【18禁FGO SS】俺が真に救うアヴァロン・ル・フェ (632レス)
【18禁FGO SS】俺が真に救うアヴァロン・ル・フェ http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/
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295: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2022/11/09(水) 07:41:56.53 ID:mMj9SzBJ0 アルトたちとアルトリアたち「・・・・・・・・・・・」 カイニス「どうするつもりなんだ?ブルーナの奴、俺たちを誘き出すためにここまで宣伝する以上・・・向こうは本気でやるつもりだぞ?」 アルト「ああ・・・ここまで俺たちに邪教徒のレッテルを貼られた以上・・・やることはもう1つしか残されていないみたいだな・・そうだろ?藤丸立香。」 アルトリア「1つしか残されていないって・・・まさか・・。」 【ブルーナの凶行を止めに行こう!】 【人質たちを助けに行こう!】← メリュジーヌ、コーラル「!」 【でないとブルーナに殺されたオーロラに顔向けできないからね?】 アルト「そうだな。それにこれ以上、ブルーナにソールズベリーを好きにはさせないし、俺たちに貼られた邪教徒のレッテルを剥がしに行かないとね。」 セフィー「ああ。例え心の矛先が移ろいやすい妖精であっても、我らは女王モルガンから妖精たちを解放するために動く『境界なき勇士団』だ。」 セフィー「アルトリアの『巡礼の旅』を成功に導き、円卓軍を勝利に導き、我らの家族であるヴァージェ母さんを取り戻す為にも・・このブルーナの凶行を阻止しなければならないからな。」 アルト「ああ。『巡礼の鐘』を鳴らす為にも・・コーラルとメリュジーヌの仇討ちを遂げるためにも、ソールズベリーの解放とブルーナと決着を付ける事は避けられない戦いであるのは明白だと確定してと言ってもいいね。」 パーシヴァル「はい。人質となったソールズベリーの住民と響さんの友達である『月読調』さんの救出という名目が増えましたが、ブルーナの凶行を止めに行く事には変わりはないと言ってもよろしいでしょう。」 パーシヴァル「それにメリュジーヌやコーラル殿がどうしてもやるとしている・・“ブルーナを倒し、前の風の氏族長であるオーロラの仇を取る”というお二人方の『目的』の成就・・」 パーシヴァル「ソールズベリーから『風と自由』を奪い、オーロラの命を奪った・・蒼毒の異端の妖精(ブルーナ)を倒し、彼女たちの無念を晴らす為にも、これを実行する時だと僕は確信しています。」 コーラル「アルトさん・・・みんな・・・・」 アドニス「行こうよコーラルお姉ちゃん!コーラルお姉ちゃんが住んでいたソールズベリーを救い、コーラルお姉ちゃんが好きだったオーロラさんの仇であるブルーナを倒しに行くために・・」 コーラル「アドニスさん・・・」 アドニス「それにこれはメリュジーヌお母さんやコーラルお姉ちゃんだけの問題なんかじゃない。僕やお父さん・・それにアルトリアさんやみんなの問題でもあるからね・・」 アルト「ああ。コーラル・・それにメリュジーヌには俺が付いているし、頼れるみんなもいる。俺たちみんなでソールズベリーをブルーナの手から取り戻し、俺たちに付けられたレッテルを剥がし、共にオーロラの仇討ちを成し遂げようじゃないか!」 アドニスたち、アルトリアたち、介人たち「―――――――――――」コクッ!(頷く) メリュジーヌ「アルト・・・アドニス・・・みんな・・・。・・うん・・、ありがとう・・・感謝するわ。」ウルウルウル・・グスンッ・・(涙を堪えつつ、自身の手で拭う) コーラル「えぇ・・・本当にありがとうございます、みなさま。」ペコッ!(お辞儀をする) オベロン「ハァ・・・全く・・・僕がまいた種とはいえ、ブルーナによって捕らえられた人質たちをどうにか助け出し、無理にでも2個目の『鐘』を鳴らし、『予言の子』が『厄災』でないことを証明させる・・」 オベロン「これらを成功に導くには、ここにいるみんなの力を合わせ、イレギュラーズのメンバーであるブルーナを倒さなければならないのが絶対条件と言ってもいいよね。」 オベロン「良いさ!これには僕もアルトたちの意見に賛同しよう。僕がこのような事態を招いた以上、責任を取るのは当たり前だよね。」 アルトリア「・・・・・・・・・」アルトたちの話を聞いていて・・ 【ソールズベリーを救いに行こう、アルトリア!】← 【このまま予言の子の評判をブルーナに悪くされる前に。】 アルトリア「はい!ブルーナに一本取られましたが、すぐに私たちも一本取り返せるよう、ソールズベリーの皆さんと響ちゃんの友達を助けましょう!」キリッ! アルトリア「ですからどうか、私に皆さんの力を貸してください!」 アルト「ああ、勿論だとも!」 【――――――!(頷く)】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/295
296: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2022/11/09(水) 10:57:39.62 ID:mMj9SzBJ0 千子村正「――さて、お互いにソールズベリーの解放と人質を救出する事に意見がまとまったようだが、これからどうするなんだ?」 千子村正「住民たちや立花響の友人の処刑は今の時間からあと5、4時間しかない以上・・早めに事を進めた方が良さそうだと思うが・・・。」 ダ・ヴィンチちゃん「ああ。処刑までの時間が限られている以上、我々も急いで行動する必要があるのだが、具体的な作戦を考える余裕があるのかないのか・・」 イズ「それについては私の方でシュミレーションしつつ、この人数でのソールズベリー解放の策を模索しました。」 イズ「まず『予言の子』と『異邦の魔術師』、そしてオルラントさんとメリュジーヌさんにはブルーナの要求通りに処刑会場へ向かい、人質にされている人数を把握する必要があります。」 イズ「次に魔術に詳しい者を数名、処刑会場に設置されていると思われる仕掛けの破壊・もしくは制圧して逆利用する手筈を行なった方が宜しいかと思われます。」 アルト「成る程。人質の数の把握は先に俺が会場に潜入し、アルトリア、藤丸、ダ・ヴィンチちゃん、立花響、メリュジーヌ、バーゲストには後から会場に入るようにして、ブルーナたちの注意を引きつける必要がある。」 オベロン「処刑会場の仕掛けの制圧には、僕が急いで会場全体を把握し、ルージュ、スズカ、セフィー、イズ、コーラル、アドニスに仕掛けの制圧をやらせて貰うが、それでいいかい?」 ルージュ「うん、任せて!私の魔術でお父さんたちに降りかかるトラップを解除するように頑張るから!」 アルト「ああ。頼りにしているぞ、ルージュ!」 イズ「はい。それともうひとつ、ブルーナには自身の従者とも言える妖精『サラマンダー所長』が存在しており、彼女はブルーナの蒼毒を解毒する薬の他に蒼毒兵器を作ることが出来ると聞いています。」 イズ「おそらくブルーナは、自身の他に蒼毒を扱える妖精であるサラマンダー所長を何処かへ逃がす手筈を取っていると思われます。」 海東大樹「ああ。だが3年も共に蒼毒兵器の売買をしてきた以上、早急に別の所へ逃亡するにはかなりの時間を要する可能性が見られると思っているはずだよね?」 イズ「はい。唯一蒼毒の解毒薬を作れる妖精であるサラマンダー所長は、蒼毒兵器の弱点把握や解毒薬の確保の為にも、彼女をこのソールズベリーで捕縛する必要があります。」 トリスタン「ええ。サラマンダー所長の確保には、私と武蔵、カイニス、村正、ディエンド、ゼンカイザー、ゼロワン殿で向かい、蒼毒を解毒する薬の確保も行なうつもりです。」 コーラル「でしたらトリスタン様たちやアドニスさんたちには、ソールズベリーの北にある抜け道を使えば、ブルーナやサラマンダー所長に気づかれずにソールズベリーに忍び込めると思われますね。」 コーラル「ですが・・あの抜け道は500年も昔にオーロラ様の気まぐれで人間たちに作らせた小さなトンネルでして、何百年も放置している以上・・既に風化して崩れている可能性があると思われますが・・・」 アドニス「そこはスズカお姉ちゃんと僕がどうにかトンネルをもう一度掘り進めれば、後は問題ないと思うよ。そうだよね?」 スズカ「ええ。私のサーチでソールズベリーの処刑会場とサラマンダー所長の潜伏先への最短距離を割り出せますからね。どうかご心配なく。」 コーラル「アドニスさん、スズカさん・・・。」感心している アルト「・・となれば、パーシヴァル、セツノ、ゾックス、ガオーンの4名はウェールズの妖精たちと一緒にロンディニウムへ先に帰還して欲しい。」 アルト「ウェールズの妖精たちをロンディニウムへ送った後、こちらの増援としてジョルニとガイルをこっちに来て欲しいのだが、いけるか?」 ゾックス「ああ。クロコダイオーさえ動かせれば、すぐにでもソールズベリーに往復で行けるからな。それと確保した解毒薬と蒼毒兵器の持ち運びも出来るしな。」 パーシヴァル「はい。ウッドワス軍に戦力を分散していると悟られるリスクはありますが、今はソールズベリーの安全の確保と解放を最優先にした方が要さそうですね。」 アルト「よし、それで行こう。ここからは時間との勝負であり、俺たち自身のチームワークが大切となる。みんな、心の準備の方は出来ているか?」 メリュジーヌたち、ダ・ヴィンチたち、ゾックスたち「――――――――――!」頷く 【勿論だよ!】 【必ずソールズベリーのみんなを助けだそう!】← アルト「ああ!」頷く パカラッ、パカラッ、パカラッ!ブルルゥゥ―ーン!ガシンッ、ガシンッ、ガシンッ!(それぞれの方向へ向かっていくアルトたち) コーラルとメリュジーヌの話を聞き、アルトたちは自身らに貼られた邪教徒のレッテルを剥がし、ブルーナからソールズベリーの人質たちを救出に行く事に話がまとまり、 みんなそれぞれの事を実行するために、アルトとアルトリアたち、パーシヴァルたち、トリスタンたちと3つの行動班に分かれていき、 レッドラ・ビットが引く馬車に乗るアルトとアルトリアたちは青い暗雲が立ち込めるソールズベリーへと公道を通って進んで行くのであった。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/296
297: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2022/11/09(水) 23:16:45.17 ID:mMj9SzBJ0 それから4時間55分後・・・毒と縛りの街:ソールズベリー(処刑会場の入り口)では・・・ ガヤガヤガヤガヤガヤ・・・・(数々の妖精たちが会場内へと入ってくる) 会場に入る妖精たち「――――――――」ワクワクワク!(楽しみにしながら入っていく) 会場に入る妖精たち「――――――――」ガシガシガシッ!(食べ物や飲み物を持って入っていく) ソールズベリーには数多くの妖精たちが大聖堂近くにあるコロシアム型の会場に、何かを楽しみにしているように入場していき、 会場の入り口には、アルトとアルトリアなどの仲間たちの手配書が張られており、それらを指さすようにブルーナの絵が描かれていたのであった。 フード姿の男(アルト)「・・・・・・・・・・」スタスタスタッ・・・(静かに会場に入っていく) 会場係の兵士「!?。おいそこの妖精、まずここで持ち物の検査を受けて・・・・」タタタタァーー〜・・(フード姿の男(アルト)を引き止めようとする) ギュゥゥ〜〜ン!ヒュンッ!(ザ・ワールドで時を止め、姿を消すフード姿の男(アルト)) 会場係の兵士「???。アレ・・・?確か今そこになんか怪しいような妖精がいたような・・いなかったような・・・?」困惑している フード姿のアルト「・・・・・・・・・・」スタスタスタッ・・(そのまま隠れつつ、会場の中へ入っていく) 会場の中へと入っていく数多くの妖精たちの中には、ブルーナによって人質にされた者たちの数の把握する為、一足先にソールズベリーに潜入したアルトの姿があり、 アルトのことを尋問しようとした兵士に自身の存在の記録を消しつつ対峙を回避し、フード姿のアルトはそのまま会場の中へと進んでいくのであった。 タタタタタァァ〜〜・・・(小さいオベロンが観客席前の入り口に進むアルトの前に現れる) オベロン「待たせたねアルト!このコロシアム型の処刑会場の内部構造をしっかりと把握しておいたよ。」 アルト「オベロンか。それでルージュたちはこの処刑会場の内部構造の事を教えたのか?」 オベロン「ああ。既にルージュたちが会場内部にある仕掛けの制御室の所へ向かっている。この会場内部の構造の地図をまだ見せていないのはアルト・・君が最後と言っても良いね。」シュルッ・・(処刑会場の地図を見せる) アルト「えぇ〜っと、どれどれぇぇ・・・?」チラチラ・・(処刑会場の地図を見ていく) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ソールズベリー:コロシアム型の処刑会場の内部構造の説明 オベロン(説明役)「外部と会場内への出入り口は2つしかなく、とても分厚い鉄の扉で出来ているから、おそらくアルトリアたちが入ったらそのまま閉じ込められると思うね。」 オベロン(説明役)「それにここを守る兵士の話から、この会場の仕掛けの1つとして・・2種類の吸収魔術が施された魔術結界を張る事が出来ると言うんだよ。」 アルト「結界かぁ・・・。アルトリアや俺たちを会場に閉じ込めて、魔力と体力を吸い上げる結界で俺たちを衰弱させようとする根端というワケか・・。」 オベロン(説明役)「そういう事さ。この会場・・一夜にしてどうやって建設したのかわからないけど、アルトたちを罠にかける事に関してはとても良い考えだと僕は思うね。」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ポンッ!(元の姿に戻るオベロン) オベロン「アルト。今更だと思うが、君は本気で人質になっているソールズベリーの妖精と人間たちを救うつもりなのか?この会場には多くの罠が仕掛けられているともわかった上で・・」 オベロン「僕にしてはアルトリアと共に自分からブルーナが仕掛けた罠に飛び込んで人質を救いに行く君たちの事を、僕にとっては自殺行為だと思っているのだが、それでも行くのかい?」 アルト「ああそうだ。この妖精國ブリテンをモルガンから解放し、『巡礼の旅』を制覇するためにはそれが必要だし、立花響の友人である月読調を助けなければならないからね。」 アルト「俺たちが今ここで動かなければ、ブルーナや他のイレギュラーズ、それに女王モルガンによって第2・第3のウェールズの秋の森やティンタジェル・・シェフィールドの悲劇が生まれ、ますますブリテンの妖精たちが苦しむ事になる。」 アルト「それを防ぐためであるならば・・これは俺の妻:ヴァージェを救い出す事と同じように命をかける意味はあると断言出来る・・・。」 オベロン「・・・・止めても無駄だって事なんだよね?」 アルト「ああそうだ・・。」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/297
298: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2022/11/10(木) 23:34:23.87 ID:bPkr1GD00 ポンッ!(小さくなるオベロン) オベロン「わかった。君のその命を賭ける覚悟に免じて、君に藤丸君とアルトリアの事を改めて預けることにするよ。」 アルト「ああ!必ずブルーナを倒し、アルトリアたちを無事にソールズベリーの鐘の元へ連れて行くことを約束するよ。」 オベロン「ああ。じゃあ僕はこのままトリスタンたちの援護に向かう。君も無事に生きてソールズベリーの解放を成し遂げようじゃないか!」 アルト「ああ、気をつけてな!」 オベロン「―――――――!」頷く スタッ、パタパタァァ〜〜!(そのまま・製毒工場の方へ飛んでいくオベロン) オベロンはアルトに処刑会場の内部構造の地図を見せて会場内の仕掛けを説明すると共に、アルトの人質を助ける覚悟を再確認し、 オベロンはアルトにアルトリアたちの事を任せ、自身は別行動を取っているトリスタンたちの援護に向かうように身体を小さくしつつ、ブランカに乗って製毒工場の方へ飛んでいくのであった。 ――――――――――――――――――――――――――――――――― コロシアム型の処刑会場:最上階の観客席にて・・・ タッタッタッタッ・・・・(観客席の入り口に立つアルト) フード姿のアルト「(さて・・・ここまで来たら、この俺も少々緊張してきたよなぁ・・。)」 フード姿のアルト「(ブルーナだけを倒すだけなら俺やメリュジーヌだけでも十分なのだが、人質になっている者たちや月読調を救出するとなると、作戦の難易度が一気に跳ね上がるからな・・。)」 フード姿のアルト「・・・・・・・・・」ジィィィ〜〜・・(処刑会場の中央を見ていく・・) ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 処刑会場:中央の処刑台 ワーーワーーワーーワーー!!(中央の処刑台に向けて罵声を浴びせていく妖精たち) 観客席にいる妖精たち「殺せ〜殺せ〜〜!!ジャキョウトたちに魅入られた妖精たちの悲鳴と血をさらけだせ〜〜!」ワーーワーーワーー!!(罵声を浴びせていく) 処刑台に縛られている妖精たちと人間たち「〜〜〜〜〜〜〜〜〜」縄に縛られている 処刑台を守る衛兵たち「――――――――」ガシン、ガシンッ!(槍を持って待機している) 遠くから見ているアルト「(人質の数はざっと50名・・・・1つ目の鐘を鳴らした事で『予言の子』を支持するようになった住民たちが多少はいたと確証は取れるモノだな。)」 遠くから見ているアルト「(にしても、ここにいる観客席の妖精たちのみんながブルーナを支持している住民たちだと思うと、正直俺も気が引くよな・・。)」 遠くから見ているアルト「(シェフィールドでもそうだったよな。自分たちの立場が危うくなったと途端にボガードからスプリガンたちに鞍替えする位だからな、ブリテンの妖精というのは・・) 遠くから見ているアルト「(あんたの言う通りだったよブルーナ。ブリテンの妖精たちのほとんどは、ただ単に自分たちの『目的』を遂げる事と、刹那的に自身らが楽しい思いをするのが大好きだって言う事を・・。)」 遠くから見ているアルト「(妖精たちを解放すると言っているけど、正直にこのブリテンの妖精たちをこのまま自由にしたまま解放して良いのか・・・)・・・・・!?」何かを見つける 黒髪のツインテールの女の子(月読調)「ウゥゥ・・・・・」縄で両手を縛られている マイク「ウゥゥゥ・・・・」縄で両手を縛られている 処刑台の中央では50名ほどの人質の妖精と人間たちが、両腕に縄を縛られて張りつけにされていて、観客席にいる妖精たちは彼らを『邪教徒』扱いとして蔑むように罵声を浴びせており、 処刑台の中央には黒髪でツインテールをした女の子・・『戦姫絶唱シンフォギア』に登場するシュルシャガナのシンフォギア装者である『月読調』と、 その隣にはかつて宿屋で少しの間、世話になった亭主の妖精であるマイクが、他の人質の妖精たちと同じく両手を縄で縛られて貼り付けになっており、 月読調にあたっては・・衣服と共に身体全体がボロボロになっており、彼女の両足に粗悪に包帯が巻かれた状態で張りつけにされていたのであった。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/298
299: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2022/11/11(金) 22:21:45.56 ID:ErQ4jQzG0 アルト「!?。(見つけた!あの中央の処刑台にいる黒髪の子が『月読調』だな。しかし一体なにがあったのか、調ちゃんの身体がこうもボロボロになっているのか・・?)」 アルト「(それと調の隣にいるのは・・・、あの時に出会った宿屋の亭主の妖精のマイクじゃないか!?彼もブルーナに捕まったというのか?)」 アルト「(にしてもこれで囚われている妖精と人間たちの数は把握できた。あとはどうやって人質たちを救出するかだな・・。)」 アルト「(最低でも響ちゃんの為にも調ちゃんを、ダ・ヴィンチちゃんの為にもマイクを最優先に救出する必要があるのだが・・・)」ジィィィ・・・(処刑台を観察していく) タッタッタッタッタッタッ・・・・(ガラスボックスの所に近づくブルーナ) ブルーナ「・・・・・・・・・」ガチャッ、バタンッ!(ガラスボックスに入っていく) アルト「!?。(ブルーナか・・・。遂に始まるというのか・・・)」スタッ・・(席に座りながら) ワーーワーーワーーワーー!!(いまだに中央の処刑台に向けて罵声を浴びせていく妖精たち) キィィーーン!(ガラスボックスの中のマイクのハウリングが鳴る) ブルーナ「ここにお集まりになられた全ての善なるソールズベリーの領民たちよ、大変長らくお待たせしました。」 ブルーナ「3年前――異界の降臨者としてこのブリテンに現れた三澤亮太は、大罪妖精であるオーロラとムリアンと結託し、ブリテンに数多くの事件を起こし、ブリテンの平和と秩序をかき乱しました。」 ブルーナ「さらに三澤亮太は先代の妖精騎士であるガウェインとトリスタン、ランスロットを淫欲に溺れさせ、彼女たち3人は自らの意思で三澤亮太の妻へと堕落した。」 ブルーナ「堕落した先代妖精騎士と異界の降臨者である三澤亮太の覇道は、私の師である妖精騎士アグラヴェインとモルガン陛下の手によって一度は滅びを迎えたのだが、」 ブルーナ「あれから3年後・・三澤亮太は『蘇りの予言の子』アルト・オルラントして蘇り、死んだはずの先代の妖精騎士バーゲストとメリュジーヌもまた、このブリテンの地に姿を現した!」 ブルーナ「しかも彼女たちはこのブリテンの地に自身の分身とも言える半妖半人の子を連れ、一度はこのソールズベリーを荒そうとしていたのです。」 ブルーナ「そしてアルト・オルラントはその邪教とも言える教えを説き、先日浄化されたシェフィールドの生き残りと共に『境界なき勇士団』という邪教徒団を設立、その邪教の教えを全ブリテンに広めていった。」 ブルーナ「アルト・オルラントの歪んだ教えはシェフィールドのボガード、ロンディニウムの円卓軍、ノリッジの住民たちを邪教のシンパへと変えていき、」 ブルーナ「さらには真なる『予言の子』でさえも邪悪に堕とし、私の同僚であったダルダンや二代目妖精騎士ガウェインを死に追いやってしまったのだ!」 観客席にいる妖精たち「あぁ・・・ダルダン様、ガウェイン様がやられるなんて・・・」ガヤガヤガヤガヤ・・・・(ざわついている) 観客席にいる妖精たち「クソォォ・・・『予言の子』は間違いだった!『予言の子』はアルト・オルラントのせいで邪悪に染まり、『厄災』へと変わってしまった!」ガヤガヤガヤガヤ・・・・(ざわついている) 観客席にいる妖精たち「邪教徒を許すな!『厄災』を広めるな!邪悪に堕ちた奴らはこの場で死ぬべきなんだ!」ガヤガヤガヤガヤ・・・・(ざわついている) ブルーナ「この会場に響き渡る邪教の教えに堕ちた者達への罵声、その者たちに怒りをぶつけたいという気持ち・・・・この風の氏族長である私にも、ガラス越しでわかる。」 ブルーナ「『予言の子』が邪悪に染まり、自分たちを救う者たちがいなくなってしまったという事実を、貴方たちは受け入れたくないと思いたくないと思っているんだよね?でもこれは事実よ!」 ブルーナ「邪教徒の正体・・・それは皆も知っている通り、このブリテンに破壊と滅びをもたらす存在・・いわゆる『邪教徒の厄災』だと、私の渾身の調べでわかりました。」 ブルーナ「その『邪教徒の厄災』の正体こそ、『予言の子』や先代の妖精騎士たち等を堕落させ、邪教の教えを説いたアルト・オルラントその人であり・・」 ブルーナ「そしてこの者たちはそんな彼の邪教の教えを信奉し、このソールズベリーに『邪教徒の厄災』の呪いを蔓延させようとさせ、私がそれを食い止める為に捕らえたのよ。」 ブルーナ「そして私は、邪悪に堕ちた『予言の子』に代わり、今ここで『邪教徒の厄災』の呪いをうち祓う!処刑の開始を宣言するわ!」ババンッ!(衛兵たちに命じる素振りをする) ガシャンッ、ガシャンッ、ガシャンッ!(処刑台の人質たちに槍を構える衛兵たち) 処刑台に縛られている妖精たちと人間たち「〜〜〜〜〜!?」ビクビクッ!(槍の先を向けられる) マイク「ヒィィッ!?」ビクビクッ!(槍の先を向けられる) 黒髪のツインテールの女の子(月読調)「・・・・・・・・・」槍の先を向けられる http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/299
300: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2022/11/11(金) 23:54:15.89 ID:ErQ4jQzG0 ブルーナ「・・・ですが、『邪教徒の厄災』の呪いを完全に祓うには、『厄災』の根元と言うべき存在をこのブリテンから消し去らなければならない事はわかっている。」 ブルーナ「その『邪教徒の厄災』の根元とはつまり、『境界なき勇士団』のリーダーである『アルト・オルラント』であり、その『厄災』の根元は彼を通して広がっており、」 ブルーナ「『予言の子』アルトリア・キャスター。『異邦の魔術師』藤丸立香。先代の妖精騎士ガウェインこと、バーゲスト。先代の妖精騎士ランスロットこと、メリュジーヌ。」 ブルーナ「『邪教徒の厄災』の元凶であるこの者たち全員が死ねば、『厄災』の呪いは消滅し、この哀れな妖精たちは解放されるであろう。故にアルト・オルラント、そして『予言の子』アルトリア!」 ブルーナ「あなたたちの心にまだ良心が残っているのなら、このブルーナの前に姿を表しなさい!真なる『予言の子』として、この場にいる妖精たちと人間たちを救う為に。」 ブルーナ「そして!あなたたちが私の蒼毒の一撃を持って死ねば、あなたたちの魂に宿る『厄災』全てを浄化されるためにも必要な事なのよーー!!」キィィーーン!(マイクを通して大声で叫ぶ) カァァ〜〜ン!カァァ〜〜ン!カァァ〜〜ン!カァァ〜〜ン!(昼頃の14時の鐘が鳴り響く) ・・・・・・・・・・・・(処刑会場に誰1人も新たに姿を現さない) ブルーナ「・・・・・・・・・・ハァ・・・出でこないのね・・・。それが貴方たちの答えであるならば、今ここで改めて、処刑の開始を宣言・・・・」 ブルーナ「・・・・・・・・・!?」ビクンッ!(ある存在に注目する) アルト「俺が死ねばなんだって・・・?」ガバッ!(座席から立ち上がる) 観客席の妖精たち「!!?」アルトに注目する アルト「フッ・・。」タッ、タタタタタタァァーー―!(そのまま前に走り出す) タタタタタァァ〜〜〜シュタッ、ピョォォォ〜ン!(観客席から飛び出すアルト) ヒヒィィーーン!!パカラッ、パカラッ、パカラッ、パカラッ!!(処刑会場の出入り口から馬車を引いてやって来るレッドラ・ビット) ビュゥゥゥーーーン!!(空から仮面を付けたメリュジーヌが飛んでくる) 観客席の妖精たち「お、おい・・本当に現れたぞ!?『予言の子』と先代の妖精騎士ランスロットに、アルト・オルラントの姿もだ!?」ガヤガヤガヤガヤ・・・・(ざわついている) ブルーナ「―――――――――。(本当に来やがったわね、亮太君・・・。)」グググゥゥ・・(緊張している) パカラッ、パカラッ、パカラッ、キキィィ〜〜!!(馬車を止めるレッドラ・ビット) ヒュゥゥ〜ン、シュタシュタッ!!(処刑会場の地に降り立つアルトとメリュジーヌ) ガバガバッ!シュタシュタッ!(馬車から出てくるアルトリアたち) レッドラ・ビット「その処刑、ちょっと待ったぁぁ〜!『予言の子』一行の運び屋、妖精馬戦士レッドラ・ビット。遅れながらただいま到着しました!」 【(妖精馬戦士って・・・)】 【(いや、今はそれよりも・・・・)】← アルト「ブルーナ。あんたの言った通り、俺と『予言の子』と『異邦の魔術師』、それにメリュジーヌとバーゲストを連れてここへ姿を現したぞ!」 アルトリア「ええ。イレギュラーズのメンバー・・風の氏族の長、蒼毒のブルーナ!あなたの約束通り、逃げずにあなたの元へ来てやったわよ!」 ブルーナ「ふんっ、来たわね・・。私たちイレギュラーズの仲間・・・・土の氏族長『宝石鎧のダルダン』と『雷電磁力の二代目妖精騎士ガウェイン』を殺した大罪人共よ・・。」 ブルーナ「『厄災』に魅入られし『予言の子』アルトリア・キャスター・・・そして『境界なき勇士団』のリーダーにして『異界の降臨者』、三澤亮太!」 ワーーワーーワーーワーー!!(処刑会場にいるアルトたちに非難を浴びせる妖精たち) http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/300
301: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2022/11/12(土) 09:46:32.90 ID:O4EDm7MB0 処刑会場の裏側:トラップ制御室 ワーーワーーワーーワーー!!(外で多くの非難が上げられている) イズ「・・始まりましたね。ブルーナたちがトラップを発動する前にこちらも早く事を終わらせないといけませんね?」 スズカ「ええ。ルージュ、そっちの進捗状況はどう?お父様の為にも処刑会場の仕掛けと罠をこちらの制御下に置かないと・・」 ギィ〜、ギィ〜、ズグググゥゥ〜〜・・・(ダイヤル式の魔術石版を動かしている) ルージュ「スズカお姉ちゃん・・これ、ダイヤル式で動かすのが大変だし、制御下と言ってもどうやってこれのセキュリティ解除をするにも時間がないよぉぉ・・」困り顔 イズ「口を動かすよりも、制御盤のセキュリティの解除に優先してください。あなたの両親と『予言の子』たちの命運はあなた様に掛かっておりますので。」 ルージュ「わ、わかっているよ!えぇぇ〜〜っと・・・・」ギュイギュイギュイ・・・(制御盤の石版を動かしていく) コーラル「しかしこのような制御盤と魔術構成・・・このブリテンのどこを探してもこんなような技術構想は見たことはありません。」 セフィー「ああ。ケルト系サーヴァントが持つルーン魔術でもなく、アジア系のサーヴァントの持つ神仙術でもない独自の構造を持つこの魔術礼装・・」 セフィー「向こうのカルデアで見た多くの魔術を我々は見てきたのだが、このような混沌魔術(ケイオスマジック)の魔術構想は我々も見たことがない。」 セフィー「むしろこの魔術構想がこの世のどこにもあるかも知らないぐらいだ・・。このような魔術構想を作れる者がいるとすれば・・・」 アドニス「・・・・妖精騎士アグラヴェインしかいないって事だよね?セフィーお兄ちゃん・・?」 セフィー「ああ。現状、考えられるとしたら、おそらくは・・・・」 処刑会場の北側にある建物の中にある、処刑会場の仕掛けと罠を動かす為の制御盤がある部屋に侵入できたセフィーたち ルージュは制御盤のセキュリティを解除しようとするも、制御盤の操作を構想するダイヤル式の魔術石版の解読にルージュは苦戦を強いられていた。 その制御盤の構想する魔術が、シータがいる世界のカルデアで見た多くの魔術にも一致しない独自の魔術構想であり、 それらを作ったのは妖精騎士アグラヴェインじゃないかとセフィーたちはそう模索していたのであった。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 処刑会場:中央 ワーーワーーワーーワーー!!(処刑会場にいるアルトたちに非難を浴びせる妖精たち) アルトリア「・・・・・・・・・・」黙り込んでいる アルト「奴らの声に耳を貸すな。あいつらはただ俺たちが流血する姿を見に来ただけの悪妖精一歩手前のブルーナ支持派の連中だ。」 アルト「そんな奴らもまた、ブルーナにここまで娯楽と自由を奪われ、心も身体も限界まで追い詰められた・・言わば被害者でもあるからな。」 アルト「大丈夫だ。ブルーナを倒して俺たちの疑いを晴らし、ソールズベリーを解放すれば、皆は元に戻るかもしれないからね?」 アルトリア「!。アルトさん・・・」 【確かにその通りだね・・。】 【だから今は人質たちを助ける事に集中しないと!】← アルトリア「―――――――はい!」頷く メリュジーヌ、バーゲスト「――――――――。」頷く http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/301
302: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2022/11/12(土) 22:34:20.50 ID:O4EDm7MB0 マイク「・・・ダビンチ?ああ〜ダビンチだ!ダビンチが助けに来てくれた!お〜〜い、ここだよダビンチ〜!早く助けてくれぇぇ〜〜!!」 ダ・ヴィンチちゃん「マイク!?まさか君もブルーナに捕まったというの!?これは少々救出するのが大変そうになるわね・・。」囚われているマイクを見て・・ 立花響「・・・・!?。いた!調ちゃん!!?」囚われている黒髪のツインテールの女の子に目線がいく 黒髪のツインテールの女の子→月読調「・・ウゥゥ・・・・。ヒ・・・ヒビキ・・?そこにいるの・・ヒビキ・・・?」ハァ・・ハァ・・(衰弱している) 立花響「!?。(意識が朦朧している・・・・それに調ちゃんの両足も怪我をしているし、身体の方も衰弱している・・。)待ってて!今、私が助けに・・」タタタタァァ〜!(前に出ようとする) ブルーナ「!。そこを動くんじゃないわ!貴方たちが動けば、ここにいる者たちの命は無いわよ!」シュッ!(腕を軽く振る) ガシャンッ、ガシャンッ、ガシャンッ!(槍を人質の身体に近づける) マイク「ヒ、ヒィィ〜〜!?」ビクビクッ!(槍の鉾先を見て怯える) 月読調「ウゥゥ・・・」衛兵たちの槍が身体に近づいてくる 立花響「!?」ズズゥゥ!(立ち止まる) ダ・ヴィンチちゃん「迂闊に動かないで響ちゃん!すぐにでも調ちゃんを助けたい気持ちは私にもわかるよ!あの子の様子、かなり衰弱している様子だったわ。」 アルト「ああ。だが今は迂闊に動かない方がいい。今のブルーナを刺激するような事をすれば、彼女の命を保証は出来ないぞ!」 立花響「クゥゥ・・・。」スタスタスタッ・・・(後ろに下がる) ブルーナ「――フッ。(思った通りね。二代目ガウェインが捕まえたというピンクの『絶唱の予言の子』は彼らにとって大切な存在だったというのね?)」 ブルーナ「(マイクって言う妖精もそう・・・亮太君たち家族や『予言の子』たちが寝泊まりしてたという宿屋を中心に捕縛していたが、まさかその店主もまた、彼らとの関係者だったとはねぇ・・。)」 ブルーナ「(これでさらに人質を守る為に、迂闊に動くことができなくなったわね、亮太君。これもまた、あなたが3年前に私の事を裏切ったのが悪いのよ!)」クスクスクス・・(笑みを浮かべる) アルトリア「・・・・・・・・」怒った表情を見せる ブルーナ「さて・・・『予言の子』アルトリア、『異邦の魔術師』藤丸立香、そして全ての元凶である三澤亮太。貴方たちはここでおとなしく私に首を差し出しなさい!」 ブルーナ「貴方たちがおとなしくここで死んでくれたら、ここにいる人質は助かるし、それ以上の危害も加えないわ。」 月読調「ウゥゥゥ・・・ヒビキ・・・・」ハァ・・ハァ・・・(息が荒々しい) マイク「ダビンチ・・・」ウルウルウル・・・(泣きそうになる) 囚われの妖精たち「そ、そうだよ『予言の子』!あんたたちが死んだらオレたちは助かるんだ!ブルーナ様の言う通りだ!」 囚われの妖精たち「オレたちはただ『予言の子』の話をしただけで、決して『予言の子』の事を信仰してないし、信仰していないのに捕まったんだ!」 囚われの妖精たち「『予言の子』の話をしたから捕まった!『予言の子』のシンパと間違えられて捕まったんだ!」 囚われの妖精たち「お願いだよ『予言の子』・・・ブルーナに囚われた我々の為に死んでくれよ〜!」 ガヤガヤガヤガヤガヤガヤ!!(アルトリアにお願いするように言っている妖精たち) アルト「クゥゥ・・・・・」ググゥゥ・・・(拳を握りしめる) ブルーナ「・・・・・フフゥ〜ン。」二カッ!(余裕な表情を見せる) http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/302
303: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2022/11/12(土) 23:48:36.32 ID:O4EDm7MB0 カチャッ!(顔に付けた仮面を取るメリュジーヌ) メリュジーヌ「私たちがこんな所で死んでも、君はその約束を守るつもりなど無いというのにか?君の事は『異邦の魔術師』である藤丸立香から聞いている。」呆れた表情 メリュジーヌ「君は以前・・ここにいる『予言の子』アルトリアにノリッジの『厄災』を祓ったら、ソールズベリーの鐘を鳴らしてあげると約束したというのに、君はその約束とは違う形で返しているじゃないか。」 メリュジーヌ「そんな簡単な約束も守れないというのに、私たちが死んだら人質を助けてあげるだって・・・?アルトや私たちの事を舐めているの?」 メリュジーヌ「邪教の話の事もそう・・・。私はアルトがそんな『厄災』とも言える邪教を説いているという話なんか聞いたこともないし、『予言の子』がアルトによって邪悪に堕ちたと言う事も聞いたこともないわ。」 メリュジーヌ「・・君は3年間も氏族長としての権力に酔いしれていたのか、或いは君の愛読書にしている聖書の本の読み過ぎたせいなのか・・」 メリュジーヌ「君は、前の風の氏族長だった『オーロラ』の思考と妖精としての『目的』が移ったんじゃないのかな?」ニコッ(にやついている) ブルーナ「な・・な、なんですって〜〜!?」キリキリキリィィ〜〜!(イラついている) アルトリア「ちょ・・ちょっとメリュジーヌさん!?さっきアルトさんがブルーナを刺激するような事をしたら、人質になっているマイクさんたちの命の保証がないって・・」アタフタ・・・(慌てている) アルト「まぁそうとも言えるが、これについてはメリュジーヌの言っている事が正しいかもしれないな?」ニッ!(笑みを見せる) メリュジーヌ「ええ!」ニコッ!(笑みを見せる) アルトリア「えぇぇぇ〜〜〜〜!?」タラタラタラァァ〜〜(冷や汗をかきつつ動揺している) 【(は、話の意味がわからない・・・・)】 【(2人とも、一体なにを考えているのか・・)】← ブルーナ「ヌヌヌゥゥ・・・私の事を馬鹿にするのは3年前からも変わっていないのね!行きなさい、あいつらを捕らえてやりなさい!!」シュッ!(号令を出す) ブルーナの衛兵たち「ハッ!」ガシャンッ、ダダッ!(捕獲用の武器を構える) ダッダッダッダッダッダァァァ〜〜!!(捕獲用の武器を持って襲いかかる一部の衛兵たち) メリュジーヌ「来るのね・・・手出しは無用だ、藤丸立香。ここは私とアルトとバーゲストで十分だ。」 アルト「ああ!バーゲスト、こいつらはなるべく殺さずに無力化させるんだ!」 バーゲスト「ふん。言われずとも、こやつらなど私のこの鎖だけで充分だ!」ジャラジャラァァ・・・(手持ちの鎖を構える) 【し、しかし・・・】 ダ・ヴィンチちゃん「マスター、君が無理に戦う必要は無い。ここはアルトたちに任せておいた方が良さそうだ。」 ダ・ヴィンチちゃん「それより心配なのは響ちゃんの友だちの方だ。彼女の応急手当をすぐに準備をした方が良さそうみたいだからね?」 アルトリア「はい。スズカさんから応急手当用の救急箱を貰ってます。彼女たちの救出はアルトさんたちに任せましょう!」 立花響「アルトさん・・・メリュジーヌさん・・・」心配そうにアルトたち3人を見ている ダッダッダッダッダッダァァァ〜〜!!(アルトたちに近づいてくる衛兵たち) http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/303
304: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2022/11/13(日) 21:40:46.41 ID:XGtaXJQa0 ブルーナの衛兵たち「ワァァァァァ〜〜〜〜!!」ダッダッダッダァァ〜〜!(捕獲用の武器の武器を持って襲ってくる) アルト、バーゲスト、メリュジーヌ「―――――――!」タタタタァァーー!(それぞれに動き出す) アルト「フッ、フンッ!ハァァッ!」タンッ、タンッ、タンッ!キィィン、キィィン、キィィン!(軽く衛兵たちに触れていく) ブルーナの衛兵たち「ノガァァッ!?ヌゥゥッ!?」バタバタバタンッ!(触れられた途端に倒れてしまう) 怯えるブルーナの衛兵「アァ・・アァァァァ・・・」ビクビクビク・・(怯えて動けない) アルト「ヒール(身体麻痺)!」キィィン!(すれ違うように触れる) 怯えるブルーナの衛兵「ムワァァァ!?」ビリビリィ〜、バタンッ!(身体が痺れて倒れ込む) バーゲスト「ハァァァ〜〜!」ジャラジャラァァ〜〜・・(鎖を展開していく) ブルーナの衛兵たち「!?」展開していく鎖を見て・・ バーゲスト「チェイン・ハウディング!!」ジャラジャラァァ〜〜、バシィィン!!(衛兵の足に向けて鎖攻撃) ブルーナの衛兵たち「ぐわぁぁぁ〜〜!!」バシバシバシッ、ボキボキボキッ!!(両足を折られるように倒れる) メリュジーヌ「ハッ、テイッ、ハァァァッ!!」ビュンビュンッ、バシバシッ!(素早く動く) ブルーナの衛兵たち「ぐわぁぁっ!?アァァァァ〜〜〜!!」バキッ、ボキッ、ベキッ!(両腕と両足を折られて倒れる) バーゲスト「骨折程度の怪我で済ませた・・・お前たちの命を取る必要など、はなから私たちには無いからな。」 メリュジーヌ「骨折を治して欲しいならスズカに治してもらえ。最も・・このまま降参して、我らの傘下に加わるに限るがな・・?」 アルト「ああそうだな・・。」 タッタッタッタッタァァ〜〜・・・・(処刑台に向けて歩いて行くアルトたち) アルトたちを捕獲するために、多くの捕獲用の武器を持ったブルーナの衛兵たちはアルトたちに襲いかかるも、 アルトたちは衛兵たちを1人も殺すことなく衛兵たちの両腕・両足の骨を折ったり、身体を麻痺させて動けなくしたりなど、衛兵たちの命を取らずに返り討ちにしていくのであった。 【(す、凄い・・・)】 【(敵を殺さずに倒しているなんて・・・)】 ダ・ヴィンチちゃん「敵の身体を麻痺させたり、骨を折るだけで衛兵たちを無力化させるなんて・・・これは相当のテクニックがないと出来ない戦い方みたいだね。」 ダ・ヴィンチちゃん「スズカちゃんやアルトの回復能力があるからこその戦い方とも言える。この戦いの仕方なら、誰も殺さずに敵の勢力を崩すことが出来るかもしれない!」 【そうだね。】 【(それと誰も殺していない以上、俺たちが敵を殺すような事はしていないと証明出来るかもしれない・・。)】← キィィーーン!(ガラスボックスの中のマイクのハウリングが鳴る) ブルーナ「おのれぇぇ〜〜、それが何よ!衛兵たちを殺さずに倒せれば、殺人の罪を重ねずに済むって根端って話じゃないわよ!」 ブルーナ「そんなことをしたところで、数日前に土の氏族長のダルダンと二代目妖精騎士ガウェインをその手で殺めた罪は消えはしないというのに!」 アルトリア「!」タッタッタッタッ・・・・(少し前に出る) http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/304
305: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2022/11/13(日) 23:32:36.04 ID:XGtaXJQa0 アルトリア「――確かに土の氏族長であったダルダンと二代目妖精騎士ガウェインは、この『予言の子』である私と仲間たちとの戦いでその命を失い、このブリテンの土へと還りました。」 アルトリア「妖精たちを救う『予言の子』の一行である私たちが、彼ら2人を殺めた事で、多くの妖精たちは私たちに対する不信感を抱いているに違いありません。」 アルトリア「しかし私たちはただ、彼ら2人を殺したいという理由で殺したわけじゃありません。彼ら2人もまた、このブリテンに存在する妖精たちを殺すかのような事をしていました。」 アルトリア「ダルダンはノリッジの住民たちや自身の部下らを自身の都合で踏みつぶし、ノリッジの『厄災』の時も住民たちを見捨てて自分だけは安全地帯に逃げこんだり、」 アルトリア「二代目妖精騎士ガウェイン・・・もといビスケスはモルガン陛下の命で、純粋且つ罪なきウェールズの妖精たちを彼らが住む森と共に焼き払った・・。」 アルトリア「私は・・このアルトリア・キャスターは、このブリテンを救う為に立ち上がった『予言の子』であり、ブルーナが言う邪教徒でもなければ、『厄災』でもありません。」 アルトリア「アルトたちもそうです。私と彼らは“邪教徒の『厄災』”ではありません。このブリテンをモルガンの支配から解放する為だけに『境界なき勇士団』を作り、」 アルトリア「今でもここに囚われているソールズベリーの妖精たちや並行世界から迷い込んでしまったそこの衰弱している人間の女の子を救う為にここへ来たからね!」 アルトリア「これはこの妖精國ブリテンを救う『予言の子』である私とモルガンの支配から解放させるアルトたち『境界なき勇士団』の・・いわば『正義』でもあります!」 ブルーナ「せ、正義ですって・・!?」ガタガタガタ・・(動揺して身体が身震いする) タッタッタッタッタァァ〜〜・・・・(処刑台に向けて歩いて行くアルトたち) ブルーナ「!?。そ、それ以上動くじゃないわよ三澤亮太、それに裏切りの先代の妖精騎士たちめ!アンタたちが動けば、こいつらはどうなるノかわかっているの!?」 アルト「・・・・・・・・・」黙り込んでいる ブルーナ「クゥゥゥ〜〜・・・や、殺(や)りなさい!!アイツら共々、そいつらシンパ共も殺しなさい!!」キィィーーン!(ガラスボックスの中のマイクのハウリングが鳴る) 処刑台にいる槍兵たち「!。ツゥゥゥ〜〜〜!!」ガシッ!(槍を構えていき・・) アルト「!。ザ・ワールド!!」ギュゥゥゥン!! シュッ・・ピタッ!(槍の先端が妖精を指す前に止まる) 処刑台にいる槍兵たち「」ピタッ!(時が止まる) 囚われの妖精たちと人間たち「」ピタッ!(時が止まる) アルト「ヒール(身体強化)!」キィィン、ビュゥゥーン!(足を強化させ、前に素早く動く) スタッ、バキバキッ、バシンッ!(マイクと月読調の前の槍を破壊し、槍兵を殴り飛ばすアルト) アルト「(ツゥゥ・・マイクと調ちゃんは助けられるが、あとは多くて間に合わない・・・時が動き出す・・・)」ギュゥゥゥゥ!! ギュゥゥ〜〜ン!!(セフィーが超スピードの中を駆け抜ける) セフィー「音速加速・千塵斬り!!」ジャキジャキジャキンッ!!(長刀を素早く振るう) ギュゥゥ〜〜ン、スタッ!(右端の所で動きを止めるセフィー) ジャキンッ、バラバラァァ〜〜・・・(槍兵の槍が粉みじんに斬られる) 処刑台にいる槍兵たち「!?。ヒィィィ〜〜!?」ガタガタンッ!(恐怖のあまり尻もちをつく) セフィー「―――フンッ。」ギィィィ〜シャキンッ!(長刀を鞘に納刀する) アルト「!?。セフィー・・来てくれたのか!」セフィーの姿を見て・・ http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/305
306: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2022/11/14(月) 22:52:00.83 ID:BqCI0DgD0 ビュゥゥーン、ジャキジャキンッ!(別の所の槍兵の槍を破壊するメリュジーヌ) メリュジーヌ「フッ、私もいるぞアルト?」ドヤァ・・(ドヤ顔) 処刑台にいる槍兵たち「う、うわぁぁぁ〜〜〜!?」ガタガタァァァ〜〜!(その場から逃げ出す) アルト「メリュジーヌ!さすが2人とも、同じタイミングで妖精たちを突こうとする槍を一瞬にして破壊するとは・・・」 セフィー「ああ。ブルーナの『殺せ!』という声を聞き、超加速でこっちに来た。どうにか最悪な展開は免れたようだな?」 ブルーナ「!?。(三澤亮太の息子!?いつの間に私の後ろ回りに・・・一体どうして!?)」驚愕している ブルーナ「(メリュジーヌのスピードが速いのはわかる・・しかし彼女と亮太君の力を持ってしても、人質の3分の1は処刑できると思ってたのに、どうして・・・)」 ブルーナ「(それにこの処刑場に来たのはアルトリアたちとアルトとメリュジーヌたちであって、残りの奴らはどこにいったというの!?)」 ブルーナ「チィィ!」ガチャッ・・・(外に出ようとする) メリュジーヌ「!。ハァァッ!」バコォォン!(ガラスボックスに攻撃する) ブルーナ「キャァァァ!?」バコォォン!ガシャァァ〜ン!(ガラスボックスが横倒しになる) バカッ、ズズズゥゥ・・・(横倒しになったガラスボックスから這い出る) ブルーナ「イッタタァァ・・・・」ズルズルズル・・・(ガラスボックスから出ながら・・・) メリュジーヌ「―――――――――!」シャキィィン!(アロンダイトをブルーナの顔面に突き出す) ブルーナ「ヒッ!?」ビクビクッ!(アロンダイトを顔面に向けられて) アルトはザ・ワールドで時間を止めつつ、前方面の人質たちを含め、マイクと月読調に突きつけられた槍を破壊し、 右方面にはメリュジーヌ、左方面にはセフィーが超スピードで左右の人質たちに突きつけられた槍を破壊し、槍を破壊された槍兵はその場から逃げ出し、 ブルーナもまた、ガラスボックスから出ようとする所をメリュジーヌにガラスボックスごと横倒しにされ、這いずって出ようとしたところを、 ブルーナはメリュジーヌにアロンダイトを突きつけられ、今度はブルーナが迂闊に動けない状態へと形勢が逆転するのであった。 ブチッ、ブチッ!(マイクと月読調の縄を剣で切っていくアルト) 月読調「ウゥゥゥ・・・・」ヨロォォ・・・(その場に倒れ込む) アルト「おっと!」ドサッ!(月読調の身体を受け止める) マイク「あぁ・・・シラベちゃん!」駆け寄る 月読調「マイクさん・・・・。・・・それにあなたは一体・・・」弱々しくアルトのことを見る アルト「もう大丈夫だ調・・俺はアルト・オルラント。立花響に頼まれて、君を助けにここへ来た人間だ。」 月読調「響さんが・・・・私の事を助けに・・・・?」 アルト「ああ。」頷く http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/306
307: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2022/11/14(月) 23:44:35.89 ID:BqCI0DgD0 ブルーナの衛兵たち「ヌアァァァァ〜〜〜!!」ダダダダァァァ〜〜〜!(別の武器を持ってアルトたちに襲いかかる) アルト「!!」ピュゥゥン!(月読調を抱えてその場を離れる) セフィー「!!」ガシッ、ピュゥゥン!(マイクを掴んでその場を離れる) マイク「オオオワァァァ〜〜!?」ピュゥゥ〜ン!(セフィーに掴まれ、そのまま連れてかれる) ブルーナ「クゥゥゥ〜〜!!」キィィン、ブシュゥゥ〜〜!!(両手から蒼毒の毒ガスを吹き出す) メリュジーヌ「!?」ビュゥゥーン!(その場から後ろに離れる) ブルーナ「ツゥゥゥ・・・・」ノシィィ・・・パンパンッ!(立ち上がり、ドレスに付いた砂埃を祓う) ピュゥゥ〜ン・・スタッ!(アルトリアたちの元へ着地するアルトたち) 【大丈夫かマイクさん!】← 【調ちゃん、大丈夫か!?】 マイク「お、おいらは大丈夫だよ・・。それよりもシラベちゃんを見てあげて!シラベちゃん、とても弱っているんだよ!」アタフタ・・(焦っている) 立花響「調ちゃん大丈夫!?何処か痛いところはあるの?」心配そうに駆け寄る 月読調「響・・・」ハァ・・ハァ・・(弱々しく息を吐いている) ダ・ヴィンチちゃん「これは酷い怪我じゃないか!この傷跡から・・彼女はどっかの敵地で戦ってて、敗北して敵に捕らわれ、怪我人には劣悪な環境で手当されたみたいだね?」 アルトリア「ええ。この様子だと、とても酷く汚い檻の中で手当てされたのでしょうね。特に調ちゃんのその両足が・・・」月読調の両足を見て・・ アルト「ああ。・・・調ちゃん、少し足の様子を見せてもらうよ・・・。」ガシッ、ビリリィィ〜〜!!(調の両足の包帯を引きちぎる) 月読調「クゥゥゥッ!?」ズキズキッ!(痛がる様子を見せる) アルト「!?。こ、これは・・・・・」月読調の両足を見て・・ グジュグジュゥゥゥ・・・・(酷く肉がタダレている月読調の両足) 月読調とマイクを無事に救い出したアルトが粗悪に汚い包帯で巻かれた月読調の両足を見てみたところ、包帯で巻かれた中身はとても酷く両足の肉が溶けており、 今にも足の筋肉や骨が見えそうな形で月読調の両足は酷い大怪我をしていたのであった。 ダ・ヴィンチちゃん「!!?。酷い皮膚のタダレようだ・・一体誰がこんな事を・・・・」月読調の両足の怪我を見て・・ マイク「ガウェインだよ・・・シラベちゃんの足をこんな目にさせたのは二代目妖精騎士ガウェイン様の仕業なんだ!ダビンチ。」 アルトリア「ガウェインが!?――確かにこのような大怪我・・・トリスタン郷も二代目ガウェイン・・・妖精ビスケスの口からの溶解液で両腕と胸元がタダレてしまってて・・」 アルトリア「まさか調ちゃん・・・何処かでイレギュラーズのビスケスと戦っていたというのですか!?」 月読調「ええ・・・・私の足を・・・・あの妖精の口から・・・・ゲホゲホゲホッ・・・・」咳き込んでいる 立花響「!?。調ちゃん、しっかりして調ちゃん!」焦っている アルト「・・・・ヒール(情報提示)!」キィィン!(月読調の両足に触れる) アルト「・・・・・!」ドクンッ!(何かを察知する) ――――――――――――――――――――――――――――――――― http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/307
308: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2022/11/15(火) 21:47:09.16 ID:zf1ogLNq0 3週間前・・・・西の人間牧場:人間居住地にて・・(ヒール(情報提示)で見たビジョン) ガシンッ、ガシンッ!ズズゥゥ〜〜!(二代目妖精騎士ガウェインとつば競り合っている月読調) 月読調「くぅぅ・・・・」ズズゥゥ〜!(後ろに下がっていく) 二代目妖精騎士ガウェイン「ティリャァァァ〜〜!!」バリバリバリィィ〜〜!!(雷撃を放つ) 月読調「―――フッ!!」ギィィンッ!(雷撃をかわしていく) シュパパパパァァーー!!『α式・百輪廻』(回転鋸を放っていく月読調) 二代目妖精騎士ガウェイン「ツゥゥゥ!!」ガキガキガキィィィン!!(放たれた回転鋸を剣で弾いていく) 月読調「ハァァァァ〜〜!!」ギュィィィ〜〜ン!バシンッ!(β式 獄糸乱舞) 二代目妖精騎士ガウェイン「ヌグゥゥ!?このクソガキぃぃ〜〜!!」ギギギィィ〜〜!(β式 獄糸乱舞によるヨーヨーの糸で上半身が縛られる) 月読調「―――よし、このままこの妖精を縛りつつ、ここにいる人間たちを逃がさないと・・・」 二代目妖精騎士ガウェイン「このぉぉぉ〜〜!!」キィィン、バリバリィィ〜〜!!(両腕が光り、上に向けて電流を放つ) ゴロゴロゴロォォォ〜〜、ビカァァァ〜〜ン!!バリバリィィ〜〜!!(雷雲が出現し、そこから落雷が振ってくる) 逃げていた人間たち「ワァァァァ〜〜ギャァァァァ〜〜〜!!」バリバリバリィィィ〜〜!!(落雷を受け、感電する) 月読調「!?。アァァッ!?」落雷を受ける人間たちを見て・・ 二代目妖精騎士ガウェイン「――!!。カァァ〜〜〜!!」ブシャァァァ〜〜!!(口から水鉄砲を放つ) バシャァァ〜〜!!バリバリィィ!!(水鉄砲が月読調の両足にかかる) 月読調「!?。アァァァァ〜〜〜〜〜!!?」バシャァァ〜〜!!バリバリィィ!!(水鉄砲が月読調の両足にかかる) ガシュゥゥ〜〜!ドサッ!ビリビリィィ〜・・・・(月読調の両足がドロドロにタダレ、その場に倒れてしまう月読調) 二代目妖精騎士ガウェイン「フンッ。少々手こずったが、意外と呆気なく終わったなぁ・・?」ビリビリィィ〜、バギュギュゥン!(雷撃で糸をすべて断ち切る) 月読調「くぅ・・ぅぅぅぅ・・・」ドロォォ〜・・ズルズルズル・・(タダレた両足を引きずりながら・・・) 二代目妖精騎士ガウェイン「ったく、どこの人間だか知らんが・・・俺に刃向かう奴はこうしてやる!!」バリバリィィ〜〜!!(雷撃を帯電していき・・) ブシャァァァ〜〜!!バリバリィィィ〜〜!!(月読調の両足に向けて更に水鉄砲と雷撃を喰らわす二代目妖精騎士ガウェイン) 月読調「アァァァ!?アァァァァァァ〜〜〜〜〜〜!!?」ガシュゥゥ〜〜!!ビリビリィィ〜〜!!(両足を攻撃される) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― アルト「!?。ハァ・・ハァ・・ハァ・・・・そうゆう事だったんだな、調ちゃん。俺のヒール(情報提示)で君の両足の発端を見せてもらった。」 アルト「君はあの場所で囚われていた人間たちを救う為に二代目妖精騎士ガウェインと戦い、人間たちがガウェインに殺されていくところに不意を突かれ、君の両足を必要以上に攻撃された・・。」 アルト「そして君はそのままブルーナのところに囚われの身となり、ろくな治療もされないまま、今日まで過ごしていたって事なんだね?」 月読調「・・・・・ええ・・。」コクッ・・(弱々しく頷く) 【(こんな事があり得るのか・・・?)】 【あまりにも酷すぎる・・・】← アルトリア「・・・・・・・・・・」驚愕しすぎて何も言えない・・ アルト「・・・・・・・!!」スタッ・・(立ち上がる) http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/308
309: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2022/11/15(火) 23:34:33.49 ID:zf1ogLNq0 アルト「ブルーナ・・・お前はこれらをやるためだけにイレギュラーズのメンバーとなり、オーロラに成り代わるように風の氏族長になったというのか?」 アルト「3年前・・・・お前はコーンウォールの名なしの森から俺を救い出し、この風と自由の街だったソールズベリーに俺を自由に住まわせてくれるように手配してくれた。」 アルト「あの時のお前の慈悲と優しさは一体どこに行ったんだ・・・?いやむしろその慈悲と優しさ自体、俺を良いように利用する為の嘘だったと見受けられるよな?」 ブルーナ「!?」ビクッ!(図星を突かれる) ガヤガヤガヤガヤガヤ・・・・・(アルトの言葉に動揺しだす観客たち) 観客席の妖精たち「名なしの森から救い出した・・?ブルーナ様は3年前から『厄災』である三澤亮太をあのコーンウォールの呪いから連れ出したというのか?」ガヤガヤガヤガヤ・・・(ざわついている) 観客席の妖精たち「それもソールズベリーに自由権を発行して住まわせたというのか?ブルーナ様は『厄災』である三澤亮太と、3年前からの付き合いがあったというのか?」ガヤガヤガヤガヤ・・・(ざわついている) ブルーナ「〜〜〜〜!?(や、ヤバい・・・!?)」タラタラァァ〜〜・・(冷や汗を垂らす) ブルーナ「いい、いったい何の話をしているのかしら・・?私はアンタのような人間の皮を被った『厄災』の事なんか一度も付き合ったこともないんだからね!?」 ブルーナ「大体アンタはね・・・あなたの行いのせいでブリテンの多くの妖精たちが多く死んでいる事を、私はシラミ潰しで調べ上げているからね!」 アルト「俺のせい・・・?お前は一体何の話をしているんだ?」 ブルーナ「ヌゥゥ・・・あなたが偽の『予言の子』として蘇ったせいで、シェフィールドの妖精たちも・・人間牧場の人間たちの多くが死んだというのよ!」 アルト「それは違うよブルーナ。シェフィールドはな・・お前たち『異端の妖精達(イレギュラーズ)』と女王軍のせいで滅んでしまったというのだ。」 アルト「ブルーナ・・・君が作った蒼毒兵器が二代目妖精騎士トリスタンに使われ、シェフィールドの多くの妖精と人間たちがその蒼毒の毒で死に、その毒が今でも各地で汚染が広がっている事を、お前は知っているのか?」 アルト「昨日のウェールズの時もそうだった。あの森は女王軍の兵士達と共に二代目妖精騎士ガウェインが、無辜とも言える妖精たちを森ごと燃やしていき・・人間牧場でも多くの人間たちが奴によって多く死んでしまった・・。」 アルト「わかるか・・・?ブルーナを含めたイレギュラーズは妖精たちを守らずに殺している。俺たちみたいな『境界なき勇士団』や『予言の子』たちとは真逆なことをしているんだよ?」 アルト「つまり言うと・・お前たち『イレギュラーズ』が妖精たちを痛めつけた分、俺たちを含む『予言の子』はその分の超える数の妖精たちと人間たちを多く救っていると言う事なんだよ。」 ブルーナ、アルトリア「!?」驚愕する 【アルト・・・・・】 アルト「俺たちはただこのブリテンを救おうとする真なる『予言の子』の手伝いをし、女王モルガンから妖精たちの自由を取り戻そうとしているのに、この有様はなんだというのか?」 アルト「ここにいるソールズベリーの妖精たちは、ブルーナに『毒と縛り』でモルガンの圧政と上乗せで苦しんでいるというのに、なんも意味もなくブルーナの事を支持していると言うのだ・・?」 アルト「君たちソールズベリーの住民たちはいつからこの他人の罪をなすり付けるような妖精の事を支持し、『風と自由』よりも『毒と縛り』を支持する妖精と成り果ててしまったというのか?」 アルト「脅されているのか?ブルーナに自身の事を支持しないと、彼女の蒼毒で毒殺されると脅しに屈服しているというのか?そうだよねぇ〜!」強めに言っている バーゲスト「アルト・・・お主は敢えてここにいる妖精たちに訴えかける事で、ソールズベリーの妖精たちに『風と自由』を思い出させようとしているのか?」 【アルトさん、あなたという人は・・・】 ガヤガヤガヤガヤガヤガヤ・・・・・(アルトの言葉に動揺している観客たち) アルトはアルト自身とブルーナとの関係を明かすと共に、イレギュラーズはブリテンの妖精たちを傷つけ・・アルトたちはそれ以上に妖精たちを救っていると観客たちに演説していき、 バーゲスト曰く、観客席にいる妖精たちにソールズベリーにあったという・・“『風と自由』を思い出せ!”というアルトからのメッセージに、 観客席にいる観客こと・・ソールズベリーの住民たちは、アルトのその言葉に動揺し、彼らの心が揺さぶられていくのであった・・。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/309
310: 以下、VIPにかわりましてVIP警察がお送りします [sage] 2022/11/17(木) 02:43:32.84 ID:VnLHUDWi0 VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/310
311: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2022/11/17(木) 23:44:46.92 ID:M2NwoX6d0 観客席にいる妖精たち「(そんなこと言われたって・・俺たちはブルーナに訴えかける事すらも出来ないんだよ・・・。)」ガヤガヤガヤガヤ・・・(動揺している) 観客席にいる妖精たち「(俺たちはただ・・ブルーナ様の自分勝手な事に振り回されているだけなんだ。アルト・オルラントに言われたくはないのだよ!)」ガヤガヤガヤガヤ・・(動揺している) 観客席にいる妖精たち「(言いたいよ!言いたいよ!僕らがブルーナ様のせいで苦しんでいる事を言いたいよ・・。でもそれを言ったら殺される・・ブルーナの毒液で殺される・・。)」ガヤガヤガヤガヤ・・(動揺している) 観客席にいる妖精たち「(ブルーナ様に勝てるのか?『予言の子』はブルーナ様に勝てるのか?勝てなかったらお終いだ・・ブルーナに負けたらお終いだぁぁ・・)」ガヤガヤガヤガヤ・・(動揺している) アルトリア「!。(妖精たちのみんなが動揺している・・・・。やっぱり妖精たちは、ブルーナに脅されて、私たちに罵声を・・・・)」 アルト「・・・・・・・・!。」コクッ。(アルトリアに向けて頷く) アルトリア「!。アルトさんの言う通りです!私たちは女王陛下(モルガン)やブルーナのようなブリテンの妖精たちと人間たちを救う為に、『予言の子』である私が今ここにいるのです!」 アルトリア「3年前のソールズベリーは、妖精たちも人間たちも自由で生き生きとしてて、それによって共に手を取り合って共に暮らしていたはずですよ!」 アルトリア「貴方たちはこのままブルーナとモルガンの支配に屈服したまま『毒と縛り』のソールズベリーで生きていきたいのですか?ずっと息グルしい思いをしながら、ブリテンの地に還るつもりなのですか!」 アルトリア「私はこのような街を変えたい。ソールズベリーを元の『風と自由』の街へと戻していきたい!例えそれで私が『邪教徒』と言われようとも!」 観客席にいる妖精たち「―――――――!!」ガヤガヤガヤガヤ・・・・(さらに動揺していく) 【(観客の妖精たちが動揺している・・)】 【(もしかしてこれなら・・・)】 ダ・ヴィンチちゃん(小声)「(ああ!ソールズベリーの妖精たちに『風と自由』を思い出させ、尚且つ『予言の子』がブリテンを救う存在であると証明していくなんてね。)」 ダ・ヴィンチちゃん(小声)「(アルトめぇ・・少々危ない橋を渡りつつも、こうしてマイクや調ちゃんを救い出すなんて、君はなんてキレのある男だって言いたいわね?)」 メリュジーヌ(小声)「(ええ、でもまだ油断は禁物だ。まだブルーナのところには解放しきれていない人質がいるからね・・。)」ジロッ・・(前の処刑台の様子を見て・・・) ガヤガヤガヤガヤガヤガヤガヤガヤ・・・・・(アルトたちとアルトリアたちの言葉に動揺している処刑会場の妖精たち) ブルーナ「!?。(ま、マズい・・・・・このままじゃ亮太君たちと『予言の子』たちが『厄災』であるという事が嘘だとバレてしまう・・私が『予言の子』が『厄災』である嘘を付いたことがバレてしまう・・。)」 ブルーナ「(この嘘がバレたらここにいる妖精たちはみんな、亮太たちを支持することになって、私はソールズベリーでの居場所がなくなってしまう・・・)」 ブルーナ「(・・落ち着け私・・・。なんとしてでも亮太たちと『予言の子』たちをここで倒して、私がいかに私がこのソールズベリーの絶対的領主だと示さなければ・・・)」タラタラタラ・・・(冷や汗をかいている) ガシッ、キィィーーン!(ガラスボックスから飛び出てるマイクを取り出し、それを使うブルーナ) ブルーナ「デマに惑わされちゃ駄目よ!そいつらはブリテンを救うと見せかけて、あなたたちに邪教徒の『厄災』の呪いを付与させようとしているのよ!」 アルトリア「まだそんなことを言うのですか!私やアルトたちは、あなたが言うような邪教徒でも『厄災』でもありません!ここにいる兵士たちやマイクたちがそうです。」 アルトリア「アルトたちはただ貴方の命令で動いている兵士たちの身体の骨を折っているだけで命まで奪うつもりはありません。むしろ彼らもまた、私たちが救うべき存在なのですから!」 アルトリア「あなたは風の氏族長としてソールズベリーの妖精たちに何をしてきたのか分からないのですか?あなた自身はソールズベリーに何の功績を残したというのですか?」 アルトリア「貴方は貴方1人が裕福に生活するためだけに街の人たちから色んな物を奪ってきたり、自身の身体から分泌する蒼毒を街やブリテン中に垂れ流しで振りまいたりする事こそ、このブリテンを脅かす『厄災』だと私はそう確信しています!」 アルトリア「『厄災』と疑われる貴方が、私たちを『厄災』呼ばわりする事自体が、あなたが妖精たちをあなた自身のデマで惑わしているに他ならないわよ!」 ブルーナ「ヌッ!?ヌググググゥゥ・・・・・・」図星をつかれる タッタッタッタッタッタッ・・・・・(処刑台のところへ近づいていくアルト、メリュジーヌ、バーゲスト、アルトリア) http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/311
312: 以下、VIPにかわりましてVIP警察がお送りします [sage] 2022/11/18(金) 02:43:59.66 ID:Iz2J/iDf0 VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/312
313: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2022/11/18(金) 23:46:16.52 ID:H6/vONHi0 ブルーナ「う、動くんじゃないわよ!まだ処刑台に囚われている住民たちを殺す事になっても良いって事なの!?」タラタラタラ・・(焦っている) メリュジーヌ「・・・・おや?さっきまでの威勢はどうしたのかしら?まあ、君の威勢がどうであれ・・私とアルトはそこにいるブルーナ以外の者たちを救うつもりだからね。」 メリュジーヌ「君が兵たちに殺せと命じても、私とアルトとセフィーはそれ以上の速さでソレらを止める。そして兵たちの骨を折っていくわ。」 アルト「ああそうさ。俺たちはブルーナとブルーナたちの兵士たちより早く動ける・・・そしてその速さで人質に振るわれる武器と共に兵たちの骨を折っていく。」 アルト「俺たちに骨を折られるのはとても痛いぞ?折った骨を治したいのなら、俺の娘であるスズカや俺に平伏するがいい。兵たちよ、それでも俺たちに挑むつもりか?」ニヤリッ・・(笑みを浮かべる) 骨を折られたブルーナの衛兵たち「あぁぁ〜〜痛いよぉぉ〜〜痛いよぉぉ〜〜!!」バタバタバタ・・・(両腕両足の骨を折られ、痛がっている) 処刑台にいる衛兵たち「〜〜〜〜〜〜」ガタガタブルブル・・・(震え上がっている) 妖精の衛兵「だ、駄目だぁ・・・・・オレらがこいつらに敵うわけがない・・・人質を殺そうとすれば痛い目に遭うぞ・・・」ガタンッ・・(武器を捨てる) 妖精の衛兵「痛いのは嫌だ!降参しよう!俺たちではアルトとメリュジーヌたちを殺せない。アルトたちに返り討ちに遭うだけだ!」ガタンッ、ガタンッ・・(武器を捨てる) 妖精の衛兵「もうブルーナ様の命令はうんざりだ!命令されたところでアルトたちに痛い思いをされるだけだ!」ガタンッ・・(武器を捨てる) 妖精の衛兵「もう痛い思いはうんざりだ!処刑をするなら自分でやれ、ブルーナ様!」ガタンッ・・(武器を捨てる) バーゲスト「・・・・だそうと。ブルーナ、お主も蒼毒の異端の亜鈴の力を持つ物であるならば、ダルダンや二代目ガウェインと同じように、正々堂々と戦ったらどうなのだ!」 バーゲスト「それとも、お主の蒼毒の異端の亜鈴だけでは我々に返り討ちに遭うだけだから戦いたくはないと言うのか、この臆病者のイレギュラーズめぇ!」キリキリィィ〜〜!(怒りを見せている) ブルーナ「う、ウゥゥゥ〜〜〜・・・・・」ヌヌヌゥゥ・・・(追い詰められていく) ブルーナ「(想定外の事態だわ。人質を出せば、彼らを救うためにも迂闊に動けないと思っていたが・・・まさかこんな事になるなんて・・)」 ブルーナ「(今にも処刑される人質を出されて動けないどころか、人質を救うために全力で動いて処刑を阻止していき、奴らは誰1人も私の兵たちを殺さずに無力化させている・・。)」 ブルーナ「(私の蒼毒は広範囲の敵を一網打尽に私の毒で浸食はさせられるが、亮太君のザ・ワールドとメリュジーヌたちの速さには追いつけない・・。)」 ブルーナ「(このままでは私の事を恐れずに妖精たちは亮太君たちと『予言の子』たちを支持していき、私は孤立していく一方よ・・・。かくなる上は・・・)」 ブルーナ「け、結界を張りなさい!すぐに内部の結界を発動させなさい!早く!!」キィィーーン!(マイクで怒鳴るように命じる) グワァァ〜ン、キラァァ〜〜ン!!(処刑会場上空に結界の魔法陣が出現する) 【!】 【あれは・・?】← ダ・ヴィンチちゃん「これは固有結界に似た魔術か!気をつけたまえ、何が起こるかわからないぞ!」上空の魔法陣を警戒しながら・・ アルトリア「えぇぇ〜〜!?まさかブルーナもまた、モルガン陛下の『水鏡』と同じような事が出来るのですか!?」アタフタ・・(焦っている) バーゲスト「落ち着けアルトリア!この結界はモルガンの『水鏡』とは違う物だ。間違っても強制レイシフトされるような事は起こらないはず・・」 ブルーナ「(ふっ。この結界こそ、お前たち全員の動きを確実に封じる事が出来る私の切り札よ。この結界を発動させれば、こっちが優勢となる。)」 ブルーナ「(中にいる者を確実に閉じ込め、私たちが持っている宝石以外の奴らの体力と魔力を吸い上げていく。正にこの処刑会場の切り札とも言えるわ。)」 ブルーナ「(本来ならば、今この場にいないトリスタンたちや他の亮太君の子供たちを閉じ込めたかったけど、これはこれで良いわね?)」 ブルーナ「(クフフフフ・・・結界の力でまともに動けない亮太たちを私の蒼毒でジワジワと毒殺していくのも悪くはないわね・・。)」キラァァン!(首にぶら下げている青い宝石を見ながら・・) アルト「・・・・・・・・・・・」黙って見ている キラァァ〜ン☆パァァァ〜〜!(結界が処刑会場の中央を覆っていく) http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/313
314: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2022/11/19(土) 23:43:01.82 ID:3CoK3Ml00 キラァァ〜ン、ドクンッ!!(宝石が光り、ブルーナたちの身に異変が起きる) ブルーナ「!?。ウグッ・・・・こ、これはいったい・・・!?」ギュゥゥ〜〜ン・・・(魔力と体力が吸われていく) ブルーナの衛兵たち「ガァァ・・ァァァァ〜〜〜・・・!?」ギュゥゥ〜〜ン・・・(魔力と体力が吸われていく) アルトリア「・・あれ?私たちはなんともない・・・ってこれ、逆にブルーナの衛兵たちが苦しんでいない、これ!?」驚いている メリュジーヌ「ええ、おそらくこの結界はブルーナが仕掛けたと思われる処刑会場の仕掛けの一部と思われるのだが、それがブルーナたちのみに作用しているとなると・・・」 アルト「ああ!これはルージュがやったんだ。ルージュがこの処刑会場の仕掛けを制圧し、それらをブルーナたちに掛かるようにさせたんだ。」 【そうか!間に合ったんだね、ルージュ!】 【でもどうしてブルーナたちが結界の力で苦しんでいるんだ?】← セフィー「オベロンが言うに・・この結界には体力と魔力を同時に吸い上げる能力があり、あらかじめセットで用意された特殊な宝石の首飾りをする事で、結界の作用を防ぐことが出来ると。」 セフィー「それを逆手に取れば、その首飾りを持つ者に結界の作用が効くようにする事ができ、それを可能にするためにルージュが制御室のセキュリティを制圧したのだが・・・」 骨を折られたブルーナの衛兵たち「あぁぁぁ〜〜ぐあぁぁぁぁ〜〜〜〜!!」モガモガモガ、ガシュッ!(地にもがきながら吐血していく) 処刑台のブルーナの衛兵たち「グゥゥ〜〜ゥゥ〜〜ゥゥ〜〜!!」ドサッ、バシュッ!(倒れながら吐血する) 囚われの妖精たち「〜〜〜〜〜」絶句している アルトたちとアルトリアたち「!?」吐血している様子を見てて・・ ダ・ヴィンチちゃん「これは正直、結界の効力が効き過ぎだ!こんなのはルージュが効き目を間違えたか、結界自体の吸収力がこれほどだったとしか思えない!」 アルトリア「えぇ、このままではここにいる兵士たちが・・・・アルトさん!」 アルト「ああ、彼らが付けている首飾りを外そう。正直これはやり過ぎたな。」タタタタァァ〜〜!(衛兵たちに駆け寄る) シャキンッ、ブチブチッ!(骨を折られたブルーナの衛兵を中心に彼らの首についた首飾りを外していくアルトたちとアルトリアたち) アルトたちは体力と魔力を吸う結界の作用によって苦しむ衛兵たちを見て、今起こっている事がアルトたちとって良くない事だと判断し、 アルトたちは骨折してまともに動けず、只もがいて苦しんでいるブルーナの衛兵たちを中心に彼らの首にさげている首飾りを外していくのであった。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 同じ頃・・・・処刑会場の裏側:トラップ制御室 ワァァァ〜〜ぐわぁぁぁぁ〜〜〜〜!!(ブルーナの衛兵たちの悲鳴が聞こえる) ギュィィィ〜〜ン!(制御盤がオレンジに光り、体力と魔力の結界が発動している) ピィィ〜パパパッ!(スズカのサーチ能力で外の様子を調べている) スズカ「吸収の結界がブルーナと敵兵に作用している・・・うまくいったわルージュ!」 ルージュ「ハァ・・ハァ・・ハァ・・・・・どんなモノよ!私にかかれば、結界の作用対象を変えることだってできるのだから・・。」ハァ・・ハァ・・ハァ・・(少し疲れている) コーラル「お疲れさまですルージュさん。これでブルーナたちの魔力と体力を奪い続ければ、さすがのブルーナも蒼毒の異端の亜鈴の力を使う気力を失うかと・・」 スズカ「待って・・・!これ・・・結界による体力と魔力の吸収量が多すぎる・・・これって・・。」 イズ「はい、これは想定以上の結果になっていますね。この処刑会場の仕掛けである吸収の結界の力を逆手に使い、敵戦力を削ぐ予定でしたが・・」 イズ「このまま体力と魔力を吸われれば、ブルーナよりも先に衛兵の皆さんが死ぬ可能性があります。今の状況で、あの者方々を葬ることはこちらにはよろしくないと思われますね。」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/314
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