[過去ログ] 【ひとっ走り】能力者スレ【付き合えよ!】 (1002レス)
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453(1): ノア◆CQH94LWMlU [sage saga] 2015/03/14(土)17:01 ID:0Bcvlaw/o(7/9) AAS
>>441
んー……んー……んー……へへっ……。
【ゆらゆら、ゆらゆらと頭が右に左に……その度に掌で受け止められて、押し返されて】
【これは面白い、と笑みを浮かべながら、むしろ落ち着いて座れない事を享受していた】
【とはいえ酔いに呑まれつつある身体で、頭をふらふらさせるのはお薦め出来ないというもので】
らいじょうぶ、らいじょうぶ……帰れるし、迷子じゃないし……。
ていうかもう、お酒とか二度とのまらいよ――――……うぶ。
【――――軽口を叩ける辺り、まだ元気だけど。問題はそこじゃないんだ】
【ふらふら頭をさせていた所為か、酔いの回りは絶好調。当然、吐き気も込み上げてくるというものだ】
【ばしっ、と口を手で抑えて少年は”なんだこれ意味わかんない”と吐き気に対して驚いた眼を男に向けていた】
省6
454(1): ヴェール=カタストルフ [saga sage] 2015/03/14(土)17:02 ID:lInVntHRO携(2/3) AAS
>>451
【全てを燃やし尽くさんと轟々と燃えさかる火柱が2人を包む】
【男の流した血の色の様に紅く、高く火柱上がる】
【頭を鷲掴みにし狂気な笑顔を浮かべる少年に男も狂気の笑顔をで応える】
【少年の周りには自分の血が結晶化していた。当然だ。少年は一度この焔を凍らせた】
【燃やされるのならば再び同じ様に攻略してくるだろう】
【──だからどうした】
【奇をてらう、策を講じる、様子を見る】
【そんなものは等に意味をなさない。戦いの純度を低くするだけだ】
……ガッ…!……ぐ、ァ……
省17
455(1): 鳩ヶ谷 廉◆eKWCneGadk [ ] 2015/03/14(土)17:06 ID:zLDwawUYO携(4/6) AAS
>>452
【もうすでに、目的は叶えていたのか……】
【そしてあいつと再び相対したのか──】
──……、
【青年は、あえて襟首を捕まれた。そして少年の叫びを聞いた。】
・・
【自分にはない強さのために、身を捧げる。】
【それを実行する意思は、とても強いものだと思う。】
【青年には真似できない──最初から持っていたわけではないが、彼は苦労して能力を手に入れたわけでもないから少年からすれば変わらないことだろう。】
【その能力がなかった場合を考えると、持たざる者としていくら望みはしても少年のように身を削るような真似はできなかったはずだ。】
省14
456(1): [sage saga] 2015/03/14(土)17:39 ID:oo7Ud2O30(8/10) AAS
>>453
「そりゃ子供があれだけの量を一気に飲めば気持ち悪くもなるだろうよ
――――……おい。水も酒も飲み干しやがって俺の旅路の貴重な水分をどうしてくれんだアホ」
【酒の瓶は空。水の瓶も空。財布には少しのお金】
【水はまだ公園の水道の物を注げば良しとしても、流石に蛇口から酒が出てくる所なんて無くて】
【旅の楽しみでもある酒。ひっくり返したところで雫の一滴が落ちる程度】
「大丈夫とか言いながら満身創痍だろうが……オマケに今更気持ち悪いとか言いやがって
俺はクスリも何も持ってねェぞ?
――――酒が抜けるまで数時間は掛かるな。それまでの辛抱だ……と言うが、辛いモンは辛いよな」
【酒には強い方なのだから、当然薬の類を持ち歩くはずも無い】
省8
457(2): 天野ソラ◆81It1xIT0A [sage saga] 2015/03/14(土)17:40 ID:3JT5C0NSo(7/8) AAS
>>455
【怒りのままに、哀しみのままに全てを吐き出す、まだ全てではないけれど、今言いたい事は殆ど言った】
【鳩ヶ谷の襟にぶら下がるように頭を垂れて、息を荒くし俯く、その頭に鳩ヶ谷のハットが乗せられた】
……なんで、だよ……っ!
【この『何で』には、沢山の意味が込められていた】
【『なんでそんなに前向きでいられる?』『なんでそんなに落ち着いていられる?』『なんで自分は勝てない?』『なんでそんなに優しく出来る?』】
【憎いんだ、アーグもそうだが、あの時に家族を救わなかった正義の連中も、力を持っていた人間も、今自分にない物を持つ人も、だからこんなに叫べたのに】
【それなのに、なんでこの男はそんな自分を否定しない、怒らない】
……ずりぃよ″……ア″ンタ……!
【喉が震えて、声が上手く出せない。震えた声で一言言うと、鳩ヶ谷の襟首から両手がスルリとほどけて落ちる】
省7
458(1): ノア◆CQH94LWMlU [sage saga] 2015/03/14(土)17:52 ID:0Bcvlaw/o(8/9) AAS
>>456
【じゃあ、止めろよ……と言わんばかりに男を下から睨み上げる】
【先ほどまでは酔いの作用か、気分が良かったのに吐きそうになれば途端にテンションガタ落ちである】
【気分の移り変わりを促す、悪魔の水と称する事にした―――もう、飲まないぞ……】
……えっ、数時間……めんどくさー……。
【この気持ち悪い状態が数時間も続くのか、と少年は絶句していた】
【やはり大人は分からない……酒なんて、必要なのか……】
【背中を擦られる。気怠そうに、悪態をついて、説教じみていた男の優しさが見えた気がして】
【酔い頭ながら、不器用な人なのかと思いながら好意を受け取る事にした―――酔っているから、だけど】
省5
459(1): ワザワイ・エスパス 2015/03/14(土)18:09 ID:vWSLiuHF0(4/4) AAS
>>454
【あまりにも狂力過ぎる能力同士の衝突】
【その奔流に耐えきれずに砕ける地面、ひしゃげる倉庫】
【大袈裟ではなくこの世の終わりを彷彿とさせる自然災害に匹敵するぶつかり合い】
【その中心、一帯が焦土と化した中でなお仁王立ちをする青年の目の前の砂埃が、今、晴れる】
省11
460(1): [sage saga] 2015/03/14(土)18:12 ID:oo7Ud2O30(9/10) AAS
>>458
「普通に飲んでりゃ先ず気持ち悪くも具合悪くもならねェよ
武器にも使い方が有る様に酒にも飲み方がある。その辺りは……大人になれば分かるだろ。多分」
【酒を飲んで逃げたい日が来るならば――――恐らくは、其の時にでも】
【それとも仲間での飲みか、何かは分からないが。何れ適齢になれば、きっと】
【そもそも今日の出来事が余程焼き付いたならば、酒に手を出すことも無いのかも知れないが】
「知りたくも無い奴の名前を聞いてどうすんだよ……お手製の恨み辛みノートにでも俺の名前を書くつもりか?
……リデル=シカトリス。とある軍の斬り込み隊長さ
こう見えてもお前さんよりもう少し小さい頃から――――……なんて話してたらまた年寄り臭いとか言われちまいそうだな
ほら。とっととご主人様の所に尻尾振って帰らないと朝飯もお預けだぜ?
省6
461(1): 鳩ヶ谷 廉◆eKWCneGadk [ ] 2015/03/14(土)18:15 ID:zLDwawUYO携(5/6) AAS
>>457
……違うね。君は進めない方向がわからないんじゃない。進みたい方向があって闇雲に進んでたら壁にぶち当たって立ち止まってるだけだ。
分かってるけど踏み込めないんだ。だから分からないって思い込んでるだけなんだ。
──今の君にとって向くべき方向は、君がこれ以上進めないと感じた方向だよ、強くなれないって思い込んでんだ。だから勝てないって思い込んでるんだ。くだらない思い込みだよ。
──独りってのもよくねーな。俺もなんだかんだ櫻の国出てからは1人でいるけれど1人で生きてきた訳じゃあない。
進むべき道も自分で決めてきたけど、誰の手も借りなかった訳じゃない。
強さ=勝利じゃねえんだ。俺やみんなが力を合わせてスラウロットでアーグに勝てたってのは紛れもない事実だぞ。
どでかい目的を遂行したければ、何より独りじゃあダメだ。能力以上の結果を出したきゃな。──
省3
462(1): ノア◆CQH94LWMlU [sage saga] 2015/03/14(土)18:28 ID:0Bcvlaw/o(9/9) AAS
>>460
別に……名前知ってりゃ、得でしょ。色々と。
リデルのおじさんね。僕はノアだよ。覚えておかなくてもいいけど。
………軍ねぇ。まあ、僕には関係ないけど、大変だね。
【お互いに名乗りを上げたあと、んー、とまた大きく伸びをして―――うげっ、と再度こみ上げる吐き気】
【先ほどの水で逆流は免れているけど、家路につく頃にはトイレに篭もる事になりそうだ……】
はいはい、仕方ないから帰ってあげるよ……気分も、最悪だしね……。
お金ないにしても、ベンチで寝てると腰痛めるからね―――気をつけて。
省6
463: [sage saga] 2015/03/14(土)18:32 ID:oo7Ud2O30(10/10) AAS
>>462
/了解です、お疲れ様でありましたっ!
/7時には再度で掛ける事になっているので、そちらのレスで〆という事でお願い致したく!
/改めてお疲れ様でしたー!また機会がありましたら!
464(1): 鳩ヶ谷 廉◆eKWCneGadk [ ] 2015/03/14(土)18:38 ID:zLDwawUYO携(6/6) AAS
>>457
つぎだいぶ返事遅れます。
もしあれなら、絡みを切ってしまっても構いません。
465(1): 天野ソラ◆81It1xIT0A [sage saga] 2015/03/14(土)18:53 ID:3JT5C0NSo(8/8) AAS
>>461
【いつの間にか嗚咽が漏れていた、以前とは逆だ】
【挫折があって、前向きさがあって、励まし励まされる。前に鳩ヶ谷と出会った時と全く逆の構図だった】
…………
【『知った風な口を聞くな』、いつもならそう言っていた、心が弱まっていなければ、その言葉を聞き入れようともしなかっただろう】
【だが今は違う、心が弱っているからこそ、他者を拒む障壁が無くなり、図星の言葉を聞き入れる事が出来る】
【『壁を見て諦めていた』、そうなのかもしれない……いや、そうだったのだ、ずっとずっと、道を見失ったつもりでいた】
【でも、もう道は見付けた、たった今、目の前の男がすくい上げてくれたから】
【鳩ヶ谷の手を、傷だらけの手が掴む、一人ではあんなに大変だったのに、とても楽に立ち上がる事が出来た】
───有難う、鳩ヶ谷……サン
省8
466: ヴェール=カタストルフ [saga sage] 2015/03/14(土)18:59 ID:lInVntHRO携(3/3) AAS
>>459
【狂人達の能力のぶつかり合いにより当初の寂れた倉庫群はもはやボロボロなただの廃墟とかしている】
【少年がするりと男の手から抜けていき地面に倒れる】
【その時男の意識は等になく目も耳も頭も機能していない】
【体の傷は所々焼灼されてひどい火傷となっておるが血は大方止まり出血死の心配はないだろうが軽傷とは冗談でもいえない】
【だが少年が発した言葉はわかった、最初の方はよく聞き取れなかったが『また遊ぼう』などと言っていたのは聞き取れた】
【殺し合いに『また』などない、が今の男は自分が立っているか立っていないのかすら感覚はない】
【少年は死んでいるのか生きているのか?それすら確認をすることはできない状況だ】
【だからこそ男は笑いながら掠れた声で少年に応える】
省14
467: 鳩ヶ谷 廉◆eKWCneGadk [ ] 2015/03/14(土)20:27 ID:NQdQH5sTO携(1) AAS
>>465
/遅れてすいません、お疲れさまでした!
468(2): [saga] 2015/03/14(土)20:37 ID:haZph0Cv0(1/4) AAS
【―――水の国のとある街、人通りの多い商店街の大通り】
【週末という事もあってか道行く人々の足取りは心なしか軽い。或る人の顔は楽しげに綻び、或る人は千鳥足で顔を赤らめ】
【十人十色の表情が行き交う中で、ふわりと夜風が大通りを吹き抜ける。秋の気配が顔を覗かせる今日この頃、夜風は涼しく心地良い】
【空を見上げれば、紺碧の夜空が広がる。澄んだ空には丸いお月様が上っていて、煌々と地上を照らし出す―――】
【そんな商店街の大通りを、道行く人々の波に紛れて歩くのは一人の女性。】
【上質の絹糸のようなブロンドの長髪を時折吹く風にさらりと靡かせ、頭には白いキャスケットを被り】
【マリンブルーの瞳は優しく澄み、口元の笑窪や右の目元の泣きぼくろが整った目鼻立ちの顔にアクセントを加える】
【腰までの丈の白いレースチュニックは季節に合わせて涼しげな半袖、そこからすらっと伸びる手首は白魚のよう】
【チュニックのレース地の下から薄らと覗くシャツの桜色は、白色主体のコーディネートに可愛さのアクセント】
【オーソドックスな紺色のジーンズはスキニーな感じで、すらりと長い脚のシルエットを際立たせるよう】
省10
469: [saga] 2015/03/14(土)20:54 ID:haZph0Cv0(2/4) AAS
>>468
//秋ちゃう、春です……
470(1): (不明なsoftbank) [sage saga] 2015/03/14(土)21:17 ID:vp7Ao0pw0(1/3) AAS
>>468
【一人、彼女の存在に強く反応する男の姿があった】
【束ねたシルバーブロンドの髪は普段より数本髪の毛が漏れていて、やや雑に縛ったのか】
【若干しわしわとした白いシャツとその上の鼠色のベストも男の元気が無いようにみせてしまっていた】
【どうやら男は知り合いらしく、後ろ姿でも彼女がその人だと解ったらしい……が】
……あっ………………、う……っ…………
【声をかけよう、そう思った時だった、彼は躊躇し 急に声が出なくなっていた】
【最初のあっという声だけは彼女に聞こえるかも知れない、それで振り返るかも知れないが】
【振り返っても男は何だか複雑な表情を浮かべているだろう、此方に気付いたら直ぐにいつもの顔に戻そうとするが それも少しぎこちなくて】
【ターコイズブルーの瞳はなんだか、出来るだけ彼女と視線が合わないように動いていた】
省1
471(1): [saga] 2015/03/14(土)21:49 ID:haZph0Cv0(3/4) AAS
>>470
ん?―――あら、エルヴェツィオ、……様……?
【背後で聞こえた声に振り向けば、其処に居たのは顔馴染みの男。何度も見たその顔は忘れる筈もない】
【―――同時に、いつも見ていたからこそ違和感にも気が付いて。微笑みと共に挨拶しようとした声が、詰まる】
【彼の様子が妙だ。何時もなら気さくに声でも掛けてくれるだろうに、今日は一体どうしたというのだ】
【何かあったという事は感じている。彼とは伊達に長く付き合っている訳ではない、変わった所があれば直ぐに分かる】
【いつも親しかった人が突然こんなにも露骨に目を逸らされたりするようになれば、不安にもなる。】
【しかし、その原因は?思い当たる節といえば、……――――あった。先日のドラクレア島での戦いだ】
【あの時何かあった事は、その後の彼の様子から分かっている。その影響が未だに残っているのだろうか】
【腕も、戦いの時のものなのか。どちらにせよ彼の様子に覇気は無く、明らかに深刻だ】
省4
472(1): 上・ジョシュア 下・マシラ 2015/03/14(土)21:53 ID:h9LXehodo(1/3) AAS
【街外れ とあるお店の中】
【夜になっても活気の絶えない中心部から離れ、一転して閑散とした雰囲気の漂う街の外れ】
【行き交う人も疎らなその一角に小さな店が建っている】
【「義肢、魔銃のご依頼承ります!マジックショップ<Fairy's Gift>」】
【そう書かれた看板を下げたその店は】
【白い壁に赤色の三角屋根、丸い窓に半円形の黄色い扉】
【まるで物語に出てくるような、可愛らしい外観の建物であった】
【店の壁には「アクセサリー、始めました!」という張り紙が見える】
【もし何らかの理由で興味を持ち、扉を開くことがあったならば――】
うぅん……ホワイトデーだし、折角だからいっぱい焼いてみたんだけど
省29
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