[過去ログ] 【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 (1002レス)
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788: [sage saga] 2015/03/22(日)21:50 ID:Fs/oxkKo0(1) AAS
【街中――大通り沿いの道に面したカフェ】
【だいぶん暖かくなった春も近い夜、それなら、ちょっとした涼しさが心地よく】
【満点の――とは行かないまでも星空の下、お茶を楽しむ客でテーブルは埋まる、そんな店先】
ふあ、あ……、なんだろ、朝早く起きちゃったから……、……。
【一番道に近い席。歩行者との距離はほんの手が届くくらいで、なんなら、もっと近くを通るひとも居る】
【座っているのは少女が一人、向かいの空席には近所にあるぬいぐるみ専門店の袋が置かれていて、】
【なんだかかわいい柄のお洒落な袋の中身は見えずともその類だと分かる。――ついでに言えば、最新の限定もの】
【朝早くから並ばないと買えなかったとか――そんな話。まあ、それは余談なのだけど】
【真っ黒い髪は腰まで届く長さ、顔の横に垂れる髪をリボンを混ぜた三つ編みに編んで、リボンの赤と金が煌き】
【瞳は左右で色の違う黒と赤。どこか蛇の目に似て、だけど温度を持ち。右耳には宝玉の欠片のピアスをつけていて】
省10
789(1): 霜降 氷雪 [sagesaga] 2015/03/22(日)22:06 ID:iTRM0Ocko(6/8) AAS
>>787
ぴっ……!
【なにもいないことを願いつつ覗きこんだ向こうには、鋭い視線の男】
【その赤い目から放たれる鋭い視線に、小さな悲鳴を上げて顔を引っ込めてしまう】
【しかし、暫くして投げ掛けられた声かけに恐る恐ると顔を出してきた】
は、はい……そうですね……
あ、あの、さっきここから悲鳴が……
【最初の目付きに似合わぬ台詞に面食らいつつも、先程の声について問いかける】
【すると帰ってきた返答に、首をかしげることになる】
音と、臭い……?
省7
790(1): クローザ 2015/03/22(日)22:22 ID:SE6tu2KzO携(3/5) AAS
>>789
いつものことだ、悲鳴なんて
【迫害されることは慣れていると呟いて視線を逸らした】
【その時僅かにフードが動いた気がした】
噂をすれば何とやらだ……どうする? お嬢さん
【分かってましたと言わんばかりの表情】
【むしろ、飽きていると言うような雰囲気だ】
【取り敢えず、どうするか少女に問いを投げかけるが】
【様子からして、即座に判断はできそうにないかなと思ったのか】
省14
791: [saga sage] 2015/03/22(日)22:29 ID:wCT1ePELO携(1) AAS
【町中】
……んー……本当に何処なんだろ……?
【人々の間をすり抜けるのは春の夜風よりも冷たい空気】
【その冷気に人々がその先を見やればトコトコと歩く一人の少女】
【年は十五歳程だろうか? ハニーブロンドのセミロングに赤紫色のパーカーといった出で立ちで、腕を組んで何かを思案中といった様子】
省17
792(1): Dr.◆f3bMeM2SOI [sage saga] 2015/03/22(日)22:34 ID:Id9yJZtTO携(5/6) AAS
>>785
「まあ、力というモノは簡単に手に入るモノではない、努力不足とは言うまい」
「休息というのも必要なモノだ、黄昏れるのも否定はしまい」
【男はそれを否定しない。考えが足りないとも、行動が足りないとも言わない】
「ただし、その上でなお力を求めるならば根本的に求める力か、その方法を変えるべきだ」
【ただ、彼女の言葉に含まれる間違いを指摘する】
省4
793(1): エース・セブン◆81It1xIT0A [sage saga] 2015/03/22(日)22:35 ID:OlZSQiSxo(1/2) AAS
>>786
【人通りの多い街、何処を向いても人、人、人で、こんなに沢山人がいるのに、彼等は皆んな周りしかみない】
【他の人には気を回すのに、自分に対しては注意が疎かになっている。そういう奴から盗るのはとてもやりやすい】
ハイ一丁あがり……っと
【街を早足気味に歩くこの男は、即ちそういうのを狙う人間で、つまる所今精を出しているのは紛れも無い『スリ』である】
【真っ白い高級スーツに煌びやかな金髪とゴールドフレームの眼鏡、そう言った見た目は目立つけど、裏を返せば目立つのは見た目だけ、こんな小さな行為に目は留められない】
【それだけでもなく、手つきも手馴れた物であったが、とにかく男は自分の撫で付けた金髪を撫でながら、また新しい獲物を品定めしていた】
(……さーて次は……おっと、こいつは御誂え向きなのが…)
【目に留めたのは一人の女、隻腕に加えて足も悪そうな、普通に付き合う事はゴメン被りたくなるような奴だ】
【そんな奴が財布を呑気に見ながらふらふらと歩いているのだから、これ程やりやすい獲物は無い、すかさず蒼い目が彼女をロックオンして───】
省7
794(1): 霜降 氷雪 [sagesaga] 2015/03/22(日)22:42 ID:iTRM0Ocko(7/8) AAS
>>790
ど、どどどどうするっていっても……
【男に問いかけられても、まごまごするしかできない】
【それもそうであろう、不良の喧嘩に巻き込まれるなどという体験は彼女にない】
【幾ばくかの戦闘力はあっても、場馴れしていなければ意味はないのだ】
【そんな状態では、男の冷静な分析も耳に入らない】
ま、待って置いてかないでくださいぃぃ
【そんな中できる行動なぞ、目の前の男について行く以外に何があろう】
【他に頼れるものがあるわけでもなく】
【見ず知らずの男に、自信の安全を託すことになった】
795(1): クリシュティナ・レールモントフ◆ItbpQ6xKnU 2015/03/22(日)22:55 ID:9FibHsTso(2/3) AAS
>>793
【足速いなぁ、とか呟きながら、女はひったくりを、あっさりと見送ってしまう】
【男の背中が見えなくなると──そこに、またまた見知らぬ男の声が、耳に入ってきた】
……うわぁ、ヤ◯ザじゃないか。
【──首を向けていきなり放った言葉がこれである】
【確かに男の見た目は一般人とは言い難いが、失礼にも程がある】
【それから、じとー、とした眼を向けて、左指でちょい、ちょい、と彼の眼を指し】
君、この杖が眼に入らないのか。足が不自由で、あんなの追いかけられる訳無いだろ。
……やれやれ。普通は体の不自由な人が居たら、その辺りには触れない物だよ。デリケートだからね。
百歩譲ってその無頓着さは許してやるにしても、こういう時は黙って、タクシー代でも渡す物だ。
省3
796(1): クローザ 2015/03/22(日)22:58 ID:SE6tu2KzO携(4/5) AAS
>>794
(接近...停滞、怒号...統制がとれていない…これなら逃げれるな...)
【耳をすませて、音を探って対象の位置を確認しながら青年は走った】
【時折、曲がり角で止まって周囲を確認して確実に安全な道を選ぶ】
【方角的にも大通りに出るのは容易い】
【そんな中、自分について来た少女を一瞥した】
【不安そうな顔、動悸の音】
……安心しろ。 耳と鼻には自信があるんだ
【そう目も合わせずにそう言って複雑な裏路地を抜けていく】
【これで安心させたつもりだろうか】
省7
797(1): りえる◆GBHFWL/yB. [saga sage ] 2015/03/22(日)22:59 ID:BdW/U6CmO携(6/6) AAS
>>792
ふむふむ
【男の話は、彼女に取ってもそれは確かにと思うものであり】
【彼女自身、覚えがあるもの】
【何かを捨てて、何かを犠牲にして】
【代わりに何かを拾って、何かを得た】
【ならば、彼女の答えは決まっていて】
一つ、間違いがありますよぉ?
……それはもう、済んだ話なのです
省12
798(1): エース・セブン◆81It1xIT0A [sage saga] 2015/03/22(日)23:25 ID:OlZSQiSxo(2/2) AAS
>>795
……誰がヤ○ザだ!!
【これは酷い邂逅である、まあ見た目からして趣味の悪い金ピカなのだからそう思っても仕方がない】
【「違う」と怒るが、実際違ってもそれよりタチの悪い奴なのは間違いないが】
いや、まあそりゃそうだけどよ……つーか体悪いのに呑気に財布とか出してっから盗られるんだよ……
ありゃー帰ってこねーぞ……
大体人をチンピラだのなんだの散々言いやがって、その癖『自分の体の事には触れるな』ってムシが良過ぎるだろーが
普通に頼めば同情心くらいかけてやっても良かったけどよー、そーやってたかるんなら絶対助けてやんねー
【自分がさっき何をやろうとしていたのか、すっかり忘れているようだ。言われる所以はたっぷりとあるというのに『心外だ』という顔をして】
【『助けて欲しけりゃ誠意を見せろ』と、懐から高そうな財布を取り出し見せびらかす。スリたてほやほやの他人の財布、中身の量は保証する】
799(1): 霜降 氷雪 [sagesaga] 2015/03/22(日)23:26 ID:iTRM0Ocko(8/8) AAS
>>796
ぜぇ、はぁ……
【時折立ち止まってくれるとはいえ、青年の速度についていくのは中々きついもので】
【とにかくがむしゃらにあとを追うことしか少女にはできない】
【酸素の足りない頭の中を渦巻くのは、一重に不安と恐怖であった】
【そんな状態の人間に、その一言だけで安心を与えるということができるはずもなく】
【心理的に一息つけたのは、男が立ち止まり危機を脱したことを告げたときであった】
ぜぇ、ふぅ……な、なんとか、大丈夫、です……
【激しい運動で乱れた呼吸の中で、そう答え】
【そのまま、壁を背にへたりこんでしまう】
省1
800(1): Dr.◆f3bMeM2SOI [sage saga] 2015/03/22(日)23:35 ID:Id9yJZtTO携(6/6) AAS
>>797
「…ふむ、なるほど」
【ここにきて彼女言葉からその正体を何となく察した】
「では私も一つ間違いを指摘しよう」
【そして察したからこそ、言い返すべき言葉ができた】
「自分を殺して得た強すぎる力を使いこなす為に"次は"何を犠牲に出来るのかと聞いているのだよ」
省6
801(1): クローザ 2015/03/22(日)23:39 ID:SE6tu2KzO携(5/5) AAS
>>799
......。
【速度を合わせていたつもりではあったが加減できなかったようだ】
【自分が思う以上に走ってしまっていたようで、少し悪い気がする】
………少し待っていろ
【そう言うと、青年は何処かへと駆けていく】
【何かを探しに行くのだろうか】
【1分とかからず、青年は帰ってきた】
【腕に何かを抱えているが】
省6
802(1): クリシュティナ・レールモントフ◆ItbpQ6xKnU 2015/03/22(日)23:48 ID:9FibHsTso(3/3) AAS
>>798
はっはっは、冗談さ。君が「普通の人」なら頼んだかも知れないが、そこまで落ちぶれちゃいないよ。
【落ちぶれたも何も、たった今、自分で恵めと言ったところである。──現に、一文無しだ】
【普通の人、と言うところに妙なアクセントを付けながら、左手を軽く振る】
【──そして、青い瞳を財布に向け、次いで、 】
どうせ、汚い金だろう?鼠小僧に恵んでもらう趣味はないな。
【見透かした様に、声のトーンが少し落ちた】
省5
803(1): 霜降 氷雪 [sagesaga] 2015/03/23(月)00:00 ID:OseD2h6ko(1/7) AAS
>>801
あ、ありがとうございます……
【男に差し出された水を、礼をいいながら受けとる】
【そしてふたを開け、そのままコクコクと飲んでいく】
ぷはぁ……
えっと、助けてくれて、ありがとうございました……
【体の方も水を飲んで落ち着いてきたところで、ペコリと一礼】
【窮地を救ってくれた礼をのべる】
いえいえ、そんなこと……その、私も不注意でしたし……
省7
804: [sage saga] 2015/03/23(月)00:01 ID:IDEl6DFP0(1) AAS
【人が余り近寄る事も無い険しい山道。精々旅の道や修行を目的とした者が訪れる程度で】
【今宵月明かりに照らされる其処を歩くのは一人の少年】
【纏っているのは何処かの軍服であろうか。布に巻かれた長物を肩に掛けながら歩みを進め、中腹に存在する秘湯へと辿り着けば担いでいた荷物だとかを下ろし】
「うーん……疲れた…………山を越えるにはまだ時間が掛かりそうだし…………ちょっとの休憩位良いよ……ね?」
【例えこの時期であっても長い時間山を歩けば流石に汗ばむ】
【更には直ぐ其処に温泉があれば疲れを癒やすのに打って付け。キョロキョロと辺りを見渡し、魔物だとかが居ない事を確認したなら脚を捲り湯に浸からせて】
【これまでの疲労を取るかの様に大きく伸びをすれば謂わば至福の時にも等しく】
【――――十代前半の子供が年寄り臭く湯の中で下腿をマッサージしたりとしている様は中々に滑稽かもしれないが】
【何はともあれ、殆ど人が訪れる事も無いこの場では水の音さえ良く響く】
【況してや硫黄の臭いに気付いたならば此処に辿り着くのも容易な事】
省14
805(1): りえる◆GBHFWL/yB. [saga sage ] 2015/03/23(月)00:07 ID:keliSElAO携(1/3) AAS
>>800
んー、そうだなぁ
【男の言葉に、また考える】
【更なる犠牲】
【その言葉を聞いて、考えて】
…………あー、そっか、それがあったかにゃーん
【暫くして、何かに気づいた様にうんうん頷く】
省23
806(1): クローザ 2015/03/23(月)00:14 ID:oVYHdt2wO携(1/6) AAS
>>803
いや、構わない……巻き込んだ手前、そのようなものは受け取れない
【彼女の差し出す硬貨を断ろうとする】
【義理堅いのだろうか、ただの頑固なだけかもしれない】
それはそうと、路地裏を通ったというのは何処かへと行く最中ではなかったのか?
こんな時間だ、あんな連中どこにいるかも分からない……迷惑でなければ送らせてくれ
【周りを見回しながらそう問いかけた】
【確かに人通りは比較的多いとしてもあの手の連中はチラホラ見受けられる】
【再びフードの中で何かを動かしながら少女に聞いた】
【先程から何を動かしているのだろう】
省1
807(1): エース・セブン◆81It1xIT0A [sage saga] 2015/03/23(月)00:15 ID:/KsFY02ho(1/8) AAS
>>802
【女の声のトーンが落ちた瞬間に、「うえ」という表情をした】
【前にも一度スリの金を咎められた事があった、この歳で真面目に説教をされるつもりは甚だ無いというのに】
……ケッ、何かと思えば次は説教かよ?いーよいーよ、そーゆーの耳タコだっつーの
大体金にキレーも汚いもあるかよ?金は金だっつーの
【面倒そうに顔を逸らし、財布を懐にしまいながら開き直って愚痴を呟く】
【黙っていれば金を貸してやったのに───と大きなお世話な態度を醸し出しながら、女に向き直ると、言葉を続ける】
ま、受け取れねーってんなら無理は言わねーよ、せいぜい『綺麗な金』をどいつかから借りるか、移動賃も宿賃もなく彷徨うんだな
杖つき片腕でどこまでいけるか知らねーけど……その前に身包み剥がされない事だけ祈っとけ
【意趣返しとばかりに、悪口軽口皮肉を返して、しっしっと右手を振る】
省1
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