DcX0(1) AAS
…寝室…

百合姫提督「よいしょ…あ、誰かお布団を干しておいてくれたのね……」

…百合姫提督が普段過ごしている執務室の隅っこには床の間のように一段高くなった三畳ほどの場所があり、その茶室のようなスペースには畳が敷かれ「仮眠用」の布団一式も用意してある…誰か親切な艦娘が準備してくれたのか、すでに敷き布団と枕は整えてあり、足元に三つ折りになっている掛け布団を広げるとふわりと軽い手触りがした…

百合姫提督「暖かい…これならよく眠れそう……」タラントとヴェネツィアではゆったりと過ごせたものの、最後の数日はローマへの移動、それから幾日もせずに帰国…と気ぜわしかったので、畳から漂う「藺草(いぐさ)」の青い香りを嗅いでほっとした…

百合姫提督「お休みなさい……」
省36
896: ◆b0M46H9tf98h [sage saga] 2023/10/31(火)01:53:34.78 ID:YYE93CNN0(1) AAS
…しばらくして…

提督「これでみんな配り終わったかしらね」

リットリオ「こんなにいいものをもらえて私は幸せですっ♪」

バリラ「ええ、本当に……お礼に提督の事をぎゅーってしてあげます♪」旧型の潜水艦ゆえに出撃の機会は少ないが、そのぶん鎮守府の潜水隊にとってのよきお母さんでもあるバリラ級のネームシップ「バリラ」が、その母性を存分に発揮して提督を抱きしめる……

提督「あんっ……♪」たわわな胸元に顔を埋めて、ミルクのような甘い匂いを吸い込みながら甘い表情を浮かべている提督……
省38
907: ◆b0M46H9tf98h [sage saga] 2024/01/11(木)01:10:01.78 ID:0BOJ4mtA0(1) AAS
…夜…

提督「あぁ、美味しかった……お母さまの手料理に勝るものはないわ♪」

クラウディア「ふふっ、鎮守府であれだけ美味しい料理を食べているフランカにそう言ってもらえると、私も作ったかいがあるわ♪」

シルヴィア「フランカの言うとおり、クラウディアの料理ほど美味しいものはないから仕方ないわ……基地祭でご馳走になったディアナの料理も見事なものだったけれど、やっぱり「家の味」が一番いいもの」

クラウディア「もう、二人してそんなに私の事をおだてて……パンドーロをもう一切れ切ってあげましょうか?」
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