【18禁FGO SS】俺が真に救うアヴァロン・ル・フェ  (632レス)
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43: [ saga] 2022/06/26(日)09:52 ID:bf3SHI2B0(2/3) AAS
オベロン「まぁボクたちもまた、ブリテン南部でやらなきゃならない事が沢山あるから、オーマジオウの言われた通りに南部の方へ帰らせてもらうよ。」

オベロン「でもしかし、オーマジオウが『予言の子』を問題視してなかったのは意外だったね。我々を放免するより、捕らえていた方が得策だと思ってはいたけど・・」

ノクナレア(リノア)「・・・確かにアンタたちなんか、私の中ではとても嫌と言えるぐらいに問題視しているし、アンタたちをこのまま南部へ引き返す事なんて信用ならないわよ!」キリキリキリ〜・・

ノクナレア(リノア)「私はアンタたちに一度、私がお母様の影武者をしているという事実を暴かれているからね。アンタなんか、このまま私が口封じをしたいぐらいにね!」キリキリキリ〜・・(怒りを募らせている)

ダ・ヴィンチちゃん「・・・・・・・」困った顔を見せる
省27
44: [ saga] 2022/06/26(日)11:00 ID:bf3SHI2B0(3/3) AAS
タッタッタッタッ・・・(カレンがアルトリア達の前に立ち・・)

カレン「バーゲストさん及び『予言の子』のご一行様、私はノクナレア様もとい王女リノア様の命により、あなた達の監視・ブリテン南部の調査の為に、あなた達とご同行させて貰います。」

バーゲスト「!。なんと・・監視とは言え、カレンが我らと共に来てくれるとはなあ?」

ルージュ「ワァ〜凄い凄い!!あのセイバーの武蔵ちゃんだけじゃなく、3年前にもお父ちゃんたちを後押ししてくれたカレンさんもまた、私たちの味方になってくれるなんて!」喜んでいる

セツノ「カレンさん、お父さんとお母さんたちの結婚を後押ししてくれた・・。カレンさんの後押しがあったから、私たちは産まれる事が出来た・・。」
省20
45: [ saga] 2022/06/27(月)22:47 ID:pgQ+OCB30(1) AAS
ノクナレア(リノア)「・・・・ハッ!まぁそれはそれとして、アンタたち!もう自由なんだから、さっさとアルト・オルラントがいるブリテン南部へと帰りなさいよ!」

アルトリア「ツゥゥ・・フンッ!あなたに言われなくても今日の所はブリテン南部へ帰らせてもらうわよ!」

アルトリア「さっきの戦いでは苦戦を強いられた部分はあったけど、次会ったときはそうはいかないからね!!」強気な姿勢で言う

ノクナレア(リノア)「フンッ、何とでも言いなさいよ!次に会ったときでも、わたしがアンタたちを圧倒してやるのだからね!!」強気な姿勢で言う

アルトリア「〜〜〜〜!!イィーーーっだ!行こっ、藤丸君・・オベロン・・。」不機嫌な感じで馬車へ向かう
省26
46: [ saga] 2022/06/28(火)23:22 ID:JJ58DOiE0(1) AAS
ノクナレア(リノア)たちのキャンプ(アルトリアたちが去った後・・)

ノクナレア(リノア)「・・・・全く・・・・なによ、アイツらに私やお母様の事なんか知らないくせに・・・」ブツブツブツ・・

妖精ウォズ「我が姫君よ、さすがに最後のアレは彼女たちには言い過ぎかと・・。」気まずい感じを見せる

ノクナレア(リノア)「フンッ!あんな私以外の妖精や人間のあいだの子に私がどれ程お母様に愛されている事を教えただけだし、私の家族とアイツらの家族の差を見せつけただけだし・・」

ノクナレア(リノア)「それにアルトリアのヤツなんて、私の本当の力を使えさえ出来れば・・私の正体を隠さずとも勝てたというのに・・」残念がっている
省23
47: [ saga] 2022/06/30(木)00:14 ID:PdiDL/cF0(1/3) AAS
登場人物(ブリテン北部の者たち+α)
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〔トキワ・リノア/ニセ・ノクナレア〕
・元・王の氏族長、北の女王であった『ノクナレア』と魔王の氏族、時の王者でもある『オーマジオウ』の娘。
・姿はピンクとシルバーの髪が交互に並んでおり、顔もFGOの女王メイヴを幼くした表情をしている
・短気でワガママな性格であり、極度の妖精嫌いと妖精不信である為に、ブリテンにいる妖精達を徹底的に罵声と差別、はたまたは暴力を振るったりしている
・オーマジオウからの宿題により、ノクナレアから貰ったネックレスを常に首に掲げ、そのネックレスの力でノクナレアの姿に変身し、ブリテン北部で活躍するノクナレアの影武者として、ブリテン北部の地の一部で女王軍への戦いの準備をしている
・能力は『時間停止』と『未来予測』と時間を操る力を持ち、『ワタシサイキョー』と文字を出しながら光のヤイバを放つ武器『クロックソード・コノート』を所持している
・実はとある事情や彼女に関する過去のトラウマがあり、上記の性格やノクナレアの影武者になるきっかけと関係しているのだが、現時点では不明である。

〔ウォズ(妖精ウォズ)〕
省23
48: [ saga] 2022/06/30(木)10:06 ID:PdiDL/cF0(2/3) AAS
第25節:ロンディニウムへ・・〜ある少女の暴走〜
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妖精國ブリテン 南部平原:大穴西

パカラッ、パカラッ、パカラッ、パカラッ!!(カルデアのマスターたちを乗せた馬車が走っていく)

ダ・ヴィンチちゃん「フゥ・・先ほどの事で慌ただしかったけど、どうにかチョコレート畑を南下して、もう完全にブリテン南部に入ったね。」

武蔵「フゥゥ〜・・長かった・・。ついにこの新免武蔵、この妖精國ブリテンの南部へと進出・北部への脱出が無事出来たと言ってもよろしいでしょう。」

トリスタン「えぇ。それとこの通りから、もうじきグロスターの街が見えてくる頃ですね。皆さま方の中にグロスターへの寄り道を希望している者はいらっしゃりますか?」問いかける
省26
49: [ saga] 2022/06/30(木)11:36 ID:PdiDL/cF0(3/3) AAS
それから翌日のお昼、妖精國ブリテン:南部平原(ロンディニウム前)

オベロン「夜も眠らず、ここまで休みなしでご苦労さま。あと二つ丘を越えればロンディニウムだ。」

オベロン「でも、その前に少しだけ休憩しよう。もうすぐお昼だしね。藤丸君も馬車に揺られるより、外でゆっくり食べたいだろ?」

【ありがとう。正直、助かった・・・・】
【このあたりは安全なの?】←

レッドラ・ビット「夜通しで首都都市の街道を抜けましたからね。このあたりに展開している女王軍はいない筈です。・・ですが・・」
省28
50: [ saga] 2022/07/01(金)00:00 ID:e0yT/71R0(1/2) AAS
千子村正「ハァ・・・ともあれ武蔵のあの様子じゃ・・これ以上のストレスを溜めかねない・・今はこの場で休憩した方が良さそうと思えるなぁ?」

千子村正「レッドラ・ビットの言った通り・・ここには女王軍の兵がいないし、あと少しでロンディニウムへ着けるからな。昼飯ぐらいここで喰っても問題なかろうなぁ?」

【確かにそうだね・・。】
【みんな長旅で疲れているからね・・。】←

ダ・ヴィンチちゃん「まぁ今のところはここらで休むとして・・いよいよアルト達が先に向かったというロンディニウムかぁ・・。一体どんな逸話がある場所なんだい?」

バーゲスト「今から2000年以上前・・・・女王暦の前の妖精暦において、最大の都市であったという事は聞いてはいるが、王の氏族以外の5の氏族が平等に生活し、都市の領主には人間が選ばれていたという逸話があるにはある。」
省23
51: [ saga] 2022/07/01(金)23:36 ID:e0yT/71R0(2/2) AAS
ハベトロット「・・まぁ〜、ようはそんな難しいコトを考える必要はないってコトさ。妖精騎士のコトも、吟遊詩人のコトもね?」

ハベトロット「それにロンディニウムもまた、昔の因縁にまみれた、かつての人間たちの本拠地ってコト。その理由もまた、そこに着けば分かるぜ、村正。」

千子村正「あ、あぁそうだな・・。だが大昔、妖精に大敗を喫した城に今の人間たちのほとんどが陣取っているとなると、どうも不吉もいいところで引くよなぁ。験を担ぐワケじゃねぇけどよ。」

ハベトロット「そう言うなって村正。ボクに言わせればモルガンも氏族長も頭が悪い。一度落とされたぐらいでロンディニウムを放っておくなんてどうかしてるってね。」

セツノ「ハベニャン、ロンディニウムの事、とても知ってる。ハベニャン、大昔にロンディニウムに行ったことがあるの?」
省20
52: [ saga] 2022/07/02(土)22:41 ID:0k5Vcu0p0(1/2) AAS
とある森の中:水辺付近にて・・

バシャァァーン、ジャバァァー・・・(水を汲んでいるルージュ)

ルージュ「・・ハァ〜・・・・・。家族団欒ねぇ〜・・・」ハァ〜・・(ため息をつく)

ルージュ「・・・・・・・・。」何かを思い出している

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回想シーン:ルージュにとってのイヤな思い出
省24
53: [ saga] 2022/07/02(土)23:19 ID:0k5Vcu0p0(2/2) AAS
ルージュ「・・・ツゥゥ・・。どうして・・・・どうして私の魔糸がこうも簡単にモースに噛み切られたの・・・・。」

ルージュ「ノリッジやキャメロットへ行くときは問題なくモースを一網打尽に沢山拘束できたのに・・、モースをたくさん拘束して・・・・!?」何かに気づく

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回想シーン:ルージュが気づいたこと

ノリッジの場合

ルージュ「ハァァァ!!」シュビビィィン、バィィーン!!(無数の糸を放つ)
省25
54: [ saga] 2022/07/03(日)07:46 ID:BEJBM9Df0(1/4) AAS
モース2体「■■■■■■ーーーーーー」オォォォォ〜〜・・・(ルージュに襲いかかろうとする)

ルージュ「嫌・・・わたしはまだ・・・・・わたしはまだお母ちゃんに再会していないのに・・お母ちゃんをこの手で抱きしめたことがないのに・・・お母ちゃんの温もりをまだ少しも受けてもいないのに・・・」ポロポロポロ・・(泣き出す)

ルージュ「お祖母ちゃんになるはずだったモルガンに拒絶されて・・・ノクナレアの娘に馬鹿にされて・・・こんなところで、私一人で、お母ちゃんに会えないまま死んじゃうなんて・・・」ポロポロポロ・・(泣いている)
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モルガン(回想)「故にルージュ・・・お前など私の孫ではない。であれば、外来種であるオマエらをイレギュラーズを使ってでも消し去るのは道理と言っても良いからな!」

リノア(回想)「もっとも・・その内2人の子(ジョルニとルージュ)は、会った事もない妖精の母親(ヴァージェ)に愛されているのかもわからないからね?」クスクスクスwww
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ルージュ「・・・・愛されたかった・・・・わたしはもっと・・・お母ちゃんの胸の中で、愛されたかったのよ!!!」カァァァーー!!(怒鳴り散らす)
省15
55: [ saga] 2022/07/03(日)19:27 ID:BEJBM9Df0(2/4) AAS
とある森の中:ロンディニウム側の付近にて・・

サッサッサッサッ・・・・(ある5人組がカゴを持って入ってくる)

キノコ狩りに来た妖精1「キノコ狩り!キノコ狩り!楽しい楽しいキノコ狩り!5人で一緒にキノコ狩りだー!」ルンルンルン♪

キノコ狩りに来た妖精2「どんなキノコを取ろうかな?ワライタケ?、イカリタケ?、ナキムシタケ?、色んなキノコを採りに行こう!美味しいキノコを採りに行こう!」ルンルンルン♪

ロブ「おうおうおう!ここらはキノコがたくさん取れると聞いたからな・・オレらもキノコを採りに手伝いに来たぜ!」ルンルンルン♪
省19
56: [ saga] 2022/07/03(日)22:24 ID:BEJBM9Df0(3/4) AAS
ヒュゥゥ〜ン・・カシャンッ・・・(ルージュのペンダントが落ちてくる)

ワグ「?。・・・なんだこれ・・?ペンダント?」シャラァァン・・(ルージュのペンダントを拾う)

ロブ「どうしたワグ?何か見つけたのか?」

ワグ「うん・・・なんかキラキラしたモノがキノコの前に落ちていてねぇ・・・ノリッジで見かけるペンダントみたいなモノなんだよ・・。」拾ったペンダントを見せる

ロブ「???。・・ペンダントだって?」そのペンダントを見る
省22
57: [ saga] 2022/07/03(日)22:57 ID:BEJBM9Df0(4/4) AAS
ロブ「ハァ・・ハァ・・・・あ・・ありゃなんなんだよ、あの悪妖精は!?」驚いている

ワグ「わかんねぇよ兄貴・・。あいつ、あっちに逃げた妖精を追い回しにいったのけど・・。あの姿・・どっかで見たような・・」

ガオーン「とにかく追いかけよう!急がないとあの妖精さんが食べられてしまう!!」

ロブ「ああ!行くぞワグ。」ワグに呼びかける

ワグ「あいよ、兄貴!!」張り切り出す
省21
58: [ saga] 2022/07/04(月)23:57 ID:fOA+IKbE0(1) AAS
とある森の中:森の入り口周辺の岩壁(つまりは行き止まり)

逃げている風の氏族の妖精「ワァァァァ〜〜〜行き止まりやぁぁぁぁ〜〜!?」(目の前の岩壁を見て・・)

ゼンカイガオーン「しまった!?もう間に合わない・・・」タタタタタァァーー!(目の前の岩壁を見て・・)

キキィィ〜〜、ドシンッ!(岩壁に軽くぶつかる風の氏族の妖精)

カシャンッ、チャリィィン・・・(引っかかっていたルージュのペンダントが地面に落ちる)
省23
59: [ saga] 2022/07/05(火)23:47 ID:Jrc76rE10(1) AAS
ワグ「さぁさぁ、また狙われないうちに避難するんだ!」避難させる

風の氏族の妖精「ハッ・・ハハ、はい!?」スタスタスタァァァー!(その場を離れる)

ワグ「・・よし。こっちはもう大丈夫そうだよ!」

ロブ「ああ!・・にしてあの悪妖精みたいなヤツはなんなんだ・・。あの悪妖精みたいなヤツ、今まで見たことがねえぞこれは?」戦いの様子を見てて・・

ガオーン「ああ・・、あの動き・・まるでブラッグドッグや牙の氏族の妖精みたいに俊敏だったみたいで、僕でも追いつけなかったというか・・。」
省25
60: [ saga] 2022/07/06(水)10:18 ID:3yENnq+V0(1/2) AAS
スズカ「ルージュ・・あぁ良かった・・・。ルージュ、一体なにがあったというの・・?ひさしぶりとはいえ、あなたが暴走をするなんて・・」

ルージュ「暴走・・・・!?。ゴメンなさいスズカお姉ちゃん・・・・わたし・・・・・モースと戦っていて・・その時にペンダントをなくしちゃって・・それで周りが真っ赤に染まって・・・」混乱している

スズカ「良いのよルージュ・・・。あなたが無事で良かった・・・それだけでもいいのよ・・。」ギュゥゥ〜・・(ルージュを抱きしめる)

ルージュ「スズカお姉ちゃん・・・・・ウゥゥ・・うわぁぁぁぁ〜〜〜ん!!」ギュゥゥ〜〜!!(スズカを抱きしめて泣き出す)

スズカ「フゥ・・よしよし・・・。」スリスリスリ・・(ルージュの頭をなでる)
省18
61: [ saga] 2022/07/06(水)21:59 ID:3yENnq+V0(2/2) AAS
その頃、妖精國ブリテン:南部平原(ロンディニウム前)では・・

アルトリア「(ルージュちゃん、遅いなあ・・・・余計な心配かな・・・でも気になるな・・・)」心配そうにしている

セツノ「(ルージュ、水汲みだけだというのに遅い・・・。いったい、どこで道草を食っているのかな・・)」心配そうにしている

アルトリア「(セツノちゃんも心配しているし・・よし、ここはわたしが・・)すみません、わたしも水汲みに行ってきます。丘を越えるのはその後で。」

【それなら一緒に・・・おや?】
省24
62: [ saga] 2022/07/07(木)23:54 ID:0nTiliQt0(1) AAS
スズカたちの話を聞いた直後・・・・

バーゲスト「なに!?ルージュが森でのモースとの戦いでペンダントを落とし、その直後に暴走したというのか!?」驚愕している

スズカ「ええ・・。わたしがロンディニウムの城壁から偵察程度のサーチをしていたところ、森の方でルージュの異常な魔力の生成と放出を感知し、急いでパーシヴァルさんと一緒に森の方へ行ったところ・・」

スズカ「ルージュがガオーンさんたちとキノコ狩りに行ってた妖精に襲いかかっていて、わたしは襲いかかろうとするところを止めに入り、どうにかルージュをヒーリング(沈静化)と落ちていたペンダントを持たせて事なきを得たのですが・・」

バーゲスト「成る程そうか・・・。1年前・・・正確にはルージュが13の頃に初めてあの子の感情が爆発したときは一時はどうなるかと思っていたが、まさかまた同じようなコトが・・しかもこの妖精國ブリテンで起こってしまうとは・・」
省26
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