【18禁FGO SS】俺が真に救うアヴァロン・ル・フェ (632レス)
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258: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2022/10/12(水) 23:13:37.01 ID:aBhibeHX0 ソールズベリー:大聖堂の屋上 鐘撞き堂 ヒュゥゥゥ〜〜ン・・・(鐘撞き堂に佇むブルーナ) ブルーナ「・・・・・フゥゥ・・・・・・・あれから16年かぁ〜・・。」ソールズベリーの町並みを見ながら・・ キィィン、バサッ・・バサッ・・バサッ・・!(青い翅を羽ばたかせていくブルーナ) 女王暦2017年・・・この妖精國ブリテンに生まれて16年。私が一番嫌いだったオーロラを殺め、異端の亜鈴を手にイレギュラーズに入り、そして風の氏族の長となった。 この風の氏族長であるブルーナが、このような大規模な処刑の告知をするに至ったというのか・・・? それに至るにあたって、まずは私の生い立ちを話す事から始めよう・・・。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 女王暦2001年・・・・16年前のソールズベリー:大聖堂内(求人募集の会場) ガヤガヤガヤガヤ・・・・(風の氏族の妖精たちが集まっている) 16年前のブルーナ「・・・・・・・・」長いすにポツンと座っている 他の妖精たち「・・・・・・・」ズズズズッ・・・(ブルーナがいる長いすに座ろうとしない) ――――――――――――――――――――― 16年前・・・・エインセルが『予言の子』の予言を説いた年。■■■から分離し、その■■■の次代として生まれた私は、あの忌まわしきコーンウォールの森を脱出し、 どうにかソールズベリーに住み始めた私は、自身の仕事先を探すために求人募集の場所に向かい、この大聖堂で誰かに私の事を呼ばれるのを待っていた。 妖精たちはその日その年の流行する色によって、ソールズベリーでの仕事が決まると教えられたのだが・・・ この私・・・ブルーナのシンボルカラーであり、私の一番大好きな色である“青色”とその青色に輝く私の瞳と爪と髪と翅に、妖精たちの中では流行にすらならなかったのであった。 ――――――――――――――――――― ハロバロミア「お前のような翅が青い妖精が近くにいたら、こっちまで翅が青くなってしまうよ!」 風の氏族の妖精たち「そーだそーだ!お前みたいな髪も翅も青い妖精なんて、誰も雇ってくれないヨーダ!」からかっている ブルーナ「・・・・・・・・・」うずくまっている ――――――――――――――――――――― 求人募集の会場に来ていたこのブルーナに待っていたのは、同じ風の氏族の妖精たちからの酷い差別であった。 他の妖精たちから、私の青い髪の毛や青い自身の翅を見る度に気味悪がられ、私の側に1人たりとも近づきもせず、ただただ罵声を浴びせられていくばかりで・・ 私はその妖精たちからの差別や偏見で心を砕かれそうな思いをしていたのであった。 ――――――――――――――――――――― タッタッタッタッ・・・(大聖堂に誰かがやって来る) 風の氏族の妖精たち「あっ、オーロラ様だ!オーロラ様がいらしたぞ!」ガヤガヤガヤガヤ!(オーロラに注目を集める) ブルーナ「・・・オーロラ様・・・・?」顔を上げる タッタッタッタッ・・・(オーロラが大聖堂の中央台に立つ) オーロラ「あらあら?みんな、私が始めた求人募集の会場に来てくれてありがとう!」ニッコリ!(笑顔を見せる) オーロラ「・・・あら?あちらのイスに・・ひとりぼっちで仲間はずれにされている妖精がいるわね?」ブルーナに注目を見せる ブルーナ「・・・・・・・!」オーロラの顔を見て・・・ http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/258
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