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【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 (1002レス)
【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/
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185: りえる ◆GBHFWL/yB. [sage saga ] 2015/03/10(火) 02:13:46.97 ID:kIiniqQhO >>184 んー、まぁ今すぐじゃなくても良いよー? お姉さんにも都合があるんだろーしさ それに会ったばかりだし、まずは話し合い……いや、これは女子会だね、うん! 【リーベの慌てようはなんのその】 【能力者だとすれば、そういった配慮はむしろ当然であり】 【りえるも、直ぐに、という気はなかった】 【このまま、何か重要な案件が無いのなら】 【きっとりえるは自身の旅の話や生い立ちなんかを】 【ころりころころと口調も表情も変えながら気楽に話すだろう】 【そして最後に、連絡先を交換して1度別れる、という流れになるだろう】 /遅い時間まですみません… /ては、これはこれで1度締める方針でお願いします /拙いロールでしたが、ありがとうございました! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/185
186: エース・セブン ◆81It1xIT0A [sage saga] 2015/03/10(火) 02:20:19.43 ID:l8tapAVHo >>183 「なんだなんだ!?」 「おい!人が倒れているぞ!」 【いきなり倒れた男女、ざわつく街と、駆け付ける自警団員達】 【別にこの男は彼女の悪事を晴らそうだなんて思っていない、というより悪事を働いているだなんて思ってもいないし】 【運動神経が悪いのが、思わぬ所で役に立ったというべきか───この男の役には立っていないが】 【ぶっ倒れた男女の元に駆け付ける自警団員二人、事情を聞こうとするが、その前に女の悲痛な叫びが木霊する】 【この場面だけ見れば疑いようもなく、そもそもこの胡散臭い男が信じられる訳もなく】 「なっ!?何ぃッ!?人殺しだとォっ!?」 「それは本当か!?み、皆さん!離れてください!!」 【女の言う事に動揺を隠せない自警団員、一先ず街の人々を離れさせ、人の作ったサークルの中に男女と自警団員がいる状態】 【何があったか、どういうことか、事情を聞こうとする自警団員、しかし男はここまで一切口を開いてはいない】 【目の前の百合にも反応は示さず、そもそも毒が効いているかもわからない、何故なら……】 「あっ先輩!この男目回してますよ!!」 「何ィっ!?」 【……どうやら、毒が効きすぎたか後頭部を打ったかは知らないが、目を回して気絶してしまっていたらしい】 【こうなってしまっては何か言おうにも言えず、そもそも麻痺とかの意味が無く───オマケに、殺人犯だと言われている容疑者が何故か気絶しているのであれば、更にややこしくなる】 「……あー…君、えっと……本当に殺人犯なの?こいつ……目回してるけど」 【片方の自警団員が男を揺り起こしている傍ら、困った様子のもう一人の自警団員が、女に改めて再確認をする】 【『こんなマヌケ面が殺人なんて出来るのだろうか?』とか、『こんな女性に返り討ちに合う殺人犯なんているか?』とか、自警団員の中は疑問で一杯だ】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/186
187: リーべ ◆my2He3rcPs [saga] 2015/03/10(火) 02:21:11.12 ID:OFmMZccDO >>185 ……ふふん、女子会か、それは悪くないな! なら私も追加注文しないと! ちょうどお腹すいてきたころなんだ! 【今すぐでなくていい、と言われれば少しほっとした表情となるリーべ】 【もう夜も遅いこともあり、極力「近所迷惑」になるようなことはしたくなかったのだ】 【その後女子会が始まれば、リーべはケーキやらポテトやらを注文して完全にお喋りモード】 【最初のベクターなんちゃらなんていう似非ヒップホップはすっかり忘れ、女の子同士の会話に花を咲かせるはずだ】 【──嵐の前の、というやつだろうか。その日のリーべは、いつも以上に笑顔が多かったという】 /了解です、わがまま言ってごめんなさい /では、お疲れさまでした、絡みありがとうございましたーっ! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/187
188: リリルカ・メリフルアス ◆CQH94LWMlU [sage saga] 2015/03/10(火) 02:33:36.56 ID:gNrdCWpgo >>186 【………ふと、冷静になり考える。私は今、とんでもなく馬鹿なのかもしれないと】 【駆け寄る自警団員の言葉で気づいた―――この男、眼を回している】 (………用意周到にする、意味……ないですわ……) 【冷静な思考に戻り始めれば、怒りが一瞬過るが最終的に呆れが強まる】 【あれやこれやと画策しても、どうにも上手くいかないのだから―――この男、ある意味悪運が強いタイプか】 【とりあえずスズランは消しておく。意味を為さないし、むしろ能力者とバレてしまうのは本意ではない】 【それに続いて、自警団員の質問に持ち前の演技力を駆使し、答える事にした】 えぇ……この路地裏の奥へと、行って貰えれば……この男の、した事が……。 私、必死になって逃げましたの……この男に腕を掴まれて、為す術もない……と思った矢先でしたわ。 【涙ながらに経緯を物語る。震える様に、声を絞り出して】 ……腕を振りほどこうとしたら、男が突然、倒れて―――何があったのか、分かりませんけど……。 【無理に説明する必要はない。状況は物語っているのだ。男は”突然”気絶した。それだけでいい】 【か弱い女性を演じ、涙で頬を濡らす―――周囲の一般人の声も彼女を擁護する声が大きい。下心もあるだろうが】 【内心、もう早くコイツを連れてってくれと心底疲弊した心の声が占めていた】 【一刻も早くこの場を立ち去り、後は”色々”手を回さないと、結局は厄介というもの――何より、男が目覚めないか心配だった】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/188
189: エース・セブン ◆81It1xIT0A [sage saga] 2015/03/10(火) 03:00:28.80 ID:l8tapAVHo >>188 「う、うむ……突然気絶した、と」 【流石の演技力だ、そうでなくてもか細い女性が血塗れになっていれば手放しに信じてしまいそうなもの】 【完璧過ぎるくらいに騙された男と比べてしまえば見劣りするが、しかしこの自警団員もしっかりと騙されてしまった】 ……う、う〜ん… 「あっ!先輩!こいつ目覚ましました!」 【しかしそうは問屋が卸さない、全くもってなんというか、間が悪い男である。このタイミングで気を取り戻してしまった】 【まだボンヤリする頭を振るって、周囲の状況を眺める男、一体全体何でこうなっているのかまるで理解していないようだ】 「おい貴様!殺人を起こしたというのは本当か!?」 【しかも、黙って連行すればいい物を、女から聞いた事を男にも確認を取ろうとする自警団員】 【当然ながら男には覚えが無く、頭にハテナをいくつも浮かべて……それから、彼なりに答えを導き出す】 ……あっ!そうだ!おい自警団!そうだよ殺人だよ!いや未遂か……どっちでもいいけど事件だって! あの女性が襲われたんだよ!まだ犯人が近くにいるかもしれない!ほら早く行けよ!点数稼ぐチャンスだぞ!! 「はぁ!?貴様以外にも仲間がいるのか!?」 えっ 「えっ」 【そりゃまあ、話は噛み合う筈も無い。男からしてみれば、『この女性が何者かに襲われた』というのみで、殺人だなんて思ってもいないのだから】 【全く噛み合わない話に、キョトンとして見つめ合う男と自警団、それから同時に女の方を見て】 えっ君が何者かに襲われたんだよね?この路地裏の奥で? 「えっ君が襲われたのはこの男なんだよね?」 「何これこわい」 【さて、どうやって話を纏めたものか……それは女の知恵と演技にかかっていそうだが】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/189
190: リリルカ・メリフルアス ◆CQH94LWMlU [sage saga] 2015/03/10(火) 03:17:28.55 ID:gNrdCWpgo >>189 【―――――起きるのね】 【自分がそうなるなと望めば、その方向に事態は進む……とんだ、厄日である】 【半ば心労も大きく、被害を食い止めるには「もう全員始末すればいいんじゃない?」と頭を過る】 (……えーっと、もうなんか面倒になってきましたわ……) 【男も馬鹿だが、自警団員も相当に馬鹿だ。犯人に確認を取っても、頷くはずがないというのに】 【ここまで状況証拠があってスムーズに事が進まないとは―――本当に呆れるばかりで】 ……自警団、というのも頼りにならないものなのです、わね……。 犯人に……やったのか、と聞いても頷くはずが、ありませんわっ! 貴方たち、正義を司る……この街を守る貴方たちは……いつも、肝心な時に助けてくれませんわ。 【落胆したような、諦めた様な。とにかく自警団員へと失望の声を露呈する】 【涙を流しながら、まるで”過去に何かあったかのような”話しぶりだった―――まあ、あながち間違ってはいないが】 私はその人に襲われましたわ。私のこの姿を見て、貴方たちは何を躊躇うのですか? それが貴方たちの……正義なら、私達は誰に助けを請えば……良いのでしょうね……。 【悪人はその男ただ一人。そうあくまでも主張する。涙ながらに訴えるこの姿で押し通らなければ、どうにもなるまい】 【彼には悪いが、冤罪で捕まって貰わなければ自分が疑われる。もし、これ以上…上手くいかないなら、最後の手段にでるしかない】 (それだけは避けたいですわ……疲れますし……) 【両手で顔を覆って、泣きじゃくりながら彼女は……】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/190
191: エース・セブン ◆81It1xIT0A [sage saga] 2015/03/10(火) 03:40:46.00 ID:l8tapAVHo >>190 【正義とは、時に非情な物だ───此の世で正義の成す事が、誰に取っても良い物とは限らない】 【女の主張はまるでそれを真に迫り訴えているかのようであった、聞き届けた自警団員は、民衆は、思い思いの形で賛同する】 「まあ、これだけ状況証拠が揃っていては疑う余地も無いな」 「そうですね」 そうだな、多分俺様が犯人かもしれない 【……言うまでもないが、この男は決して酔っ払ってはいない…と思う】 【ギャーギャー騒ぐのも束の間、女の涙で俄かに湿っぽくなった空気に、野次馬達も居てもいられなくなってくる者が多発】 【徐々に人の視線が外れて行く中、何故か自首する形でお縄につく男、やがて連行されていくだろう、これで女は晴れて自由の身───】 ……な、訳あるかーい!! 【そんな訳が無かった、というかようやく、本当にようやく、この男も『気付いた』らしい】 【左手を自分の胸に当てると、自警団員と、残っている人々に聞かせるように、大きな声で訴える】 アホかテメーら!俺様が殺人なんかする訳ねーだろ!俺様はミヤマクワガタすら殺せねーんだぞ!! 大体殺人するにしてもだ!こんな美しい女性を殺そうだなんて思う訳ねーだろ!勿体無い! 【それは、何処かズレているが、女性とはまた違う真に迫った訴えであった】 【しかも、この訴え、別に演技力が高い訳でなく、信じたくなる理由もないのだが、何故か信憑性が高く聞こえる。というか、男に対して『まるで無罪だ』と思えて来てしまう所があった】 【これはこの男の能力による物だ、『左手で触れた物に対する印象を錯覚させる』能力により、自身を無罪の人間だと強く錯覚させている】 【しかもこの能力、複数人に一斉にかければ、一人が信じると釣られて連鎖するような反応が起こり、次々に膨れ上がる】 【やがて、集まっていた人々は興味を無くして離れて行き、自警団員も「余り自警団をバカにしないこと」と忠告して持ち場に戻っていく】 ……やっべー……俺様殺人の冤罪被る所だったー… ……で、俺様が何をしたって? 【なんとか切り抜けた男は、溜息を吐いてから、さてと女に振り向いた】 【追い詰められていた筈の鼠が、猫に噛り付いた瞬間だ】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/191
192: リリルカ・メリフルアス ◆CQH94LWMlU [sage saga] 2015/03/10(火) 03:54:24.27 ID:gNrdCWpgo >>191 【湿っぽい雰囲気。彼女の心からの訴えに周囲も納得せざるを得ない】 【正義はいつだって後手だ―――だからこそ、目の前の悪を逃してはならない】 (これにて一件落着――――後は、処理をきちんと施して) 【問題ない、これで男が冤罪で連行されるだけだ。後は素性が明るみにでないように根回しするだけだ】 【そうだな、流石に可哀想だからこの男も……まあ、どうでもいいかしら】 (…………って、え?) 【と、思いきや男の絶叫の説得に呼応するかの様に、周囲の人間たちは”納得”させられていく】 【まさかとは思うが……これは、この状況は――――この男、能力者だったのか】 【やがて辺りから人が去り、表通りは通常の雑踏となる。彼女は少し驚いた様に眼を見開いていた】 【男が振り向き、視線が交わる。まあ、当然ながら怒り心頭と言った所なのだろうか】 ………わあ、面白い能力ですのね。 流石に切り抜けられないでしょう……と、思ったんですけど。 【虚偽の涙を拭い、くすりと笑みを浮かべて男から距離を取った。この雑多の中、戦う事はないだろうが……】 あのまま捕まっていれば、冤罪ですけど。まあ、私が後から直ぐに釈放されるように根回ししましたのに。 無駄に騒ぎになってしまって、なんだか骨折り損ですわ……まあ、此処まで来たら、どうでもいいですが。 失礼しましたわ。私、貴方をハメようとしましたわ―――お互い、何もなかったのだし……茶目っ気、という事で不問にはしてくださらない? 【にっこり、と微笑みかけながらこの辺りで”何もなかったこと”にしろと彼女は言う】 【何もなかった、というには……まあ、彼の後頭部への衝撃と毒物の件は明らかに”何かあった”のだけども】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/192
193: エース・セブン ◆81It1xIT0A [sage saga] 2015/03/10(火) 04:11:22.00 ID:l8tapAVHo >>192 あのなぁ─── 【涙を拭い、距離を取る女。対する男の表情は怒っているようでは、どうやらないようだ】 【女の申し出に呆れたみたいに息を吐くと、したり顔になってこう続ける】 嘘をつくならもっと上手く付けよ、ハナっからバレバレだったぜ?いやホント 見付けたのが俺様でよかったな、俺様は女の嘘は許す人間だから?まあ乗ってやったけど?騙されたフリしてあげたけど? でもだからって人を殺人犯に仕立て上げるのは勘弁だな、俺様に前科が付いたら全国の女が悲しんじまうから、な? 【何を言うかと思えば、超早口でまさかの『わざと騙されてました』アピールだ。勿論そんな事はない、しっかり騙されていた】 【とはいえ、騙された事を怒っているようではないらしい、高過ぎる自尊心が怒りすらも凌駕しているようだ】 ま、いいけど、騙そうとするって事はそれなりの理由があるって事だろ?あーいいよ言わなくて、皆まで言うな、俺様には分かるからその気持ち まあ女には秘密の一つや二つある方がいいもんな、俺様だってそれを暴こうとする程野暮な男じゃねーよ 見た所普通に歩けるようだし、今の内にさっさと行きな、今なら自警団もあっち行ってるから心配いらねーぜ、なーに礼はいらねーよ 【本性が出たら、これはこれでとんでも無くウザったい奴である。何故か同類と思っている辺りが特に】 【加えて、『自警団はお前の為に追い払った』とでも言わんばかりのこの台詞、ドヤ顔も相俟って凄く殴りたくなるが、これには能力は関係していない、天然物だと付け加えておく】 【何はともあれ、この男には女をどうにかしようという気は無いようで、思うと言えば『とんでもない悪女を掴まされた』くらいの物。女がこの場を離れる事は簡単だろう】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/193
194: リリルカ・メリフルアス ◆CQH94LWMlU [sage saga] 2015/03/10(火) 04:21:26.47 ID:gNrdCWpgo >>193 (あー……やっぱり、馬鹿なんですわ……) 【早口で捲し立てられて、なんとも情けない言葉の羅列に本当に涙してしまいそうになる】 【とはいえ怒りに任せて、向かってこないだけ良いというものか―――さて、と?】 ふふ、寛大な貴方の心に感謝致しますわ。今日の事は、お互い忘れましょう。 【それでは、と一礼して……その場から立ち去ろうとするが】 【数歩”覚束ない足取りで”歩いたが、立ち止まり、再度男へと向き直った】 ……暴漢に襲われたのは事実ですわ。それだけは本当ですのよ? それと……その路地裏、奥へは行かない事をオススメ致しますわ。 【にっこり、と最後に柔和な笑みを向けて―――また歩き出した】 【ふらふら、と揺れる身体は演技などではなく……本当に、彼女は弱っていたのだろう】 【男が何も引き止めなければ、最後の忠告を残して彼女は雑多へと消えていく】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/194
195: エース・セブン ◆81It1xIT0A [sage saga] 2015/03/10(火) 04:28:51.00 ID:l8tapAVHo >>194 ……好き好んでいかねーよ、怖いし……あぁいやいや怖くないぞ!うん!別に怖い訳じゃないがそこまで言うなら行かない! 【言うまでもなく、あの奥を確かめようだなんて考える人間ではない、自分が一番可愛いのだから、危険だとわかる場所に行くものか】 【端的に言えば怖いだけなのだが、そんな事言えば情けない、だからと言って誤魔化そうとすると余計に情けないのを彼は知らない】 【女の足取りは覚束ないが、これ以上関わっていると更に巻き込まれそうなので、踵を返し逆方向に歩いて行く事にした】 【……帰り際、女がしがみ付いていた方の腕の残り香を感じてみたりしたが、それを彼女が知ってるか知らないかは、また別の話】 /お疲れ様でしたー http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/195
196: リリルカ・メリフルアス ◆CQH94LWMlU [sage saga] 2015/03/10(火) 04:34:56.35 ID:gNrdCWpgo >>195 ………はあ、とんだ災難でしたわ。 【男の叫び声を背に受けて、そのまま雑多へと消える】 【帰路の途中、ふと立ち止まり―――携帯電話を取り出して】 もしもし、えぇ、私ですわ……街の、路地裏ですわ。処理、お願いしますわね。 【誰に電話をしているのやら……そうして、カーディガンのポケットから】 ………それと身元を探ってほしい方が居ますの……えぇ、特徴は馬鹿っぽい――――。 【男から渡され、そのまま持ち帰ってしまったハンカチ】 【それを見つめながら、彼女は薄く笑みを浮かべて電話の向こうへと話しかけていた】 /お疲れ様でしたっ http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/196
197: ヴァローナ ◆8R7odKA9zA [sage] 2015/03/10(火) 14:39:28.22 ID:Ko2Xs5VRo >>146 /折角のところほんとうにすみません、寝てしまっていました /また機会があればよろしくお願いします http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/197
198: ヴェール・カタストルフ [sage sage] 2015/03/10(火) 14:58:12.88 ID:aPJWbhHpO /いえいえお気になさらずに、また機会があったら宜しくです http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/198
199: カミナ・ゲルギル [sage] 2015/03/10(火) 19:42:35.04 ID:TebYHvXUo 【街中】 …………やれやれ、本当に何処までも後手に回っておるものじゃな よもやUTの頭が攫われる事態になろうとは、民衆や我々にどれだけの影を落とすことになろうか 【大きな噴水が目印となっている、とある街の中央広場】 【その一角に備え付けられたベンチに座り、新聞を捲りながら独り言を呟く人物がいた】 【身長は140cm程度であろうか。腰まで伸びた炎のように鮮やかな紅蓮の髪と、漆黒の瞳をしている】 【桜色の簡素なデザインの着物を纏い、胸元には"緋色の鷹"を模したワッペン】 【腰には茶色の鞘に収まった剣を下げており】 【肩付近にはバスケットボールほどの大きさの、淡く光る白い"虫"のような物体が浮かんでいた】 わらわも何らかの働き掛けを出来たならばよいのじゃが……今、どれほど動けるようか 自由といえば聞こえもよいが、人を使えぬ身分では使える手も自ずと限られてくるものじゃな―― 【ふっ……と、小さく息を吐きながらも新聞を畳む】 【その吐息に篭められていた感情は己の無力に対するものか、其れ共激流のごとく変わり続ける情勢に対する憂いか】 【もし傍を通りかかることがあったならば、そんな少女の姿が目に留まるかもしれない】 【また、近くで事件などが発生したならば少女が何らかの反応を示すだろうか】 /一時になったら持ち越しお願いします! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/199
200: エクレア ◆GBHFWL/yB. [sage saga ] 2015/03/10(火) 20:41:18.24 ID:QyVid19tO 【ある街の一角にある廃墟】 【普段は良くない輩が集う溜まり場となっているのだが】 【本日は、少し様子が違った】 ………………ん… 【辺りは騒然と散らかる中で】 【膝下まで伸びる外ハネの長く、更に前髪も目元どころか肩口まで伸びた白髪、また、時期外れの黒いワンピースの上から緑の外套を羽織った女性の姿があった】 【……しかし、その女性の両腕は黒い甲殻を持った、身体にはアンバランスな大きな爪と化しており】 【その手には、女性の身長より有るのでは無いかという巨大な銀の機械弓があった】 ……これくらいで…………いいかな… 【女性――エクレア・カオスは、簡単に言えばこの廃墟を溜まり場にする不良の排除という依頼で来ていた】 【排除と言っても、近隣の住民が不安だからどうにかしてくれ、という程度の物であり】 【路銀が心もとないエクレアが、それを引き受けたという話だ】 ……行こう… 【そして、今しがた不良達を適当に追い払った彼女は、入り口へと戻り出ようとする】 【こう言う場所には、あまり長居はしない方が得策であるからだ】 【巡回に来る人間だったり、良からぬ人間だったり、色々居たりするからだが……】 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/200
201: リーべ ◆my2He3rcPs [saga] 2015/03/10(火) 21:15:16.08 ID:OFmMZccDO >>199 ──ふふん、お前もどーやら、セリーナ・ザ・"キッド"の動向に興味があるよーだなっ! 【夜。恐らくは紅蓮の彼女に向けた声が、噴水広場に響いた】 【だが周囲を見ても「それらしい」人間はいない──なら、どこから……!?】 ふふふふふんっ! 少しっ! 話をっ! 聞かせてっ! もらおーかっ! と────ぅっ!! 【……上。上だ! 噴水、そう、「彼女」は「噴水の上」に「立って」いた……!】 【それは夜色の長髪に夜色の瞳をした、18歳くらいの少女だった】 【布に包まれた刀剣らしきものを背負い、長いコートを翻し、彼女は──高く、跳躍ッッ!】 【そのまま噴水の縁に華麗に降り、立ち……つるっ】 あっ 【 あっ 】 【──ざっぱーん。噴水広場に第2の噴水を高々と打ち上げ、少女の運命は当然の結末を迎えた】 【ちなみにこの少女。先日アインという魔術師に襲撃された国立図書館の防衛に参加しており──】 【──ニュースでは、協力者として名前やら顔やらがたまに報道されているのである】 /まだいらっしゃいますか? http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/201
202: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage] 2015/03/10(火) 21:36:01.30 ID:TebYHvXUo >>201 ………………………… 【無言。ヒーローショーじみた派手な登場シーンと急転落下という】 【突然すぎる展開に語るべき言葉を探り、しかして適当な其れが思い浮かばず】 【眉間を指で押さえるような仕草を取った後――】 …………なんじゃ御主は、新手の芸人か何かかの? こう見えてわらわも忙しいのでな、遊ぶならばもっと暇そうな者を見繕って誘うがいい 【取り敢えず、噴水に向けて諭すような口調で告げる】 【先のニュースは少女も目にしていたが】 【まさかこの奇行を起こした人物が勇敢に立ち向かった一人であるなどと思わず】 【この時点では素性については気づいていないようであった】 /発見遅れましたがおりますよ! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/202
203: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage] 2015/03/10(火) 21:39:42.18 ID:92V4ek3jo 【路地裏】 【──すらりとした女が、佇んでいる】 ……ふむ。困ったな。 【胸元まで垂らされたプラチナブロンドと白い肌は、雪国の出であろうことを思わせる】 【服装は金具で内側を止めたチェスターフィールドコートに、インにはスポーティなホワイトのタートルネック】 【右肩から先は欠損しているらしく、彼女が動く度に、袖が柳の様に揺れる。脚も悪いのか、左手では杖を突いていた】 【そのままなら、多少目を惹く程度の光景だったが──ある一点において、明らかな異常がそこに介在している】 【女の目の前には、屍体。それも、全身をかなり切り刻まれている。執拗に、病的といえる迄に、だ】 よくよく、私は殺人鬼に縁があるらしいね。こんな所を見られたら、また昨日と同じ展開だ。 まぁ、どっちでもいいんだけど。……監視カメラにでも写ってたら面倒だなぁ。怪しすぎる。 【独り言を呟きながら、目を瞑り、ため息をつく。返り血を浴びていないことから下手人ではないと思われるが──】 【どちらにせよ、この光景の前でこんな事を呟いているのは碌な人物とは言えないだろう】 /1時前には落ちます http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/203
204: リーべ ◆my2He3rcPs [saga] 2015/03/10(火) 21:51:16.94 ID:OFmMZccDO >>202 【ぶくぶくぶくぶくぶくぶく……噴水の下の泉部分から、泡が浮かぶ】 【まぁ当然彼女が出す泡なのだろう。それにしても、芸人と言われても仕方のない登場だ】 【スベって、オチる。うーん、彼女は正義の味方のスーパーヒーローよりも、絶対芸人を目指すべきだ。間違いない】 …………っぶ、は──!! あっ……は、はぁっ……はぁっ……し、死ぬかと思った……!! ぜ、ぇっ……か、ひゅー、ふ、はぁっ……、はぁ、……は、ぁ…… 【ざぱ! と勢いよく水から出てくる少女。夜色の髪も水に濡れ、もはや海坊主状態である】 【そしてぺた、ぺたと噴水の縁に手をかけ、貞子よろしく噴水から這い出る少女。怖くはないが、間抜けっぷりが際立つワンシーンだ】 ……ふっ……ふふん。わ、私、も……い、忙しいんだ、ぞ? あ、遊ぶとかおま、お前……っ、っ、は──はっくしょん……し、じ、失礼、だ、な……ぶしっ! と、ところで、せ、セリーナ──えぇえっくしっ! 【セリーナ。そう聞こえた気もする。でも、くしゃみの一部だったような気もする】 【春が近づいてきたとはいえ、夜はまだまだ寒い。そんな中水に落ちたのだから、そりゃあくしゃみ連発くらいはするだろう】 【──紅蓮の彼女が呆れてこの場を立ち去らないことを、願うばかりだ】 /よろしくお願いします! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1425741001/204
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