[過去ログ] 【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 (1002レス)
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204(1): リーべ ◆my2He3rcPs [saga] 2015/03/10(火)21:51 ID:OFmMZccDO携(7/9) AAS
>>202
【ぶくぶくぶくぶくぶくぶく……噴水の下の泉部分から、泡が浮かぶ】
【まぁ当然彼女が出す泡なのだろう。それにしても、芸人と言われても仕方のない登場だ】
【スベって、オチる。うーん、彼女は正義の味方のスーパーヒーローよりも、絶対芸人を目指すべきだ。間違いない】
…………っぶ、は──!!
あっ……は、はぁっ……はぁっ……し、死ぬかと思った……!!
ぜ、ぇっ……か、ひゅー、ふ、はぁっ……、はぁ、……は、ぁ……
【ざぱ! と勢いよく水から出てくる少女。夜色の髪も水に濡れ、もはや海坊主状態である】
【そしてぺた、ぺたと噴水の縁に手をかけ、貞子よろしく噴水から這い出る少女。怖くはないが、間抜けっぷりが際立つワンシーンだ】
……ふっ……ふふん。わ、私、も……い、忙しいんだ、ぞ?
省6
205(1): 2015/03/10(火)22:05 ID:TebYHvXUo(3/5) AAS
>>204
まったく……こんな街中で一人で死にかける阿呆など流石のわらわも初めて見たのじゃ
ああ、話があるのはよく判ったとも。じゃから――少しそのまま静かにしておれ
【噴水から無事生還した海坊主モドキに対して、隠すこともなく呆れの感情を向けながらも】
【"異能"を行使し、もし彼女がその場から動かなかった場合は】
【周囲の空間がじわりと歪み、無から大きな"紙"が出現――それが少女の身体に纏わりつき】
【くしゃくしゃと少し乱暴に水分を拭き取ろうとするだろう】
【"気になるワード"があったからか放置することもなく世話を焼く選択を取った】
【取り敢えずは落ち着くまで待った後に、少女に対して……】
……まあ、まずは座るがよい。何の話をするにも立ったままではいかんからな
省6
206(1): ヒライ◆8R7odKA9zA 2015/03/10(火)22:08 ID:Ko2Xs5VRo(2/4) AAS
>>203
【硬く重いブーツのソールの音が段々と大きくなって近づいてくる。足音も、気配も生のままだ】
【薄暗い路地にある気持ちばかりの蛍光灯が長い人影を足音より先にアスファルトに映す】
……邪魔したか?
【しゃがれた男声だ。黒いスーツに気取った濃紺のシャツ。気取らないトレンチコート】
【伸びた影と同じように本物も背が高く、痩せた男だ。こんな夜でも彼はサングラスをしていた】
【不意に彼は上着のポケットへ手を入れる。銃でも抜くんじゃないか。そんな雰囲気だったが】
【取り出したのは、煙草とライター。軽妙な金属音を響かせて火を付けると、煙を吐き出して】
血の匂いはいつまでたっても好きになれないもんだ。…通らせてもらうよ
この道でしか、飲みにいけない店があるんだ
省1
207(1): (関西地方) 2015/03/10(火)22:18 ID:92V4ek3jo(5/6) AAS
>>206
【こちらもこちらで、男の接近に驚く様子はなかったのだが】
【杖をついたまま、顔だけを向ける。その表情は、露骨に嫌な顔をしていた】
邪魔だといえば邪魔だね。タバコは嫌いなんだ。
私が「これ」をやったんじゃない、とだけ了解して貰えるのなら、どことなりとも去ってくれ。
【嫌煙家らしい彼女は、そのまま顔を前に戻すと、軽く咳き込む】
【それきり、男への興味はなくしたらしく、彼が通りすぎ、去ってゆくのを黙認していたが】
……あぁ、でも、そっちの道は止めた方がいい。監視カメラがあるよ。
君が疑われようがどうでもいいが、警察で私を犯人扱いされても困るんでね。通るのなら、捕まらないように。
省1
208(1): リーべ ◆my2He3rcPs [saga] 2015/03/10(火)22:20 ID:OFmMZccDO携(8/9) AA×
>>205
209(1): ヒライ◆8R7odKA9zA 2015/03/10(火)22:36 ID:Ko2Xs5VRo(3/4) AAS
>>207
【男はわざとらしくニヤリと笑って】
そりゃあ、いい。気が合いそうだ。俺も煙草は嫌いだ
【それだけ言って、さっさと通りすぎようとした。了承?頷きも返答もしない】
【ムダに長い足を大股に歩いて、煙草の煙をまき散らして通り過ぎるだけだ】
【通り過ぎた後、少し歩いて立ち止まって、振り返って】
知ってるよ。そのカメラを付けた奴が俺がこれから行こうとしてる店のマスターだって事もな
…もっと言えば、此処も撮られてるよ。…そのビルの壁のダクト。中覗いてみなよ
省5
210(1): 2015/03/10(火)22:43 ID:TebYHvXUo(4/5) AAS
>>208
……寒中水泳をしたいならば、準備体操くらいはしておくがよい
わらわの目の前で死なれでもしようものなら、夢見が悪い以前に信用に関わるのでの
まあ……詳しくことは聞くまいが、な
【謎の登場シーンを演出した意味については……特に深く掘り下げない】
【きっと聞いても"本題"とはまるで関係がないであろうと考えたからである】
【水を拭き取った紙を腕の一振りで霧散させながらも】
【次に続く彼女の話に耳を傾け始めた――】
リーベ・エスパス? ……ん、リーベ・エスパスじゃと?
……ああ、嘘をつく理由も思いつかぬな。
省21
211: エクレア◆GBHFWL/yB. [saga sage ] 2015/03/10(火)22:45 ID:liqCqUPeO携(1) AAS
/>>200で再募集します
212(1): (関西地方) 2015/03/10(火)22:57 ID:92V4ek3jo(6/6) AAS
>>209
へぇ。……なるほど、最近のカメラはよく出来てる。
ご親切にどうも。犯人が私じゃない、って証拠が残ってるのなら、安心してこの場を去れるよ。
【じゃあね、と、杖を持った手を軽く振って、女は男と逆方向に歩き去ってゆく】
【何の事はない、ごく手短な夜の邂逅だ。角を曲がり切って、背も見えなくなった女はこのまま家に帰るし、】
【男は行きつけの店を訪れて、酒でも飲むのだろう。屍体はちょっとしたスパイスだ──】
/すいません、完全に此方の都合と力不足で申し訳ないのですが、後二時間ほどで終わらせる展開が思い付かないので、ここで終わらせて貰います……
/またの機会があれば、よろしくお願いします。お疲れ様でした。
213: ヒライ◆8R7odKA9zA 2015/03/10(火)23:04 ID:Ko2Xs5VRo(4/4) AAS
>>212
/了解しました。キリもいいのでそちらで〆ということで
/機会あればよろしくお願いしますー
214(1): リーべ ◆my2He3rcPs [saga] 2015/03/10(火)23:05 ID:OFmMZccDO携(9/9) AAS
>>210
【ちなみに謎のヒーロー演出に関してはマジで意味がない。関係ないどころか、意味がなかったのだ】
【強いていえば、「面白そうでかっこよさそうだったから」だろうが……うん。うん】
【なので、詳細を聞かないという相手の選択は限りなく正解に近いのだ】
【リーべ本人も、彼女の反応に対しふふんと笑うだけであったことから、いろいろお察しだ】
ふふん、なんだ私のこと知ってるのか! もしかしてニュースでも見たのか!?
むぅ、恥ずかしいんだがな……朝ニュースつけたらばっちり顔映ってたし……ま、まぁそれはいい、いいんだ!
で、だ──策という策は、まだない。これから、考える
というのもだな……私は、セリーナを助けるには、あの六罪王「ベクター」を倒す必要があると考えてる
お前、私のこと知ってるなら、魔術師アインと戦ったというニュースも、知ってるな?
省14
215(1): 2015/03/10(火)23:34 ID:TebYHvXUo(5/5) AAS
>>214
そうじゃな……わらわの話に聞いただけじゃが、ベクターとやらは随分と"ふざけた"力の持ち主らしいの
そも、人を外れた異能者を相手に個人で対抗出来る者など
わらわの知る限りでも思い当たる節はない。……じゃから、「部隊戦闘」という方針自体は正しい考えじゃ
【「無論、荒削りではあるが……」と付け加えながらも、リーベの意見には少女も概ね賛同するところであった】
【ベクターに限らずテロの主犯となるような者達は皆、相応の人知を超えた力を有しており】
【それらの驚異に一致団結し対抗する為に組織は結成されているのだから】
【それを、理解した上で少女は――】
…………判らぬな。
其処まで理解していながら、何故お主は"一人"で駆け回っておるのじゃ?
省19
216(1): リーべ ◆my2He3rcPs [saga] 2015/03/11(水)00:12 ID:az+vQ8jDO携(1/2) AA×
>>215
217(1): 2015/03/11(水)00:38 ID:qP8RAtYVo(1/2) AAS
>>216
…………ふむ、成る程のぅ。そういう事情があるのならばこれ以上誘いはすまい
しかし、思った以上によく考えておるものじゃな
今の語りをしている間だけ……まるで御主が別人に見えるようであったぞ
もう少し感情的に動く人間であると思うておっただけに、ちと面を食らったのじゃ
いや、勘違いはするでないぞ? 褒め言葉として受け取ってもらえたならば有難いのじゃ
【リーベの口から放たれた内容は、思った以上に理知的で全体を見据えたモノであった】
【最初行っていた登場シーンから、感情的な正義心で動く人物と判断していたのだが】
【その実リーベという少女は秀才といってもよい、確りとした知性を備えた少女なのだろう】
【口にした通りそのギャップに少しばかり面を喰らうも、それらが本気であることは疑いようもない】
省17
218(1): リーべ ◆my2He3rcPs [saga] 2015/03/11(水)00:58 ID:az+vQ8jDO携(2/2) AAS
>>217
──ふふん。感情的に動くときだってあるさ
ムカつくときは壁を殴るし、嬉しいときは跳び跳ねる
でも……そればっかりじゃ、生まれたばっかりの赤ん坊と変わらない
もう──学校だって卒業したんだ。駄々をこねるばかりじゃ、あんまりだろう?
【ふふん。リーべはそういって笑った。長いこと話していたからか、少し口の中が渇いていた】
【真面目な時とふざけている時。そのギャップは、かなり大きなものであったが──】
【普段から大真面目にこんなことを考えていたのであれば、そりゃあおふざけのひとつやふたつ、してみたくもなるというものだろう】
……ありがとう。助かる
すでに1人、「りえる」って女の子に賛同してもらっているんだ
省14
219: 2015/03/11(水)01:00 ID:qP8RAtYVo(2/2) AAS
>>218
/お疲れ様でしたー!
220(1): ダグラス◆SYLP4psCi. [sage saga] 2015/03/11(水)13:49 ID:yJZe+BOXo(1/8) AAS
【ドラクレア島】
【水の国からの転移ゲートで容易に訪れる事が出来るこの島は】
【別名"記憶の集う島"と言われ、ジャングルには様々な怪異や怪物が犇めいている】
【の、だが――ゲートからすぐの砂浜は別。危険は無く、南国の日差しが青い海を照らしていて】
いやぁ、良い天気だね……僕が運動の出来る人間なら迷わず海に飛び込むだろう、ってくらいだ。
"この身体"でも生憎、そう上手くは行かないけれど…――うん、良い日だ。
【その平和さを体現するような、一人の若い男が砂浜に腰を下ろしていた】
【格好は白のシャツにジーンズ。胸元や袖は開けていて、靴は履いておらず】
【ふわりとした金髪と、微笑を湛えた面立ちはどこか貴公子然としている】
【周囲には何もなく――故に、一人で海を眺める姿は目立って見えた】
221(1): 天野ソラ◆81It1xIT0A [sage saga] 2015/03/11(水)14:42 ID:JtuH/bhPo(1/7) AAS
>>220
───知りたい事がある
【ザリ、と砂浜を踏みながら、男の背後から声をかける、常夏の明るい日差しとは対照的にも思える、暗い声と重苦しい雰囲気だ】
【それには僅かながら殺気も含まれており、近づいて来ていた時から探知は容易であっただろう】
【黒い外ハネの髪の上に、黒いキャップを被る、モノクロ迷彩のパーカーを来た少年だ。どうやらリゾートを満喫しているようでは無いらしい】
【キャップについたボロボロの缶バッチが鈍く太陽光を反射して、陽を拒否したような影が目元に挿している、その影の中の鋭い目が、男の背中を睨んでいた】
話にアンタの事は聞いている、ダグラス、とか言ったな?
単刀直入に言わせてもらう、『アーグの居場所を教えろ』
【ダグラスがこの島に訪れた人間に課した条件は知っている、だが、わざわざそれに応じて島中を探すだなんてやっていられない】
【仇の姿を一瞬でも早く見付け、殺す、その為に遊びまがいの事に付き合う暇はない───まるで余裕の無い少年は、しかし自分が対している存在がどれ程のものか知らぬ無知さも掛け持っていて】
省2
222(1): ダグラス◆SYLP4psCi. [sage saga] 2015/03/11(水)14:57 ID:yJZe+BOXo(2/8) AAS
>>221
【海に向けられていた視線が、声に応じて背後に向き直る】
【明るい瞳だ。恐らくは、少年よりもよほど純粋に思える眼をしていた】
【そして黙ったまま話を聞くと、ゆっくりと立ち上がって】
……ああ、僕はダグラス。ダグラス・マックスウッドさ
一応は六罪王……この間暴れてた、ベクターのお仲間だね
まあ最も、僕は彼とは会ったことも無いんだけど……さて。
僕も単刀直入に話そうか。教えてあげてもいいけど、条件があるんだ
……キミの名前を教えて欲しい。名前も知らないで話すのは、なんだか無粋だろう?
【覇気がなかった。或いは殺意も、攻撃の構え一つダグラスからは感じられない】
省3
223(1): 天野ソラ◆81It1xIT0A [sage saga] 2015/03/11(水)15:18 ID:JtuH/bhPo(2/7) AAS
>>222
………
【振り向いたダグラスの眼を見つめる、光の無い黒い眼】
【六罪王───カノッサ機関の幹部とも言える存在が、例えこんな人間でも許せる筈もなく、その上アーグに加担しているとなれば尚更。復讐と同時に殺す対象に彼も入っている】
【そんなダグラスの眼が、自分とは正反対な眼をしているのが気に食わない。人を何人も不幸に陥れておいて、その手助けをしておいて、何故そんな眼が出来るのか】
【心の中で渦巻き、哭く憎しみの魔物を抑え込みながら、答える……ここで今、すぐ目の前にいるアーグへの手掛かりを見失うのは、何よりも愚かだと知っているから】
……天野、ソラ───アンタや、アーグが名前を知っている筈もない
アンタらが排泄物みたいに水に流したスラウロットの、生き残りだよ……!
【名前と、自分のルーツを答えつつ、思い返される『あの日』の出来事に歯を食いしばり、ダグラスを睨み付ける】
【きっと名前所か、存在を認知してすらいない、そんな『その他大勢』の中から産まれた憎しみの化身、それが自分だと言いたそうに】
省4
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