【18禁FGO SS】俺が真に救うアヴァロン・ル・フェ (632レス)
【18禁FGO SS】俺が真に救うアヴァロン・ル・フェ http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/
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496: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/05/03(水) 09:19:30.27 ID:UX4AwbzQ0 ハベトロット「あっ、なんか1人足りないと思ったらオベロンか。ちょっとそこのめちゃくちゃ眠そな顔をしている村正。オベロンはどうしたんだ?」 千子村正「ん?・・・・・ああ、オベロンか。そういや見えねえな?昨夜から慣れねえ野暮用で工房にいたからな・・・・」 千子村正「でもまあ、オベロンが飛び回ってるのはいつもの事だ。ロンディニウムにゃあ女っ気がねぇからなぁ。」 千子村正「あいつの事だ。こっそり他の街にでも出向いて、あいつが
抱えている借金を肩代わりできる鴨を探し回っているんじゃないのか?」 アルトリア「・・・・うーん。だらしのない村正じゃあるまいし、そんなコトはない、と言えないのが辛いところだね・・・・」困り顔 オベロン「うーん。確かに僕が抱えている借金の事も気にしているけどそうじゃない。僕が気にしているのは未だに行方が分からない響たちの仲間の事なんだが・・・」 ハベトロット「なんだ、オベロンいるじゃん。ちゃーす!」あいさつをする セツノ「おはよう、オベロン。」 オベロン「はい、みんなおはよう。ハベトロットとセツノは純粋でたいへん結構。
そこのふたりみたいに、ことあるごとに他人の借金事情を話題にするオトナにならないようにね。」 千子村正「そりゃ悪かったな。お前さんも普段の行いには気をつけてな。」 オベロン「僕はいいのさ、もともと演劇で有名になった妖精だからね。老若男女、物語を愛する人々に夢を売るのが仕事なんだ。そうだろ、藤丸立香?」 【まあ、そうかも】 【物語を愛する人々って、たとえば?】 【それよりも響たちの仲間の事って?】← オベロン「あっ、そっちの話ね・・。僕もブランカや知人の妖精たちに話を聞いて細かいところまで探しているのだけど・・・」
オベロン「イレギュラーズの誰かに囚われているマシュやヴァージェはともかく、介人たち『ゼンカイジャー』の仲間である『マジーヌ』と『ブルーン』。響ちゃんたちの仲間である『風鳴翼』。」 オベロン「彼らもまた、『秘密の予言の子』や『絶唱の予言の子』と呼ばれているのだけど、彼女たちがこの妖精國の何処かに迷い込んでいる情報が未だに見つからないんだ・・・」 オベロン「それに今は女王軍との戦争中であって、探したくても他の事で手一杯になる事が多いからね・・本当に残念なことなんだけどね・・・」 立花響「・・・・・・・・・・」心配している オベロ
ン「あっ、でも気にしないでくれ!ウッドワス軍との決着が付けば、僕の方も視野を広げて翼たちの事を探してあげるからさ。」 オベロン「響ちゃんたちや介人くんたちが、翼やマジーヌたちと再会する展開は必ず訪れる。それこそ君たちの物語だからね?」 立花響「・・・うん、どうかよろしくお願いいたします。オベロンさん。」 アルトリア「・・・響ちゃん・・・」 【(心配する気持ちはこっちも分かるよ・・)】 【(マシュ、いったい何処に囚われているんだ・・・)】← ―――――――――――――――――――――――――――――― 藤丸立香(男)が心配してい
る人物(マシュ) https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/must-ard/20210722/20210722153001.jpg http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/496
497: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/05/03(水) 23:01:26.64 ID:UX4AwbzQ0 それから数時間が経過し、お昼頃のロンディニウム:大広間では・・・ ぺぺロン伯爵「・・・・・・・・」ある兵士の様子を見て・・ トリスタン、海東大樹、武蔵「・・・・・・・・」ある兵士の様子を見て・・ アルト「トリガー鉄砲部隊、並べ〜〜!!」号令を出す ダッ、ダッ、ダッ、ダッ、ダッ、ダッ・・・・・・(火縄銃を持った妖精と人間の兵士が軍列を並んでいく) トリガー鉄砲部隊の兵たち「・・・・・・・・・・・」列に並んでいく アルト「第一列、構え!」号令を出す ト
リガー鉄砲部隊の兵たち「――――!!」ガチャッ、ガチャッ!(前列が火縄銃を構える素振りを見せる) アルト「・・・よし。休め!」 トリガー鉄砲部隊の兵たち「―――――――。」ガチャッ、ガチャッ!(構えるのをやめ、休む体勢になる) 【オオ〜〜・・・・】 【(まるで本物の鉄砲隊だ・・・)】← ぺぺロン伯爵「フッ、上出来じゃない。これである程度の火縄銃の基礎銃撃を部隊のみんなはマスターしたって訳ね。これで何時でも敵軍の銃撃が出来るわ。」 ぺぺロン伯爵「それにアルト君の号令も良かったわ。境界なき勇士団のリーダーを務めるだけあって、指
揮官能力も有りなのは間違いないわ!」 アルト「いやそれ程でもなんというか・・・。まあこれで火縄銃を扱える部隊の指揮と練度は出来たって感じなのだが・・・」 アルト「火縄銃は大きな音がし、尚且つウッドワス軍との決戦の要として使いたい故に、実際、実弾での銃撃訓練は差し控えていると聞いていたのだが・・」 アルトリア「ええ、確かにそのように見えますね。このような鉛の弾やそれを放つ鉄の武器は、この妖精國に存在する妖精たちや人間たちにとって、初めてお目に掛かるモノですからね・・・」 アルトリア「それに彼らは皆、ぺぺロン伯爵やボガー
ドの指導の下で火縄銃の扱い方や銃撃する体勢の訓練はしてましたが、ほら・・・」ある兵士たちの様子を見てて・・・ トリガー鉄砲部隊の妖精兵「(・・・この鉄の武器、本当に使えるのかな・・?この武器は弓矢と同じように遠くから攻撃できるって聞いているのだけど・・・)」緊張している トリガー鉄砲部隊の人間兵「(正直、ちゃんと出来るか不安だな・・。ちゃんと練習はしてあるのだけど、大丈夫なのかなぁ〜・・?)」緊張している トリガー鉄砲部隊の兵士たち「・・・・・・・・・・」不安そうに緊張している アルトリア「・・このように実際に火縄銃の引き金を引く練度の不
足と実際の銃撃というモノを私も含めてほとんどが本物を見ていないのですから、」 アルトリア「鉄砲隊の皆さんの中には未だに火縄銃が自身にとって信用しえるモノであるかに疑問視する者もまだまだ多いかと・・・」 アルト「ああ。だが状況が状況だからな・・・最悪の場合、ぶっつけ本番で銃撃をしていく事になるのは確実だもんな‥‥。」 ぺぺロン伯爵「ええそうね‥。突貫での訓練は昨日と一昨日でやってはいるのだけど、兵たちの知識の吸収力については人それぞれだからね‥。」 ぺぺロン伯爵「でもそれでも尚、鉄砲部隊たちやここに残っている兵士た
ちはウッドワス軍との戦いに挑まなきゃならないのは確かなのよ。なんたって・・・」 【そろそろお昼頃だから・・・】 【あと半日で戦闘開始って事だよね?】← http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/497
498: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/05/04(木) 07:05:14.54 ID:4whgJiav0 ぺぺロン伯爵「そういう事になるわね。パーちゃんたちやゾックスちゃんたちは河から上がった頃かしらね?」 ぺぺロン伯爵「ウッドワスに悟られないよう、城壁にさっきの鉄砲隊の一部を含めた兵士を配備して守る気満々の素振りを見せてはいるけど・・・」 ぺぺロン伯爵「今は遊撃隊を出しちゃってるから、ロンディニウムを守りきれるほどの兵力はないわ。なんとか夕方まで、この睨み合いが続いていればいいんだけど。」 アルトリア「ええ。ボガ
ードさんが言うに‥ウッドワスは『牙の氏族』の長。長という立場上、慎重で、計算高い人物と聞きます。」 アルトリア「ソールズベリーの住民やソールズベリーに避難していたノリッジの難民たち、ノリッジの志願兵。それに火薬と鉄砲の存在・・・」 アルトリア「いずれにしてもこちらの兵力、戦力が大幅に増している事はウッドワスの耳にも知らずに伝わっているのかもしれませんし、」 アルトリア「とりあえず言える事があるとしては、よほどの事がないかぎり、今の兵力で城攻めはしてこな―――――」 タタタタタァァーー!(見張りの兵士の1人が急
いで走ってきて・・・) ロンディニウム・見張り兵士「―――まずい。来やがった・・・・・・来やがった!敵襲、敵襲―――!ウッドワスの本陣がこっちに向かってくる!」 ロンディニウム・見張り兵士「どうなってんだ、アイツら正気か!?中隊ふたつ程度じゃロンディニウムは落ちないって、もう分かっていただろうに・・・!」 ロンディニウム・見張り兵士「まるで4日前に起きた・・・女王騎士ラッシュブルによる一点収束総攻撃みたいじゃないか!」驚愕している アルトリアたち「―――――!?」驚いている アルトとジョルニたち「―――――!?」驚いている
立花響たち「―――――!?」驚いている 【よほどの事があった・・・・!】 【アルトリア、オベロン、トリスタン!】← オベロン「分かってる、すぐに僕らも出よう!今の状態じゃ籠城は難しい!それに弓兵の矢は昨日でとっくにそこが見えてる!一時間もすれば弾なしになるぞ!」 オベロン「オーラリア小隊は正面から、ランドン小隊は東門から急いで出撃してくれ!アルト、それに伯爵、志願兵たちと鉄砲隊の指揮は頼めるかい!?」 アルト「ああ。言った側からぶっつけ本番だが、城壁からの銃撃と遠距離からの攻撃は任せてくれ!」 ぺぺロン伯爵「
ええ。こっちは西門から志願兵たちと一緒に出てウッドワス本陣の右翼にぶつけるわ。」 ぺぺロン伯爵「ほとんど返り討ちでしょうけど。その分、正面と左翼は楽になるはず。オーラリアとランドンで時間を稼げば、その間に――」 アルトリア「別働隊のパーシヴァルが、ウッドワスの背後に追いつく、ですね!」 オベロン「そうだ。ウッドワスが勝ちを焦って攻め込んできたのなら、何とか防衛しきるまで!ヤツらを城に入れなければ僕らの勝ち、西門を押しきられたら僕らの負けだ!」 オベロン「響たちはぺぺロン伯爵と志願兵たちの援護、ジョルニたちは
アルトと鉄砲隊のサポート、アルトリアと藤丸はオーラリア小隊の援護・・・いや、」 オベロン「ここにいる君たちみんなが『円卓軍』の主戦力として、ロンディニウムを守ってくれ!!」 【・・・行ってくる!】 【城内は頼んだよ、オベロン!】← ――――――――――――――――――――――――――― ウッドワスとの決戦まであと半日が過ぎた頃、アルトたちは妖精國で初めて配備された火縄銃による鉄砲隊『トリガー鉄砲部隊』の最終調整を為ていた頃・・・ 見張りの兵士から想定より早くウッドワス軍がロンディニウムへ攻めてきたという話を聞き、アル
トリアたちはそれに関して戦慄し、 遊撃隊として向かい、ロンディニウムにパーシヴァルたちが不在の中でアルトリアたちはウッドワス軍への防衛戦に向かおうとするが・・・‥ http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/498
499: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/05/04(木) 23:42:02.64 ID:4whgJiav0 タタタタタァァーー!(イズが駆けつける) イズ「お待ちください、皆さま!いま城の外に出てはなりません!あなた方らが出撃するにはまだ早すぎます!」 オベロン「!?。何を言っているんだ!今、ロンディニウムにウッドワスの本陣が攻め込んできてて、パーシヴァルたちが今この場にいない以上・・・」 イズ「だからこそ、今ここでロンディニウムの外へ出ますと、“例の兵器”の巻き添えになる事を私は警告したのです。」 アルト「!」 【
巻き添えって・・・】 【いったい何の巻き添えに―――】← ドゴォォォォーーーーン!!ドカァァァァーーーン!!(大きな爆発音が外から聞こえる) アルトリアたち「――――――!?」その爆発音を聞いて アルト、海東大樹、ぺぺロン伯爵、イズ「――!」その爆発音を聞いて 【今の爆発音は!?】 ぺぺロン伯爵「‥どうやら、ウッドワスの兵たちは踏んじゃったようね?夜明け前にアルトたちが設置した“アレ”がね。」 ぺぺロン伯爵「ハハハッ、ウッドワスたちがいま攻め込んできたって聞いて一瞬忘れていたわ・・・あのままロンディニウムへ飛び出
していたら、本当に巻き添えを食らっていたわ、私たち。」 アルト「ああ。万が一の保険として設置はしていたが、まさか本来の役割を果たすことになったとはな・・・」 アドニス「うん・・・‥」 アルトリア「!?。どういう事なのですが・・・アルトさん、ぺぺロン伯爵、あなたたちはいったい何を仕掛けたのですか?」 アルト「ああ、それはなあ・・・何というか・・・・」 イズ「アルト・オルラント様、アルトリアさん。今はロンディニウムの防衛に対し、事は一刻の猶予がありません。後で城壁にて説明しますから、皆さまは出撃の準備を!」 【わ、わかった・・・】
【納得いかないけど、今はロンディニウムを守らないと!】← タタタタタァァーー!(城壁に向かって行くアルトたちとアルトリアたち) ――――――――――――――――――――――――――――――――― 話は少し遡り、少し前のロンディニウム周辺:平原にて・・・ ダッダッダッダッダッダッ・・・・・・(ロンディニウムの周辺に自軍の部隊を展開していくウッドワス軍) ウッドワス軍・伝令兵「ロンディニウム正面に布陣、完了いたしました!いつでも突撃は可能です!」 ウッドワス軍・伝令兵「円卓軍、ロンディニウム正面北門、左右の東・西門より200兵
規模の部隊を展開、本陣からの強襲に備えて防御を固める構えです!」 ウッドワス「報告ご苦労。人間の兵士にしては良い面構えだ。だが兵たちには既に布陣を展開次第、突撃を開始しろと私が命令してあるがな。」 ウッドワス「お前はどう見る?同じ人間として意見を述べるがいい。ヤツらは今まで通り、小競り合いをしてから城に逃げこむように見えるか?」 ウッドワス軍・伝令兵「それは・・・いえ。うまく言えないのですが、連中は本気というか・・・撤退の意思がないように感じられます。」 ウッドワス軍・伝令兵「なんとしてでもここでウッドワス様を押
しとどめようと、とにかく防御の態勢をしているように見えますが・・・」 ウッドワス「――!クッフフフフフフ、フハハハハハハハ!!」笑い叫ぶ ウッドワス軍・伝令兵「ウッドワス様・・・いかがなモノで?」笑っているウッドワスを見てて‥ http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/499
500: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/05/05(金) 23:42:34.25 ID:gku9pAXt0 ウッドワス「はははははははは!そうだ、その通りだ、まさしく時間稼ぎだとも!お前はこの戦い、あちらがロンディニウムへ進撃している時に、向こうからあの者たちの姿が出た者はいたか?」 ウッドワス「円卓軍のパーシヴァル。裏切り者のバーゲストとメリュジーヌ。弱き者を守る事しかしない異界の戦士たちの姿を人間であるお前は見たか?」 ウッドワス軍・伝令兵「い、いえ・・・どの部隊の布陣展開時にはそのような報告は聞いてもいないし、
目撃した情報もないかと・・・!。もしやそれって・・・」 ウッドワス「その通りだ!パーシヴァルもバーゲストの姿がないし、ロンディニウムの空の上からあのメリュジーヌの姿も見当たらない。つまりヤツらは自軍が動かしている別働隊の一部として出立している。」 ウッドワス「別働隊による襲撃など百も承知!私がヤツであればそうするからな。だが一日遅かった。」 ウッドワス「ヤツらは今頃、もぬけのカラになった我らの野営地で顔面蒼白だ!――それにこちらに急いで戻ろうとしたところで、女王陛下からの援軍と鉢合わせ。」 ウッドワス「よしんば援
軍を振り切ったところで、私の本陣と陛下の軍とで挟み撃ち。異界から来た戦士(ヒーロー)たちが乗ってるという船には、例の“秘密兵器”を1騎、迎撃に向かわせている。」 ウッドワス「お前には分かるか、この状況を?もうどうであれヤツらはロンディニウムに戻る事は叶わぬ。であれば―――」 ウッドワス「主戦力のいない円卓軍や境界なき勇士団などガラス細工だ。正面からたたき割ってくれよう。これはその為の進軍だ。」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― イズ(ナレーション)「『
牙の氏族』とは、生まれた時から持つ強靱な牙と爪‥それに普通の人間を遙かに超える反射神経や運動能力を持ち、モース特有の呪いに耐性があると聞いています。」 イズ(ナレーション)「彼らのその獣のような瞬発力と速さ・怪力を持っている事から、戦場での野戦に特化しているのは間違いないでしょう‥。」 イズ(ナレーション)「それと比べまして、こちらは本来の主戦力を別働隊に回しており、多勢に無勢な上に戦闘経験が浅い者ばかり。例えるとすれば‥彼らは“集団暴力に弱い”事です。」 ――――――――――――――――――――――――――――
―――――――――――――――――――― オォォォォ―――――!!(ウッドワス軍の兵たちが一斉にロンディニウムへ突撃していく) ウッドワス「さあ、部隊をもっと進めるぞ!ヤツらが防御の陣を張ろうが関係ない!正門以外の城壁が手薄になるまで攻め続けろ!手薄になり次第、偵察部隊から身の軽い者を侵入させろ!」 ウッドワス「非武装であろうと容赦はいらん。女子供も同様だ。そこにいる者たちは2000年もの間ブリテンを護り続けた女王陛下に反抗し、『予言の子』や円卓軍、境界なき勇士団に縋った愚か者。故に‥・」 ウッドワス「ロンディニ
ウムに住む者はみな罪人だ!皆殺しにしろ!1人たりとも逃がすなよ!」 ウッドワス軍・兵士たち「オォォォーーーーーー!!」ドドドドォォォーーーー!!(突撃していく) ドドドドドォォォーーーーー!!(第一陣に続いて、第二陣のウッドワス軍・兵士たちが攻め込んでいく) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― イズ(ナレーション)「しかし我々はウッドワス軍とは違い、こちらは武力の他に昨日まで得てきた知恵を武器として使うことが出来ます。」 イズ(ナレーション)「ウッドワス率いる軍
隊が勝ち急ぎに正面から攻め込んで押し切ろうとするのであれば・・・彼らにはこういうのが適用かと。」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― スタスタスタッ、カチッ!カチカチッ!(ウッドワス軍・兵士たちが地面に設置した“例の兵器”を踏みぬく) 牙の氏族の兵士「んっ?なんだ―――」ピタッ‥(踏みとどまる) ウッドワス軍・兵士たち「???」足下を確認しだす バァァァン!ドゴォォォーーーン!!(突如としてウッドワス軍・兵士たちが踏んだ地面が大爆発を起こす) ウッドワス軍・妖
精兵1「ぐわぁぁぁ〜〜!?」バァァァ〜〜ン!(身体が吹き飛ぶ) ウッドワス軍・妖精兵2「ギャァァァ〜〜!?」バァァァ〜〜ン!(身体が吹き飛ぶ) ウッドワス「―――――!?」その光景を目の辺りにして―― ドゴォォォォーーーーン!!ドカァァァァーーーン!!(次々と牙の氏族のウッドワス軍・兵士たちが爆発に巻き込まれていく) http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/500
501: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/05/06(土) 22:25:07.78 ID:RRK0O+Nb0 ウッドワス軍・妖精兵1「な、なんだ!?地面が・・・地面が爆発したぞ!?突撃しただけなのに地面が爆発したぞ!?」驚愕している ウッドワス軍・妖精兵2「と、止まれ!止まるんだ!このまま進んだら巻き添えだ!地面の爆発に巻き込まれるぞ!」ガタガタガタガタ!!(震え上がる) ウッドワス軍・妖精兵たち「〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」ピタピタッ‥(立ち止まっていく) ヒュンッ、ヒュンヒュンヒュンッ!(ロンディニウムの城壁から何かがウッドワ
ス軍に向かって投げ込まれていく) ゴトゴトンッ、シュウゥゥゥ〜〜・・・・(投げ込まれたモノが導火線をそって燃えていき・・・) ドガァァーーン!ドカドカドカァァァーーーン!(投げ込まれたモノが大爆発を起こす!) ウッドワス軍・妖精兵たち「ぐわぁぁぁ〜〜!!ギャァァァ〜〜〜!?」ドカァァーーン!!(身体が吹き飛ぶ) ウッドワス軍・妖精兵たち「うっ、うわぁぁぁぁ〜〜!?」ドカァァァーーン!(身体が吹き飛ぶ) ウッドワス「――!?。な、なんだ!?いったい何が起こっているんだ!?」驚愕している ウッドワス「爆発・・・兵が突撃した途端に
地面が爆発したと思ったら、今度はロンディニウムの城壁から何かが投げ込まれて・・・」 ヒュゥゥン、ゴトッ・・・シュゥゥゥ〜〜!(ウッドワスの真横に“例の武器”が転がってきて‥) ウッドワス軍・伝令兵「!?。ウッドワス様!!」タタタタタァァーー!(その“例の武器”に駆け寄っていく) ウッドワス「!?。んな・・・・」その光景を見て・・・ ドゴォォォーーーン!!ドカァァァーーン!!(ウッドワス軍がロンディニウムの城壁から投げ込まれた爆弾の餌食となっていく) ―――――――――――――――――――――――――――――――――― ロンディ
ニウム:正門前の城壁にて‥‥ ダダダダダダァァァーー―!(トリガー鉄砲部隊が所定の位置に展開していく) 【す、凄い・・・‥】 【こんな仕掛けを用意していたというのか・・・】← イズ「はい。夜明け前、アルト様たちと共にあそこの平地に『地雷』を設置し、万が一、ウッドワス軍が先走りにロンディニウムへ突撃して来た時に備えておきました。」 イズ「アルトリアさんが前言ったように・・よほどのことが無く予定通りに夕方頃に軍を進軍させる際、設置していた地雷を廃棄するように爆発させ、ウッドワス軍を驚かせて引きつける予定でしたが‥」 イズ
「先ほどのようにウッドワス軍は勝ちに焦って進軍し、正面から突撃して事で彼らは文字通りに地雷を踏み、このような爆発に巻き込まれたのですから。」 イズ「殺気も心も無く、本来この妖精國には概念さえも存在しないはずの爆弾類を、アドニス様の力で製造・増産し、それらを仕掛けて罠を張っていき‥」 イズ「そして城壁からアルト様のご要望で国産生産された火薬で製造された爆弾を投下し、それによる爆発で敵軍の攻撃しつつ、こちらへの進軍を止めていきます。」 イズ「この城壁から投下される爆弾は主にグレネード発射による攻撃と同じであり、
これらの攻撃は“点”ではなく“面”による攻撃・・・」 イズ「いくら野戦に特化した種族である牙の氏族や戦に手練れある女王軍の正規軍であれど、爆破攻撃による面攻撃には避けきれる訳がなく、その攻撃に耐えられるかどうかの話です。」 イズ「そしてその爆発をどうにか耐えしのぐか、爆発をどうにか避けてロンディニウムへ進軍したとしても、そこに待っているモノというのは・・・」 ドンドンドォォォーーン!ダダダダダダァァァーー!(爆煙を乗り越えて突撃を続けるウッドワス軍・兵士たち) http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/16544354
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502: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/05/07(日) 00:00:33.43 ID:92GEqVHE0 騎士ダンタ―「クソ〜!怯むなぁ〜!このような爆発で怖じ気づく牙の氏族じゃねえだろ、さっさと進んだバカが!!」 騎士ダンタ―「こんな爆撃など、3年前にあった裏切り者のメリュジーヌの爆撃より差ほど弱い。こんなモノ、シェフィールドで見た大砲による攻撃ぐらいだ!」 騎士ダンタ―「城壁から投げてくるモノは爆発する前に避けて進め!何でも良いから城門に向かって行くんだ!」 ウッドワス本隊・兵士たち「オ、オオォォォ〜〜〜〜!
!」雄叫びをあげていく ダダダダダァァーー―!ドンドンドカドカァァーーーン!タタタタタァァーー!(どうにか爆発を避けながら進軍していく) 騎士ダンタ―「(くそ〜!パーシヴァルらがいないロンディニウムをさっさと制圧し、ラッシュブルの仇を討とうとしていたのに、こんな爆発の中を突き進んでいく事になるなんて・・・)」 騎士ダンタ―「(だがいくら相手があの円卓軍とて、所詮は一般の人間と妖精たちの寄せ集めに過ぎず、しかも兵力は手薄であるのは聞いての上だ。)」 騎士ダンタ―「(こんな爆発など避けつつ、城壁のヤツらを片付ければ爆撃
は止まる。そうすれば戦況はこちらの有利に戻るからなぁ!)」 騎士ダンタ―「(だが念には念を入れ、我が配下の奏霊を展開し、城壁の襲撃に備えねば‥!)」 ガシャッ、ギュォォォ〜ン!(ハルバードを振り、奏霊召喚を行なう) キュィィ〜ン!ヒュゥゥ〜〜!(奏霊ゴーストラッパー2体が出現する) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― パーシヴァルと円卓軍の主力部隊が別働隊として出立している事を感づき、先手をとってロンディニウムへ襲撃していくウッドワス率いるウッドワス軍。 しかしそこ
で待っていたのは、アルトたちが夜明け前に設置していた地雷による不意打ちとロンディニウムの城壁から投下されていく爆弾による面攻撃であり・・・ 地雷による爆発で怯んだところを城壁からの攻撃によってウッドワス軍の兵士たちがそれらの爆発によって混乱し、瞬く間にウッドワスの本陣の陣形が崩れていく中、 騎士ダンタ―率いる第二陣の兵たちは、城壁から投下されていく爆弾の威力と飛距離を読んでその攻撃から避けつつ進軍を続けていき、 騎士ダンタ―自身は自身の力による奏霊召喚で奏霊(ゴーストラッパー)2体を引き連れ、いっこくも早い城壁か
らの爆弾投下を止めるために突撃していくのだが・・・ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― アルト「第一列、構え!」号令を出す トリガー鉄砲部隊の兵たち「――――!!」ガチャッ、ガチャッ!(火縄銃を構えていく) ダダダダダダァァァーー!(爆煙から騎士ダンタ―たちの足音が聞こえてくる) トリガー鉄砲部隊の兵たち「――――――――」グググゥゥ〜‥(緊張しつつ前の標準を狙っていく) アルト「まだだ。まだ・・・煙で見えなくても前を狙って構えるんだ。」 トリガー鉄砲部隊の兵たち「―
―――――――」ガシッ。(火縄銃をしっかりと構えていく) アルト「・・・・・・‥」前の方を狙ってみていき・・・ タタタタタァァーー、ゴァァァン!(煙から騎士ダンタ―たちが出てくる) アルト「今だ!放てぇぇ〜!!」号令を出す トリガー鉄砲部隊の兵たち「―――――!!」カチカチッ!(一斉に引き金を引いていく) パンパンパンパン!バキュゥゥーーン!!(一斉に火縄銃の弾が発射される) ウッドワス本隊・兵士たち「ぐわぁぁぁぁ〜〜!?」バキュバキューーン!!(撃たれる) トリガー鉄砲部隊の兵たち「―――!?」驚愕する 騎士ダンタ―「な
、なな何だとぉぉ!?」ビクビクッ!(驚愕している) http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/502
503: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/05/07(日) 21:02:31.14 ID:92GEqVHE0 パンパンパンパン!バキュゥゥーーン!!(東門の鉄砲隊の火縄銃も発砲していく) ウッドワス軍・兵士たち「ぐわぁぁぁぁ〜〜!?」バキュバキューーン!!(撃たれていく) 円卓軍・兵士たち「――――!?」驚愕していく ぺぺロン伯爵「――よし。トリスタン、迎撃お願い!」 トリスタン「はい。ハァァァーー!」ポロロォォン! 後方のウッドワス軍・兵士たち「うがぁぁぁ〜〜!?」ガシュガシュガシュン!(妖弦で斬られる) ディエンド「撃
てぇぇ!」号令をあげる トリガー鉄砲部隊の兵たち「―――!!」パンパンパンパン!(発砲していく) ウッドワス軍・兵士たち「ぐわぁぁぁぁ〜〜!?」バキュバキューーン!!(撃たれていく) ディエンド「フンッ!」ババババァァーーン!(大量のエネルギー弾を発射する) ウッドワス軍・兵士たち「うぎゃぁぁぁ〜〜!?」バキュバキューーン!!(撃たれていく) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 騎士ダンター「――!?(な、なんなんだ!?人間たちが変なモノを構えてたと思ったら、牙の氏族
が一瞬でハチの巣に・・・・)」驚愕している 後方のウッドワス軍・兵士たち「〜〜〜〜〜〜〜」困惑している 騎士ダンター「(兵たちがさっきの攻撃で困惑している・・・いったいなんなんだ!あの牙の氏族の身体を貫通させる攻撃が円卓軍にあったというのか!?)」 騎士ダンター「(それにあの音が鳴る前、目の前にいた奴が号令をあげていたが、まさかヤツが境界なき勇士団のアルトというのか!)」 トリガー鉄砲部隊の兵たち「――――――――」サササァァァ〜〜‥(落ち着いて鉛の弾と火薬を入れていく) ダ・ヴィンチちゃん「焦らないで。焦らずに火薬の分
量を入れ、弾を入れ、導火線に火を入れて!」指導していく トリガー鉄砲部隊の兵たち「――――――――」コクッ、サササァァ〜‥(頷きつつ、火縄銃のリロードに専念する) 騎士ダンター「!。(何かをしている。また殺気の攻撃をしようとしているのか!そうはさせない!)」 タタタタタァァーー!(このまま進撃する騎士ダンター) 騎士ダンター「えぇぇ〜い!いったい我が兵に何をした!アルト・オルラントぉぉぉ〜〜!!」ダダダダァァァーー!(ハルバードを振り上げながら) ゴーストラッパー2体「―――――!!」突撃してくる ダ・ヴィンチちゃん
「!?。武蔵!アルトリア!お願い!!」号令を出す アルトリア「は、はい!――セクエンス!」キュィィーン、ギュゥゥーン!(光輪の刃を放つ) 武蔵「そりゃぁぁぁ!!」ギュゥゥン、ジャキィィン!(斬撃波を放つ) ゴーストラッパー2体「―――――!?」ジャキジャキン!シュゥゥ〜‥(切り裂かれ、消滅する) 騎士ダンター「グッ、グゥゥゥ〜!?」ググッ、ジャキジャキィィン!(斬撃波に斬られるも耐え凌ぐ) 武蔵「切り返せるか!」ジャキジャキジャキンッ!(連続斬り) 騎士ダンター「ヌガァァ〜〜!?」ジャキジャキン!ガシュゥゥン!(切り
裂かれる) アルト「よし、第二射!撃てぇぇー!」号令を出す トリガー鉄砲部隊の兵たち「―――!!」パンパンパンパン!(発砲していく) 武蔵「おっと!」シュッ、バサッ!(即座にうつ伏せになる) 後方のウッドワス軍・兵士たち「ぐわぁぁぁぁ〜〜!?」バキュバキューーン!!(撃たれていく) http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/503
504: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/05/07(日) 23:34:16.14 ID:92GEqVHE0 円卓軍・兵士「な、なんて威力なんだ・・・。城壁からの爆弾投下に鉄砲隊が放つ銃という武器による攻撃・・・これらの攻撃であのウッドワス軍の軍勢を瞬く間に‥」 トリガー鉄砲部隊・兵士「ああ・・・アレを撃ったオレも驚いたさ‥。まさかこの小さい筒状の鉄の武器にこんな力があったなんて‥・それに城壁からの爆弾だって・・・」 円卓軍・兵士「ああ・・・ノリッジの伯爵が妖精たちを使ってたくさん作っているとは聞いていたが、こんな恐ろしいモノを作って
いたというのか・・・」気が引いている トリガー鉄砲部隊・兵士「お、おう・・・・‥」気が引いている ポワワワァァ〜‥(ある事を思い出していく) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 2日前・・・ロンディニウム:火薬を作っている敷地 ぺぺロン伯爵「気をつけて混ぜていくのよぉ〜?1つでも衝撃があったら大変な事になるわ。みんな死んじゃうから!」笑い顔 ぺぺロン伯爵「そうそう慎重にソレとコレを混ぜてね?匂いはきついけど頑張ってねぇ〜!」笑い顔 ヴェールズの妖精たち「キィキィ!(気をつけろ。
気をつけろ。取り扱いには気をつけろ。気をつけて“ソレ”を粉にしろ。気をつけて粉を作ろう。)」 ヴェールズの妖精たち「ジジジジィィ〜!(火をつけたらお終いだ。爆発しちゃってお終いだ!爆発したら死んじゃうよ。みんなみんな死んじゃうよ。)」 火薬を作っている妖精たち「・・・・・・・・・・」プルプルプル〜・・・(慎重に火薬の原料を混ぜていく) ソレを見て聞いている兵士たち「・・・・・・‥」気が引いている ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ガタガタガタガタガタァァ〜〜・・・・(それらを思い出して身
震いする兵士たち) ぺぺロン伯爵「大丈夫よ。“ソレら(火薬)”を作ってた妖精たちはとても手先が良いから、衝撃や直接に火を当てなきゃ爆発しないわよ。」 ぺぺロン伯爵「それよりもまだ目の前にいる兵士たちがこちらに向かってこないように槍で牽制しつつ、鉄砲で攻撃していくのよ。敵の兵が後ろ奥へ引くまで気を抜かない事よ。」 ぺぺロン伯爵「良い?パーシヴァル団長がロンディニウムへ戻ってくるまで持ちこたえていくのよ、みんな!」ギッ!(真剣な表情) トリガー鉄砲部隊の兵たち、円卓軍の兵士たち「――!。おうっ!」ガチャッ!(頷きつ
つ、体勢を構え直す) ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ワァァァ〜〜〜!?ウワァァァァ〜〜!?(ウッドワス軍の妖精兵たちがウオサオしている) イズ「城壁の投下部隊は引き続き爆弾の投下をありったけ投げて爆発させてください。敵兵に頭を出来るだけあげさせないように!」 イズ「鉄砲部隊は焦らず、けれどなるべく早く次の射撃攻撃に備え、堀に近づこうとする敵兵を片っ端から射撃してください!」 イズ「面です。なるべく徹底的に面で攻撃し、ウッドワス軍をロンディニウムへ近づけさせないでくださ
い!」 円卓軍・兵士たち、トリガー鉄砲部隊・兵士たち「オォォォォ〜〜〜!!」鬨声をあげていく 【これは凄いことになってきた・・・・】 【これ・・・もう全部イズさんとアルトたちだけで良いんじゃないのかな・・・?】← アルトリア「た、確かに・・・こっちは戦場が広がりすぎて魔力付与(エンチャント)が届かなくて困っていたけど、あそこまで遠距離と中距離の攻撃をされていちゃあ・・・」 アルトリア「円卓軍のみなさん、戦力である鉄砲隊を守るために踏みとどまっているみたいですし・・・。私、今回も補欠で終わるのかなぁ〜‥?」カァァ〜‥(いつものネガテ
ィブ顔をしてる) アルト「バカ言うなよ!これでも突貫で急ごしらえで仕立て上げたんだぞ!今はうまくいっているのだけど、もしあちらがこっちの対策を仕掛けられたと思うとなぁ〜‥」 イズ「はい。このようなウッドワス軍の迎撃法‥私の計算上では効果が薄く、弾込めも投下も、通常の軍隊の中では遅い方です。」 イズ「それに妖精たちはあのような攻撃で死んでも、何処かでその妖精たちと同じような『次代』が発生する事があり、それ故に妖精たちはこのような事では恐れる事はありません。」 イズ「最初の内は爆弾による爆破と銃撃による音と煙、
殺傷力・・・。初めて目にするこれらの攻撃によって恐怖心と煽り、彼らの動きを止めたり、行動を撹乱させたり出来ますが・・・」 イズ「1度でも彼らが‥“その攻撃が当たらなければ、すぐには死ぬことがない”と悟ってしまえば、これらの攻撃は忽ちに対策を取られ、あちらの優勢を取り戻す切っ掛けになるでしょう・・・」 イズ「我らが行なっているのはあくまでパーシヴァルとバーゲストたちがロンディニウムへ戻ってくるための時間稼ぎ・・・ウッドワス軍の進軍からロンディニウムを守る為の防衛戦です。」 アルトリア「えぇ〜〜〜あの爆発の攻撃と鉄砲の攻撃
でも不十分だと言うのですか!?あれらの攻撃なら、2倍の数の女王軍にも太刀打ちできると思うのに?」タジタジになっている http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/504
505: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/05/08(月) 08:40:14.17 ID:pJjFH85E0 ダ・ヴィンチちゃん「いや、イズの言っている事はある意味正しいかもしれない。確かに今投下されていく爆弾も、火縄銃も、今の状況からして有効なのかもしれないけど、」 ダ・ヴィンチちゃん「これらの武器は、例え昨日の内に数多く作ったところで、オベロンがさっき言ってた弓矢の在庫状況と同じようなモノだ。すぐにでも底が付く。」 ダ・ヴィンチちゃん「火縄銃の弾も火薬もまた、弓矢と同じ消耗品であり、底が補充しようとしても、これらの
武器はアドニスやユーミルたちが居てこその武器なんだ。」 ダ・ヴィンチちゃん「特にアドニスくんの力には生産量的にも限度もあるし、アドニスくんをこれ以上疲弊させるわけには行かないのも、私の本音だと思っている。」 ダ・ヴィンチちゃん「ここでアルトリアが退いたら、おそらくその隙を付いて城内に流れ込んで占領される恐れがある!君も考えてみたまえ!」 ダ・ヴィンチちゃん「パーシヴァルたちが戻って来た時、今度は円卓軍が城攻めするハメになるぞ!」 ダ・ヴィンチちゃん「そもそもウッドワスは捕虜をとる気がない!中に入れたら守るものが
なくなってしまうんだぞ!」 アルトリア「〜〜〜〜〜〜〜」説教される アルトリア「あぁ〜〜あぁそうよね、じゃあこれ死ぬまで戦うしかないんだよね!うわー、信じられない!この先、こんなのを何回もやるのかー、わたし‥」 アルト(小声)「〜〜〜・・・・・・(こりゃマズい・・・。このような戦術はアルトリアの気持ち的には逆効果だったみたいだな・・・)」頭を抱えていく 千子村正(小声)「(ああ、見れば分かるよ・・・。)」 【落ち着くんだ、アルトリア!】 【冷静に、アルトリア!】← アルトリア「こっちだって冷静になりたいよ、藤丸くん!わたしのマー
リン魔術より強力な武器による威力を見せられたら、それはさぞかし凹むに決まっているわよ!」 アルトリア「それでも冷静でいられるってどれだけ戦い慣れしてるの!?そんなの絶対ヘンだって!?」アタフタ! アルトリア「見てよ、周りのウッドワス軍の兵士たちの怯えた表情を!あの爆弾の爆発と鉄砲隊の銃撃に怖じ気づいて、後ろの兵たちは身を伏せてピクリとも動かなくなちゃった!」 アルトリア「それに一番後ろにいる奴・・・あれウッドワスだよね?あんなに遠くにいるのに爆発に巻き込まれたかのように着ていた服が半分破れていてさぁ〜!」 ア
ルトリア「ああ〜〜もうわからない!アルトさんがやろうとしている事も、どうウッドワスに勝とうとして‥いることも・・・‥」 アルトリア「・・・・・・・・・!?」青ざめている 【(アルトリアが急に静かになった・・・)】 【アルトリア・・・?】← アルトリア「あ・・‥あああ・・・アレ・・・アレを・・・・」ある所に指をさす アルト「?。アレって・・・‥!?」指さした所を見て‥ ダ・ヴィンチちゃん、武蔵、千子村正、ハベトロット「―――――!?」絶句している ジョルニ、ルージュ、セフィー、スズカ、セツノ、イズ、ハルキ「――――!?」絶句している アルト「―
―――!?。おい・・・嘘だろ・・・・?」驚愕している 【――――!?】 【なんだ・・・アレ・・・・?】← ――――――――――――――――――――――――――― ロンディニウム周辺:丘の向こう側 ガラガラガラガラガラガラガラァァァ〜〜〜!!(何かの超大型兵器が近づいてくる) ???(超大型兵器)「ラーランラーン♪ラララーン♪ラララーン♪ラーランラーン♪ラララーン♪ラララーン♪」何かの音声を発している ブゥゥゥ〜〜ン!(戦車らしき物体が走ってくる) ???(戦車らしき物体)「ラーランラーン♪ラララーン♪ラララーン♪ラーランラーン
♪ラララーン♪ラララーン♪」何かの音声を発している http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/505
506: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/05/08(月) 10:09:35.14 ID:pJjFH85E0 同じ頃、ロンディニウム周辺:平原にて・・・(ウッドワスの横に落ちた爆弾が爆破した後) シュゥゥゥ〜〜・・・(爆煙が立ちのぼっている) ウッドワス軍・妖精兵「ご無事でしょうか、ウッドワス様!?」タタタタッ!(心配して駆け寄ってくる) ウッドワス「グッ、クゥゥゥ・・・・」ノシィィ〜‥(爆煙から出てくる) ビリビリッ・・・ベトォォ〜〜‥(ウッドワスの顔と身体に多くの返り血が付着している) ウッドワス「・・・・・・・・・」無言で立っている ウッド
ワス軍・妖精兵「ウッドワス様!?まさか、先ほどの攻撃で何処かお怪我を負われたのですか!?」驚愕している ウッドワス「バカモノ!これはさっき近くにいた人間が、愚かにも私を庇ってあの爆発からの盾になったんだ!これはその返り血だ!」怒鳴っている ウッドワス「私はこの通りの無傷だ!あのような爆発でやられる程、私を侮っていると言うのか!?」怒鳴りつける ウッドワス軍・妖精兵「ヒィッ!?」ビクビクッ!(怯えている) ウッドワス「フー・・・フー・・・ッたく‥・・・」落ち着こうとする ウッドワス「・・・・・・」顔と身体に付着した返り血を見て
‥ ――――――――――――――――――――――――――――――――― 回想シーン:横に落ちた爆弾が爆破する数秒前・・・・ ヒュゥゥン、ゴトッ・・・シュゥゥゥ〜〜!(ウッドワスの真横に爆発寸前の爆弾が転がってきて‥) ウッドワス軍・伝令兵「!?。ウッドワス様!!」タタタタタァァーー!(その爆弾の前に駆け寄っていく) ウッドワス「!?。んな・・・・」その光景を見て・・・ ジジジィィ〜、ドカァァァーーン!!(爆弾が爆発する) ウッドワス軍・伝令兵「―――――」バシュゥゥン!!(身体が飛び散る) ウッドワス「――――!?」バシュンッ!ギ
ュゥゥ〜ン!(返り血を浴び、そこから何かのバリアが張られる) ドカァァァーーン!(爆煙と爆風がウッドワスを包み込む) ―――――――――――――――――――――――――――――――― ウッドワス「(あのバカめ!ただの人間が私を庇って犬死にするなど‥さっさとあの場から逃げればよかったものを・・・)」 ウッドワス軍・妖精兵「ウッドワス様、コレを・・・・」シュッ・・・(ハンカチを取り出す) ウッドワス「!。・・・・・・」シュッ、フキフキフキ・・・(その布きれで顔を拭いていく) ウッドワス軍・妖精兵「戦況は軍の数ではこちらの有利は変わらずですが
、今もなお続く城壁から投下される爆発物の数々と、それらを避けた後の外堀にて・・・」 ウッドワス軍・妖精兵「何か小さい筒をした鉄の武器がこちらを狙い、先ほどの爆発と同じ轟音を放つと同時に何かを放ったと思えば、一瞬のうちに我が軍兵はハチの巣にされてしまい‥」 ウッドワス軍・妖精兵「その鉄の武器の再装填を狙って以降にも、『予言の子』一行の連中にそれらを邪魔され、進軍しようにも出来ない状況でありまして‥」 ウッドワス軍・妖精兵「それと同時にあの見たこともない程の爆発と鉄の武器の威力を見た妖精兵たちは、それらの武器に対する
恐怖心を抱き、動こうにも動けない状況に陥っています。」 ウッドワス軍・妖精兵「あの武器はいったい何なのですか!?円卓軍の連中、あのような武器を隠し持っていたなんて思っても見ませんでしたよ・・・」ビクビクビクッ‥(怯えた表情を見せる) ウッドワス「・・・・・・・・・・・・・」黙って聞いている http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/506
507: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/05/08(月) 22:50:58.78 ID:pJjFH85E0 ウッドワス「(クゥゥゥ・・・さっきの爆発といい、円卓軍が持つ轟音を放つ鉄の武器といい、いったい全体どうなっているんだ!) 」 ウッドワス「(いや待て・・・確かロンディニウムには境界なき勇士団のメンバーがいて、その中には『異邦の魔術師』と同じ、妖精國の外から来た人間である『三澤亮太』がいたんだったな‥)」 ウッドワス「(それにあの人間と裏切り者の先代・妖精騎士3人との子供の7人・・・その1人である『アドニス』という人間は、何でも
多くの物を作る事が出来ると聞いている‥)」 ウッドワス「(あの異界から来た人間の入れ知恵とその工作が得意なヤツの息子が入れさえあれば、このような芸当などを出来ると言う事か!クソッ、あまりにも迂闊だった!)」 ウッドワス「(3年前のあの日・・・モルガンからの『恩赦』で命拾いし、息子たち共々、モルガン陛下への反逆に加担するなど、断じて生かしてなるものか!!)」 ウッドワス「(アイツらには最初の一手で驚かされたが、次はこっちが‥ヤツらを驚かせる番というわけだ!!)」 ウッドワス「は―――はははははははははは!まったく三澤亮
太め!やってくれるじゃないか、妖精國の外からから来た人間の分際で!」 ウッドワス「ヤツが持つ異界からの知恵とヤツの子供らの力さえあれば、我が軍をビビらせ、ロンディニウムへと近づけさせまいと思っていたのか‥。だがもうそうはいかない!」 ウッドワス「妖精たちを圧倒させる程の力を持つ者はロンディニウムにいるヤツらだけではない!だからこそのあの“秘密兵器”なのだからな!」 タタタタタァァーー!(別の伝令兵が駆け寄ってくる) 別のウッドワス軍・伝令兵「伝令!伝令!先ほど、周辺の平原にて例の“秘密兵器”の1体の姿を確認
しました。あと少しで戦地に到着するかと。」 ウッドワス「ツゥゥ‥遅い!ったく、あの“秘密兵器”の1体は図体がデカい上に動きが遅くて軍列に並べるにはかなり時間を要すハメになったが、今だけはそれで良い。」 ウッドワス「あの動きが遅い奴には東門への迎撃と砲撃を任せる。城攻め部隊にそれと共に行動に移れと報告しろ!他は怯えて動けなくなっている兵たちに喝を入れてこい!」 ウッドワス「さっきまでは円卓軍や境界なき勇士団に驚かされたが、今度はこっちがヤツらを驚かせる番だ!良いな!」 別のウッドワス軍・伝令兵「ハッ!お前たち、
行くぞ!」タタタタタァァーー!(別の軍列に向かって行く) ウッドワス軍・妖精兵「――――――――――――」タタタタタァァーー!(別の軍列に向かって行く) ウッドワス「―――フッ。」シュッ、ガシッ。(何かの通信機を取り出す) ウッドワス「聞け、『コクーン』。目標、ロンディニウム東門に向けての砲撃を開始しろ!『ピューパ』は正門に向けて突撃を開始だ!良いか!」 通信機からの音声1「『TR-cocoon(コクーン)7000 目標地点への砲撃に入る・・・』」 通信機からの音声2「『GW-pupa(ピューパ)5000 了解。目標地点へ向かう・・・』」 ウッド
ワス「・・・よし。見てみるがいい、三澤亮太。お前たちに目にモノを見せてやる!!」バァァ〜ン! ガラガラガラガラガラガラガラァァァ〜〜〜!!(何かの超大型兵器がウッドワスの後ろ周辺を通過する) ???(超大型兵器)「ラーランラーン♪ラララーン♪ラララーン♪ラーランラーン♪ラララーン♪ラララーン♪」何かの音声を発している ブゥゥゥ〜〜ン!(戦車らしき物体が走ってくる) ???(戦車らしき物体)「ラーランラーン♪ラララーン♪ラララーン♪ラーランラーン♪ラララーン♪ラララーン♪」何かの音声を発している ――――――――――
―――――――――――――――――――― ウッドワス軍がロンディニウムへの進軍を開始してから数分‥戦況はロンディニウムの城壁からの爆弾投下に加え、急ごしらえで仕込んだトリガー鉄砲部隊による火縄銃の銃撃が猛威を振るっており、 兵力の数に勝っているウッドワス軍の兵たちは、それらの攻撃の威力とそれらへの恐怖によって怯えてしまい、爆弾による爆風と火縄銃の銃撃がが届かない場所で一ミリも動けない状態になっていたのだが‥ 軍を率いているウッドワスは負けじとアルトたちの戦略と攻撃に対抗する為、ウッドワスは持っていた通信機で
とある存在に迎撃の命令を下し、 今、ロンディニウムに向かって、ウッドワスが数日前に入手した“秘密兵器”の2体がアルトたちとアルトリアたち、そしてロンディウムにいる者全てに対して攻撃を行なおうとしていたのであった。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/507
508: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/05/09(火) 00:12:40.43 ID:ulJtYF8/0 ロンディニウム:西門付近の戦場 城壁にいる円卓軍たち1「―――!?」ピタッ・・・(動きを止め、ある方向を見ていく) 城壁にいる円卓軍たち2「―――!?」ピタッ・・・(動きを止め、ある方向を見ていく) 西門のトリガー鉄砲部隊の兵たち「――――!?」ピタッ・・・(動きを止める) ぺぺロン伯爵「ちょっと何しているのよ!?まだ攻撃を止めちゃ・・・・???」 戦場にいるウッドワス軍・妖精兵たち「・・・・・・・」とある方角に目を向けている ぺぺロ
ン伯爵「???。・・・‥!?」足下を見て・・・ ガタガタガタガタガタァァ〜〜・・・(地面が少し揺れていく) ぺぺロン伯爵「なに・・・いったい何が起ころうとしてるのかしら・・・?」 トリスタン「・・・・まさか・・・まさかと思いますが・・・・。」東門の方に目線を向けていく ジィィィ〜〜・・・(東の丘に向けて目線を向けていく戦場の兵士たち) ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ロンディニウム:東門付近の丘周辺 ガラガラガラガラガラガラガラァァァ〜〜〜!!キッ、キィィ〜〜!ブシュゥゥ〜〜〜・・・(動きが止まる超大
型兵器) ギゥゥン、ウィィィーーン!(上部のAIポットの下部分が動いていく) https://s01.riotpixels.net/data/c0/d0/c0d050a2-4a0a-4f86-bd11-374f3ed3c76d.png.720p.png/artwork.metal-gear-solid-peace-walker.1286x720.2010-01-16.61.png 妖精超級戦機 コクーン 東門付近の円卓軍・兵士たち「オォ、オォォォ〜〜・・・・」ビクビクビクッ・・・(身震いしていく) 東門付近のウッドワス軍・兵士たち「オォォォ〜〜〜‥‥」ビクビクビクッ・・・(身震いしていく) 千子村正「な、なんだ!?あのあまりにも場違いが過
ぎるデカブツは!?あんなモノ、ウッドワスの軍隊にあったのか!?」 千子村正「‥いやアレか、あのデカブツもコヤンスカヤの横流しで導入させたヤツか!?ウッドワスのヤツめ、いつのまにかあのような巨大兵器を買ってたのか!?」 千子村正「ほんとロクなことしねぇなあの女狐!誰彼かまわず商売しやがって!」 ―――――――――――――――――――――――――――――― ロンディニウムから少し離れたところ:何処かの平原にて・・・ ジィィィ〜〜・・・(オペラグラスでロンディニウムの様子を見ているコヤンスカヤ) コヤンスカヤ「――!?
。何ですかアレは・・・?あんなモノ、NFF傘下の企業・タマモ重工さえも製造されていない大型兵器が、あのウッドワスの軍備にあるなんて・・・」 コヤンスカヤ「・・いや、もしかしたらと思いますが・・・あれを取り扱える者がいるとすれば‥まさか・・・・」 コヤンスカヤ「・・・妖精騎士アグラヴェイン。どうやらあの妖精騎士‥ただ者の存在では無さそうにですわね?」カチッ、シュッ!(オペラグラスをしまう) シュゥゥゥン!(その場から立ち去るコヤンスカヤ) http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/508
509: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/05/09(火) 23:03:16.91 ID:ulJtYF8/0 場所は戻り、ロンディニウム:東門付近の戦場にて・・・・ アルト「違う・・・あの巨大兵器はいくら多くの武器を扱うとされるコヤンスカヤでも持っていない。あの兵器は昔の頃に見たことがある巨大兵器だ!」 アルト「それにそもそも、あの兵器が出てくる事自体・・・登場するゲームもゲーム会社の作品が違うんだ!だからこそ、コヤンスカヤが持っているはずがないんだ・・・」 【あのコヤンスカヤでも持っていないって・・・】 【あの巨大兵器を知っている
の!?】← ジョルニ「――AI兵器『コクーン』。あれは本来、『メタルギアソリッド・ピースウォーカー』というゲームの中に登場するボスの巨大兵器であって、AIが動かしている無人兵器なんだ。」 ジョルニ「その巨大な機体かつ鈍重な動きで狙われやすいのだが、その巨大な機体にはガトリング砲やミサイルランチャーなどの武装があって・・・」 ジョルニ「その砲撃はあらゆる兵士や大型兵器を一撃で仕留めるほどの威力を持った‥正に巨大戦艦というべき兵器なのだが・・・」 ダ・ヴィンチちゃん「ガトリング砲にミサイルだって!?そんなもの、こちらの方
で初めて国産化された火縄銃や手作りの爆弾よりも強力じゃないか!?」 ダ・ヴィンチちゃん「それにAI兵器だって?アドニス君の力で修理しない限り、ストームボーダーなどの機械類が使用不可になるというのに、どうしてそんな巨大兵器をウッドワスが持っているんだい!?」 アルト「だからこそだ。あのメタルギアシリーズで登場している兵器がなんでウッドワスの手元にある事自体があり得ないはずなのに、どうしてあのコクーンがここに・・・」 スズカ「お父様‥。さっきあのコクーンという巨大兵器を『サーチ』で調べて見てみたんだけど、あれは確かに
『メタルギアソリッド PW』で見たコクーンよ‥」 スズカ「私たちが小さい頃に育ったカルデアにいる刑部姫から見せてもらってて分かるわ‥。あの遅い動きに武装している武器の数々・・・正にゲームの中で見たのと瓜二つよ‥」 スズカ「‥でもこのステータスにこの反応・・・。あり得ないわ!こんなのはまるで・・・・」 ウィィィーーン!ギギギギィィ〜〜・・・(コクーンの主砲が東門に向けて狙いを定めている) ???(超大型兵器)→妖精戦艦・コクーン「『主砲装填完了。ターゲット補足、砲撃開始』」ギギギッ!(東門付近に狙いを定める) ディエンド「!?。
全員ここから退避!あの兵器の巻き添えになるぞ!」タタタタタァァーー!(その場から離れる) 東門の円卓軍・兵士「退避だって!?しかしここを離れる訳には・・・」 バァァァン!ヒュゥゥゥ〜〜ン・・・(コクーンの主砲の弾が東門付近に向けて発射される) ディエンド「―――――!!」タタタタタァァーー!(とにかくその場を離れる) 東門付近の円卓軍・兵士たち「―――――!?」飛んでくる砲撃を見て・・・ ウッドワス軍・兵士たち「〜〜〜〜〜〜〜〜!!」タタタタタァァーー!(急いで後退する) ヒュゥゥン、ドカァァァーーン!!(東門周辺にコクーン
の主砲が直撃する) 東門付近の円卓軍・兵士たち「うわぁぁぁ〜〜〜!?ギャァァァァ〜〜!?」ドカァァァーーン!(身体が消し飛んでいく) 逃げ遅れたウッドワス軍・兵士たち「ウギャァァ〜〜!?アァァァァ〜〜!?」ドカァァァーーン!(身体が消し飛んでいく) ディエンド「ヌワァァ〜〜!?」ドカァァーーン!(爆風で飛ばされる) アルトリアたち、アルトたち「――――!?」コクーンの主砲が直撃する所を見て・・・ 【東門のランドン部隊が!?】 【なんて威力なんだ・・・・!】← アルトリア「アワワワワワァァ〜!?あの砲撃一発で東門付近の円卓軍
が吹き飛んじゃった!?アレ、マジでやばいよ!」 アルトリア「あんなのどうするのよ、藤丸くん!あんな砲撃がロンディ二ウムの城壁とかに当たったりしたら、一発で城壁の半分が崩れちゃうよぉ〜〜!!」アタフタ!(困惑している) 【だから落ち着くんだ、アルトリア!】← 【今は冷静になってくれ、アルトリア!】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/509
510: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/05/10(水) 21:26:29.96 ID:VBtbbXmp0 同じ頃、ロンディニウム周辺:平原にて・・・ ウッドワス「はははははははは!どうだ!妖精兵器・コクーンによる砲撃1つで、あそこにいた円卓軍の兵の半分が肉の破片として吹き飛んだだろう?」 ウッドワス「だがこれで終わりじゃない!妖精騎士アグラヴェインから高い金を出して買った妖精兵器3騎の恐ろしさをその身でたっぷりと味わって貰うからな?」 ウッドワス「戦車部隊、このまま東門にいる残りの円卓軍の連中に向けて突撃を開始しろ!
ヤツらを全員皆殺しにし、モルガン陛下に逆らった事への後悔をさせてやるのだ!!」 ウッドワス軍・戦車部隊の兵たち「オォォォォ〜〜!!」ガシャンッ、ブルルゥゥ〜〜ン!(勝鬨をあげて、とある戦車に乗り込んでいく) ブルルゥゥ〜〜ン!(戦車部隊の兵が乗るタマモターンク・71式が東門へと向かって行く) ブゥゥゥ〜〜ン!(戦車らしき物体もまた、ウッドワスの横を通過して・・・) ウッドワス「お前も行け、『ピューパ』!円卓軍を踏みつぶしてやれぇぇーーー!!」雄叫びをあげていく ――――――――――――――――――――――――――――
――――――――――――――― ブゥゥゥ〜〜ン!ブルルゥゥ〜〜〜〜ン!(ウッドワスがいる丘から飛び出してくる戦車らしき物体(ピューパ)) 正門付近の円卓軍・兵士たち「――!?。なんだ!?こっちからも何か突っ込んでくるぞ!?」驚愕している アルト「!?。――オイオイオイ!?。まさかそんな・・・こいつもまでもか!?」前方の光景を見ていて・・・ ギュゥゥ〜ン、ババババババァァ〜〜〜!!(機体後部の機関銃から発砲される) 正門付近の円卓軍・兵士たち「ぐわぁぁぁぁ〜〜!?」バババババァァ〜〜!!(撃たれていく) アルト「―――!?
クソッ、ハァァァァーー!!」ギュィィン!!(バリア展開!) スズカ「――!?。危ない伏せて!!」ガバッ!(堀の中へ伏せる) アルトたち、アルトリアたち「――――!?」ガバッ!(堀の中へ伏せる) 【―――――!!(伏せる)】← ブルルゥゥ〜〜ン、ガラガラガラァァ〜〜・・・(アルトたちがいる所の正面に停止する戦車らしき物体(ピューパ)) ビリビリビリィィィ〜〜〜!!(前面の電撃ユニットから電気が流れている) https://pics.prcm.jp/hirarin/16611136/gif/16611136.gif 妖精水陸両用戦機 ピューパ 【また場
違いな機械兵器が出てきた!?】 【しかも動きが速い!】← ルージュ「!?。同じAI兵器のピューパまでいるわ!?戦車みたいな形でなんかとっても早いヤツの・・・!」驚いている アルト「なんだって!?まさかそんな・・・コクーンさえもあり得ないというのにピューパまでウッドワス軍にいたというのか!?」驚愕している 千子村正「おいおいマジかよ!?ウッドワスのヤツ‥儂たちの知らない間に、こうも何でもありなモノを自軍の戦力に加えていたというのか!?」驚いている イズ「ええ‥これは私も想定外でした。ウッドワス軍がまさか、あの兵器のよ
うな妖精國でも動かせる高性能の無人兵器を戦力として所持していたとは・・・」驚愕している http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/510
511: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/05/10(水) 23:34:23.77 ID:VBtbbXmp0 ピピピピピィィ〜〜、パパパッ!(辺りを見渡す素振りを見せるピューパ) 戦車らしき物体→妖精兵器・ピューパ「―――。『ターゲット発見。攻撃対象‥『円卓軍』『アルト・オルラント』『異邦の魔術師』『予言の子』。』」 ピューパ「『抹殺対象優先順位を確認。最優先対象、『アルト・オルラント』『予言の子』。共に前方にその姿を認知。』」 ガチャンッ、ビリビリビリィィ〜〜!(電流発生と機関銃のリロードを行なっていくピューパ) ピュ
ーパ「『各装備装填、異常なし ターゲット、ロックオン。放電開始』」ビリビリビリィィ〜〜!!(放電攻撃を行なおうとする) アルトリア「――!?。アワワワワァァ〜!あのピューパってやつ、ビスケスと同じような攻撃をしてくる!?」ビクビクッ!(震え上がる) セツノ「―――!?」ガバッ!(堀から飛び出す) ハベトロット「セツノ!?」堀から飛び出すセツノを見て‥ ビリビリリィィ〜〜、バリバリバリッ!(電撃を発射するピューパ) セツノ「ヤァァッ!!」キィィン!(電撃に向けて手をかざす) バリバリバリィィ〜〜、ギュゥゥ〜ン!(ピュー
パから放たれた電撃を吸収するセツノ) バリバリバリィィ〜〜!ピョォォン!(ピューパに素早く飛びかかるセツノ) セツノ「ヤアッ!ハァッ!ハッ、ハァァァッ!!」バリバリィィ〜、ガシガシガシッ!(電流を帯びた氷の爪でAIポットに向けて引っ掻いていく) ピューパ「――――――」ガシガシガシッ!(AIポットを攻撃される) ピューパ「――『発砲開始』」ギュゥゥン、ババババババァァァ〜〜!!(セツノに向けて機関銃を発砲する) セツノ「―――!!」ヒュッ、シュッ!(銃撃をかわしていく) ババババァァ〜〜、タタタタタァァーー!(銃撃をかわ
しながら後ろに下がっていく) セツノ「装甲が硬い・・・セツノの爪じゃ、ポットに大きなダメージを与えられない・・・」グググゥゥ〜‥(氷の爪を見て‥) アルト「無茶するなセツノ!相手は装甲車並みに硬い無人兵器なんだぞ?氷を纏った爪なんかで装甲が貫けるはずがない・・・」 アルトリア「アルトさん!あのピューパってヤツ‥さっき聞こえた音と標準から、私とアルトさんのことを狙って攻撃しているように見えました。だとしたらアレって・・・」 ダ・ヴィンチちゃん「ああ。明らかにアレは円卓軍と境界なき勇士団の核である君たち2人を優先に殺そうとして
いる。あの無人兵器はその為にこっちに攻撃しに来たんだ!」 ダ・ヴィンチちゃん「それにさっきコクーンとかいう巨大無人兵器に攻撃された所に向けて第三陣が来ている!しかも城攻めの工作兵や他の兵器の部隊のおまけ付きだ!」 ダ・ヴィンチちゃん「アルトとアルトリアはアレに狙われている以上、ここから動かす訳にはいかない!村正、武蔵、藤丸くん!」 【任せろ!】 【とにかくあの軍隊と止めないと!】 千子村正「ああ分かっている!あのデカブツとハリボテ共をぶった斬らねぇと、後先も見えないうちにこっちが全滅だ!」 千子村正「今の儂ら
じゃ東門は守り切れねえ!『牙の氏族』が何人かは、城門を超えて城内に入り込むかもしれねぇぞ!」 スズカ「ええ‥城内にはガイル兄様とアドニス、響ちゃんがいるけど‥この数じゃ中にいる住民たちを守り切れるかは分からないわ・・・」 千子村正「ああ‥だがそれでもやらなきゃ、向こうへ行ってるパーシヴァルたちに顔なんて見せられねえからな!行くぞ!」 千子村正「セフィー、スズカ、ハルキ!お前たちも来い!あのデカブツを止めるためにもお前らの力を借りるぞ!」 セフィー、スズカ「ああ(ええ)!」頷く ハルキ「は、はい!」呼びかけに応じ
る http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/511
512: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/05/11(木) 22:42:22.18 ID:QKhSm6ca0 ガシャンッ‥(ウルトラゼットライザーを手に持ち・・・) ハルキ「ゼットさん、確かウルトラマンってなんか気質とか何かで、本来、このような戦争には一切関与しないと聞いてはいましたが‥」 ゼットの声「ああ‥。でも今はそれどころじゃない程のウルトラ緊急事態なのはわかります!ハルキ、村正殿と共にあの機械兵器をやっつけに行きましょう!」 ハルキ「――!。押忍ッ!!」ガシャッ!(ウルトラZライザーを構える) ガシャッ、ギラァァ
〜ン!!(ハルキがウルトラゼットライザーのトリガーを引き、近くにヒーローズゲートが開かれる) ハルキ「――――――」タタタタタァァーー、ギュィィィン!(ヒーローズゲートに入る) 千子村正、武蔵、セフィー、スズカ「―――――――」タタタタタァァーー!(東門へと向かう) ルージュ「ダ・ヴィンチさん、アルトリア!2人は藤丸くんと一緒に他のウッドワス軍の兵隊たちを正門に近づけさせないようにさせて!」 【わかった。けどルージュは?】 ルージュ「私はお父ちゃんとセツノお姉ちゃんと一緒にピューパと戦う!ピューパの攻撃がアルトリ
アに当たらないように私たちがピューパを陽動させるの!」 ダ・ヴィンチちゃん「揺動するって・・・君たちだけであのよくわからない兵器に太刀打ち出来るというのかい!?」 ルージュ「ええ出来るわ!それに私に良い考えがあるの!うまく行けば、今の状況を覆せるかもしれないの!だから私を信じて!」 アルト「!。わかった!俺がピューパを引きつける囮になれば良いんだな?セツノ、ルージュ、行くぞ!」 セツノ、ルージュ「はい!」頷く ビリビリビリィィ〜〜!(アルトリアたちに電撃攻撃の標準を合わせる) ピューパ「『ターゲット、ロックオン
。放電準備』」ビリビリビリィィ〜〜! セツノ「ハァァァーーー!!」カチカチカチィィ〜〜ン!(手からの冷気で電撃ユニットを凍らせる) カチカチカチィィ〜ン!(電撃ユニットが凍ってしまう) ヒュゥゥン!ドカァァァーーン!(手持ちの爆弾でピューパのブースターに攻撃する) ピューパ「――!?『電撃ユニット、一時使用不能 ブースター一基ダメージあり』」ウィィィン、ピピピピピッ!(攻撃してきた場所に振り返る) アルト「こっちだ!お前の相手は俺たちだ!!」ヒュンヒュンヒュン!(手榴弾的な爆弾を投げていく) ピューパ「――――――
」ドカン、ドカン、ドカァァァーーン!(その爆弾がピューパの目の前で爆発する) セツノ「―――――!」タタタタタァァーー!(その隙にアルトたちの元へ走る) アルト、ルージュ「―――――――」タタタタタァァーー!(西の方へ走っていく) ピューパ「『ターゲット変更。攻撃対象を、『予言の子』から『アルト・オルラント』へ変更。別手段の攻撃に移行。』」ギギギィィ〜!(機体をアルトが走っていく場所に向けていく) ピューパ「『ブースター点火 ターゲット追跡』」ボォォォーー!(背部にある残り3つのブースターが点火していく) ボォォーー
!ブルルゥゥ〜〜ン!(アルトたちを追跡していくピューパ) タタタタタァァーー!(ピューパを引きつけるために西へ走っていくアルト、ルージュ、セツノ) http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/512
513: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/05/12(金) 08:46:12.58 ID:ZHDyHvSH0 アルト「(まさか『メタルギアソリッドPW』でスネークを苦しめていたボスキャラが、同じ戦場で2騎同時に相手にすることになるなんてな‥)」 アルト「(おそらくあの無人兵器2機は妖精騎士アグラヴェインの差し金か何かか?『歪みの岬』を通してあの機体を妖精國に持ってきたという事か!)」 アルト「(そして妖精騎士アグラヴェインはアドニスと同じような力を使い、この妖精國でも動かせるように改造し、ウッドワスの軍勢に配備させて・・・)」
アルト「(・・・!?。ちょっと待て!陸上AI兵器の『ピューパ』や『コクーン』がいると言う事は・・・同じAI兵器である『クリサリス』また、この世界に持って来たと言う事になる・・・)」 アルト「(だが実際にロンディニウムに襲撃してきたのは東門を襲撃してきた『コクーン』と、目の前で戦っている『ピューパ』であって‥ここ周辺の上空にクリサリスの姿が見えない・・・)」 アルト「・・・・!?。まさか―――――!?」涙の河の方角を見ながら・・・ ―――――――――――――――――――――――――――――――― ロンディニウム付近の丘から突如として現れ
た・・・本来『METAL GEAR SOLID PEACE WALKER』にしか登場しないはずのAI兵器である『ピューパ』と『コクーン』が出現し‥ ロンディニウムの東門付近に現れた『コクーン』は、自身が持つ主砲による攻撃でランドン部隊の兵の半数を撃滅させていき、そこから第三陣のウッドワス軍の兵士たちが流れ込んでいき‥ 正門に現れた『ピューパ』はアルトとアルトリアを攻撃対象とし、電撃ユニットと機関銃で辺りの円卓軍の兵士たちに攻撃をし、前線はウッドワス軍の優勢が確実に上がっていくのであった。 それに対してアルトたちとアルトリアたちは『ピューパ』
と『コクーン』の存在に困惑する所を見せるも、その2機の迎撃のため、アルトたちとアルトリアたちは正門と東門の二手に分かれていき‥ 東門付近のコクーンの相手に千子村正、セフィー、スズカ、武蔵、ハルキ(ウルトラマンゼット)。正門付近のピューパの相手にアルト、ルージュ、セツノが向かい、それぞれ迎撃に向かっていく‥。 そしてアルトは『コクーン』や『ピューパ』と同じ機械兵器である『クリサリス』がロンディニウムの上空に見かけないことから、アルトはパーシヴァルたちが向かっていた方角を見ていき‥ その一方でアルトが予感した事態
は、向こう側のパーシヴァルたち率いる強襲部隊が急いでロンディニウムへ戻ろうとした際に起こっていたのであった‥ ―――――――――――――――――――――――――――――――― 数分前(ウッドワス軍が平原に設置された地雷を踏んだ直後)・・・・ロンディニウム近くの林にて・・・ パカラッ、パカラッ、パカラッ、パカラッ!タタタタタァァーー!(急いでロンディニウムへ向かう強襲部隊) ドォォーーン!ドォォーーン!(ロンディニウムの方で爆発音が鳴っている) パーシヴァル「急げ!アルト・オルラントと『予言の子』たちが持ちこたえてくれてい
る間に何としてでもウッドワスの背後を攻め入るぞ!」 パーシヴァル「メリュジーヌ、イズ殿の言ってた通りになりました。ウッドワスは我々の背後からの挟撃を察し、その前に行動を起こすって言う事を・・・」 メリュジーヌ「ええ。私が空から偵察しに行った時には、野営地はもぬけのカラになってたし、その直後にアドニスが作った地雷が爆発した音がしたかた、まさかとは思っていたけど・・・」 メリュジーヌ「ヌヌヌ・・・異世界からのAIとはいえ、私の未来視より先に、事の予防策の行動をされるなんて・・・あぁ〜なんて惨めな思いなんだ・・・」 パーシヴァル
「‥あなたの気持ちはよくわかります。けど今はアルトたちが城で持ちこたえている為にも、急いでウッドワスの元へ追いつかなければなりませんからね!」 メリュジーヌ「ええ!アルトが考案したロンディニウム防衛策もいつまで通じるか分からない以上、急いで私たちがウッドワスの軍勢の後ろに付かなければ――――」 遠くから聞こえてくる音楽「ラーランラーン♪ラララーン♪ラララーン♪ラーランラーン♪ラララーン♪ラララーン♪」徐々に近づいてくる メリュジーヌ「―――!?」何かを察知する パーシヴァル「どうかしたのですか、メリュジー
ヌ?」 メリュジーヌ「何だ・・・?何かがこっちに向かってくる!西の方角からだ!」西の方角を見ていて‥ パーシヴァル「何!?まさか・・・女王モルガンからの2倍の数の援軍がこちらに向かって襲撃を・・・」 メリュジーヌ「いや違う。これはもっと大きなモノが向かってきている・・・女王軍の援軍とは違う何かが・・・・」 ピピピピィィ〜〜・・・グワァァ〜ン、グワァァァ〜ン!(巨大飛行物体が近づいてくる) http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/513
514: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/05/12(金) 23:27:13.06 ID:ZHDyHvSH0 上空:クロコダイオー船内 ガラガラガラァァ〜〜!(舵を取っているゾックス) ゾックス「まさかウッドワスのヤツがパーシヴァルたちの動きを読み、こちらの主戦力を動かした後のロンディニウムに攻め入ってくるなんてな・・・」 飛電或人「ああ。そのウッドワスっていう妖精がとても感が良かったというのか、あるいは別の誰かに頼んでロンディニウムへの偵察隊を出していたのか・・・いずれにしてもこれは‥」 カイニス「チィィ!そんなのいま考
えても仕方がねぇだろ!さっさとロンディニウムへ戻って、ウッドワスの野郎どもを叩かないと、ロンディニウムは終わりだぞ!」焦っている 介人「そうだよ!ゾックス、もっとスピードを出してよお〜!早くロンディニウムに戻って、みんなを助け出さないと!」ブルンブルンブルン!(ゾックスを揺さぶっていく) ゾックス「だあ〜も〜うるさいなあ!こっちはお前たちを乗せているほかに、アルトに預かりを託されている壁画を5枚も乗せてあるんだから、そんなにスピードを出すわけには・・・」 ビー!ビー!ビー!ビー!ビー!ビー!(警告音が鳴り響く)
ゾックス「――!?。どうした!何が起きたんだ!?」 フリント「お兄ちゃん、右舷の方に何かが接近してきてる!しかもかなり速いスピードでこっちに向かってくるわ!」ピッ、ピッ、ピッ!(装置を確認していて‥) ゾックス「何だと?その接近しているのはいったい・・・・」 リッキー「うわぁぁ〜〜!?アニキ〜!アレッ、アレッ!」右側の窓側に指をさす ゾックス「アレ?―――――!?」右側の窓側に目線がいく 船内のみんな「―――――――!?」右側の窓側に目線がいく グワァァァ〜ン!(右側のクロコダイオー船内の窓側に“アレ”の姿が露
見する) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ロンディニウム近くの林:上空 ウィィ〜ン、ウィィ〜ン・・・ピピピピピィィ〜〜・・・(何かの機械音を出して飛んでいる) ギィィィ〜〜!(何かの大型の武器を動かしていく) https://pbs.twimg.com/media/EqvJM8yVoAIqt37?format=jpg&name=medium 妖精垂直離着陸戦機 クリサリス ボガード「な、なんだあれは!?鉄のようなモノで出来たモノが空を飛んでいるぞ!?しかもとてもじゃないほどにデカい・・・」 ボガード「‥まさかアレか?
アレが俗に言う・・・『UFO』ってヤツか!まさかこの妖精國にも存在したというのか!」 パーシヴァル「ユッ、ユーフォー!?その・・・ユーフォーっていうのはなんでしょうか?」困惑している バーゲスト「そんな訳ないですわ!!ってかボガード!なぜあなたは『UFO』っていう汎人類史に伝わる存在を知っているというのですか!?」 ボガード「えっ、えぇ〜とそれは・・・以前、シェフィールドにいた頃に手に渡った汎人類史から流れてきた本を読んでいた際にそれを知ったのだ・・・」 ピピピピピィィ〜〜、パパパッ!(上空からパーシヴァルたちを目視する素振
りを見せるクリサリス) http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/514
515: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/05/13(土) 22:57:59.98 ID:oCc0doIK0 妖精兵器・クリサリス「―――。『ターゲット発見。攻撃対象・・・『円卓軍・団長:パーシヴァル』及び円卓軍の軍勢多数。上空の船には異界から来た戦士(ヒーロー)たちが搭乗している可能性あり。』」 クリサリス「『命令コードの確認 “異界から来た戦士(ヒーロー)が乗る船の破壊、及びその者たちの殲滅”、“円卓軍の軍勢の殲滅”』」ピピピピィィ〜〜(演算をしている) クリサリス「『命令コード実行。ターゲット、ロック。――レールガンチャ
ージ』」ギィィ〜、ピピピピピピピィィィ〜〜!(パーシヴァルたちに狙いを定める) メリュジーヌ「――!?」ビュゥゥゥーーン!!(超スピードでクリサリスの元へ飛んでいく) パーシヴァル「メリュジーヌ!?」飛んでいくメリュジーヌを見て‥ ジジジジィィ〜〜!(レールガンの発射が間近になる) クリサリス「ラララー♪ラララー―♪『レールガン はっ――――』」ジジジィィ〜!(レールガンを発射しようとする) メリュジーヌ「ハイアングルトランスファー!」ギュィィィ〜〜ン!(レールガンに向けて攻撃する) ギュィィ〜チュドォォォ〜〜ン!
ドゴォォォーーン!!(メリュジーヌの一撃でクリサリスのレールガンを破壊する) クリサリス「ア〜〜アァァァァァ〜〜〜!?」ビリビリビリィィ〜〜!(レールガンに溜まった電流が逆流する) メリュジーヌ「みんな急いで!!アイツの狙いはパーシヴァルたちだ。みんなアイツに撃ち殺されるぞ!」 パーシヴァル「なんだって!?全軍、アレは我々の敵だ!急いであの飛行物体から振り切るんだ!」 円卓軍・兵士たち「――――――!?」タタタタタァァーー!(走るスピードを上げる) タタタタタァァーー!(走るスピードを上げていく円卓軍の兵士たち)
ビリビリビリィィ〜〜!ピピピピピィィ〜〜〜!(感電するもすぐに体勢を直していくクリサリス) クリサリス「『レールガン破損 攻撃手段を変更』」ピピピピピィィ〜〜!(演算していく) クリサリス「『キッドナッパー射出 空中からの迎撃に入る。』」ギギィィッ、バシュッ!バシュッ!(機内から何かを射出していく) ビューン!ビューン!ビュゥゥーーン!(キッドナッパー3機が円卓軍・兵士たちに空から近づいてくる) ガチッ、バババババァァーーー!(武装のチェインガンで攻撃していくキッドナッパー3機) 円卓軍・兵士たち1「ぐわぁぁぁ〜〜
ヌワァァァ〜〜〜!?」ババババァァ〜〜!!(後ろから撃たれていく) クリサリス「『通常モードに移行。チェインガン掃射』」ババババババァァーー!!(チェインガンを掃射していく) 円卓軍・兵士たち「ヌゥゥゥ〜〜〜!!」バババババァァァーーー!(辛うじて手持ちの盾で防いでいく) パーシヴァル「ツゥゥ・・・なんだこいつらは!?突然と上空から現れ、空から我らを迎撃するかのように攻撃してくるなんて・・・」 パーシヴァル「まさかウッドワス軍の隠し球‥もしくは女王が出した2倍の数の援軍の一部だというのか?だとしてもこれはさすがに分が悪
すぎる!」 パーシヴァル「あの鉄で出来た浮遊物体はなんなんだ!?いったいヤツを倒す方法は・・・・」 ギュィィィ〜〜ン!ガシッ!(キッドナッパーの武装のワイヤーがパーシヴァルを捕まえる) パーシヴァル「な、なに!?うわぁぁぁ!?」ガシッ、ビュゥゥ〜〜ン!(空中へ連れ攫われる) 円卓軍・兵士長:イートワー「だ、団長〜〜!?」連れ攫われるパーシヴァルを見て‥ バーゲスト、ボガード「パーシヴァル!?」連れ攫われるパーシヴァルを見て‥ http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/515
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