[過去ログ] 【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 (1002レス)
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(2): ヒライ◆8R7odKA9zA 2015/03/23(月)23:32 ID:LFORQX5Jo(1) AAS
【路地裏】

【春が近いというのに今日はやけに風が強く冷たく感じられる。春一番ってやつなのか】
【それともここがひび割れたアスファルトと物悲しく点滅する街灯で出来た路地だからか】

【銃声が響きわたっていた。あちこちで硝煙の臭いがして薬莢が落ち、壁に穴を開けた】

『チッ……取り逃がした。こうなると面倒だ。引き上げよう…』

【数名の銃を持った男たちはそんな話をして、この迷宮に背を向けて段々と遠のいていった】
【少し離れた路地の影。壁に背をつけその様子を伺っていた人間はずるずるとその場に座る】
省7
870
(1): エリス・パルム・フラーテル◆lSY3..STRk 2015/03/23(月)23:35 ID:9VbNZEq00(11/11) AAS
>>867

「……も、元々が硝子、だから壊れやすい。優しく扱うこと、これ大事。大切な心掛け。」

【少年に自分の作品を褒められたことからか心なしか満足そうに頷く少女】
【と、不意に顔をあげた途端、視界に映った少年の微笑みを見た途端、照れたのかぼっと火がついたように赤面する】
【まさかそこまで喜んでくれるとは思わなかった】【俯きつつ壊れやすいものとだけ助言しておく】
【声色"は"相変わらず感情の希薄なものだった】

「今寝れる部屋、ひとつ。わたしと相部屋、我慢する。なら居座れる。」

【「どうする?」と取り敢えず聞いてみるが、相手がなんて返事するかは分からない】
【まあ幼い少女と無駄に重量感のあるウサギと川の字になって寝れるのならば問題ないだろうけど。】
【代金の話を持ち出されれば、少し考えてから、首を横に振った】
省6
871
(2): イナ 2015/03/24(火)00:09 ID:bkpSJ6RQ0(1/4) AAS
>>868
素晴らしい…

【数秒間の静寂の後、喉の奥から絞り出したような囁き】
【目を大きく見開き、口は端が裂けそうなほどに開かれ】
【興奮を隠そうとせず、彼女は190cm余りの巨躯を震わせた】

素晴らし過ぎる!これで私は喧騒を逃さなくて済む!
もうあのような気持ちを思うことも無い!
私は最高の瞬間を『中心』に立って眺めることができる!

【心から飛び出してくる感情、月にまで届くような歓喜の叫び】
【男と三体の"異形"を、プレゼントを差し出すサンタクロースを見るような眼差しで見つめ】
省6
872
(1): レン=ヴァーテイン◆EjkplW7X36 2015/03/24(火)00:18 ID:Fb3+OKdg0(1) AAS
>>870
「うん、わかった」

【相変わらず感情の希薄な声でありながら、分かりやすい表情を微笑ましく思う】
【そして、一人の職人に感謝と敬意を込めながら、静かにペンダントを着けて、満足そうな笑みを浮かべる】

「二度目だけど……ありがとう」

【少年は少女に笑いかけてから、次の言葉に硬直する】
【目の前に居るのは幼い少女】
【そして大切そうにしているウサギのぬいぐるみ】
【自分もまぁ、まだ成長し切っては居ない上に元々小柄なので不可能では無いのだが】
【だからと言ってそれが許されるかというのは別問題である】
省10
873
(1): 2015/03/24(火)00:40 ID:kLrjI5gUo(1/4) AAS
>>871

――――いえ、いえ、とんでもない!
私は貴女様に"使っていただけた"ならばそれが何にも勝る報酬となりますので
それ以上を望むなどと、我が身の分を弁えぬ行為でありましょう!

【答えは――"タダ"だ。マシラはイナに対して特別何も望むことはなかった】
【リスクも手間もあり、相応の費用も掛かるはずだ。しかしそれを踏まえた上で】
【ナキという自分より上位のメンバーに「使って貰う」ことこそを至上の価値として捉え】
【それのみを報酬として受け取ろうとする】

【しかし、タダより高いものはないとはこの世界でも有名な言葉】
【理由がなくては裏を疑ってしまうか、何かを差し出そうとしてしまうかもしれない】
省23
874: 2015/03/24(火)01:05 ID:kLrjI5gUo(2/4) AAS
>>871
/イナさん申し訳ない……そろそろ時間限界です!
/続けるようでしたら持ち越しお願いしてよろしいでしょうか!
875
(1): イナ 2015/03/24(火)01:17 ID:bkpSJ6RQ0(2/4) AAS
>>873
【彼女は自らの欲望のためなら、何を差し出してもいいと思っていた】
【それが自分の“地位”であったのなら“反乱”という喧騒が見れる】
【それが自分の“命”であったのなら“死体”として喧騒を起こせる】
【だが相手は何も要らないと言う。ならば何も考える必要はない】

その提案、喜んで受け取らせて頂きます

【そう言って、差し出された手を少し痛いくらいにまで握った】

マシラさん、そしてあなたの部下たちの力、私の欲望のために使わせ貰います
だからあなたの顔は忘れません、私が必要になったらいつでも駆けつけましょう
あなたの素敵な目的のために、私が役に立てれば幸いです
省4
876: 2015/03/24(火)01:29 ID:kLrjI5gUo(3/4) AAS
/えっと……持ち越しは無理ですか?
/でしたら今からレス書きますので、少々お待ちを……!
877: イナ 2015/03/24(火)01:35 ID:bkpSJ6RQ0(3/4) AAS
/リロードしてして確認するのを忘れていました…
/持ち越しかどうかはお任せしますです
878
(1): 2015/03/24(火)01:54 ID:kLrjI5gUo(4/4) AAS
>>875

――――私如きに過分な御言葉、光栄の至りであります!
キキッ……ではご厚意に甘えまして
必要となった際には遠慮せず貴女様を頼りにさせていただきましょう!

この猿め、見ての通り小賢しい真似は得意分野ですが
他のナンバーズの方のような一騎当千の如き振る舞いは専門外ですのでねえ
いやはや、イナ様の力を借りられるとなれば心強いことこの上ないというもの!

【イナと強く握手を交わしながらも、いただけるならばと彼女の言葉を受け取る】
【"本当に"マシラが個人としては脆弱なのかは不明だが】
【語る其れが全て本当だとしたならば、イナのような個人戦力は貴重であろう】
省21
879
(1): リーべ ◆my2He3rcPs [saga] 2015/03/24(火)02:51 ID:7Jk69nGDO携(1/2) AAS
>>839

【要点を確認されれば、そうだと言わんばかりにリーべは頷いた】
【結局はそういうことだ。理由や経緯はどうであれ、今はベクターを倒すための味方が、1人でも多く欲しい】
【なりふり構ってる余裕などないのだ。仮にカノッサ機関員が協力を申し出てきたとしても──きっと、彼女はそれを受け入れる】

ふふん……「仲間」を襲うんなら、ベクターを倒した後にしてほしいものだな!

私は、ベクターを倒すにはチームによる連携が重要だと考えている
ベクター打破に一体、何人協力してくれるかどうかはまだ分からないが……
10人、20人と集まってくれれば、人が多ければ多いほど、成功する可能性は増していく
戦いの最中、お前が味方を背中から撃つようなことがあれば……連携を前提にしたチームは恐らく壊滅するだろうな
……それが意味すること。言わなくても、わかるはずだ、少年
省24
880: イナ 2015/03/24(火)03:43 ID:bkpSJ6RQ0(4/4) AAS
>>878
確かに、あなたが居たのも“偶然”、私が見つけたのも“偶然”…良い引き合わせです
この縁が続くよう、私もあなたと“仲良く”していけることを願っていますわ

【差し出されたケースを少し屈んで取る。その重さで大体の金額は分かった】
【感謝していることを示すために、両手でケースを前に持ち頭を大きく下げた】

本当になにからなにまでありがとうございます

【そう言って、男が闇に溶け、消えて居なくなるまで頭を上げることはなかった】

【そして、誰も居なくなった路地裏で一人考える】
省12
881: エリス・パルム・フラーテル◆lSY3..STRk 2015/03/24(火)09:59 ID:OIttK7gs0(1) AAS
>>872
/絡みありがとうございました!とても楽しかったです!
882
(1): ◆SYLP4psCi. [sage saga] 2015/03/24(火)11:30 ID:YjJhl15+o(1/11) AAS
【草原】

【最寄りの街まで歩いて10分の道端に、一台の馬車が止まっていた】
【客は女性が一人。颯爽と街道に降り立つと御者に代金を支払うのだが】
【――どうやら遠い場所から来たらしい。随分な額を払っているのが見えるはずで】

ええ、ここでいいの。街までは歩いて行くから……それじゃ。

…――っと。折角こんなにいい天気なんだし、歩かないと損だもの
少し身体を動かしておきたいし……よしっ。

【真っ白な将校服に、同色のケープと軍帽。腰には強固な軍刀を携えた彼女は】
【対照的に明るい桃色の髪をツインテールにしていて――おもむろに歩き出す】
省3
883
(1): クリシュティナ・レールモントフ◆ItbpQ6xKnU 2015/03/24(火)12:06 ID:OeUlZHGwo(1/9) AAS
>>882

【──どーーーーーん!!!=z

【いかにも「何かが何かに衝突しました」、という感じの音が、周囲に響き渡る】
【見れば、彼女の進む途の前方。道端の一本の樹に激突し、煙を吹く一台のバン】

……はっはっは。流石に片手片足で運転は無理があったね。

【そして、何故か笑いながら、バンの扉を蹴破って、運転席から出て来た人物】
省5
884
(2): 霜降氷雪 [sagesaga] 2015/03/24(火)12:25 ID:1eXDUMhNo(1/6) AAS
あ、ありがとうございましたー……

【町のとある喫茶店】
【店を去る客に挨拶をしているのは、店先の掃除をしている一人の少女】
【青銀の髪が目立つ彼女、霜降氷雪はこの店でアルバイトの最中だった】
【あまり客入りも多くないこの店、中での仕事がろくにないのでとりあえずお掃除中である】

……ふぅ

【箒を抱えて一息つき、汗をぬぐう】
【極度に熱に弱い彼女にとっては、この日差しの中の掃除は少しきつかったが】
【とある人からの助言を受け用意した帽子のおかげで、なんとかなっていた】

【そろそろ昼食を求める人で賑わいを取り戻すであろう通り】
省1
885
(1): ◆SYLP4psCi. [sage saga] 2015/03/24(火)12:27 ID:YjJhl15+o(2/11) AAS
>>883

【轟音がしてからの動作は速かった。即座に右手を鞘、左手を柄に伸ばし】
【即ち臨戦態勢へ。――格好が格好だけに、何とも様になる体勢で】
【しかし事態を把握すると、右眼をパチパチとさせながら背を正し――】

あの……貴女、大丈夫?額の傷、結構血が出てるし……。
……良ければ手当をさせて貰えないかしら、見捨てて行くのは性に合わないの。

【と、律儀に対応したのだった。何で片手片足を失ったのかとか、その状態で運転したのか、だとか】
【或いは何で事故を起こして笑っていられるのか――色々と思う所はあったが】
【まずはソレをぐっと堪えて、手当を申し出たのだった】
886
(1): クリシュティナ・レールモントフ◆ItbpQ6xKnU 2015/03/24(火)12:42 ID:OeUlZHGwo(2/9) AAS
>>885

うーん、これは乗り捨てていくしかないな。取り敢えず、次の街までは歩き……

【ぶすぶす、とおかしな音を出しながら、煙を吹き続けるバン──エンジンは止まっている筈なのだが】
【それを見ながら、独り言ちる女。声をかけられれば、彼女の方を振り向いて】

……。── あぁ。

すまないね、もう少しで君を轢いていたな。
大丈夫ではあるんだが……本当だ、血が出ているね。ハンカチぐらい持って来ればよかったんだが──良ければ、頼めるかな。
省2
887
(1): ◆SYLP4psCi. [sage saga] 2015/03/24(火)12:56 ID:YjJhl15+o(3/11) AAS
>>886

(……マイペースな人ね。というかあの車、下手したら大きな事故に繋がりそうじゃない…?)
(生憎、電話の類は持ってないし……まあ、まずは治療が先かしら)

【考えを反芻しつつ改めて女性を見れば、既に顔が血まみれで】
【車が火を吹きでもしたら余計に危ない。――選んだ選択肢は、手を取ること】

――良いのよ、轢かれて死ぬタマじゃないのは自負してるの。
それより今はその傷よ。額の出血は凄いんだから……!
ほら、さっさとこっちに来て頂戴。そんな所で立ったままじゃ危ないわ

【実際には女性の背に手をやって、道端へと強引に押していくようなモノだが】
【ともかく、無理矢理にでも連れて行ってから手当を始める】
省4
888
(1): クリシュティナ・レールモントフ◆ItbpQ6xKnU 2015/03/24(火)13:09 ID:OeUlZHGwo(3/9) AAS
>>887

【されるがままに道端へ連行され、されるがままに手当を受ける】
【──その間ずっと、女は考える様な、妙な顔をしていた。……が、途中で「あぁ」と声を出した】

ありがとう。……君はどこかで見たと思ったら、あれだな。
確か、シェン・ロンドと一緒にテレビに映っていた──名前は何だったか。
アン……アンジュ?アンジョルノ?……まぁ、どうでもいいか。

【ガーゼが固定されたところで、左手で額を触れながら、物凄く適当に相手の名前を呼んだ】
【テレビ、というのは、UT設立当初の話だろう。一般人でも、彼女達の名を憶えていてもおかしくはない】
【── 一般人にしては、少し記憶が良すぎる、という感想も禁じ得ないが】
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